赤平市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月6日
町内会の諸課題について
2024年9月6日、赤平市議会の一般質問で、丸山勝正議員が「町内会の諸課題について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 丸山勝正 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 丸山勝正
次の質問に移ります。件名2、町内会の諸課題について、項目1、町内会が抱える諸課題について、要旨の1、町内会は地域コミュニティの中心的な役割を果たしていますが、担い手不足等により活動の持続可能性が低下するとともに、防災や高齢者、子供の見守り、居場所づくりなど変化する地域社会のニーズに直面する多くの課題があります。総務省は、対応策の検討に当たってアンケートや自治体ヒアリングから自治会、町内会の自主的活動及び市区町村の支援策の先進事例を分析するとともに、まず1として担い手の確保、現役世代等の参加の促進、2として役員等の負担軽減、行政の依頼事項、活動内容の見直し、3として透明性の確保、活動内容や会計面、4として法人化、認可地縁団体制度の活用等、対応策の検討と類型化を図っています。市区町の施策により自治会活動が変化した事例では、栃木県宇都宮市の自治会加入促進・活性化業務で高齢者自治会員、特に独り暮らしの高齢者の加入率の維持、高齢化に伴う担い手不足の解消に向けて暮らしの困り事なんでも相談カフェの実施や静岡県吉田町では町内会長以上の役職に女性を登用した場合、補助金を加算して交付するという女性登用加算制度も紹介されています。全国津々浦々でこうした町内会、自治会の持続可能性を高める努力がなされていますが、赤平市のこうした諸課題に対する見解をお伺いいたします。
答弁 市長 畠山渉
市区町村の施策により自治会の活動が変化した事例に関する市の見解についてでございますが、現在多くの自治体では町内会運営が非常に厳しく、存続が危ぶまれている状況にあります。当市におきましても高齢化や加入者の減少による町内会の担い手不足や存続など、様々な機会を通じてご要望、ご意見を賜っております。今後の取組につきましては、町内会が活動する地域行事、防災活動や広報配布、地域における困り事の解消など、地域コミュニティの重要性を認識しつつ、町内会と市がお互いに協力し合うことが必要であると考えております。
質問 3番 丸山勝正
総務省では、地域コミュニティに関する研究会報告書を令和4年に発表、地域活動のデジタル化が取組の柱の一つに掲げられ、コロナ禍のピンチをチャンスと捉え、現役世代や若者の積極的な参加を促しつつ、市区町村が自治会等の地域活動のデジタル化のために積極的に取り組むことが有効と地域活動のデジタル化の実証実験を令和5年4月から令和6年3月の期間行っています。事業実施団体は、北海道の美深町を含め全国10市町、参加自治会数は計51団体です。地域交流アプリ、いちのいちを市町及び自治会等に提供、地域交流アプリの機能には電子回覧機能や役員連絡機能、災害機能、コミュニティ機能があり、データが得られました。まとめとして、社会全体のデジタル化が進められている中で自治会等の地域活動のデジタル化を進めていくことは、情報共有手段の効率化を図るとともに、新たなサービスや価値を地域住民が享受できる可能性を有している。一方で、スマートフォンの保有状況や新たなアプリをインストールすることに対する抵抗感、高齢者が多く、活用が難しいといった声もあり、デジタル化によって取り残される人をつくらないようにしなければならないという新たな課題も生まれてきています。今後は、若い世代を巻き込み、PTAや社会福祉協議会、NPOなどの様々な地域団体との連携が不可欠であり、持続可能な地域づくりのためにデジタルツールをリアルの地域活動の場に活用しながら、デジタル化を徐々に浸透させていくことが重要と考えますが、市の見解を伺います。
答弁 市長 畠山渉
地域活動の場を活用しながらデジタル化を徐々に浸透させていくことについてでございますが、社会全体の流れはデジタル化の方向へと進んでいるものと認識しております。スマートフォンの保有率も徐々に高くなっている一方で、詐欺問題を懸念して新しい機能の操作について抵抗感が強い高齢者も多いのではないかと感じているところであります。時代背景に同調することを否定するものではありませんが、丸山議員がご指摘のとおり時代の流れを酌み取りつつも急がず、徐々に浸透することが望ましいものと考えております。
質問 3番 丸山勝正
デジタルの社会実装の波に後れを取らないことが大事と考えます。今後の取組に期待いたします。続きまして、要旨の2に移ります。8月19日、町内会連合会役員と市議会議員との意見交換では、町内会役員の後継者不足が特に深刻との声がありました。最重要課題であり、一朝一夕に解決できる問題ではありませんが、市の見解を伺います。
答弁 市長 畠山渉
町内会役員の後継者不足についてでございますが、人口の流出とともに住民の高齢化、町内会加入者の減少、近所付き合いの希薄化などの要因によりまして町内会役員の成り手不足や町内会の存続についてのお話を町内会連合会や町内会長会議など様々な機会を通じてご意見、ご要望をいただいているところであります。市といたしましても防犯灯の補助率を上げ、また会館除雪経費を助成しながら町内会活動の一助となるよう取り組んでいるところでありますが、町内会が抱えるこの問題について町内会と市がお互いに協力し合うことが必要であると考えております。
質問 3番 丸山勝正
人ごととしてではなく、自分事として町内会と市が協力し合う行動の中で新たな人材の発見や発掘につながるものと信じます。知恵を出し合いたいと考えます。