赤平市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日
学校給食について
2022年12月15日、赤平市議会の一般質問で、安藤繁議員が「学校給食について」質問し、教育長 高橋雅明、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 安藤繁 議員
- 答弁者
- 教育長 高橋雅明、市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 4番 安藤繁
次に、件名3、学校給食について、項目1、安心、安全な学校給食の提供についての要旨1でありますが、新型コロナウイルス感染症が長期化し、いつになれば終えんするのか見通しがない中、ロシアとウクライナの軍事衝突が勃発しまして、本当に予想外に両方とも長期化しております。さらには円安など予測不可能な複合的な要因によりまして、皆さん御存じのとおり物価が高騰しております。2021年度から今年にかけて原材料高騰に伴う学校給食の食材の仕入価格は平均して1割ほど上昇し、給食現場では栄養バランスを維持しつつ原価を抑えようと献立の工夫をしておりますが、限界もあり、苦渋の選択で給食費を上げる市町村、こういったものが各地で出始めております。生活必需品の高騰も相まって、生活困窮者を中心に大きな影響が出ているという声を多数耳にします。学校給食法第2条では、学校給食の目標について、適切な栄養摂取による健康の保持、増進を図ること、日常生活における食事についての正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこととしておりまして、目標達成には栄養管理が重要である。栄養管理は、学校給食実施基準、これは学校給食法第8条に基づいておりますけれども、これに基づいて行われるというふうにしております。このような中で、当初は学校給食実施基準を満たすため、物価高騰対策として国の交付金を活用しながら1食当たり20円相当分を公費負担として、食材費、これは賄い材料費、これを増額する補正予算をされております。学校給食の実態を確認するためにあえてちょっと質問をしたいと、同僚の議員からも質問ありましたけれども、今現在の実態を確認するための意味を含めて質問したいと思います。学校給食は学校給食実施基準に基づいて実施されているというふうに思いますが、献立、栄養管理に関する計画作成、さらには給食内容の確認及び改善、これにつきましてどのように当市は行っているのか。また、給食につきまして生徒へのアンケート調査は、これは定期的に行っておられるのかどうかお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 高橋雅明
学校給食に関する献立、栄養管理に関する計画作成や給食内容の確認及び改善はどのように行っているのかということにつきましてでございますが、学校給食における食事内容につきましては、学校給食基準に基づき、それぞれのエネルギーや栄養素等の基準値を定めている学校給食摂取基準を踏まえ、学校給食センター栄養士を兼務している赤平小学校の栄養教諭を中心として、学級担任等と連携しつつ、学校給食を活用した食に関する指導を効果的に行えるよう配慮しながら食事内容を決定しております。献立につきましては、毎月発行の給食だよりでメニュー並びに使用する食品などの情報を児童生徒にお知らせし、併せて発行している食育だよりで給食摂取における留意点や栄養に関する情報などをお知らせしております。食に関する生きた教材としての地産地消につきましては、可能な限り地元食材の使用に努めるとともに、児童生徒に生産者の努力をより感じてもらえるよう、地元生産者からのメッセージDVDを各学校に配付をしております。また、学校給食全般では、学校給食の円滑な運営を図るため、諮問機関として設置している学校給食運営委員会において施設整備等も含めた年度全体の学校給食業務計画をお示しし、ご意見をいただきながら進めているところであります。昨今の物価高騰による食材費への影響につきましてですが、現時点においては補正予算計上後の賄い材料費内での提供が可能と考えておりますので、例年同様特に原価抑制の工夫等は行っておらず、安心、安全な給食の提供はできるものと考えております。次に、児童生徒のアンケート調査の実施についてでございますが、給食についての児童生徒のアンケート調査は特に実施はしておりませんが、栄養教諭が食育指導で学校訪問した際に児童生徒から献立の感想などを聞き取り、食事内容決定の参考にしているところであります。また、子供たちに大好評のバイキング給食につきましては、コロナ禍以降感染予防の観点から実施できておりませんが、その代替としてデザート3種類の中から自分の食べたい1種類を選ぶセレクト給食を実施しており、子供たちにとって給食の時間がより楽しいものになるように努めております。
質問 4番 安藤繁
ただいま教育長より詳細にご答弁をいただきました。学校給食は、エネルギーや栄養素などの基準を定めている学校給食摂取基準を踏まえまして、給食センターの栄養士を兼務されておられる小学校の栄養教諭を中心に、学級担任と連携しつつ、学校給食運営委員会の意見も踏まえて給食全般の円滑な運営を図っているとのことであります。また、物価高騰による食材費の提供については、補正予算の使用で例年どおり原価の抑制なしで提供しており、コロナ禍でバイキングはできないけれども、本当にバイキングを子供たちが楽しみにしております。これができないので、セレクト給食、3種類ほどあるようですけれども、実施しておられるということであります。さらに、アンケート調査は実施していないけれども、栄養教諭が食育指導の際に生徒から感想などを聞き取り、献立の参考にしており、その他にも食材の地産地消や地元の生産者からDVDの配付など、児童生徒へ、物価の高騰する中、給食のグレードを例年どおり維持しつつ、安心、安全な給食の提供につき、きめ細やかに配慮していることが確認できました。次に、項目2、学校給食費の負担について、要旨1についてでございますが、今年の10月には多くの食品が値上げとなっております。帝国データバンクの10月末時点の集計によりますと、主要食品会社が実施する11月の値上げは833品目でございまして、牛乳、乳製品が多くなっているということでございます。また、来年の値上げでございますけれども、円安進行を背景に2,000品目を超えると予想されておりまして、春先にかけまして値上げラッシュが懸念されるということでございます。東京都の葛飾区、ここでは野菜をはじめ、乳製品や小麦、油脂などの食材価格が高騰しているため、低価格の食材を選定するなど献立の作成内容を工夫して対応してきましたが、令和3年度の1学期の給食の平均値を確認したところ、小学校では鉄の摂取量が不足し、中学校ではカルシウム、マグネシウム、鉄が僅かではありますが、不足していたとのことであり、学校給食費を公費負担で改定するということでございます。いずれにしましても、育ち盛りの子供にとっては、十分な栄養が取れない、こういうことはあってはならない事態だと思います。何としても避けなければなりません。また、物価高が続き、各家庭では近所の複数のスーパーをあちこち行って使い分けするなど生活防衛をしているということでございます。家計が厳しくなると最後に行き着くところが食べ物の質を落とす、量を減らす、極端には食事の回数を減らすということになっていかざるを得ないと思います。将来を担う子供の健全な発育のためには、その不足分を補うべく、学校給食の量や質、これはしっかりと確保してあげる必要があると考えます。旭川市では、急激な物価上昇にコスト削減が追いつかないとしまして、5年ぶりの給食費値上げに踏み切る方向で検討しているということでございます。札幌市も来年度以降の値上げを検討している、こういう状況でございます。本市は、第2期赤平市子ども・子育て支援計画の施策で、学校給食費の軽減、子育て世帯への経済的支援を幅広い年代で実施するため、値上げを回避し、保護者の負担の軽減を図りますとしておりますが、今後さらに大幅な物価高騰が進むのではないかというふうに考えられますけれども、当市の給食費についての考え方、これについてお伺いをしたいと思います。
答弁 教育長 高橋雅明
さらなる物価高騰が進み、公費負担が増大していった場合の給食費の考え方でございますが、議員ご質問のとおり、物価高騰につきましては収束する気配がなく、来年度以降も継続、またはさらなる高騰の可能性が高いのではと感じているところであります。令和2年を始期とした第2期赤平市子ども・子育て支援計画の施策の一つであります学校給食費の軽減、その内容は値上げの回避でありますが、今後さらなる物価高騰が継続した場合でも、国による財源補填の有無にかかわらず、計画期間の令和6年度までは当然値上げの回避は継続するものと考えております。学校給食費軽減の施策は、平成27年度を始期とした第1期赤平市子ども・子育て支援計画からの継続施策であり、本市の子育て支援策の根幹に位置づけられるものと認識しておりますが、令和7年度以降における施策の継続につきましては、次期計画の第3期赤平市子ども・子育て支援計画を策定の際に協議、決定されるものと考えております。
質問 4番 安藤繁
ただいまの答弁、令和2年を初めとしまして、第2期赤平市子ども・子育て支援計画の施策の一つとしまして、物価高騰が継続しましても、国の財源補填の有無、これにかかわらず値上げはしないという非常に力強くて明快な回答をいただきました。これで保護者も非常にほっとして安堵するというふうに思います。大変でしょうけれども、頑張って継続していっていただきたいなというふうに思います。続いて、要旨2に入りますけれども、今当市では値上げをしないという非常にいい答弁をいただきましたけれども、現在諸物価高騰に対応しまして、全国的なのですけれども、給食費の無料化、これ以前同僚議員からもありましたけれども、無料化を求める流れ、こういったものが起きてきております。子育ては政治が支援するものという認識も徐々に進んできているようでございます。今年の7月時点で福島県内では59市町村のうち23市町村が減額、21市町村が一部助成と、合わせて44市町村、75%で減額または一部補助を実施しているということでございます。また、青森市でも10月から給食費の無償化を実施するとしております。現在7人に1人の子供が貧困状態にあり、朝御飯しか食べられない子や親が給食費を払わない、払わないというより払えない。それで、給食を食べないという児童もいるように聞いております。昔から腹が減っては戦ができぬと言いますが、勉強もそうですが、体育の時間などは特にそうだというふうに感じます。空知地方の自治体でも、秩父別は本年度限りですけれども、国のコロナ対策の地方創生臨時交付金、これを充当いたしまして全額無償化するとしております。また、上砂川町は、これまで半額助成をしてきた給食費を今年度から全額公費負担をするということにしております。さらに、長沼町におきましても、給食費をできる限り無償化に続けていきたい、こういう具合になっております。家計が苦しく給食費が払えないから、ほかの人に遠慮しながら食べる、または食べないなどということがあってはならないというふうに私は思います。このような諸情勢を勘案して質問いたします。諸物価が高騰し、市民生活が厳しくなる中、空知地域の自治体でも学校給食の無償化が進んでおります。さらなる子育て支援策として本市においても学校給食費の無償化を検討してはいかがでしょうか、見解を伺います。
答弁 市長 畠山渉
子育て支援の一環として給食費の無償化の実施の意向についてでございますが、さきにご答弁申し上げておりますとおり、学校給食費につきましては赤平市第2期子ども・子育て支援計画におきまして、子育て世帯への経済的支援を幅広い年代で実施するため、値上げを回避し、保護者負担の軽減を図ると定めております。本年第2回定例会におきましてもご答弁させていただきましたが、今後も賄い材料費の高騰が続く場合におきましては公費により負担することとし、保護者から徴収する給食費の値上げはしないよう考えておりますし、また給食費の無償化につきましては近隣自治体でも取り組まれてきていることもありますので、ご指摘も踏まえ、保護者負担の軽減を図ってまいりたいと考えております。
再質問 4番 安藤繁
今の答弁に対して再質問をさせていただきたいと思いますけれども、近隣自治体の取組を踏まえまして保護者負担の軽減を図ってまいりたいと、非常に前向きな回答をいただいたというふうに感じております。負担軽減の内容でございますけれども、当市としてはどのような負担軽減を考えておられるのか、再度お伺いしたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
保護者負担と公費負担の割合につきましては、近年の決算総額ベースで比較しますとやや公費負担の割合のほうが高い状況となっております。今後におきまして賄い材料費の高騰が続くようですと公費負担の割合がさらに高くなってまいります。さらなる保護者負担の軽減につきましては、現時点におきまして具体的にお示しできる状況にはございませんが、今後検討してまいりますので、ご理解いただければと思います。
再質問 4番 安藤繁
どうも答弁ありがとうございます。文部科学省では4月5日付で、物価高騰による学校給食費の値上げを防ぐため、新型コロナウイルス対応の地方創生臨時交付金を活用し、各自治体の判断で保護者の負担増を抑えることが可能だとする事務連絡が発出されております。道教委によりますと、7月末時点で149市町村等が活用または活用予定ということでございます。また、紋別市でございますけれども、先ほどもちょっと話題に出ていましたけれども、ふるさと納税の寄附金、これを財源としまして小中学校の給食費を昨年10月、無料化しております。それで、今後につきましても工夫をしまして、いろんなコストをカットし、無償提供を続けたいというふうにしております。給食費の無償化、これにつきましては子育て世帯の移住、定住、給食費の無償化をしまして移住、定住をされる方が多くなったという、私テレビ見ていたのですけれども、途中からだったものですから、どこの自治体かはちょっとあれなのですけれども、これを入れることによって定住率が上がってきたということもテレビで発表されておりました。答弁では現時点では具体的なことは示すことができないものの、今後検討していくということでございまして、一歩前進したものと私は期待しております。私ごとでありますけれども、私も大学生時代に仕送りのお金が底をつきまして、インスタントラーメン、これを半分に割って、汁を足し増しして何日かしのいだことがありました。お金のない厳しさ、それからおなかがすくつらさというのですか、そういったものを身をもって実感したことがございます。空腹は、私もそう思うぐらいですから、育ち盛りの子供にとっては非常に苦痛なことだというふうに思います。どのような境遇の児童でも、せめて給食は遠慮なくおなかいっぱい食べることができるよう、無償化が望ましいのではないかというふうに考えるところでございます。そういった無償化についてまた検討していただくということを要望いたしまして、これで私の全ての質問を終わります。ありがとうございました。