赤平市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月9日
教育行政執行方針について
2022年3月9日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、御家瀬遵議員が「教育行政執行方針について」質問し、教育長 高橋雅明が答弁しました。
- 質問者
- 御家瀬遵 議員
- 答弁者
- 教育長 高橋雅明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 9番 御家瀬遵
以上で市政執行方針についての質問終わります。続きまして、教育行政執行方針について、項目1、学校教育の推進について、要旨1、ICT機器の効果的な活用について、1人1台タブレットの環境を整え、3年前倒しで整備が進められ、効果的な活用と記載されているが、令和4年度もしくは今後どのような活用へ結びつけるのか伺います。
答弁 教育長 高橋雅明
ICT機器の効果的な活用についてのご質問でございますが、学習指導要領の趣旨を踏まえ、各学校では各学科、総合的な学習の時間、学校行事など、それぞれの学年で育むべき資質、能力を明確にして教育活動を展開しています。授業時間数の多い教科の授業においては、主体的、対話的で深い学びを目指すことを求められています。具体的には、教師の話を一方的に聞く授業から脱却し、どうしてそうなるのかなどについて考える場面、自分はこう考えるのだけれども、みんなはどう考えたなど交流する場面を繰り返し、学びを深めていく場面、学習したことで新たに分かったことや考えたことを発表する場面等、子供たちが積極的に活動する姿を目指すことが基本となります。ICT機器については、このような授業展開の中でそれを活用したほうが効果的と考えられる場面での活用が中心となります。例を挙げれば、教師から生徒に問いかける説明で意図的に活用したり、生徒が問題解決のヒントを求めて自ら操作したり、発表場面で活用するなどが想定されます。コロナ禍においては、タブレットの持ち帰りと活用について話題となっておりますが、授業での有効活用を目指していくことが本来的な姿と考えております。道教委の指導主事の指導により、校内研修の活性化が無理なく進むよう教育委員会として支援をしてまいります。
質問 9番 御家瀬遵
次の質問に移ります。要旨2、読書習慣の質の向上について、学校以外でも読書に親しむことにつながる期待とは環境的なことなのか、また社会教育の推進の中でも図書館と読書活動の項目で適切な図書館運営との記載があるが、具体的にどのようなことなのか伺います。
答弁 教育長 高橋雅明
読書習慣の質の向上に関する学校以外でも読書に親しむことにつながる期待についてのご質問でございますが、読書は子供たちの知的活動を増進させ、人間形成や情操を養う上で重要であり、生きる力を構成する豊かな心の育成にもつながるものであります。そのため、よい本と出会う機会を可能な限り増やし、主体的に読書をする習慣を身につけることが大切であると考えております。学校においては、教育活動全体を通じて読書活動に取り組み、それを契機として家庭での読書にもつながることを目指しております。令和4年度については、学校生活の日課表への読書活動の位置づけを改めて提示することで読書活動の機会を継続させ、家庭での読書が促進されるよう読書環境の整備に努め、教育委員会として支援をしてまいります。次に、適切な図書館の運営についてでございますが、利用者の知的ニーズにどれだけ応えられるかを基準に読書環境を整え、各種図書館事業の開催やサービスについては引き続き実施し、地域に密着する図書館の強みを生かし、市民のための図書館づくりに努めてまいります。また、子供から高齢者までが利用しやすく、親しまれる図書館を目指してまいります。
質問 9番 御家瀬遵
ありがとうございました。それでは、次の質問に移ります。要旨3、読書習慣の充実のため、関係団体と連携を深め、読書活動が活性化するよう努めるとはどのような内容なのか伺います。
答弁 教育長 高橋雅明
読書習慣のための関係機関との連携についてのご質問でございますが、学校での本との出会いの中心は学校図書館ですが、蔵書の種類を充実させる整備には限りがあり、それを補うために市立図書館との連携を進めております。職員を小学校に派遣して読み聞かせを年間6回程度実施して読書への興味、関心を高めたり、移動図書館を活用して年間1,000冊以上を補充したり、時には道立図書館との連携を進めるなど、各学校では実態に応じて子供たちによい本との出会いを工夫し、読書環境の充実に努めているところです。令和4年度につきましても各学校の読書活動が充実し、読書習慣の質の向上が図られるよう支援をしてまいります。
質問 9番 御家瀬遵
次に移ります。要旨4、不登校、いじめの未然防止について、不登校については学級経営の充実と安心して学校生活を送ることが最も重要であり、環境を継続させると記載されております。また、いじめの未然防止には、子供に寄り添ったきめ細かな指導、望ましい人間関係の醸成等が必要とあった。いじめの未然防止を組織的に進めることができるよう、学校や関係機関と連携を深め、指導の充実を図るとあるが、教育長の考えを伺います。
答弁 教育長 高橋雅明
不登校、いじめの未然防止についてのご質問でございますが、学校における全ての教育活動を効果的に進めるための基盤となるものは学級経営にあると言われております。学級担任を中心に子供たちの成長の姿をつぶさに把握し、よい面を褒め、気になる変化に気づいたときは適切に対応して望ましい方向に導くなど、教職員は子供たちの人格形成に携わることに喜びと誇りを感じながら使命感を持って教職に専念をしております。不登校やいじめの問題をひもとくと、子供たちのつまずきの原因は多種多様で、時代とともに変化することも多くあることが分かります。子供たちを望ましい方向に導く力を高めるためには、主体的な事例研修を積み重ねることが必要と考えております。また、不登校やいじめ等の問題については、未然防止が基本となりますが、残念ながら発生した際には関係する職員がチームを組んで校長のリーダーシップの下、組織的に迅速な対応をすることとなっております。発生した問題が解決の方向に動き出した後についても経過観察と情報共有を組織的に進めながら、解決を確認するまで対応することが必要と考えております。学校の取組が円滑に進むよう、必要に応じて道教委指導主事との連携を図りながら、教育委員会として支援をしてまいります。
質問 9番 御家瀬遵
それでは、また次の質問に移ります。項目2、社会教育の推進について、要旨1、芸術、文化活動、文化財保護について、この分野は市長が行ってきたアンケート調査では重要度は下位でありました。しかし、方針の中では豊かな心を育てる機会と、教育には必要だと読み取れるが、この項目について教育長はどのような認識で事業を展開されるのか、また文化財の魅力発信についてどれぐらいの考えをお持ちなのか伺います。
答弁 教育長 高橋雅明
芸術、文化活動、文化財保護の事業についてでございますが、芸術、文化活動は豊かな心を育てる機会となっており、文化団体、各種サークルや同好会など多くの市民の皆様が関わりを持ち、さらにいろいろな人と交流を持つことは生きがいにもつながってくると考えております。こうした活動は、非常に重要であり、今後におきましても支援に努めてまいります。また、子供から大人まで芸術、文化に親しむ機会や優れた舞台芸術に触れる機会、各種サークルなどが日頃の活動成果を発表する機会としての市民総合文化祭がありますので、引き続き支援をしてまいります。次に、文化財の魅力発信につきましては、炭鉱遺産ガイダンスを拠点といたしまして地域おこし協力隊などによります各種企画展やイベントを開催しているところですが、多くの方が当市に来ていただけるよう事業内容を工夫し、行ってまいりたいと考えております。
質問 9番 御家瀬遵
それでは、最後の質問に移ります。要旨2、体育、スポーツについて、この項目は教育行政執行方針の中で1ページにも及ぶ記載があります。子供を対象とした様々なスポーツ教室があるが、今後少子化の中でも少しでも多くの子供たちが参加し、継続して取り組んでいく環境や工夫も必要と思うが、教育長の考えを伺います。
答弁 教育長 高橋雅明
市民の皆様が子供から高齢者まで体育、スポーツに取り組まれることは、仲間づくりや生涯にわたり健康で生き生きと暮らすことができるため、大変重要なことであると考えております。そのためには、子供の頃からスポーツに親しむことが大切でありますので、より多くの子供たちがスポーツに参加して楽しむことができるよう体育協会などの関係団体との連携の下、事業の検討をしてまいりたいと思います。また、多くの市民の皆様にスポーツに関心を持っていただき、スポーツに親しむことが健康、体力づくりにも大切であるという意義を伝えていきながら、気軽に参加できる大会やスポーツ教室などの事業の周知も行ってまいりたいと考えております。
質問 9番 御家瀬遵
最後に、アンケートを基に政策を分析していては、緊急な対応を要する行政需要に応えられない場合や独居老人の孤独死など市民からの通報がなかったから防止できなかったでは済まされないこともあり、アンケート調査は行政効果を計測する上で必要不可欠ではありますが、日常不断にプロ集団である市役所を挙げて市民の動静を隅々まで掌握し、適宜公平、公正、最善の使命を果たしていくべきものと考えます。若きあふれる市長の指揮の下、擁する優秀な職員をフル動員して令和4年度の市政執行に尽くされることを期待して、私の質問を終わります。