赤平市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月6日
地域医療の充実について
2023年9月6日、赤平市議会の一般質問で、北市勲議員が「地域医療の充実について」質問し、市長 畠山渉、あかびら市立病院事務長 杉浦圭輔が答弁しました。
- 質問者
- 北市勲 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉、あかびら市立病院事務長 杉浦圭輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 8番 北市勲
議席番号8番、新政クラブ、北市勲でございます。通告に従いまして、質問させていただきますので、ご答弁のほどよろしくお願い申し上げます。件名1、地域医療の充実について、項目1、赤平市の医療についてお尋ねをいたします。地域人口構造の変化や医療ニーズの変化に合わせた持続的な医療サービスの在り方を検討し、安全で安心な医療が受けられる環境を整えると市長さんは表明されました。令和3年3月の議会において、私は将来の人口や高齢化の進む中で赤平市単独で医療を維持できるのかという質問に対して、将来の赤平市の医療体制については医療人材の確保は厳しさが予想されるので、中空知地域医療構想調整会議で関係者と協議を重ねながら、中空知地域医療構想調整会議を通して市民が安全で安心な医療を受けられる環境づくりを進めてきたと思いますが、その環境づくりがどの程度進んでおられるのかお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 市長 畠山渉
赤平市の医療についてでございますが、人口減少、高齢化が進み、医療ニーズが変化し、赤平市はもとより、近隣の公立病院においても患者数の減少が見られております。そのような中でも市民が安心して医療を受けられる環境を整えていくために、中空知地域全体として医療の在り方を検討していく必要があるというふうに考えております。当病院といたしましては、市民に身近なかかりつけ病院としての機能を維持、充実させるとともに、より専門的な医療が必要な場合には適切に近隣の専門病院、基幹病院等につなげるなど地域医療連携、機能分担をさらに進めていく必要があると考えまして、そのことも踏まえ、公立病院経営強化プラン策定に向けて議論を進めているところであります。かかりつけ病院の機能を維持するため、必要な医療機器等の整備を計画的に行うとともに、医師、看護師、パラメディカルについて現在も紹介会社等を活用し、確保に努めております。近隣病院も含め、慢性的に人材が不足している状況ではありますが、少しずつ応募も来ており、随時採用しているところであります。また、地域医療連携については、医療連携室を通じた病院間の連携のほか、事務レベルでの連携も進めているところであります。さらに、今後の中空知の医療の在り方を議論する上で欠かせない中空知地域医療構想調整会議でございますが、ここ3年間はコロナ禍による書面会議で十分な議論はされておりませんが、今後は対面開催が予定されております。コロナ禍により、地域医療や各公立病院等の状況も変化してきておりますので、中空知地域医療構想調整会議等の中で市民が安心できる赤平市の医療提供体制、そして中空知全体の医療体制、医療連携について検討してまいりたいと考えております。
質問 8番 北市勲
ただいまの答弁で、中空知地域医療構想調整会議はコロナ感染症の拡大による影響によって書面会議では十分な議論ができなかったと。ということは、中空知の医療についても進んでいないと、そのように理解したのですが、その間中空知地域医療構想調整会議に臨むに当たり、当然赤平市は赤平市の基本的な考えがあると思いますが、これについて開設者である市長さんと病院の診療責任者である院長先生ほか医療の関係者とどのような協議をされてきたのか。されてきたのであれば、その中身について赤平市の基本的な考え方をお聞かせいただきたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
中空知地域医療構想調整会議の中で赤平市としての基本的な考え方についてというご質問だったというふうに思いますけれども、地域医療構想調整会議の役割、また議論する内容というのは、これは全国的にも行われてきているものでございまして、議論する中身といたしましてはそれぞれ地域の病院の担うべき病床機能の役割ですとか、また病床機能の情報の共有、また地域医療構想の達成の推進に関する協議等がなされてきております。特に先ほども申し上げました公立病院経営強化プランの策定といったところでいきますと、基本的には各病院の役割、機能の最適化、また機能の分化、また連携の強化、それから重要となってくるのが医師、看護師等の確保でございます。また、経営形態の見直しですとか、経営の効率化等も図っていかなければならないものというふうに考えております。当然それぞれの地域にある病院もそうですけれども、医療機器もそうです。それから、今申し上げました医療スタッフもそうなのですけれども、今ある人材、また設備等も含めて有効に活用していかなければならないというところでございます。そして、やはり医療スタッフの確保、医師、看護師等のスタッフの確保が重要になってきているというふうに考えておりますので、そこについてもこの会議の中でそれぞれ連携しながら取り組んでいかなければならないという共通認識に立った上で今議論をしていくところでございます。
質問 8番 北市勲
これからの話を聞いているのでなくて、この2年半にわたってその会議に臨むに当たって開設者の市長と、それから診療の責任者の院長と協議されたのかということも含めて聞いているので、今の答弁ではその文言は一切ありません。私が聞いている答えとは違うのです。今市長さんがおっしゃった公立病院経営強化プラン、これについても後ほど質問しようと思っていますけれども、私が聞いているのは、この調整会議に臨むに当たって院長と首長が仮に違った意見出せば赤平は一体何考えているのだというような批判を受けかねないということを危惧しているのです。そういうことで院長先生との話合いはされたのかどうか、もう一度お伺いしたいと思っています。
答弁 市長 畠山渉
院長との協議についてでございますが、通常の業務中ですとか、管理会議などの会議の場において現状や対策について私どもと院長が協議する機会というものでございますけれども、事務長を含めた事務部門のほうとの協議はございますけれども、赤平市医療の今後の大きな方針については協議できていないというのが現状でございます。現在公立病院経営強化プランを作成しているところでございますけれども、この作成の段階においてプランのたたき台を基に院長の意見もお聞きしていければというふうに考えております。中空知地域医療構想調整会議でございますが、院長も委員でございますので、地域医療連携、また機能の分化についても情報共有を図ってまいりたいというふうに考えております。
質問 8番 北市勲
協議されていないと、情けない話です。病院は、特に赤平市の医療というのは今赤平市民が最も関心の高い一部でもあります。このことについて正面から取り扱われないような感じを受けるのでは、やはり市民は安心して赤平の医療を、あるいは診療を受けることはできない。市長さんがおっしゃる持続的な医療を確保するためにも、ここは避けては通れないと思うのですけれども、これについてもう一度今後この調整会議に臨むに当たって赤平市と、それから病院との考えが全く変わらないということをここでおっしゃっていただきたいと思っています。
答弁 市長 畠山渉
これまでは、先ほども申し上げましたとおり十分な議論は、お話合いもできておりませんけれども、また病院の事務部門と院長との間の協議もコロナ禍ということもございましたけれども、十分にはなされておりませんでした。今後におきましても考え方については基本的には変わらないというふうに思っております。ただ、ほかの病院、赤平市以外の病院との認識については、また望むべき方向等についてはやはり若干の考え方の違いもあろうかというふうに思いますけれども、ただどこの病院も単独では将来的にも持続可能というふうには言い切れませんので、それで調整会議の中で議論を進めているところでありますので、ご理解いただければと思います。
質問 8番 北市勲
分かりました。私も自治体病院持っている首長さんはそれぞれの考え方を主張されると思います、この調整会議では。だけれども、それは基本的なものを持っていれば譲歩することもできるし、そういった柔軟な対応ができるわけで、初めから考えがなしで進もうでは会議なんていうのは進まないと、このように思っていますので、どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。先ほど申し上げましたこの医療問題、市長さんが実施したアンケートの中でも非常に関心の高い項目であります。我々赤平市民は、命と健康を守るために市立病院に対する期待は大きいものがあります。どうかその市民の期待に応えること、努力していただきたいということで、次に移ります。次に、要旨の2ですが、市長さんがおっしゃっていた市民が安心、安全で受けられる医療の環境を整えるには、先ほども申し上げましたように中空知地域医療構想調整会議を通して医療の連携、あるいは効率化等の話合いをされるということですが、赤平の環境をどのような手順で整えていくのか、またいつ頃これが実現するのか、これについてお答えをいただきたいと思っています。
答弁 市長 畠山渉
医療環境を整える時期等についてでございますが、現在今後の赤平市の医療についてあかびら市立病院の在り方も含め、公立病院経営強化プランの策定を行っているところであります。当院の現状を踏まえ、医療体制や地域連携などについて情報を共有しながら、来年3月までには計画を策定する予定であります。また、今後の赤平市の医療環境を整備していくためには、中空知全体での連携が必要と考えております。しかしながら、他市町、他公立病院の現状や考えも様々でございまして、その調整には一定程度の時間が必要であるというふうに考えております。現時点で明確な時期は明言できませんけれども、今後も北海道が中心となって進めている中空知地域医療構想調整会議等の中で市民が安心できる赤平市の医療提供体制、そして中空知全体の医療体制、医療連携について検討してまいりたいと思います。
質問 8番 北市勲
どうもありがとうございます。私は、手順をお聞きしたので、話によると来年3月までに公立病院経営強化プランの計画を策定すると、こういう具合に理解してよろしいかなと思うのですが、この公立病院経営プランというのは市長さんが考えている環境といいますか、医療環境に近いものなのかどうかもお聞きしたいと思っています。
答弁 あかびら市立病院事務長 杉浦圭輔
経営強化プランについてでございますが、今3月の完成に向けて話合いを行っております。この内容といいますのは、国である程度の大枠は示されておりますが、経営強化プランですので、経営の効率化はもちろんのことですが、地域医療構想等を踏まえた役割、機能の最適化、連携の強化、医師、看護師等の確保と働き方改革、経営形態の見直し、新興感染症の感染拡大時等に備えた平時からの取組や施設設備の最適化など幅広い内容の計画となっております。この中で先ほど来言われております他医療機関との連携強化や機能分担などについては、今後の地域医療構想等の方向性や他医療機関の考え方もあるため、それらを考慮した内容となっていくとは思うのですが、理事者や院長、副院長等とも今後とも協議を重ねながらよりよい計画を策定してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
質問 8番 北市勲
公立病院経営強化プランというのは、おおよそ分かりました。いずれにしても、先ほども申し上げました医療問題というのは赤平市民にとって非常に関心の高い部分であると。これは、あえて今ここで何回も言わなくても当然市長さんはアンケート取っているわけですから、分かると思う。そういう意味で多くの市民が期待をしております。赤平に長く住み続けるためにも医療というのは欠かすことができない項目でもあります。早急に持続可能な医療体制を構築していただいて市民の期待に応えていただきたいと要望して、この質問終わりたいと思います。ありがとうございました。