赤平市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月13日
地域や団体との連携の考え方について
2017年9月13日、赤平市議会の一般質問で、植村真美議員が「地域や団体との連携の考え方について」質問し、商工労政観光課長 林伸樹が答弁しました。
- 質問者
- 植村真美 議員
- 答弁者
- 商工労政観光課長 林伸樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 植村真美
通告に基づきまして一般質問をさせていただきますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。まず、大綱1、地域や団体との連携の考え方についてお伺いをさせていただきます。この内容につきましては、地域の経済効果を上げるための対策といたしまして、さらに新たな切り口での地域や団体との連携をお考えいただきたいと思いまして質問をさせていただきます。まず、①、歴史のつながりと特産品販売のあり方についてお伺いをさせていただきます。来年、北海道と命名されまして150年を迎える年を迎えますけれども、道といたしましても7月17日を北海道みんなの日として、また北海道遺産協議会では次年度のさらなる遺産選定に向けて準備を進めているなど、北海道の150年の歴史を大切にしようというムードが漂っております。当市においても近代化を支えた炭鉱の歴史を大切に、そしてこの歴史を次世代につむいでいくために炭鉄港といったこれまでにはない地域との連携に注目をいただきたいというふうに思います。民間での活動が7年にわたり行っていますけれども、昨年は空知、後志、胆振の3総合振興局主催によります炭鉄港フォーラムの開催、また本年度は議員連盟の設立など今後の活動にも大変注目をされているところでございます。そこで、この連携を活用した中で、互いの特産品を販売し合うなどのお考えを幅を広げていただくことはできないでしょうかというお伺いなのですけれども、赤平には年間を通して観光客数27万人に対して鉄港の室蘭は112万人、小樽というところは794万人といった観光客数が上げられているわけですけれども、こういった連携の中で確実な販路拡大が図れるのではないかというふうに感じています。ですので、互いの地域に炭鉄港の特産品販売所を設けるといった形になりますけれども、こういった形で可能性が膨らむことはできないでしょうかといったところでございます。また、さらに道内だけではなくて全国的に見渡してみますと、炭鉱のまちとしての歴史を持っている九州、福島といった地域もありますし、それらの地域との連携した特産品販売の企画など、歴史のつながりから見えてくる販路拡大をぜひとも前向きにお考えいただきたいというふうに思いますが、この点につきましてはいかがでしょうか。
答弁 商工労政観光課長 林伸樹(商工労政観光課長は2019年3月まで)
交流人口の拡大と特産品のPRという観点で私のほうからお答えさせていただきます。当市におきましては、炭鉱の歴史を継承したがんがん鍋が赤平の名物料理として赤平がんがん鍋協議会を中心に特産品推進協議会においてもPRを行っているところであります。がんがん祭りの開催や道内の各イベントに出店をし、その認知度は徐々に広がりを見せ、がんがん鍋を目当てに来ていただく方もおり、昨年は埼玉県和光市にて開催された全国鍋グランプリにも参加要件となる地域の歴史に受け継がれた伝統鍋で、鍋料理を活用した地域活性化の団体であると認められ、出店をしたところであります。また、今年度につきましては東京の代々木公園で開催されます40万人以上の方が来場する北海道フェアにおきまして、空知総合振興局ブースのそらち・デ・ビューフェア、空知の炭鉱の男メシとしてがんがん鍋を出店し、PRを行えることとなっております。歴史のつながりにつきましては、北海道の近代化を担ってきた空知の石炭、室蘭の鉄鋼、小樽の港、これらを結ぶ鉄道、いわゆる炭鉄港を各振興局や各市町村、関係団体が連携を図るほか、「炭鉄港」市町村議員連盟が結成されるなど交流人口の拡大を目指す動きが出ております。また、炭鉱に由来したホルモン鍋につきましては、全国でも特産品として売り出している地域があり、連携を図っていきたいとの話もあるようなので、お互いに交流を図り、さらなる特産品のPR、販売につながる連携について振興局や各自治体、団体等の情報もいただきながら検討をしてまいりたいと思います。さらに、食だけではなく立坑のペーパークラフトなどの工芸品の開発も行われておりますので、ほかの産炭地域との連携につきましても検討を進めてまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
質問 3番 植村真美
昨年、和光市にも行ってがんがん鍋をPRしてきたということと、また今後代々木のほうでことしは販売されるということで、大変その活動の範囲の拡大が見られると同時に、昨晩も東京からちょっとお客様が来たのですけれども、その際にはやはり赤平がんがん鍋、食べてみたいねということで大変話が盛り上がった経緯もございますので、認知度も大変高まってきている中ではございますけれども、さらにがんがん鍋、食のほうにつきましてはそういった活動を継続的にお考えいただきたいというふうに思ってございます。また、先日はアイヌや先住民族の関係の文化を、歴史的なものをしっかりと大切にしていこうということで、北海道の取り組みでしたけれども、ハワイとの交流が報道されておりました。そういった意味でも当市も積極的に歴史、文化による新たな地域との連携というのを模索するべきときに来ているのではないかなということを思いましたので、質問をさせていただきました。続きまして、②、芸術のつながりと地域連携のあり方についてお伺いをさせていただきます。道の駅という共通の場所は、道内には117カ所あるというふうに伺っていますけれども、それを結びつける企画といたしましてスタンプラリーというものがあるのは皆さんもご存じだというふうに思います。北海道の全体を合わせた道の駅の経済効果といいますのは、2012年度のデータになりますけれども、260億円ということと利用者数も3,000万人を超えるという内容は確認をさせていただいております。当市におきましては、道の駅はございませんけれども、ほかの分野での地域連携のあり方というのを検討する部分がたくさんほかにもあるのではないかなというふうに感じております。例えば芸術文化という切り口でいいますと、当市には世界的にも知名度のあります流政之氏の彫刻群があります。近隣地域でいいますと、安田侃氏の彫刻がある美唄市、そのほか道内の彫刻がある地域の連携したスタンプラリーを企画するなど、そのほかには今大変ブームになっていますコレクションカードといったものもこの彫刻というものを基本に、そういったコレクションカードの企画などもできないかということで、そういった新しい切り口のつながりを持った中でまた新しい地域づくりの幅が広がってくるというふうに考えます。また、当市におきましては2004年度から始まりましたこの空知管内で始まっております炭鉱アートプロジェクト、これは2004年、赤平から始まっています。そして、ことしそのイベントが赤平に帰ってきまして、今まさに今週末からオープンに向けて立坑を中心といたしまして札幌市立大学の先生たちと学生たちが今赤平に寝泊まりしながら準備、設営中でございます。そういった団体との今後の連携もより一層図っていく中で地域との連携、地域の可能性というのがまたさらに広がってくるというふうに思っているのですけれども、この点につきましてはいかがでしょうか。
答弁 商工労政観光課長 林伸樹(商工労政観光課長は2019年3月まで)
芸術のつながりと地域連携のあり方についてお答えをさせていただきます。エルム高原につきましては、世界的な彫刻家、流政之氏の彫刻を10体設置し、彫刻公園サキヤマとして整備を行っておりますが、パンフレットの作成やエルム高原祭りではサキヤマスタンプラリーなどを開催し、彫刻に触れ合う機会を設けているほか、流政之赤平応援隊につきましてもかんじきウオークと題して彫刻をめぐるイベントを開催するなど団体の動きもあったところであります。また、NPO法人炭鉱の記憶推進事業団や札幌市立大学の上遠野教授を中心として炭鉱遺産を活用したそらち炭鉱の記憶アートプロジェクトでは、今年度は赤平を舞台にアートプロジェクトが開催されるようであります。芸術のつながりと地域連携のあり方ということでありますが、炭鉱遺産を新たな芸術としての価値を産炭地域と連携を図りながら芸術に触れる機会を創出していただいておりますし、また先ほど議員が言われました彫刻を生かしたコレクションカードにつきましては、今はダムカードですとかマンホールカードなどが話題となっている事例もあり、他市にある彫刻公園とのスタンプラリーなどもご提案をいただきましたので、関係団体や関係部署、各地域の情報や要望等もいただきながら、交流人口の拡大につながる地域連携や団体との連携について勉強してまいりたいと思いますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。
質問 3番 植村真美
そうですね。前向きなご答弁をいただきました。先月、札幌国際芸術祭ということで、今もいろいろと活動をしている中でございますけれども、そこに赤平の住友の立坑の坑内図が展示されたということで、この芸術祭の中にそういったものを展示しようというような発想に基づいたのは、まさに2004年からかかわっています札幌市立大学の炭鉱アートプロジェクトのやっぱり先生たちであったり、生徒がそういった価値を引き出していただいたということで、そういった方たちとの連携を通してまた新たにこの赤平の資源の価値が高まっているということはもう実証済みでございます。ですので、これまで立坑だったりとか産業遺産というものの切り口だったものがそういった芸術者の目線によるとまず1つのデザイン、アートの建築として今立坑で中心に活動をされている方たちのそういった思いというのがさらなるこの地域の資源価値を芸術のつながりとともに高めてくれる可能性というのが大変見えているのではないかなというふうに感じていますので、そのあたりもそういった視点も含めてこういった芸術者とのつながりというものと地域連携のあり方というものもさらに広めていっていただきたいというふうに思ってございますので、よろしくお願いいたします。続きまして、③でございます。コミュニティ文化のつながりと人財づくりについてお伺いをさせていただきます。人がつながる仕組みというものを意味合いとしまして、コミュニティデザインという言葉がございます。人間関係が希薄化している現在、社会におきまして人と人とがかかわりを持ち、まちづくりに臨む体制を当市としても継続して取り組んでいかなければならないと思っています。そういったコミュニティ文化を高める環境をどのようにつくっていくのかといったことをしっかりと挑戦していかなければならないというふうに感じております。そこで、他市ではどのようなコミュニティデザインのあり方が存在するのか、またコミュニティ文化の最大の形でありますお祭りというものにも着目いたしまして、全国にあるコミュニティのあり方や火を祭る行事といったものの取り組みをしているところのまちを調査いたしまして、視察や連携を通して当市のコミュニティデザインの形成にかかわってもらえる人財の発掘ということと火まつりに対して協力をしてくれる人財をふやしていけるような、そういった盛り上がりにつなげていただきたいというふうに思いますけれども、この点につきましてはいかがでしょうか。
答弁 商工労政観光課長 林伸樹(商工労政観光課長は2019年3月まで)
コミュニティ文化のつながりと人財づくりについてお答えさせていただきます。当市における各イベントにつきましては、多くの市民のご協力とご理解をいただきながら大いに盛り上がりを見せているところでありますが、特にあかびら火まつりにつきましてはことしで46回目となり、半世紀にわたる赤平の伝統行事として受け継いでいかなければいけない行事だと思っており、開催に際しましても各町内会も実行委員会に入っていただき、花火大会につきましても市民や各企業から募金をいただきながら打ち上げており、市民みんながつながりを持ってあかびら火まつりを開催しているところであります。祭りのメーンイベントであります火文字点火につきましては、火まつりやらん会が主体となり、赤平の火を消してはいけないと脈々と受け継ぎ、次の世代の人財づくりにもつながっており、赤平火太鼓保存会や赤榊会につきましても祭りを盛り上げていただき、文化の継承と人財の育成につながっております。また、産企協の主催によります人財育成事業におきましてもメンバーが火まつりの運営に携わっていただくことで火まつりの意義とみんなでつくり上げるイベントを体感し、地域コミュニティの形成と文化の継承につなげております。議員がおっしゃりました火を祭った行事を行っている地域の調査や視察などを行い、さらなる進化を遂げてはということでありますが、赤平の火まつりは市民でつくり上げる祭りとして地域独自の発展をし、半世紀にわたり継続をしておりますが、他の地域での参考になる事例等がありましたら、さらなる地域イベントの発展のために、また協力していただける方の人財育成の場として勉強してまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 3番 植村真美
実際に人がつながる仕組みをつくるというところにおいては、やはり地元で言いますやはり町内会であったりとか、さまざまな地域づくり活動をしている団体という中の状況を見ていますと、やはり人財不足なところもあるのではないかなというふうに感じているところもございまして、今まではやっぱり1人の人が招いて来ていただいて講師としてだったりとかというのはあったのですけれども、団体、団体同士のつながりだったりとかという部分の環境をつくり出していただいた中で人財づくりというものの幅広い可能性というのも描いていただけるのではないかなというふうに思いましたので、ぜひそういった視察であったりとか、人と人とがつながり合う仕組みづくりに対して、さらなる環境構成ができる部分につきましては積極的に取り組んでいただきたいなというふうに感じておりますので、よろしくお願いいたします。