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赤平市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月16日

災害対策について

2021年12月16日、赤平市議会の一般質問で、安藤繁議員が「災害対策について」質問し、市長 畠山渉が答弁しました。

質問者
安藤繁 議員
答弁者
市長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 4番 安藤繁

議席番号4番、安藤繁です。通告に従いまして質問いたします。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。件名1、災害対策について、項目1、防災行政無線について、要旨1、防災行政無線の試験放送の実施状況と結果についてでありますが、赤平市地域防災計画及び赤平市国民保護計画に基づく災害対策に係る業務及び行政事務に関し、円滑な通信確保を図り、住民の生命、身体及び財産を保護することを目的として、防災行政無線が市役所に送信局として親局、さらに市内8か所に子局のスピーカーを整備し、スピーカーの音声の届きにくい地域や聴覚の不自由な方、公共施設、福祉施設に戸別受信機を配付して、今年4月1日から本格的に運用がされております。全国瞬時警報システム、Jアラートによる国からの試験放送が5月19日と10月の6日に実施されました。放送内容は、まずチャイムが鳴り、その後これはアラートのテストですを3回繰り返す内容です。はっきり聞こえたとの人もいましたが、地域の多くの住民からは、全く聞こえなかった、聞こえたが、何を話しているのか分からなかったとの声が聞かれます。私も当日2階に、静かなところにおりましたけれども、何か話しているということは聞こえましたが、話している内容ははっきり聞き取れませんでした。試験放送なので、音量を絞ったのでしょうか。いずれにしても、放送内容が分からなければ意味がありませんし、本当に災害が起きたときも対応のしようもありません。防災行政無線の試験放送の実施状況と結果をどのように把握し、効果についてどのように分析しているのかを伺います。

答弁 市長 畠山渉

防災行政無線の試験放送の実施状況と結果についてでございますが、令和2年度に災害発生時の新たな情報伝達手段として市内各地域に防災行政無線を整備し、令和3年4月より運用を開始したところであります。国によるJアラート試験放送が本年5月と10月に行われたことを受け、当市の防災行政無線の動作確認と試験放送を実施いたしました。試験放送については、Jアラートの連動による自動起動放送となっており、音量については国の設定で最大音量にて放送されたところであります。今回の試験放送では、各地域の屋外子局への電波の伝達や戸別受信機の受信動作を確認したところ、特に支障はなかったと聞いております。しかし、住民懇談会において、放送が聞こえづらかったなどの声をいただいており、各地域での聞こえ方には放送時の季節条件など様々な要因が考えられることから、災害時は既存の情報伝達方法と併せて取り組んでまいりたいと思います。国は、災害時に複数の伝達手段を整備することについて地方公共団体等に指導しており、防災行政無線は市民への情報伝達手段の一つとして整備したところであり、当市の災害時の情報伝達において一定の効果があると考えております。その他の情報伝達手段であります広報車や町内会長等への電話連絡、赤平市ホームページ、SNS、北海道防災情報システムを活用したテレビでの受信などと併せて災害時の情報伝達に努めてまいりますので、ご理解いただければと思います。

質問 4番 安藤繁

ただいまの市長答弁では、試験放送では電波の伝達や戸別受信機には問題がなかったとのことであります。また、国の設定で小さく音量を下げたのではなく、最大の音量で放送されたということでございますが、季節条件などで聞こえづらかったとの声が住民懇談会においてもあったとのことですが、夏であれば窓を開けて、冬は外に出て確認できるように、連呼などすれば確認できると思いますが、どうでしょうか、伺います。

答弁 市長 畠山渉

放送内容の確認ができるような対応ということでございますが、これまでの2回のJアラート試験放送は国による放送であり、放送内容、回数等は定められた方法で行われ、伝達状況の確認であり、今後も同様な形で行われていくこととなります。実際に災害の発生時においては状況に応じて繰り返しの放送を行うこと、また間隔を空けて複数回の放送を行いながら情報を伝達することを想定しております。また、繰り返しにはなりますが、災害発生時には複数の伝達手段を活用し、地域住民へ適切な情報が伝達されるよう努めてまいりますので、ご理解いただければと思います。

質問 4番 安藤繁

実際の災害発生時には繰り返し放送を行うことや間隔を空けて複数回の放送を行い、情報伝達することを想定しているとのことであり、これでありますと多くの人が内容を確認し、対応できると思います。さらに、市としては広報車での周知や町内会長などへの連絡等、複数の伝達手段を活用し、住民への適切な情報伝達ができるよう対応するということであり、理解しました。いずれにしましても、災害などの緊急時に市民に避難遅滞が起き、災害に巻き込まれることのないよう、万全の体制を確保していただきたいというふうに思います。続きまして、防災行政無線の有効活用についてでありますが、防災行政無線は赤平市防災行政無線条例の第4条により、通信の範囲は公共の利益に関する事項とするとされており、ちなみに広報あかびら10月号によりますと、1つ目は自然災害による避難情報、すなわち避難準備、高齢者などの避難開始、避難勧告などの発令や解除の情報とされており、2つ目は災害発生箇所の情報であります。3つ目は、震度4以上が想定される地震の情報、緊急地震速報であり、4つ目は国民保護情報、これは弾道ミサイル発射などの情報を知らせると記載されておりましたが、市民から災害などの緊急時だけに特化して使うのは非常にもったいないのではないか、コロナに関する情報や熱中症関連情報、熊の出没情報などに有効活用すべきでないかという意見が聞かれます。総務省でも、防災行政無線は県及び市町村が地域防災計画に基づき、それぞれの地域における防災、応急救助、災害復旧に関する業務に使用することを主な目的とし、併せて平常時には一般行政事務に使用できる無線局であるということになっております。ほかの自治体の防災行政無線の活用状況でありますが、新型コロナウイルス関連情報、小中学生に対する帰宅促進定時放送、振り込め詐欺の注意喚起、迷子、行方不明者の情報、熱中症予防情報、食中毒警報、熊の目撃情報、選挙公報、ガス事故の発生情報などなど、様々に活用されている現状であります。当市では、防災行政無線の有効活用について災害に関する警戒情報や避難情報、国民保護情報のほかにどのような活用方法を考えておられるのかを伺います。

答弁 市長 畠山渉

防災行政無線の有効活用についてどのような活用方法を考えているのかということでございますが、防災行政無線を活用し、定時放送などの一般行政放送を行っている市町村もあり、身近な生活情報を流していることは承知しております。赤平市においては、防災行政無線の放送は本来の目的である自然災害及び国民保護に係る情報伝達を行うことが条例で定められております。通信の範囲として、赤平市防災行政無線条例第4条各号により示されているところであり、定時放送などを行う場合は放送内容を整理する必要があると考えております。本年度、市民アンケートにて防災についての調査を行いました。アンケートでの防災行政無線の認知度については、知っていると回答された方は34.5%で、知らないと回答された方は57.4%、無回答が8.1%であるという結果が得られたところであります。この結果を受け、防災行政無線の認知度を上げるための方法については今後の課題として捉えております。また、体制の整備につきましても、管理、運用に免許が必要でありますし、無線の操作に精通した職員の育成も重要であると考えております。今後市民への情報の提供につきましては、さきにお話しいたしました放送内容についての整理なども含め慎重に検討しなければならないと考えております。

質問 4番 安藤繁

市民アンケート調査の結果では57.4%、かなり多い。半分以上、60%に近い方が防災行政無線について知らないということで、知らない人が多過ぎるのではないかと感じます。今後広報やチラシ、ホームページについても、カラーを使う、カラフルにするとか、そういう目につきやすくして分かりやすいものにする工夫が必要と思います。防災行政無線は、災害等にのみ使用するのはもったいない情報発信装置であり、これは市民から私のほうにも有効活用すべきであるという意見をいただいております。実施については管理体制の整備や放送内容を整理する必要があるということでございますが、早期に検討に着手していただき、市民の日常生活に役立つ情報の発信源として活用されることを期待しております。以上でこの件についての質問は終了いたします。

出典:赤平市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月16日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる