みんなの議会

厚岸町議会 平成14年第4回定例会 2002年12月11日

(1)障害児、障害者の支援策について/(2)自転車の交通安全対策について/(3)三角ツブについて

2002年12月11日、厚岸町議会の一般質問で、室﨑正之議員が「障害児、障害者の支援策について」「自転車の交通安全対策について」「三角ツブについて」について質問し、町長、教育長、町民課長、総務課長、水産課長、建設課長が答弁しました。

質問者
室﨑正之 議員
答弁者
町長、教育長、町民課長、総務課長、水産課長、建設課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 10番

さきに通告書にてご通告申し上げました一般質問について質問を申し上げます。第1は、障害児、障害者の支援策であります。その1つとして、町の行う障害児支援の施策の現状と課題、そして今後の計画並びに展望をお示しいただきたい。2点目は、自転車の交通安全対策であります。今年度において町は自転車の交通安全対策としてどのような施策を行ってきたのか。自転車の場合にはこの特性から申しまして加害者となる場合と被害者となる場合と両方がございます。それで、双方の面から具体的にこの施策を説明していただきたいということであります。3点目はいわゆる三角ツブについてであります。これは俗に三角ツブと申しておりますが、和名ではエゾチヂミボラ、オオウヨウラク、チシマタマガイというようなたぐいの肉食性貝類が今湖内に非常に多く発生しておりまして、いろいろ漁業被害を起こしているというふうに伺っておりまして、この繁殖状況等につきましては今年他機関を利用して厚岸町は調査しているというふうに伺っておりますので、それによってはっきりした成果と言いますか、それを示していただきたい。すなわち、繁殖状況及び漁業被害の状況、これをお示しいただきたい。また、今年度のそういう調査結果の成果ですね。それから、それをもとにして今後どのような施策を展開されようとしているのか、今後の対策についてもお示しをいただきたい。以上が1回目の質問でございます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長

10番、室﨑議員のご質問にお答えをいたします。まず、1点目の障害児、障害者の支援策についてでありますが、最初に町の行う障害児支援の施策の現状と課題及び今後の計画並びに展望についてでありますが、ご質問にあります障害児は18歳未満で身体に障害のある児童、または知的障害のある児童でありまして、当町においては障害者手帳保持者 583名、療育手帳保持者につきましては53名と推定されております。障害児の状況につきましては、身体障害児は11名、知的障害児は14名でありまして、身体障害児は全員在宅であり、知的障害児のうち12名が在宅であります。町が行う障害児支援といたしましては、まず保健部門では乳幼児期における障害の早期発見、早期療育につなげるため、赤ちゃん相談、新生児・乳幼児訪問指導、乳児一般健康診査、1歳6カ月健診などによって、経過観察や各種相談業務を行っております。また、これら健康診査によって障害が認められた場合、二次的な機関の利用や専門医への受診についての相談業務も行っております。障害が認められた児童については、就学前までの期間、北海道の早期療育システムとして道立白糠学園地域療育センターの指導をいただき、平成6年度から厚岸町母子通園センターを設置し、心身に障害のある児童を対象に基本的な生活習慣の確立、知的発達、運動発達及び言語発達等を促進し、その育成を助長するための療育や相談指導を中心に行っております。さらには、町内2カ所の認可保育所で障害児保育を行っております。課題といたしましては、早期療育につなげるため、各種乳幼児健康診査の受診率の向上を図ることや、母子通園センター、保育所の障害児保育では専門的な保育や療育指導が不十分なこともあり、今後専門的なスタッフを白糠学園などからの協力を得て後方支援など、一層の活用を図り、さらには母子通園センターに通園する児童の親の会が結成されておりますので、在宅療育を一層自立させるため、今後におきましてもレスパイト事業など、町民に広く理解していただくスタッフの派遣やベビーシッターなど協力してまいりたいと考えております。次に、今後の計画並びに展望についてでありますが、障害児を持つ保護者の希望は、第1に障害がなくなってほしい、全治できなくても改善してほしい。第2に、たとえ障害があっても普通の子供たちとともに育ち、社会の中で生活できるようになってほしいが願いだと言われております。障害児が地域の一員として社会に溶け込み生活できる共生社会を実現するためには、町民が障害や障害児を正しく理解することが必要であります。障害を問題としてとらえるのではなくノーマライゼーションの理念でも明らかなように、障害を一つの個性として認識する発想の転換が求められております。町では本年町民がつくる健康なまちづくり計画「みんなすこやかあっけし21」でノーマライゼーションの理念に基づく健康づくりを進める上で、障害のある児童や障害を残してしまうおそれのある児童について、その児童や家族が望む社会生活ができるように支援し、その方法の一つとしてすべての世代において障害のある人に対して家族と専門職との連携によるケアマネジメントを進めていくことが必要と考えております。基本的には、平成16年度を目標年次とした厚岸町障害者福祉計画に基づき、その展開を図ることになりますが、これら施策の実施に当たっては高齢者や障害者が地域で快適な生活を営むことのできる福祉でまちづくりを進めてまいりたいと考えております。次に、聴覚障害者に対する支援策の現状と今後の計画及び展望についてのお尋ねでありますが、障害に対する取り組みを複雑にしている理由の一つとしてその個別性、階層性があると言われております。それぞれの障害はその障害独自の問題を内在していますし、またその病状も重度から軽度、発症の時期が先天性か後天性かなど、まさに障害の種類は障害を持っている人と同数あると言っても過言ではありません。こうしたことから、町はすべての障害に対して対応できている状況にはありません。特に今回ご質問にあります聴覚障害者の支援策の現状に関しましては、ほとんどないのがその実態であります。現在、町での対応といたしましては北海道の補装具、日常生活用具給付事業の申請に伴う進達事務や町民課窓口、あみか21の窓口に設置してありますNTTグループによる電話お願い帳、また施設としてはあみか21における緊急時誘導システムがあります。聴覚障害は一見障害があるのかないのかわかりにくく、後方から声をかけられても返事ができないので、相手側から誤解を招くことがあります。健聴者に対するのと同じように普通に話されても理解できないこともあります。このような場合、コミュニケーションの不成立が生じます。難聴には伝音性難聴、感音性難聴があり、前者はお年寄りに多く補聴器で音を増幅すればある程度改善されますが、後者の場合、ある特定の周波数をとらえることができないために、補聴器による効果は伝音性難聴ほどではないのが実情であります。加えて、音が正確に伝わらず発語も異常になり、変なしゃべり方をする人というレッテルが張られてしまいます。聴覚障害者は日常生活でさまざまな不自由がありますが、現在は携帯メール、インターネットの普及によって幾分解消されているようであります。つまり、聴覚障害者はパソコンを必需品として、情報の多くをインターネットで得ていることを認識することが必要であります。また、補聴器につきましては、特に感音性難聴者用を購入する場合は25万円以上と高額で、購入には多くの経済的な負担を伴うため、北海道の補装具、日常生活用具給付事業など制度の活用を図ってまいります。聴覚障害者には聞こえないから親切にするのではなく、聞こえないことで困っているときに親切にすることが最も大切であります。町といたしましては、聴覚障害者に対する理解や接客など、身近で実現可能なことから対応してまいりたいと考えておりますし、親切や優しさをはぐくむように、学校教育の障害教育や福祉教育の中に取り入れられるよう、教育委員会とも調整をしてまいります。聴覚障害は、障害が多岐にわたり、町だけでは対応できないものも多数ありますが、町におきましては福祉でまちづくりをしていく中で十分検討しながら、可能なものから対応していきたいと考えておりますので、ご理解をお願い申し上げます。次に、2点目の自転車の安全対策についてお答えをいたします。この件につきましては、質問議員から本年3月の予算審査特別委員会でご質問を受け、交通法規に照らし合わせてのご指摘もいただいているところでありますが、その後自転車の通行区分などの指導内容について法規に照らしてどうかを含め、警察を通じて再度確認をさせていただきました。さきに質問議員が言われているとおり、道路交通法では自転車が歩道を通行できるのは自転車及び歩行者専用の歩道、いわゆる自歩道として許可されその道路標識が設置されているところとなっており、厚岸町内では国道2カ所、道道2カ所及び町道2カ所の計6カ所に設けられております。この現状から、法規上はこの部分を除きほとんどの歩道は自転車通行ができず、車道または路側帯を通行しなければならないことになります。しかしながら、車道を通行する自転車との対自動車による人身事故が多発してきたことから、北海道では昭和48年ごろから交通弱者と言われる子供または高齢者などの乗る自転車については、人命保護の観点から自歩道以外の歩道であっても状況に応じて自転車が通行することを認め、そのような指導を行っているとのことであります。自歩道の指定に当たっては歩道または交通の状況、すなわち歩道の広さなどの構造面や歩行者の通行量等を判断して行うこととなっておりますが、厚岸町の市街地を含め道内各地の歩道の状況を見ると、法令上の規定に見合った自歩道の指定を行うことが困難なものが多いという現状にあることから、対自動車事故防止のためにやむを得ず自転車の歩道通行を指導しているのが実態となっております。このようなことから、自歩道以外の歩道を通行する自転車が多く見られるところでありますが、さきに室﨑議員が言われているとおり、歩行者から見ると歩道を走る自転車は危険な代物であり、一方で対歩行者の事故危険が増していることも事実であります。自歩道であっても、歩行者の通行を妨げ恐怖感を与えるような自転車通行は許されておらず、何よりも歩行者がすべてにおいて優先であるとの認識を持って安全に十分注意する交通マナーやモラルの向上に努めなければならないと思っております。指摘を受けた後におきましては、児童・生徒に対する自転車の安全な乗り方や歩道を通行するときの具体的な注意事項について指導を強化するよう、教育委員会から各学校に指示をしておりますし、今年度町内の小・中・高で行いました交通安全教室や団体への交通安全講習会におきましても、自転車については歩行者に十分注意し被害者や加害者にならないためのモラル向上に重点を置いた指導に努めてきております。一方、自転車の通行に視点を置いた道路環境の整備については、車道と自転車道と歩道の分離通行が最も理想的でありますが、これらの整備には大きな事業費と時間を要することから、短期的には難しい現状にあります。しかし、町内の歩道の中には現状の歩道幅員でも自歩道指定の可能性の高いものもありますので、町道に関しては公安委員会及び関係者等と協議して標識等の設置を進めたいと考えておりますし、また国道及び道道につきましても地元の事業所及び出張所と協議いたしましたが、前向きな感触を得ておりませんので、さらに早期整備に向けて要望してまいりたいと存じます。3点目の三角ツブについてのご質問にお答えいたします。まず、いわゆる三角ツブの繁殖状況についてでありますが、平成13年度に釧路地区水産技術普及指導所が実施しました実態調査結果から、三角ツブの分布状況は湖内を10海区に区分しますと、イクラウシ、東梅、ホロニタイ、神岩の海区においてオオウヨウラク貝が採捕され、特にイクラウシ海区の沖側においてオオウヨウラク貝が多かったという報告があります。また、平成14年度のアサリ区画礁周辺での分布状況調査の概要からは、5月から8月にかけての4カ月間、月2回の間隔でアサリ区画礁3地点、いわゆる弁天島付近の15号島、それから湖内中心に向かって9号島、それより奥の10号島に湖内ツブかごに用いられるかごを各地点14かご、合計42かご設置し、このかごに入った数は9号島で 200個体、10号島で 180個体、15号島で 120個体程度で、オオウヨウラク貝が主体で、一部エゾチヂミボラ貝が混じり、チシマタマ貝はほとんど見られなかったとの報告を受けておりますが、三角ツブの分布量やそれらによる食害量については不明であり、把握する有効な調査方法を見いだすことができない現状であります。次に、漁業被害の状況につきましては、厚岸漁業協同組合において漁業者から聞き取りの中で、カキ垂下施設の何本に被害があったという言い方や、何割かの被害があったという言い方もあり、被害の取りまとめが難しいところであります。例えば、宮城から購入した種ガキ代金から被害額を考えますと、1連 1,000円の単価で100 メートルの施設1台分の被害があった場合2万 5,000円となり、年間一人平均10台分の種ガキの購入で仮に全滅した場合25万円の被害額となりますが、これが製品になった場合を想定しますと被害額の把握は非常に難しい状況であります。次に、今年度の成果についてでありますが、分布状況等の調査からアサリ区画礁ではオオウヨウラク貝が主体で、一部エゾチヂミボラ貝が混じり、チシマタマ貝はほとんどなかったという結果が得られました。また、産卵、発生時期の把握のための生態調査として、筑紫恋の釧路管内水産種苗生産センターにおいて、オオウヨウラク貝やエゾチヂミボラ貝の親貝と湖内で産卵された卵を水槽で飼育し定期的な観察を行った結果、オオウヨウラク貝の産卵期は5月から7月で、エゾチヂミボラ貝は4月から5月と推定されました。エゾチヂミボラ貝の産卵後の捕食量は急激に増加し、オオウヨウラク貝のアサリ捕食量を上回る状況など、少しずつではありますがその生態が明らかになるものと考えております。三角ツブの駆除につきましては、昨年度実績では漁業者19人で 504キログラムありましたが、今年度の実績では漁業者52人により 5,195.5キログラムを駆除し、買い取り、処理運賃などの経費は 186万 9,000円でありました。特に今後の対策についてでありますが、区画漁業権が設置されております湖内にあっては、漁業者自身において操業時に見られる三角ツブやその卵を地道に陸揚げしていくことが三角ツブの生息密度の低下につながるものと考えますし、有効かつ効率的な駆除方法を見いだすためにアサリ島周辺やカキ養殖施設での生息分布状況の把握、水槽実験等による捕食量の把握、かごの集中設置での大量採捕の可能性の検討など、厚岸漁業協同組合青年部や釧路地区水産技術普及指導所による各種調査を初め、釧路水産試験場における肉食性巻き貝の生態学的研究と駆除方法の検討について実施要望をしており、今後さらに調査研究が進むものと考えております。昨年までは漁場造成環境調査事業で実施していた駆除事業を、平成15年度には厚岸漁業協同組合が新たな事業として三角ツブ駆除事業を計画しており、町としてもこの支援を検討しているところであります。これらの事業実施により、少しでも漁業者みずからが三角ツブの駆除の必要性の認識を深めていただくことと、湖内を利用する漁業者全体で駆除ができる体制づくりも必要と考えますし、町としても厚岸漁業協同組合の漁業部会を初め関係機関と連携し、協力を得ながら進めてまいりたいと考えております。訂正をさせていただきたいと存じます。自歩道の整備に関しまして、国道及び道道について協議して前向きな感触を得られていないとお答えをしましたが、前向きな感触を得ているとの誤りでありますので、訂正させていただきたいと存じます。

質問 10番

まず1点目、障害児、障害者の支援策というところでお聞きいたしますが、余りそういうことを言っちゃいけないんだが、非常にご答弁をなさる方で言うことが少なくてつらかったんじゃないかというふうに思います。障害児の定義やそういう話、それから厚岸町でこれこれをやっておりますというところまではある程度具体的な話でしたが、今後の展望というところに入った途端に全部精神論になってしまった。町民がもっと認識を持ってもらわなくちゃ困りますねとか、そのたぐいの話で終始していますね。そんなわけで、私の方は少し具体的にお聞きします。まず、障害児に関する支援ということはですね、今回札幌でありましたDPI、ここでも障害児に対する分科会が14のうち2つありました。それに私は出ております。そこで、最も基本になるものは障害児に対しては早期発見、早期療育、要するに胎内にいるときから、また体外に出てすぐ、そのときにうまく手当てすれば何も障害を持って生きなくてもいいというように、今どんどんと医療技術が進んでいるわけですね。したがって、そういう手当てを必要とする子供かどうかということをとにかく早く発見して手を打つことによって、いわゆる健常児として生きていける。昔ならちょっともう発見してもある程度どうにもならなかったものがどうにかなるという技術がどんどん今出てきているという時代だそうです。それが1点、早期発見、早期療育。それからもう1つはですね、いわゆる神様が決めた役割の中で障害児というハンディを負わされてしまったそういう子供を育てていく家族、家庭への支援がきちんとしていなければ、障害児に対する療育事業やそういうものが幾ら行われてもしょせん画餅、絵にかいたもちであると。この2点が非常にポイントであると、そういうふうに私自身も勉強してまいりました。そういう点から、いろいろな具体例をお聞きしていくわけです。今回いろいろな資料を取り寄せてみましたら、これは平成5年に障害者に対する新北海道行動計画というものを道で出しておりまして、非常に問題点の指摘がよく書かれているわけでして、その中にライフサイクルにおける個別システムの確立、乳幼児期のシステム、早期発見、早期療育のシステムというような欄がございます。そこで書いているのはですね、妊産婦・新生児・未熟児に対する相談指導、経過観察を必要とする児童に対する継続的相談、訪問指導、これが非常に大事だということ。特に具体的なものに入る前に抽出して言っておりますね。それは私もそうだと思います。それでいろいろお聞きしますが、まず厚岸町としてこういうことを行っているんだというところで、いわゆる広い意味での健診を初めとする実態調査及び実態把握、これを行っておりますというふうに言っているんですがね。それでちょっとお聞きしますが、これは今言った最初に冒頭まくらとして申し上げたような今日の医学、あるいは発達学、そういうような非常な進歩とですね、それから相当に大きな知識を要しますね。そういうものが現在厚岸町で、そういう現場に当たっている担当者に対してきちんとした訓練や研さんを行う場を設けているかどうか。そして、それだけの、いわゆる障害児として生きていかなければならないかどうかの岐路に立つ こういうのをいろいろな言葉があるようですがダークゾーンなんていう言葉が昔から言われているんですが、これは余りいい言い方ではありませんで、要するに岐路に立つというような状態ですね。早く手当てすれば何とかなるかもしれない、そういう人たちを早く発見して、きちんと専門的な支援を行うという、そういうことを含めてですね。あるいは、いろいろな療育に携わることによって少しでも社会人としていける可能性を開いていくというようなことのできる体制としての能力が今厚岸町にあるのかどうか。それのない中でいやいや訪問やっております、相談受けております、診査しております、調査しておりますと言ってみたところで、それはしょせん単なる形式ではないのかということが、実はこういう子供さんを持っている親御さんから強く指摘されています。そういう点でどのようにお考えなのか。それから次に、今度は療育訓練機関についてお聞きいたします。その前に、実態の説明のところで手帳交付の話が出ておりましたが、手帳交付者の数をもってすべてと考えているのかどうか。その点もあわせてお聞きしたい。それで、療育機関に入ります。療育機関の問題は先ほど言いました療育の問題と同時に家族の支援という双方の面を持っておりますので、その点を前もって言っておきます。まず、母子通園センターでございます。母子通園センターは、資料を見ましたところ、これは平成6年に出されたパンフレットのうちなんですが、現在もこれは変わっていないようだというふうに聞いているので、もしそうでなければ現在はこうなっているということをお示しいただきたいんですが、これを見ますと専任職員2名で行いますというふうに書いてあります。そして、それは保母 当時は保母ですね、今は保育士と言うのかな、あと教員免許を持った専任職員2名で行いますという書き方をしている。条例を見ますと、管理規則ですね、ここでおおむね定員は20名というふうになっております。道の要綱ではおおむね5人以上というふうになっております。ここでいう専任職員2名とは、定員何名を予定して専任職員を配置しているのか。それから次にですね、いろいろな道やあるいは各都道府県、あるいはいろいろな自治体が出しております母子通園センターの説明がございます。そういうのを見てみますと、専門のこういうことの指導ができる人といいますか、結局は資格ではなくて資質だということも事実なんですけれども、ただそれでもやはりそういう訓練を受けていなければならないだろうと。それには言語聴覚士だとか作業療法士だとか、そういう訓練をきちんと受けた人間を配置してやっているんですよ、そういうものが必要なんですよということがあちこちのそういう説明に書かれているんですが、厚岸町ではどういう方が このパンフでは当時保母や教員免許を持っていたんでしょうが、こういう言語聴覚士、作業療法士としての訓練はどの程度受けているんでしょうか。それから、条例では心身の発達におくれや障害のある児童、このように対象者を規定しております。児童というのは、私もちょっと調べてみたんですが、そういう定義があるのは児童福祉法ですよね。児童福祉法ではこれを3つに分けましてこういうふうに言っています。まず児童とは満18歳に満たない者をいいます。そしてその中には乳児、満1歳に満たない者、それから幼児、満1歳から小学校就学の時期に達するまでの者、小学校就学から満18歳までの者を少年というふうにいっている。この乳児、幼児、少年を含めて児童というんですね。ところがですね、このパンフレットを見ますと対象となる幼児等は1歳から5歳までの方々ですというふうに絞っているんですね。これは条例の何項何号、あるいは規則があるのかどうか、何に基づいてこのパンフレットができ上がっているのか、根拠を教えていただきたい。それと、厚岸町の児童というものは5歳以下をいうというふうに特別な規定を持った条例があるのかと思って私の方は探してみましたがございません。それから、他に児童館や児童クラブ設置要綱などを見ますと、児童というのはどうも児童福祉法にいう児童として考えているとしか読めない規定が散見されております。それで、この点についての根拠をお知らせいただきたい。次にですね、この母子通園センターのいろいろ行うのが、厚岸町の母子通園センターだけですべてを賄えるというものでは決してありません。こういう事業の性格として必ず他機関との連携というのが非常に必要になってまいりますし、またいろいろな専門家とのやりとりがなければできません。そういう意味で、母子通園センターを中心にして見たときに医療機関ないし専門家との連携はどのようになってますでしょうか。それから、保育所、幼稚園との連携はどのようになってますでしょうか。また、学校とはどのようになってますでしょうか。後ほどもう一度お聞きしますが、学校に設置されていると伺っておりますが、言葉の教室というのがございますね。これとの関係はどういうふうになっているんでしょうか。その次に、言葉の教室なんですが、これは私厚岸町の場合に小学校の中にあるというふうに伺っているんですが、それで教育機関としてのものなのかと思って当初見ておりましたが、いろいろな道の出している資料なんかを見ますと、早期療育システムや療育の機関として言葉の教室という言葉が出てくるわけですね。厚岸町においては言葉の教室というのはどういう位置を持っているのかですね。母子通園センターとの関係を含めながら言葉の教室というものの位置づけ、それから言葉の教室というのが現実に今どういうことがそこで行われているのか。そして、どういう機能を果たしているのか。言葉の教室というものについてご説明をいただきたいんです。その次に、児童館と障害児の受け入れであります。児童館に障害児を受け入れてほしいという声は前からありました。なかなか前へ進まなかった。この前この議場を使って女性議会というのがございましたね。そこでもその点の指摘がございまして、来年度からは、私の聞き間違いでなければ補助金がついたので何とか1人そういう専任の指導者と言いますか、担当者枠ができた、したがって受け入れるようにできますというようなお話がありました。非常にひら辛い言い方をさせていただくと、補助金は財源の問題であって政策を決める決定事項ではありません。政策を決めるのは必要かどうかです。したがって、あの言い方はちょっと一部の関係者の方に誤解を招いたんではないかという気がいたしますので、その点は明確に補う意味でというかご説明をいただきたいんです。ただですね、切に願っている親御さんたちの中からは、そこで条件を提示されているというお話が出ているんですが、それは事実かどうか確認させていただきたい。すなわち、担当職員1人でもって5人を見るんだと。したがって、ひっくり返して言うと1人で5人を見れる程度の障害児しか扱えませんよというふうに言われているような気がするという声がございますが、そのような事実はございますか。次に、就学指導でありますが、例えば先ほどの母子通園センターに通う、通わなくてもそのような障害児を持っている、障害を持っているという方が小学校に上がるときは教育委員会において就学指導があるというふうに聞いております。この就学指導というのが具体的にはどのような形で行われているか。すなわち、どのようなデータのもとに、どのような状況を把握して、どのような専門家が分析して、どのように親御さんときちんと相談をして納得を得て就学指導を行っているのか、その点についてお聞かせいただきたい。次に、ただいまの町長のお話の中にもレスパイト事業というものが出てまいりました。福祉関係は何かというと片仮名語なんですね。よくわからないので、私も久しぶりに英和辞典を引いてみましたら、レスパイトというのは休息、息抜き、一時的なお休み、そういうような意味だそうです。それで、24時間いわゆる介護療育を行って気の休まるときのない、へとへとに疲れているであろう親御さんに一服していただく、そのために例えば1日だけ 1週間になっちゃ、ちょっと無理でしょうから1日だけかわって見てあげましょうというような事業なんですね。これが実は今年ですか厚岸町で行われたんです。少年自然の家を使ったんでしょうかね。実際にこの事業を行ったのは一服させてほしい親御さんなんですよ、中心になって行ったのは。これに対して町はどのような支援を具体的に行いましたか。何人の町職員が出て、どのような支援を行いましたか。これについてお聞かせいただきたい。それから、先ほど町長のご答弁の中にも、いわゆる「みんなすこやか厚岸21」の話が出てまいりまして、私がわざわざ言うまでもなく非常の根幹的な部分の説明がありました。すなわち、すべての世代において障害のある人に対して家族と専門職との連携によるケアマネジメントの援助を進めるという、これは非常に大変な宣言なんですが、これをおっしゃっていましたですね。ですから、障害児においても関係するすべての機関 これは町内に限りません、それとの連携が非常に必要だということです。その意味で、この町で生きていこうとする人を支援する体制という意味ですので、母子通園センターとという話は今しましたが、今度は小学校と中学校、中学校と高校、それがどのように連携していくのか、あるいはいこうとして今模索中なのか、あるいは組み立てているのか、この辺についてお答えいただきたい。それと、今後の展望というところでは何一つ触れられていはいないんだけれども、障害を持ってこの町で生きていく人がこの町で生きていくためにどうしても必要なのは仕事口です。ここで仕事ができなければ、結局好むと好まざるとにかかわらず、今日既に発想としては時代おくれだと専門家に言われているコロニー、すなわち何とかの園とかいろいろな名前がありますが、いわゆる今から30年ぐらい前の主流をなした思想に基づいて、あちこちにつくられている施設で一生を過ごさざるを得ない。そのことは結局そういう対象者の人にとってよかれと思ってやったんだけれどもどうもそうではないようだというのが今どんどん言われてきて、コロニーを出て町に住もうということが今の流れになってきていますね。そういう意味で、この町で生きていくためには作業所と言われるんですが、ここで仕事ができる場所、と同時にそこがいわゆる支援の核になる施設なんですが、こういうものも必要だと思います。この点についてはどうお考えか。最後に、ちょっと最初のときに実態把握の話のときに申し上げたんですが、どうしてもこういうものが必要ですよという道のいろいろなものにも書かれているのは、境界線上とされる子供たちという言い方をよくするんですけれども この言い方もちょっと問題はあると思いますが、要するに何らかの意味で療育や支援を必要とするのではなかろうかという子供を持っている親御さんが、あるいは本人がどこに相談に行けばいいのか。相談に行くということは、単にここが窓口ですという表示があるということではなくて、そこに行けばきちんとした対応が図られるだけの力のある窓口という意味ですが、そういう窓口をこしらえなければならないということだと思うんですが、現状ではどうなのか。そして、この後どうするのか。この点についてお聞かせいただきたい。それから、今非常にこのごろのいわゆるそういう分野の医学の進歩ではっきりわかってきたのは、一昔前までは落ちつきのない子供、注意力のない子供、あるいはできない子供ということで片づけられていたんだけれども、実は内在的能力は非常にあるんだけれども机並べて30分なり45分なり一緒に勉強するということができないんですね。学習障害と一くくりで言われておりますが、そういう子供たちの存在がわかってきてまして、それにはまたきちんとした手当てをすることで十分な教育を施すこともできるし、また能力を発揮することもできると。いろいろな言い方がされてますが、エジソンというのは学習障害の典型だそうです。そういうことに対しても今日対処していかなければならないと思うんですね。こういう点にはどうなのか。というあたりが、まず1の1というところでお聞きしたいんです。これについては今の答弁は全部町長がなさってしまったんですが、実は教育委員会も密接に絡んでいる問題でありますし、いやいやおれの方に答弁させてくれなければ困るんだというような種類のものではなかろうかと思っておりますので、よろしくお願いしたい。次に、聴覚障害者の問題であります。厚岸町はこれは全道、全国に誇る防災行政無線というものを持っておりますね。ところが、もし私が耳が全く聞こえないとするとあれは何の意味もないと、こういうことになるわけです。それで、先ほど聴覚障害に関しては何を言ったらいいのかというような非常に困ったなという雰囲気の答弁だったんです。それはやはり問題の深刻さと大きさは知っているけれども、どうにも今手の打ちようがないということが答弁者においてよくわかっているからだと思うんですね。それでちょっと申し上げるが、障害というのは個別性、階層性が非常に強くて、結局詰めていけば一人一人みんな違うんだということはそのとおりだ。だから、どこかで大くくりな類型をつくらなければこういう町村ではやっていけない。そうすると、やはり国やあるいは道の事務上の分類ではなくてやはり障害者に沿った形での分類を考えなきゃならないと。そうすると、知的障害、四肢障害、それと情報障害に分かれるんじゃないかと、大きく分けるとね。情報障害というのはどんなのがあるかというと視覚、聴覚、言語、それから自閉ですね。自閉というのは自閉症児の自閉だけじゃなくて、人とうまくコミュニケーションとることができないために閉じこもってしまうような、そういうものをいうんじゃないかと思うんです。それで、その中の聴覚障害というふうに考えて大くくりに言うと、情報障害もしくはコミュニケーション障害というような障害者に対する部類の話として今これから申し上げるので、そういうふうにお聞きいただきたいんだけれども、まず、厚岸町で聴覚障害とおぼしき人、これがどのぐらいいるのか、どういう生活をしているのか、どういう点で困っているのか、どういう点で救われているのか、そういうことの実態把握、調査これは行ってますか。それから、今の具体的な施策の中では防災無線というものが非常に、先ほどの冠水の問題でも出ておりましたね。こういう防災行政無線を有効活用していかなきゃならないと思うんです、いろいろな意味でね。その一環を今回の中でもより適切にしていこうということのお話があったわけで、そういうものが聴覚障害者にその情報を届かせるために何かいい方法がないのかというようなことについて、今までに検討ないし研究をしたことがありますか。今後どういうふうに考えていますか。それから、病院です。病院で耳の聞こえない方が診察に来た場合にどういう手だてをとっておりますか。そういうことについて考えたことがありますか。あるいは、実際にこういう研究をした結果、こういう方法を今行って成果を上げているというのがあるのであればお答えをいただきたい。また、これは各役場部門の窓口でも同じことなんですがね。それで、先ほどご答弁の中にあったので私も触れますが、これがNTTグループで出している電話お願い手帳というもののパンフレットです。非常によく書かれています。これは同じものです、正面のモデルがちょっと違いますがね。これがお願い手帳という手帳です。手帳の中にカードがありまして、「私は耳や言葉が不自由です」というカード。それからあと2枚あるんですが、「私のかわりに電話をかけていただけますか」というカード、それから難聴といいますか余りよく聞こえない人は早口でしゃべられるとだめなんですね。特に私なんかも若いつもりでおりますが、今の20代の女性なんかがスピッツがほえるようにしゃべり出すと、よく聞き取れなくてもう一回ということがよくありますが、そういうわけで「ゆっくり話していただけますか」というカードです。こういうものを手帳形式にして、こういうふうに持っている。それから「私は耳や言葉が不自由です。恐れ入りますがご協力をお願いします」といって、そこに自分の名前やいろいろな必要事項を書き込んでおいて、それを見てもらっていろいろ対処してもらうという手帳です。これをNTTのお金でつくって、各市町村に配って使ってくださいということをやっているようです。私も実は大変申しわけないんですが、この事実を知りませんでした。今回、この質問をやろうと思って、そういうつもりになって窓口を見ておりましたらこれが目に入りました。窓口2カ所ですが、聞いたんですが、職員の方は存在すら知りませんでした。この手帳は空箱になっておって、ありませんでした。ただ、言ってはみるもので、私の方からそれがちょっと資料として欲しいんですけれどもと言ったらすぐ対処していただいたようで、昨日窓口に行きましたらこういうものが並んでおりました。すなわち、今のご答弁でNTTの電話お願い手帳というのを設置して利用しておりますという答弁の言い方には語弊があると思います。置いてくださいというから隅っこに置いておいただけ、それ以上何をしていたのかということだと思います。こういう民間の企業が非常にいい事業を行っているわけですから、こういうものを利用して町が事業展開をしない手はないと思いますよね。これを全部今厚岸町でつくるといったら莫大な経費がかかります。安いものですよ、こういうものを利用させてもらったら。この点についてはいかがでしょうか。以上が1問目の質問でございます。それから次に、自転車の交通安全対策に入らせていただきます。厚岸町では大変ありがたいことにと言いますか、運のいいことにと言ってはいいんでしょうね、全国では非常な数の今自転車での事故が出ておりまして、自転車が被害者になる場合、それから加害者になってしまった場合というのが出ています。自転車で加害者になって、人にぶつかって死亡事故を起こしたとき、あるいはそれに匹敵するような重大事故を起こしたときは大変悲惨な結果になります。というのは、自動車の場合には強制的に保険に入りますね。たまに全く入っていないのがあってちょっと話題になったりすることもありますけれども、大体強制保険だけじゃなくて任意保険も入っている人が普通です。というように、万が一の手当てというのが相当厚くされておりますが、自転車の場合にはその制度がありません。共済何とかという程度のもので、これはたしか80万円ぐらいなものですから葬式代の足しにもなりませんね。ということで、全く自転車で事故を起こしたときには、抜き身の刀を振り回しているような状況です。それで、今非常に問題が出ておるわけですけれども、3月の議会で大分私問題点を指摘したので今くどくはやりませんが、今のお話を聞いておりますと道は道路交通法違反を奨励していると、こういう話だそうでございます。やむを得ずというまくら言葉をつければ道路交通法は無視してもよろしいということは、道路交通法には書いておりませんね。しかし道はそれをやっているわけですね。何も厚岸町がそれに倣わなければならない手はないということで、私は道路交通区分についてはきちんとした標識を立てるということをやってはいかがですかということを提唱したわけです。それがなかなか難しい、町道以外のところでもって道や国が動いてくれない、もうちょっと時間をくれと。町長は先ほどいい感触ではないんだと間違って言っちゃって、あれはいい感触だということですから、それはもう大いに結構なんですけれどもね。町道がもう既に終わっているかと思ったんですよ、こういう手当てがね。ところが進めたいと言うんですね。これはちょっと解せないですね。私の質問したのは3月です。ただいま12月です。8カ月か9カ月たっております。その間進めたいで終わっている。タイやヒラメはごちそうだけにしておいてください。特にですね、これは町民の命に直接かかわる問題です。町政というのは大変に間口が広く、その業務を一つ一つ上げていったら何日もかかるぐらいあるでしょう。しかし大きく分ければ、町民の生命、身体にかかわること、経済活動にかかわること、その他教育、文化、芸術、もろもろにかかわることというふうに大体分けられると思うんです、大まかに言いますと。特にその中でも町民の命にかかわることということは何をおいても進めなければならない大事なことだと思うんですよ。それがこの9カ月間具体的な成果が出ないというのはどういうことなのか。まさか、投げておいたわけではないと思いますので、具体的にどういうことをやったのか。検討してきましたというような抽象的な話ではなくきちんとご説明をいただきたい。それから、教育委員会ですが、自転車のシーズンからいうと1年間ですね、どういう指導をなさいましたか。子供たちは私は何人か 10人程度ですが当たってみましたが、自転車が歩道を走るものだというふうに指導を受けていると異口同音に言ってます。指導者はどういうつもりで言ったかわからないけれども、子供にはそういうふうに伝わっています。それが違うのであれば違うんだと、こういうふうにして子供たちはこういうふうにしているということできちんとお答えをいただきたい。なお、無灯火、二人乗り、そういうものについてもどういう指導を行って、その指導の実をどのように上げてきたか具体的にお答えをいただきたいんです。それから、よく交通安全の話をするとモラルの向上を図るという言葉が出てくるんですね。

質問 10番

いえ、そんなにかかりません。

質問 10番

ちょっと今ここのところもうちょっとで終わりますから。

質問 10番

それでですね、モラルの向上という言葉をよく言うんですけれども、モラルではないんですね。法規を遵守するというのは法規に従うかどうかということですから、モラルの問題ではありませんのでね。その点、モラルの問題と法規の問題と明確に区別してお答えいただきたいんです。その次に、3番目のアサリを初めとする被害の問題でありますが、これについては今いろいろな調査、研究が行われて具体的な成果、要するに生態がわかりつつあるということですので、これに期待をするということです。それで、いずれにしても漁業者自身の努力もさることながら、やはり漁業者個々、あるいは漁業組合だけではできない部分というのも非常に多いと思いますので、そういう点での支援といいますか協力といいますか、これを十分にお願いしたい。これは個々の漁民の方に対する支援というよりは、厚岸町の非常に重要な産業をどのように育てていくかという分野でございますので、その点でお願いしたいわけです。それで、水試に生態調査を含めて試験等をお願いすると言っているんですが、これについては水試の方ではこれを受けて行うという感触を得ておりますか。それとも、単にこれからお願いしてこれからの話とするということなんでしょうか。その点についてもお聞かせをいただきたいわけであります。以上が、2回目の質問でございます。

答弁 教育長(教育長は2004年9月まで)

私の方からは言葉の教室と就学指導に関してお答えいたします。まず、言葉の教室に関してでございますけれども、これは厚岸小学校の中に現在設置してございます。身分的には特殊学級担当の中の言語専門の教諭が担当しております。しかし、言葉の教室の設置に当たりましてはですね、当然就学後の子供たちの指導だけでは言語指導というのが完全ではない。というよりも、もっと小さい時期から指導することが望ましいという見地に立ちまして、ゼロ歳児から対象にいたしまして言葉の教室を設置しているという状況であります。業務内容につきましては、まず言葉と聞こえの教育相談、これにつきましてはゼロ歳から中学生までのお子さん、保護者、関係者を対象としておりますし、次に通級指導、これにつきましてもゼロ歳から中学生まで。母子通園センターの中から言語に障害のある乳幼児から中学生まで通級しているという内容であります。3点目として学校訪問、これにつきましては通級する子供たちがどのような状況で授業を行っているかというものを含めた授業参観及び担任との意見交換、指導等の学校訪問を行うというような内容です。それと、4点目がこの次の問題に絡みますけれども、就学相談、これは小学校に上がるときにどのような学級 普通学級で通級が適当なのか、あるいは特殊学級を設置すべきなのか、あるいは特殊教育小学校に入学が望ましいのか、そこら辺の判断も含めて、お子さん、保護者等と面談をする中で対応していく。そういう業務でございます。それと5点目としまして、これは校内業務として全児童の聴力の管理、聴力検査、あるいは特殊な教育的指導を必要とする子への言語領域サポートなどを行っているという内容でございます。なかなか難しい問題を抱えておりまして、先ほど申したとおり同種職員によるサポートという問題がひとつはらんでおりますので、ぜひこれは町として必要なことだということで、特殊学級の設置がなくなるというような事態に陥ったときにこの言葉の教室自体の存続にかかわるというような問題もはらんでおりますので、私としてはできるだけこの体制を今後どのように強化していったらいいのかなというのを検討しているという状況でございます。次に、就学指導の問題でございますけれども、基本的にはまず1つには小学校上がる前にどのような教育的な支援を必要とするお子さんがいるのかというのを把握するという目的で母子通園センター、あるいは幼稚園、保育所等々の意見を聞きながら、まず厚岸町内に就学指導検査委員会というのを設けております。その中で、今年度就学されるお子さんたちがどういう状況かというのをまず把握していくということです。それを現在のシステムからいきますと、釧路管内就学指導委員会というものがございまして、こちらにかけることになります。ここの構成メンバーなんですけれども、先ほどご質問ありましたけれども、管内の就学指導委員会につきましては精神科医、あと教育心理学専門家、児童相談所所員、あと管内特殊教育学校関係者、あと言語治療専門家、教育委員会代表、教育局の特殊教育担当等々約10名で組織されておりまして、実際の検査内容につきましては田中ビネー式知能検査、あるいはベンダーゲシュタルト検査等々の検査を、主に児童相談所の判定員が中心となって行い、その判定を踏まえて今申しました10名の委員の構成によって判定基準、例えば普通学級が適当ではないか、あるいは通級が適当ではないか、特殊学級設置が適当ではないか、特殊学級が適当ではないかというような判断を行っているということです。それを受けまして、もう一度町内の就学指導検査委員会が、その内容をもとに父母ともう一度お話をする中でその子の就学について決めていっているというような内容でございます。ただですね、管内の就学指導委員会についてですけれども、私自身は若干問題があるというふうに感じております。というのは、確かに専門家の方々が検査をされているんですけれども、その客観性とは何ぞやと。正直申しますと、これは管内ですので70数名を3日間で検査しております。ですから、面談に至っては5分から10分程度の面談です。その中で客観的にこの子が知的なのか、あるいは情緒なのか、しかもそれがどのランクの障害に相当するのかを専門家が判断するといいますけれども、長年の地域でその子を見ている人たちの意見がややもすると反映されないという場面も出てくる。ただそれが本当に客観的なのかと。専門家が出したから客観的かというと私は一概にそうは言えないんではないかというふうなこともありまして、今後、管内就学指導委員会から抜けて、あるいは案として郡 厚岸、浜中が協同して設置する、その中でその子を見ていたお医者さん、あるいは事情をわかっている専門家の方々を含めた独自の就学指導委員会というのも設置可能ということで教育局との打ち合わせもできておりますので、将来に向けてはそういう方向で今後就学指導を行っていきたいということも考えております。以上です。

答弁 町民課長(町民課長は2004年12月まで)

私の方は役場の窓口における聴覚障害者の皆さんに対する対応の問題について、一番お客様を迎える機会が多い課としまして、私の方からご答弁をさせていただきます。今の庁舎に移ってから既に十数年になりますが、この間ずっと窓口にいる担当者といたしましても記憶としてお一人全く耳の聞こえないという方がいらっしゃって、その場合には筆談による対応をいたしましたということでございます。私どもの課にお見えになりますのは、住民票が欲しいですとか戸籍が欲しいですとかという目的がはっきりしておりますから、そういう意味では筆談でも短い時間で用事が足せるのかなというふうには思いますが、特に業務としてマニュアルは持っておりません。そういう意味で、今病院の事務長の方からお話ありましたが、難聴の方はいらっしゃいます。家族が同伴でいらっしゃるという場合もかなり多いんですが、筆談で対応させていただくということを基本にですね、これからも窓口の対応の機会の多い課といたしまして、課の中でもそういう指示、決定をしていきたいというふうに思っておりますし、もしうまくいかないという事例が出た場合にはまた私どもも研究をさせていただいて、どうしたらいいんだろうということも研究をさせていただきたいというふうに思っているところであります。

答弁 総務課長(総務課長は2004年12月まで)

お答え申し上げたいと思います。私の方から、まず聴覚障害者の方に対する防災無線の例が出されておりましたので、その件についてお答え申し上げたいと思います。おっしゃられるとおり、防災無線、音声での周知でございます。当然、聞こえない、周知がされないということはそのとおりでございまして、ただ今までそういった部分を配慮した中での防災無線の方を考えていたかと言われると、確かにその部分は欠如していたのかというふうに思っております。やはり、例えば広報紙であれば声の広報という部分がございましたけれども、逆版のいわゆる目で見る周知、こういった部分を考えていかなきゃならないなというふうに思っております。この辺につきましては、保健福祉課、それからそれぞれの情報を提供している 行政広報ですけれども、そういった情報を提供している、こういったことところと連携しながら、そのあり方という部分を今後検討してまいりたいなというふうに考えております。一方、災害の情報でございますけれども、例えばファクスを利用するという方法もあるでしょうけれども、災害時に不通になるというようなことも十分考えられるわけでございまして、この辺につきましてはやはり地域でのそれぞれの協力体制というのも必要になってくるのかなというふうに思いますので、今後の防災体制についてはその辺につきましても念頭に置きました対応づくりという部分に心がけてまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。続いて、2番目の自転車の交通安全対策という部分についてお答えを申し上げたいと思います。まず冒頭、取り組みが遅いのではないかという部分につきましては、私もちょっと返す言葉がない部分がございまして、この辺についてはおわびを申し上げたいと思います。ただ、経過等についてご説明を申し上げたいと思いますけれども、2月の指摘がありました後、先ほど町長の答弁の中でも触れさせていただいておりますけれども、道交法に照らして現実どう指導して今後どう指導していったらいいのかという部分が一番のやはり私どもの課題と言いましょうか、そういう部分でございました。それで、警察署を通しまして公安の意見を聞くとか、こういうようなことで見解をお聞きしていったわけでございます。そういった中で、実態といたしまして自転車のいわゆる人身事故、こういったものについてのほとんどが対自動車事故であるということでございます。ちなみに、本年に入りましてから10月末に道内の交通事故死の中で65歳以上の方が全部で 120名亡くなっているんですが、そのうちの16名が自転車による事故、これも全部対自動車事故ということで、13%強が自転車の事故である、自転車のしかも車との事故であるということでございます。残念ながら、厚岸町におきましても、これがやはり11月末なんですが、今年に入りましてから自転車の人身事故というのが5件発生しておりまして、物損事故が2件でございます。このうち70歳以上が2件、それから16歳以下が4件、成人に至ってはそのうちの1件ということで、実際に事故に遭われる方というのはお子さんであったり、あるいは高齢の方である、しかもこれもすべて自動車との事故であったと。こういうような現状でございまして、確かに道交法に照らし合わせますとおっしゃられるように自動車専用道路、ここしか通れません。そういう中なんですけれども、そういうような現状があるということと、一方では自歩道に指定できる幅員そのものが確保されたり、そういうような構造になっている歩道がすべてなっているかと言いますと、そういう状況でもないという中で、やはりこのような重大な人身事故を防止するということを優先させる上では、このような現状の中では、歩道はだめだから車道を走りなさいということは言えないんだというようなことでございまして、先ほども町長の答弁の中で触れたように、やむを得ず歩道を通行するように指導しているんだということでございます。こういうようなことでございますし、先ほども言いましたように事故の実態等を見ますと私どもも今、歩道は自転車が通過できるのは自歩道以外は通過できません、車道を通りなさい、通らなければだめですというような指導につきましてはちゅうちょをせざるを得ない状況で来ていたということでございますので、まずご理解をいただきたいと存じます。その上で、交通安全教室、こういった中では先ほども言いましたように歩行者、当然歩行者がいるわけでございますから、歩行者を保護するという観点、この辺について十分気をつけてくれというようなことで、歩道につきましては歩行者が優先なんだというような部分についての意識、こういったものを十分持った上で安全に注意してほしいというような部分を力を入れながら指導してきたというような内容でございます。それから、先ほども町長の答弁の中で触れておりますけれども、しからば今町道の中でいわゆる自歩道にできるような道路がないのかということで、実は調査も道路の担当の課の方で調査しているわけですけれども、そういった中では当然これも公安委員会との今後の協議になりますけれども、可能性のある歩道も現実的にございます。こういった中では、やはり町内の歩道すべてが自歩道の指定というのは法令的に難しい部分もございますけれども、そういった可能性のある部分についてはそういう関係機関とも協議しながら、やはり自歩道の指定を受けて適法な状態にすべきだというような考え方 これにつきましては本当に取り組みが遅いということでございまして申しわけなく思っておりますけれども、先般も役場庁内の関係課、それに警察の関係者の方にも来ていただきまして、扱い、こういったような部分で協議をさせていただいております。方向性といたしましては、先ほど触れましたけれども自歩道にすることが適当だと、そういうような構造を持ち合わせている、公安委員会の方もそれが適当だと、こういうような範囲の中で、やはり広げていくことが大切だというふうに思っておりますので、そのように取り組んでまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いしたいと思います。

答弁 水産課長(水産課長は2004年12月まで)

私の方から三角ツブのご質問に対しましてお答えを申し上げたいと存じます。三角ツブの状況に当たりまして、それぞれ先ほど町長の方から答弁を申し上げておりますが、漁業者みずからがそれぞれの島において手作業で除去をしている実態にございますけれども、町といたしましても何かの支援をということでございますが、先ほどの町長の答弁にもございましたが漁業協同組合が平成15年におきまして新たに事業といたしまして三角ツブ駆除事業、いわゆる肉食性巻き貝駆除事業ということで計画をいたしておりまして、町といたしましてもその支援の内容等を現在検討をいたしているところでもございます。これらの支援によりまして、漁業者の三角ツブの駆除作業ができるだけ円滑に行われるというふうにも期待もいたしますし、さらに各機関、普及所等で実施いたしております調査、研究の結果、成果などに基づきまして、効率的な駆除方法等の対策につきましても反映をさせてまいりたいというふうにも考えてございます。とりわけ、質問者がおっしゃっておりましたですけれども、平成13年度におきますカキ、アサリの水揚げ額を申し上げますと、カキでは4億 5,000万円、アサリでは3億円と、こういった水揚げの金額がございまして、厚岸湾におけます漁業の沿岸の漁業では重要な位置を占めているというふうにも考えますし、私どもも平成10年から取り進めておりますシングルシード方式によりますカキの種苗生産、さらにはそれに結びつくカキの養殖事業の展開にも発展していく重要な産業であるというふうにもとらえております。最後のご質問でございましたが、水試への調査依頼等の関係で現在その感触はどうだと、こういうご質問でございましたが、水試への要望につきましては平成14年度で要望をいたしておりまして、内容的には肉食性巻き貝の生態学的研究と駆除方法の検討と、こういうことでご要望を申し上げておりました。それで、14年度の段階ではこの要望を指導所におきましてご答弁申し上げておりますが、分布調査及び産卵発生時期把握のための生態調査ということで指導所が対応をしたところでもございます。さらに、15年度に向けての要望も提出をいたしておりますが、水試の方では地元の指導所と連携の中で対応をお願いもしたいと。加えて、先の16年度に向けまして指導所がやっている調査内容で不十分な点があれば、その部分についてさらに調査等をお願い、要望していただきたいと、こういうことで対応をしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

質問 10番

非常に3問とも誠実な、非常に本来答弁者としては言いにくいんじゃないかということを赤裸々におっしゃる形での答弁をいただいたことには非常に感謝しております。決して私の方の質問は何かどこかの弱点をほじくってどうだというようなことで言っているわけではなくて、双方が問題を出しながらいい行政をやっていきたいということで言っているあるわけですが、それを非常に真摯に受けとめてくださっているということがよく見えますので、その点は大変私はありがたく思っております。それで、まず1点目に関しましては、いわゆる現場の担当者が大いに力を持ってもらわないと、なかなかこういう場面での施策は実を結び得ないということなんですね。決して今の担当者が全然力がないとか、そういう意味ではなくてね。そのためにはですね、やはり実地研修とでも言うんですかね、例えば医療に関する分野であるならば医療機関の中に入っての研修を受けなければ、年に一遍何時間か札幌あたりに集まって講演会を聞いてくるようなものではやはりだめでしょうね。そういうものがこれから必要ではないかと。それからもう1つは、いろいろな形での研修を受けた方はそれを持って帰った後伝達講習会をきちんとやらなきゃだめだろうというふうに思うんです。これは何も福祉課のこの場面だけではなくて、これは町長がよくおっしゃる職員の意識改革ということの非常に有効な手段だと思っておりまして、各分野すべてにわたってのことなんですが、今回は一般質問のこの範囲ですからそこでの例として申し上げる、そのことが必要ではなかろうかと。それから、母子通園センターでは2次療育圏の専門スタッフによる支援を受けるという形で進めていくんだと、それはよくわかりますが、ここでも今申し上げたような実地研修やそういうもので、言語聴覚士、作業療法士、あるいは理学療法士、全部入ると思いますが、そういう人たちは今どんな問題をどんなふうにその分野で扱っているのかということぐらいはわからなければなりませんよね。そういう意味でのやはり実地研修は非常に望まれるであろうと思われますので、その点にお答えいただきたい。それから、利用定員については管理規則ではおおむね20名、道の実施要綱では5人以上というふうになっておりましたのは、これは道の実施要綱は5人に限るという意味ではなくて5人以上いなければ補助対象にならないというだけのことでしょ。ですから、5人に限りますということにはなりませんよね。そのあたり、きちんと実態に合わせた運営を行っていただきたい。それから、対象者に関しましてもそのたぐいの問題があるということがわかりましたので、それについては十分ご検討をいただきたい。それから、他機関との連携というところは非常に弱いんではないかという気が今のお話を聞いていていたしました。町立病院との小児科との連携というふうに今おっしゃったんだけれども、例として、小児科医はいなくなりました。そういう点では非常に弱いですよね。だから、町内だけではなくて町外にも広くアンテナを伸ばしていくということが非常に大事であろうと思いますのでご検討いただきたい。特に前回の議会で、「みんなすこやか厚岸21」その話をしたときに、いわゆる町外の、それこそ国内でも相当ハイレベルにあるような方でコンタクトをとる気になればとれるような人もいるようだと、そういう方を含めていろいろな支援を受けるべきではないかということに対して、町長はそういう人が応援してくれるなら大いに結構、どんどんそういう人たちの力を賜りたいという趣旨のご答弁をいただいておりますのでね、そういう発想はここでも持っていただきたいと、そういうふうに思いますのでよろしくお願いしたい。それから、先ほどの答弁の中に学習障害についての話がなかったので、これについては補足していただきたい。それから、教育委員会の方では言葉の教室と、それから今の母子通園センターがお話を聞いているとだんだんダブってくるんですね、内容が。ですから、そのあたりで並列の方がむしろいいのか、あるいはそこでもってある程度の連携以上の融合性を図りながら強力にしたものにしたらいいのかということを含めて、教育長は強化を図るためにどうすればいいのかというときに、そういう視点も入っているのではなかろうかと思いながらお聞きしておりますが、このあたりについては対象となる人の立場に立ってより強化という視点をどうか持って進めていただきたい、こういうふうに思いますがいかがでしょうか。それから、就学指導の問題についてはよくわかりました。問題点を含めてのお話ですのでよくわかりました。その上で大事なことは、母子通園センターにも来ないし通っていないし、それから幼稚園、保育所にも通わないと、そして6つですか、7つですか、小学校になって上がってくるような人がいたときの把握、これがどういうふうに行われなければならないかという問題ですね。それともう1つは、今まさにおっしゃったように専門家が5分や3分見ればそれが客観的な判断だというものではないというふうにおっしゃった。問題点よくつかんでいらっしゃると思うのでくどくは申しませんが、結局は地元で生まれたときからどういう手当てがきちんとされているかによって就学指導もスムーズにいくかどうかが決まると思うんですよ。そういう意味で、福祉と教育委員会の連携というのは非常に本人にとって大事なことですよね。その点をよろしくお願いしたい。それから、聴覚障害については福祉課では問題点を押さえたということですので、今後の推移を見守らせていただきたい。それから病院ですが、聴覚障害者は来たことがないが難聴者は来たことがあるという言い方をおっしゃったが、難聴者というのは聴覚障害者じゃないんですか、そういう発想なんですか。それから、ほとんど聞こえないという患者さんに向かって、耳元で看護婦さんがのどをからしながらいろいろ指示を出していたというシーンを私は見ていますよ、この目で。もう少し、今福祉課で言った答弁のような問題点を明確につかむ発想を持ってご答弁をいただきたい。それから町民課ですが、お話を聞いているとそういう方が来たということは皆無に等しいというお話でした。そういうマニュアルはないが、もしうまくいかないようなことがあったときには考えると、そういうふうに聞こえたんですが、実はうまくいっているのは本人の方の努力なんですよ。家族がついてくるとか、そういう人はもともと出てこないとか、そういうことなんです。だから、自分たちの面前であそこのいすに座った人の中で耳が聞こえなくて困ったというのがない限りそういうものはないんだという発想はやめていただきたい。むしろ、そういう人たちがどんどん窓口に来れるような体制をつくるにはどうするかという発想になっていただきたいので、その点、ご答弁のちょっと言い方が悪かったんだろうと思いますので補足していただきたい。それから、自転車に関してなんですがくどくは申しません。問題点もよくつかんでいらっしゃると思います。私が言うのは、自転車が歩道を走っちゃいかんから危ない車道をどんどん走らせろというのではありません。私自身も歩道を自転車で走ることはよくあります。とてもおっかなくて車道を走れない、そういう状況です。自動車よりは自転車、自転車よりは歩行者の方が交通規範の適用については緩くなりますよね。それは人を傷つける可能性が少ないからということだと思うんです。ただし、自分が被害者になる可能性は多くなりますよね。そういう中でですね、やむを得ずというまくら言葉はですね、歩道を手当ても何もない、いわゆる自歩道になってもいない歩道を道路交通法違反だということを承知の上で走らせるところにやむを得ずをつけるんではなくて、多少基準を甘くしようが基準を無視しようが、自歩道としてきちんと走ることができるんですよというところにやむを得ずをつけていただきたい。それがどうも逆でないかと、道の考え方自身が。だから、大変失礼な言い方をすると、やむを得ずという言葉をつけることによって昼寝しているということになるんじゃないかと。そういう手当てをする方法は道路交通法の中にあるわけですから。それを適用するときになったら、急に難しいことを言い出してなかなか認めない。しかし、自歩道でもないんだから自転車で走っちゃここはだめなんでしょと言うと、やむを得ず走りなさいと言って逃げる。これは非常によろしくないですね。ということを強く公安委員会と言うんですか、そういうことのお役所ですね、そういうところに主張して、そして少なくとも町道については自転車で走れる町道の歩道については全部手当てしてありますというような状況をつくるだけのやはり腹構えを持っていただきたい。危ないからと言いながら、交通違反をしなさいという指導はやはりよくないです。これはなぜよくないかというと、もし事故を起こした場合ですね、自転車が加害者になったときを考えてみてください。やむを得ずということの指導を受けていたといっても、この人は交通違反行為を行って人を傷つけたということになりますよ。これはやはりよろしくない。だから、そこを考えたときには、やはりやむを得ずというまくら言葉は自歩道をつくる基準を多少なりとも緩めるというところにつけていただきたい。これは切にお願いします。それから教育委員会ですが、どうも今のお話を聞いていると学校に対してこういう要望なり通達を出しましたという話で終わっている。私はどういう効果が上がっているかということを聞いている。そこまでの調査は何も行ってないということですか。こういう問題の指導については、やはり効果がどの程度上がっているかというところまでいかなければ本当の意味での指導ではないですね。よく一片の通知をもって事を済ませたというようなことが新聞に書かれていますが、まさかそんなことで済ませているわけではないでしょ。そのあたりについてもう一度、簡単で結構ですからご答弁をいただきたい。以上で終わります。

答弁 教育長(教育長は2004年9月まで)

私の方からは何点かお答えいたします。まず1点目、保育所、幼稚園、母子通園センターともに把握していない場合の児童が存在しないのかというようなご質問だったと思います。正直申しましてあり得るケースです。そして、何らかの形で定期健診等でそういう状態が把握できればいいんでしょうけれども、できないケースもまれに発生しているというふうに思います。現実問題としましては、就学指導委員会自体が1年生とは限らないんです。ですから、1年間、実は入学してみてお子さんの状態を見る中で学習についていけない、あるいはちょっと普通学級でやるには大変だということが学校内で出てまいりますと、そのことによりまして親御さん、学校、教育委員会含めて協議をもって、2年次で就学指導を受けるというふうな形ももちろんとっております。ただ、できることであれば早く発見することが望ましいわけですので、その辺は保健福祉の方と協議しながら、できるだけ発見できるように努めてまいりたいというふうに思います。次に、母子通園センターとの関係ですけれども、言語に関しては現状の中では特殊教育を受けてこられた先生が指導されるという中では、現状では今の形が望ましいという中で役割を果たしていく、今後も果たしていくというふうな姿勢をとっていきたいというふうに考えます。学習障害、LDについてでございますけれども、正直申しまして学校内部でもまだまだ認識が薄いというか、もちろん各種の専門雑誌にはLD、ADHDについてのかなりの記述が出ております。ただ、現実自分たちが受け持っているお子さんがどういう状態だという中では、まだまだ認知されていないのかな。その中で、釧路管内におきましても、釧路の教育研究センターの講座などでも研修を行っておりますし、それ以外でも釧路市内でいろいろな研修が行われております。ただ、一概に特殊学級がいいかと申しますと、LDの場合は特定の部門に欠落が見えるというケースが多いわけですから、学校内部での調整の中でチームティーチング、複数で指導する等の方法の方が望ましいケースが多いのではないかなというふうにも考えておりますし、今このことにつきましては学校、道教委の方でもかなり詳しくいろいろな情報が出てくる中で、今後そういう形でのTT等も考慮されていくのではないかなというふうに考えております。小学校、中学校、横との連携の問題ですけれども、先ほどもお話ししましたけれども、その児童を中心として生まれたときからのケアマネジメントしていくという中では、現在も一時期意思の疎通を欠いた時期もあったようですけれども、就学前、小学校、中学校含めての連携が十分できているし今後もやっていけるだろうというふうに考えます。ただ、高校につきましては当然児童の希望によっての進学となりますので、個別にその高校の受け入れ等々は当然受験前に個々に協議をいたしております。そういう対応にしかならないのかなというふうに考えます。

答弁 町民課長(町民課長は2004年12月まで)

大変言葉足らずで失礼をいたしました。気持ちとして質問者からむしろ補足をして言っていただいたということになりましたが、私ども役場が総合窓口体制をしくぞと言ってからもう4年目の半ばを過ぎました。そういう意味で、役場全体のと言いますか、厚岸町の機能の入り口を任せられているという立場で、おいでになるお客さんに対してのサービスをどうするんだという立場で日々仕事を進めようということ、そこを意識しながらやっているつもりでございます。おっしゃられるように今までは聴覚障害者の方も含めて家族なり同伴者でおいでになってというのは現実の問題でありましたけれども、私ども町民課だけではなくて厚岸町全体として、おいでになる障害を持った方がお一人でおいでになるという場合についても、時間はかかるようになりますがお客様の立場に立った対応をさせていただくということで、町民課はもちろんでありますが厚岸町全体としての住民サービスという視点でこれからも進めていきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただければと思います。

答弁 建設課長(建設課長は2004年12月まで)

町道の自歩道の標識の設置の関係ですので私の方から説明させていただきます。自転車及び歩行者専用の標識、これは規制標識なんですけれども、基本的には道路管理者及び公安委員会が設置することができると。道路管理者が行う場合は、当然公安委員会と協議して設置するという形になるわけですから、当然自歩道としての設計指針ということは従来は2メートル50の幅、歩行者が2人すれ違って自転車がという、 2.5メートルが一応設計の基準であります。ただ、昨年からそれが 3.5メートルという幅に、自歩道の幅が設計指針が変わりました。いずれにしても、そういう道路が町道にあるわけですから、今後今質問者が言われたとおり当然公安委員会と十分協議しながら、設置可能なところから設置していきたいと、そのように考えておりますのでご理解いただきたいと思います。

質問 10番

いや、いいです。

出典:厚岸町議会 平成14年第4回定例会 2002年12月11日 議事録 PDF(57ページ) 間違いを知らせる