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赤平市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月5日

炭鉱遺産の今後について

2024年9月5日、赤平市議会の一般質問で、木村恵議員が「炭鉱遺産の今後について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
木村恵 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 1番 木村恵

次の質問に移ります。件名の3、炭鉱遺産の今後について、項目の1、市民説明会及び市民アンケートについてです。要旨の1です。炭鉱遺産の今後については、8月16日から29日まで市内7か所において説明会が行われました。説明の中では、利用度や関心度、財政措置のあるべき姿のようなものですけれども、そういった項目を設けて市民アンケートを行ったことも触れられておりました。私も数か所に参加をしましたが、市民の参加者も少なく、関心の低さがうかがえたということです。同時に、説明会の目的がよく分からないといった声もあったように、市民の方々にとっては大きな判断だという認識の下、意見が出しづらいということもあったのではないかと感じました。今回のアンケート結果及び説明会の意見の集約など、終わったばかりで恐縮ですが、どうなっているのかお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

今回のアンケート結果及び説明会の意見などの集約についてでございますが、議員も言われたように説明会の参加者は少なく、関心も低かったものの、併せて実施いたしましたアンケート結果につきましてはあくまでも現時点での速報値ではありますが、炭鉱遺産の浸透度については見学の有無の問いに対して見学経験ありの方が3割弱、見学経験のない方が6割弱で、関心度についてはある程度関心がある方が3割強、関心がない方は5割強で、炭鉱遺産保存予算への意向については増やすべき方は5%程度、現状維持の方は4割弱、減らすべきといった方が2割強となったところであり、おおむね炭鉱遺産についての関心の低さと炭鉱遺産保存予算についても現状維持及び減らすべきというご意見が多かったところであります。説明会の意見については、議員も言われておりますように説明会開催の目的がよく分からないなどというご意見もございました。また、炭鉱遺産を重要文化財とすることを進めてほしい、炭鉱遺産ツアーなどで稼いだお金で業務を進めてほしいというご意見もありましたけれども、おおむね炭鉱遺産にはお金を使わず、市民生活に係る身近なものに使ってほしいというご意見が多く出されたところであります。

質問 1番 木村恵

やはり関心の低さと多額の費用をかけることよりは現状維持という意見が多かったというふうに思います。私は、炭鉱の歴史そのものについては赤平市の大切な歴史、文化ということで保存、継承に関しては肯定的です。しかし、大規模な炭鉱遺産公園化であるとか、重要文化財を目指し、将来にわたって財政的な負担をしながら維持をしていくということについては反対の立場を取っております。そういった意味でいえば、今回のアンケート結果あるいは市民説明会から見えてくる市民世論というものは、私の考えとほぼ同じだったのではないかというふうに思っております。説明会で担当の係の方や畠山市長の発言というものを聞いておりましたが、重要文化財を目指したいとも目指したくないとも取ることができない発言だったと思います。例えばこんなに多額の費用がかかるのですということもなければ、これだけしかかからないのですという、そういった誘導的な言葉もなかったというふうに思います。極めて中立的に説明をされていた、その中で多くの反応が今言ったように重要文化財指定にこれだけの費用がかかるものは現状維持のほうがいいという声が多かった、そういう結果だったということは事実だったと思います。少なくとも私はそういう印象を受けました。畠山市長は、賛成、反対、どちらの意見にもくみしませんといった発言されておりましたが、アンケート結果と説明会の意見を基に今後方針を決めていくということをおっしゃっておりましたので、終わったばかりですが、方針決まったりしていないのかと思いますが、印象として畠山市長はどのように感じられたのかというのをお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

私の印象といたしましては、議員ご指摘のとおり参加者の意見は炭鉱遺産については重要文化財を目指すということではなく、多額な予算をかけずに現状維持というご意見が多かったものと感じております。

質問 1番 木村恵

同じような印象持たれていると思います。生活に近いところにもっとお金をかけてほしいという声なんかもあったし、水道の今後のことを心配されている市民の方々の声もあったのではないかというふうに思うのです。1つ気になることがあったので、お伺いしますけれども、説明会の中で市民の方々の中に、先ほど説明会が分かりづらいといった中の方だと思うのですが、ガイダンス施設の運営についての意見というのが出されていたのです。すごく否定的にガイダンス施設の運営自体をもっと縮小したほうがいいのでないかという意見当然ありましたけれども、ガイダンス施設で収益を上げていってお金を使っていけばいいのではないかという意見なんかもあったのですが、今回の説明会というのはあくまでも重要文化財の指定に向けて今後どのような対応を取っていくのか、つまり立坑やぐら、ヤード棟といった部分、そこに長期的改修のこれだけの費用がかかりますよと、重要文化財になった場合はさらに国指定の工事等々が入りますよという説明を中立的に行われていったもので、あくまでも立坑やぐらとヤード棟などの今後について重要文化財指定するに向かうか向かわないかについての意見を求める説明会だったというふうに思っております。現状維持もしくは見守り保存なども含めて、そういった意見を求める説明会で、炭鉄港の取組であるとか、現在行われているガイドつき見学を含むいわゆるガイダンスの運営などに大きく支障になるようなことを聞いているわけではないと、そういう理解でいいのかお伺いしたいと思います。

答弁 市長 畠山渉

今回の説明会は、重要文化財の指定も含めた市として今後どのように炭鉱遺産を保存していくのか、つまり多額の予算をかけるのかどうかということについて市民の皆様にご意見を伺うというものでありました。説明会のご意見とアンケート調査の結果を踏まえたこれからの対応については、今後判断してまいりますが、基本的には炭鉄港の取組や入館者及びガイド見学者への対応など引き続き取り組んでまいりたいと考えております。

質問 1番 木村恵

引き続き取り組んでいくということでした。私も先ほど聞いていて自分でもよく分からないなと思っていてあれなのですが、いわゆるガイダンス施設については私建設時反対しておりましたけれども、現在社会教育施設として利用していくことには異議を申してはいません。当然ほかの公共施設同様、これが収入を求める施設だという認識もありません。ある程度維持管理費用かかることも認めておりますし、不要な予算はかけないほうがいいと思っておりますが、そういったものも認めてきていると。さらに言えば、物販などに関しても行政ではできないことから、外部委託して行ったりもしていましたが、それも今担い手がいないと、そういう状況になっていることも十分理解をしております。ただ、そういう事情を説明会に来られた方でなかなか分からずにもしかすると長期的改修とか重要文化財にならなければガイダンス施設そのものがなくなってしまうのではないか、縮小してしまうのではないかと、ガイド見学などもやめてしまうのではないかというふうに混同されている市民の方々もいらっしゃったのかなというふうに感じたのです。それで今お伺いしたわけですが、あくまでも重要文化財の指定を目指す、そういった方向に向けてどうするのかということを聞いて今後どのような結果になってもガイダンス施設であるとか、ガイドつき見学などには現時点では影響がないということは今確認できたということでいいと思います。話を戻しますけれども、炭鉱遺産の今後についてということで今言ったような部分ですが、科学的根拠というものはそろったのではないかというふうに私は思います。重要文化財の指定を目指す、いわゆる長期的改修費用、こういったものの是非というのは行政内部協議、畠山市長の判断に委ねられるということになったと思います。ぜひ慎重な議論と適切な判断、こういったものを期待しておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:赤平市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月5日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる