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赤平市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月13日

教育行政について

2024年12月13日、赤平市議会の一般質問で、今野宙議員が「教育行政について」質問し、教育長 高橋雅明、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
今野宙 議員
答弁者
教育長 高橋雅明、市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 2番 今野宙

次の質問に行きます。件名の2、教育行政について、項目の1、給食について、まず要旨の1、現在給食の時間が12時10分から12時50分までの40分間となっておりまして、その中には準備、片づけの時間も含まれており、実質の食事時間は約25分ほどとなっています。ほぼ全国平均と同等、むしろ少し多いぐらいなのですけれども、自分としては少々短いのではと感じております。食育などでよくかんで食べるなどの指導も学校で行っていることや学校生活において給食の時間は生徒にとって大切な時間だと考えておりますので、そうした観点からももう少し時間に余裕を持たせてはどうかと考えておりますが、見解を伺います。

答弁 教育長 高橋雅明

給食の食事の時間にもう少し余裕を持たせてはどうかとのご質問でありますが、小学校、中学校に多少差はあり、準備にかかる時間も若干変わってくるかと思いますが、食事の時間については児童生徒、個人差はあるものの、一定程度確保されているものと考えております。また、それぞれの学級で児童生徒数が違うことや特に小学校1年生を含む低学年など準備、後片づけに時間がかかると思われる学級については支援員を配置し、補助しながら食事の時間をなるべく長く取れるよう学校において工夫しながら対応しているところでありますので、ご理解いただければと思います。

質問 2番 今野宙

ありがとうございます。この件に関しては、気を遣いながら、工夫しながら努力されていると十分理解できましたので、次の質問に移りたいと思います。要旨の2、牛乳の選択制について。赤平市では、アレルギー対応可となっておりますが、選択制ではないということで、学校給食に牛乳が導入された歴史背景ですとか、日本人と牛乳に関する研究から考えても日本人の体には牛乳が合わない可能性であったり、逆に骨が弱くなるなどの研究もあります。おなかを下しやすかったり、苦手といった生徒も少なくないのではと考えておりますが、この選択制の導入についてどうお考えか、見解を伺います。

答弁 教育長 高橋雅明

牛乳の選択制についてのご質問でありますが、牛乳が苦手という子供は確かにいるかと思います。それは、我々大人にも同じことで、牛乳に限らず誰もが苦手な食べ物があるかと思っております。そこで、なぜ牛乳が提供されるかということに関しましては、ご承知のとおりと思いますが、学校給食法で定められているからでございます。学校給食法施行規則では、学校給食の区分として完全給食、補食給食、ミルク給食の3区分がありますが、全ての区分においてミルクが規定されているため給食に牛乳がついてくるということであります。したがいまして、昨年の質問でも答弁いたしましたが、学校給食は学校給食摂取基準に基づき提供しており、牛乳の栄養価、栄養素を前提とした献立となっておりますことから、牛乳の得手不得手はあるかもしれませんが、現時点で牛乳の選択制の考えは持ち合わせてはございませんので、ご理解いただければと思います。

質問 2番 今野宙

国の基準というのは、前提としてあると思いますが、地方自治体としての取組としてできなくはないと思います。既に実際に取り入れている自治体もあることから、様々なニーズ、多様化といった観点からも少しずつではございますが、増えていくことも予想されますし、一昨年に東京都多摩市では教育委員会が全員一致で選択制が採択されています。理由としましては、飲まずにそのまんま廃棄となっている量が多いこと、親御さん、教職員の意見や牛乳による体調不良を訴える生徒がいること、宗教的な観点など様々です。栄養基準、課題などもあると思いますが、既に導入している自治体も実際にあることから、今後の検討事項の一つとして考えていただければと思います。次の質問に参ります。要旨の3、現在赤平の給食に関して県産食材の地産地消率は米100%、野菜が2.2%、肉、魚、果物、その他食材はゼロ%、有機食材の使用率がゼロ%、輸入食材も使用していると聞いております。前回給食の量と質についての質問をさせていただいたときは、国の基準に沿ってしっかりと提供しているとご答弁いただきました。できれば、さらなる地元食材の使用であったり、健康面にも今以上に配慮した給食にしていってはどうかと思っていまして、食は学力でありますとか、生徒の精神状態も左右すると考えていますし、不登校ですとかいじめなどにも関係してくる可能性はなくはないと思っていて、子育て世帯の支援や赤平から育っていく子供たちのためといった観点からも自信を持って誇れる給食を目指す、子育て支援として給食にもしっかり力を入れていると言えるような給食にしてはどうかと思いますが、考えを伺います。

答弁 教育長 高橋雅明

まず初めに、地産地消の観点から申し上げますと、おっしゃるとおり地元食材の使用については心がけているところであります。地元生産者の収穫物、収穫時期、収穫量、需要と供給のバランスもありますことから、通年で給食として提供することは非常に難しいことをご理解いただきたいと思います。次に、輸入食材も使用しているとおっしゃいましたが、詳細まで調べることはできませんでしたが、一部加工品の中には含まれていると考えております。先ほどの答弁と重なる部分もございますが、金額が多少割高であったとしても基本的に1番目に赤平産、2番目に北海道産、3番目に国内産の順で食材を入手しております。したがいまして、どうしてもその時期に赤平産、北海道産、国内産の必要な食材が手に入らない場合、年に数回外国産を使用せざるを得ない状況がございますが、給食全体に占める輸入食材の使用割合は僅少であると考えております。次に、健康面に配慮した給食とおっしゃいましたが、学校給食である以上、学校給食法の目標の中にもあります適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図るということを念頭に置きながら給食を提供させていただいていることをご理解いただければと思います。最後に、自信を持って誇れる給食にする、給食にもしっかり力を入れると言えるような給食にしてはどうかとのご質問でありますが、議員が思うこれらに合致する具体的な給食のイメージが私どもには分かりませんが、いずれにいたしましても議員がおっしゃった点につきましては当然のことながら今までも、またこれからも留意しながら学校給食の提供に努めてまいりたいと考えております。

質問 2番 今野宙

まず、自分が言っているのは、国の基準に沿って提供していれば、それでいいのかということです。国の基準や方針というのが自分としては様々な面から考えてあまり信用ならないと考えていて、それは先ほど言った戦後からの給食の歴史背景であったり、これは検索すればすぐ出てきます。国の健康や栄養、医療に関する基準など、例えば最近の例を挙げますと、コロナ禍のマスクの有効基準であったり、2メートル以上離れましょうの基準であったりとか、血圧の基準、または健康、減塩に関しても水分と一緒にしっかり塩分も取りましょう、これくらいは摂取しましょうと言う一方で、健康のために減塩しましょうと。これは、天然の塩なのか精製塩なのか、製法などによって全く変わってくると。健康や栄養基準を考えるならば、塩分はしっかり取るべきで、減塩なんてあり得ないわけです。赤平の給食では、栄養士さんの下、精製塩ではなく天然の塩をしっかり使っておられます。調べていけば、何でと思う国の基準は多くありますし、それが本当に子供たちのためにしっかりとした基準になっているのかと自分としては懸念しているからです。どの自治体も基準に沿って提供していると思われます。前回質問したときの答弁でもお伺いしましたが、赤平に関しては栄養士さんの下しっかり考えながら努力されているというのは今回の答弁の内容でも十分理解できました。先日自分のほうで学校教育課さんのほうにお願いしてご協力いただいた独自のアンケート調査でも今現在全国のほか自治体と比べても通常、平均以上のいい給食を赤平が提供しているのは確認しています。その中で答弁にあった議員の思う給食のイメージということについては、ほかのほとんどの自治体はできる限り国の基準に沿って提供していると思いますが、それよりもさらに赤平では子育て支援のさらなる充実の一つとして国の基準よりもさらに考えられた付加価値ある給食を提供していきませんかと、そういった体制にしていきませんかということです。しかし、栄養士さんが献立づくりや食材の仕入れ、材料を選ぶ際などに国産、道産、有機食材などはやっぱり値段が高い、値段が上がってきているというのが現状ということで、それに付随して次の質問に参ります。要旨の4、給食費の値上げについてでございます。無償化とはなりましたが、物価高騰や予算、財源の関係、また給食により力を入れていくといったことも含めて給食費の増額についてどうお考えか、意見を伺います。

答弁 教育長 高橋雅明

議員のおっしゃるとおり、食材と物価高騰により今後賄い材料費の補正予算の検討しなければならない状況であります。そこで、給食費の増額という質問でありますが、給食費につきましては平成23年から1食当たり小学校245円、中学校300円としており、これまでの物価高騰の影響につきましても保護者負担の軽減を図るため一般財源を投入し、245円、300円を維持してきたところであり、加えて令和5年度から給食費無償化となり、そこの財源はあかびらガンバレ応援寄附金、いわゆるふるさと納税を活用しており、現在給食費における保護者負担はゼロ円であります。したがいまして、現在給食費の徴収対象者は、学校教職員や給食センター職員等であり、仮に給食費の引上げを行ったとしても保護者の負担は無償化が継続されている限りゼロ円でありますが、これも仮の話となってしまいますが、無償化が終了した場合、給食費引上げ後の金額が保護者負担となるわけですから、そこは慎重に検討しなければならないと考えております。受益者負担の観点、保護者負担の軽減を含む子育て支援の観点、様々な角度から検討していきたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。

質問 2番 今野宙

ありがとうございます。次世代の赤平を担っていく今赤平にいる子供たちには、やっぱりしっかり予算をかけて投資していくべきだと自分は考えています。今の自分たち、我々大人がそういった考えを持って関係者や市民にも理解を得ながら、まち全体で子育て支援をしていくといった考え方が大切であると思っておりますので、いい方向で検討となるよう要望して、次の質問に参りたいと思います。要旨の5、不登校生徒の給食のサポートについてでございますが、現状赤平では実施しておりません。全国的にも不登校生徒が多くなっているということで、サポートする自治体が増えてきています。子育て支援充実の一環として、そうした生徒にも対応していくことが親御さんの安心ですとか、手助けにもなっていくと思っておりますが、この導入についての考えはあるのか伺います。

答弁 教育長 高橋雅明

不登校生徒への給食サポートというご質問でございますが、具体的に議員がどのようなサポートをイメージしていらっしゃるか分かりませんが、ある自治体では学校に行けないなら給食センターにおいでよということで、事前予約制ではありますが、それを不登校生徒への給食サポートと位置づけているようであります。しかし、実績、成果については把握はしておりません。仮に本市がこのような取組を実施した場合、どれだけの効果が得られるか、児童生徒が事前予約で給食センターまで自力で来るのか、非常に難しいのではないのかと考えております。不登校に至るまでの原因、要因は児童生徒様々であり、議員がおっしゃる不登校生徒への給食サポートについて現時点で実施する予定はございません。

質問 2番 今野宙

難しいと考えてしまうと、何もできないと思っています。せめて必要である可能性があるのであれば模索していくなど、そういった姿勢がやっぱり必要ではないのかと思っています。学校に行けない理由は、生徒様々、いろいろな状況の生徒がいて、赤平ではほか地域に比べてもそこまで多く生徒がいるわけではないので、配膳だったり、弁当方式であったり、または学校内などに不登校の生徒に対して給食を提供する場所を設けて学校に足を運びやすいような機会をつくって先生ですとか、同じ悩みを持つ生徒などと顔を合わせたりするということもまた学校に通う一つのきっかけになると、そういうこともあるのではないかと自分は考えております。答弁の中にもちょっとあったのですけれども、実際にどうなるかは結局ほかのまちがどうであっても自分のまちでやってみないことには分かりませんし、まずやってみて課題が出たならば改善、修正も後で全然していけますので、そうした制度を使う生徒が少なかったり、いないかもしれない、実際は、けれどもそうした体制を事前に行政、こちら側が整えておくということに意味があると自分は考えておりますので、今後子育て支援充実の一環としての検討というのを自分としては要望いたします。最後に、これは市長にお聞きしたいと思います。今回不登校生徒への給食サポートについて非常に難しいと、現時点での実施予定についてはありませんといった今教育長からの答弁でした。前向きな姿勢というのは、やっぱりこういったところから自然に伝わってくるものなのではないかなと自分は思っています。学校生活や給食というのは、親御さん、生徒、どちらにも、市長言われますように市民にとってすごく暮らしに身近なことだと思いますし、学校に行けない、悩んだり、困っていると、教職員関係者の方々も尽力されていると思います。行政としてもそういった様々な角度からそうした関係者の方々の負担軽減にもなるように協力、サポート体制の強化も必要ではないかと考えております。現在市長の方針の中にもあるとおり、今まちを挙げて健康に関する様々な勉強会、イベント、施策であったり、給食費無償化、通学支援強化など子育て支援の充実というのも市長がやっていきたいことの一つなのではないかと自分は考えております。予算だったり、財源の投入といったことも含めて不登校生徒へのサポートであったり、給食、これは市の政策の一環である子育て支援の充実として前向きに進めていくべきだと自分は考えておりますが、いかがでしょうか。

答弁 市長 畠山渉

不登校生徒への給食サポート、またそのほかの支援についてのご質問だったというふうに思いますけれども、学校生活と同じく給食が生徒ですとか保護者の皆様方にとっても非常に身近で重要であるものというふうに考えております。また、教育長をはじめ、私どもも当然そこは認識しているつもりでございます。教育長からの先ほどの答弁にもありましたように、不登校生徒への給食サポートについては現時点では実施予定がないという考えでございますけれども、これは決して前向きな姿勢に欠けているというわけではございません。現状の制度ですとか、予算制約の中で慎重に考えなければならない問題であるということをぜひともご理解いただければと思います。

質問 2番 今野宙

ありがとうございます。現状難しいのかもしれないけれども、やっぱり最初から諦めずに、実現できるできない、するしないは別としても少しでもよくなっていくように、実現していけるように取り組んでいく姿勢というのがやっぱり大事だと、大切だと考えておりますので、よりよい方向での運営となるようこちらから要望して、今回の全ての質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:赤平市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月13日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる