赤平市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月16日
障がい者雇用対策について
2021年12月16日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「障がい者雇用対策について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。
- 質問者
- 若山武信 議員
- 答弁者
- 市長 畠山渉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 1番 若山武信
次に、件名4、障がい者雇用対策について、項目1、当市の障がい者雇用率について。令和3年3月1日より、障害者雇用促進法の法定雇用率が0.1%引き上がりました。民間企業では2.2%から2.3%へ、国及び地方公共団体は2.5%が2.6%へ、ここ数年間の当市並びに当市の民間企業の雇用率及び雇用状態、これについてどうなっているか伺いたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
当市の障がい者雇用率と雇用状況についてでございますが、障害者の雇用の促進等に関する法律、いわゆる障害者雇用促進法におきましては、それぞれの希望や能力に応じて職業人として自立できるよう、全ての事業主に対して障がい者雇用の義務や差別の禁止、合理的配慮などについて定められており、障がい者雇用の安定に努めることとされております。平成30年に法定障がい者雇用率の改正が行われ、民間企業で2.2%、国及び地方公共団体で2.5%となり、さらに3年間の経過措置が終了した令和3年3月には民間で2.3%、国及び地方公共団体で2.6%に引き上げられております。当市の民間企業の状況でございますが、令和2年度に実施いたしました労働基本調査では市内の企業で働いている方1,976名中、障がいのある方は62名となっており、全体の集計結果から見ますと3.14%でありました。その前の平成30年度調査では1,950名中58名、2.97%でありましたので、若干率は増えております。また、あかびら市立病院を含む赤平市役所の状況につきましては、障がい者雇用率は平成30年に1.78%、令和元年に1.70%でしたが、令和2年には2.72%で法定雇用率を達成し、令和3年は2.56%であります。現在法定雇用率は0.04ポイント足りませんが、端数計算の関係で法に定められた雇用人数は満たしている状況であります。現在5名の方を雇用しており、そのうち会計年度任用職員は3名でありますが、決められた計算式により国などへの報告は8名となっております。
質問 1番 若山武信
ただいま細かく率について説明いただきました。ただいまの説明で理解するところでございます。赤平市役所、あかびら市立病院においての雇用率はほぼ達成しており、特に市内企業の雇用率が高いことに私は安心するとともに、継続しての雇用率確保をお願いするところでございます。また、現在令和4年度の職員登用について公募しておりますけれども、ここ数年間、聞くところによりますと応募者がいないということを聞いておりますので、このたびの公募で障がいを持っている人の応募がありましたら、対応のほどよろしくお願いいたしまして、この項の質問を終わります。項目2、障がい者の人材育成と今後の対応について。私は、赤平市身体障害者福祉協会に籍を置いていますけれども、当身障協会といたしまして、障がい者等が希望や能力、適性を十分に生かし、障がいの特性に応じて活躍することが普通の社会として、また障がい者と共に働くことが当たり前の社会ということであることを目指し、障がい者の雇用対策を進めています。現在当市での障がい者雇用率は2.56%で、基準に対しもう一歩であり、民間における障がい者雇用率は3.14%と基準を超えておりますので、それぞれの企業における障がい者への理解度に感謝するところでございます。障がい者には生まれつきの障がいを持っている人や途中から病気やけがにより障がい者になる人もおりますけれども、それぞれが生きる権利の下、社会の一員として普通に生活しているわけでございます。障がい者の職業訓練施設や研修施設では、障がい者が一般社会に早く溶け込み、普通の社会人として認められるように、また生活面でも自活できるように、障がいの程度により多様な指導がなされ、社会に送り出しています。そのような人たちを財政的に、また生活面で自活できるよう行政として今後どのように支え、指導していけるのか。また、現在障がい者の人材育成を必要としておりますけれども、当市での今後の対応について考え方を伺いたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
障がい者に対する今後の対応についてでございますが、卒業後の障がい者の生活面や財政的に自活できるよう行政として支える手だてとしては、既に行っている支援として卒業前に計画相談支援事業所を交えて個々の能力に応じて就労継続支援を活用するなどの支援計画を立て、障がい者支援施設に通所することになります。その後、一般の事業所で就労できると見込める方は就労移行支援を活用するなどして、一般就労することで財政的に自活できるように支援を行っております。今後におきましても、個々の能力に合ったサービスを提供し、またハローワークや障がい者就業・生活支援センター等と連携して障がい者の生活を支援していきたいと考えております。また、障がい者の人材育成等につきましては、各企業において会社の方針等により取り組んでおり、行政から指導等はできかねますので、ご理解いただければと思います。
質問 1番 若山武信
障がい者福祉施策における就労支援、これは就労移行支援と就労継続支援と2つあるわけでありますけれども、この支援のため、全国に各種支援施設、事業所がございます。当市には道内でも最大クラスの障がい者の就労継続支援事業所があり、多くの障がい者を雇用しておりますけれども、この事業所では障がい者の能力に合わせた適材適所への配慮に日夜努めており、日常生活においては障がいのある人もない人も共に働く社会、この下、近隣住民と自然に接しながら普通の生活として町なかの生活を楽しんでおります。住居も、障がい程度により寮とグループホームに、また一般住宅に住んでいる人もおりまして、障がい者雇用、福祉施策の連携そのものかと思われます。ただいま国の雇用と福祉施策の連携強化策が検討されており、実現されますとさらに福祉の充実が見込まれるわけでございますけれども、当市には小規模な就労支援事業所もあります。国の政策が事業所の規模の大小にかかわらず公平に支援の恩恵が行き届くよう、行政の確認や指導も必要かと思います。そのためにも、小規模事業所などとの連携は特に必要かと思われます。また、個々の能力を高めるための人材育成が必要なわけでありますけれども、希望する企業と連携を取り、障がいのある社員にて派遣事業を行っている事業所もございますが、これも障がい者の能力に合わせた一般就労を目指しての人材育成の一つかと思われます。個々の企業においても社内的に人材の育成をされているところもあるかと思いますが、行政が指導や交流等を含め企業に関わりを持ち、共に人材育成に努めることが必要かと思いますが、いかがでしょうか。改めて行政と企業における雇用と福祉の連携等について考え方を伺いたいと思います。
答弁 市長 畠山渉
福祉と雇用の連携についてでございますが、現在国において障がい者雇用、福祉施策の連携強化に関する検討会が開かれております。障がいのある人もない人も共に働く社会を目指し、多様な働き方が広がる中、障がい者本人のニーズを踏まえた上で、一般就労の実現とその質の向上に向けて障がい者本人や企業と地域の就労支援機関を含む全ての関係者が最大限努力することを基本的な考え方としております。雇用施策と福祉施策の連携強化に関しましての具体的な取組や障がい者就労を支える人材が質、量ともに不足している中、当市として何ができるのかについては今後検討していかなければなりません。また、行政からの指導等はできかねますが、企業等への支援ニーズにも対応するため、障がい者の就労支援体系の在り方についても研究してまいりたいと考えますので、ご理解いただければと思います。
質問 1番 若山武信
ただいまの質問で私の考え方に理解をいただき、検討課題を的確に把握し、今後も前向きに取り組んでいただけるということでございますので、理解するところでございます。障がい者雇用、福祉施策の連携強化についてさらに学習をしていただくことを期待いたしまして、この項の質問を終わります。