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赤平市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月14日

交通確保対策について

2017年12月14日、赤平市議会の一般質問で、向井義擴議員が「交通確保対策について」質問し、企画課長 畠山渉が答弁しました。

質問者
向井義擴 議員
答弁者
企画課長 畠山渉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 6番 向井義擴

次に、大綱の4、交通確保対策について、①、デマンドバスや福祉バス等の導入の検討についてお聞きしたいと思います。今公共交通のあり方についてさまざまな論議がなされております。最近北海道新聞にJRの問題について第三者委員会のコメントが載っておりましたけれども、それぞれJRに対しても関係市町村に対しても厳しい言い方をなされておりました。JRとしては経営努力を自分のものとして考えられていない、関係市町村では責任は国にあるとして取り組みがおろそかになっているというように、大変厳しい意見が出されておりました。私たちの身近な問題として、公共交通機関のあり方についてもっと議論を重ねていくべきだと考えておりますし、また6月議会でも同僚議員から赤平市の高齢化率も高くなっていく中で、バス停から距離のある地域に住んでいる方々の交通手段を何とか確保できないか。行政と民間企業などで協力して、デマンド交通的なもので対応できないかと質問もされております。この問題については、非常に市民の要望は高いと思います。それぞれ私たちも住民との話し合いの場ではほとんどの地域で要望されることから、取り組みの検討をするべきではないかと思って質問させていただきます。今回私たちが先進地の視察で訪れた九州の志免町では、福祉の予算で3台のバスが6系統の市内循環で年間委託が1,500万で済んでおり、また町の事業評価でも非常に高い評価を得ています。病院を初め公共的施設の利用などが飛躍的に高まる効果があらわれると見られておりました。志免町は4万を超える人口でありますから、赤平に当てはめると3分の1で、1台のバスで500万程度で済むということになります。今後交通の仕組みは想像を超えて進歩していくようでありますが、今から研究していくことが必要であると思います。今市内には生協であるとか、ゆったりであるとか、学校など送迎の仕組みはさまざまありますけれども、それぞれのコストであるとか効率、また近隣市町村の例などの問題点を調査して、少ない経費で効率的な仕組みはどのようなものなのかを研究するべきではないかと思いますが、いかがでしょう。

答弁 企画課長 畠山渉(企画課長は2018年12月まで)

交通確保対策、デマンドバスや福祉バス等の導入の検討につきましてお答えいたします。公共交通につきましては、自家用車などの移動手段を持たない方が日常生活を送る上で大変重要なものであり、特に高齢者などの通院には不可欠な交通手段となってございます。しかし、小規模市町村では、民間バス事業者が赤字路線を抱えていることから路線廃止を余儀なくされ、かわりに市町村がコミュニティバス等を運行するところがふえてきてございます。ご提案のございましたデマンドバスや福祉バス、いわゆるコミュニティバスというふうに思いますけれども、デマンドバスにつきましては利用者が電話等で利用時間帯と目的地の予約を行い、車は乗り合う人と時間に合わせて順に迎えに行き、全ての人を目的地まで送迎する形態でございます。利用者が広く点在している地域で、路線バス等の運行が困難な地域での導入に適しているというふうに言われておりますけれども、メリットといたしましては予約が入った停車地域のみを経由するため需要を面的にカバーできることですとか、バス停まで歩く必要がなくなることですとか、戸口から戸口までへの輸送が可能となりますし、高齢者等に優しい輸送手段であるというふうに考えております。デメリットといたしましては、利用者にとって予約が必要となること、乗降地の異なる利用者を乗り合いで輸送することから停車地や目的地の到達時間が変動する場合があり、また導入していない地域との不公平感が発生すること、特に高齢者の方には決まった乗降場所がないことから仕組みが理解されにくいということが挙げられるというふうに思います。また、コミュニティバスにつきましては、乗り合い型で運行経路や時刻が決められている運行形態をとる交通手段でございます。利用者がある程度まとまっている地域での導入に適しており、予約が要らないなどのメリットがございます。デメリットといたしましては、利用者がいなくても運行経費がかかってしまうということが挙げられるというふうに考えております。以上のようなことから、今後ご提案のございましたデマンドバスやコミュニティバスも含めまして、公共交通の取り組みにつきましてさまざまな角度から研究してまいりたいと考えております。

質問 6番 向井義擴

ぜひ研究していただきたいというふうに思っております。今後ますます人口減少と高齢化が進むと、不便なところから便利なところへ移住するという高齢者がふえてきておりますので、そういう面でも人口減少の歯どめにもなるのではないかと思いますし、赤平市も公共施設がどんどん集約されると、不便というか、交通弱者というわけではないのですけれども、遠くから集中して人を集めないと公共施設の利用率も上がらないということになりますので、そういうことからいっても公共施設を回る循環バスをやるということは、それぞれ市民サービスに非常に有効ではないかなというふうに思っております。また、事業評価制度というものを大きく解釈すれば、やはり住民要望の高い事業を優先して事業を切りかえていく、検討するということもこれは本当の事業評価制度のあらわれになるのではないかということも思いますので、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思っております。

出典:赤平市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月14日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる