赤平市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月14日
市政執行方針について
2017年3月14日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、御家瀬遵議員が「市政執行方針について」質問し、市長 菊島美孝が答弁しました。
- 質問者
- 御家瀬遵 議員
- 答弁者
- 市長 菊島美孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 9番 御家瀬遵
通告により、大綱2項目について、新政クラブを代表して平成29年度市政執行方針並びに教育行政執行方針について質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。また、同僚議員との重複がありますが、よろしくお願いします。なお、平成28年度において質問させていただいた項目も含まれています。1年間でどのような協議、検討されてきたのか、そしてその施策の方向性などについて答弁をいただければと思っていますので、よろしくお願いいたします。大綱1、市政執行方針について伺います。①、平成29年度予算案について。これまで堅実な予算執行により財政健全団体として着実にまちづくりに励んでこられた市長を初め、理事者、職員の皆様の並々ならぬご努力にまずもって敬意と感謝を申し上げます。平成29年度は、市長就任以来3年目の折り返しの年度を迎えるわけでありますが、人口減少に歯どめをかけるべくいろいろな政策を展開されております。第5次赤平市総合計画の重点プロジェクト、産業振興、少子化対策、住環境整備にも十分配慮されたものであります。特に赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略に基づく事業費として17億1,272万円を計上しておりますが、主なものは統合中学校建設事業費の16億円であります。その他の事業費として、新規、継続を含めて33事業1億3,695万円計上されており、人口減少対策を最優先に移住、定住の促進策にも重点的に配分されていると思います。また、ふるさと納税の効果もあり、あかびらガンバレ応援基金繰入金は1億3,514万円計上されており、前年度比約2,000万円増が基金繰入金としており、返礼品の経済効果が見られ、まちづくり予算に大きく貢献しております。一般会計予算総額で前年度比16億1,142万5,000円増額し、103億3,089万8,000円となりました。特別会計を含めると177億9,542万8,000円となり、13年ぶりの大型予算の編成であります。また、執行方針にも述べられていますが、まちのPRや子育て支援の充実などの各種施策により人口減少率は前年に比べ、わずかでありますが、緩和され、出生者数においては前年比16名増加するなど、特筆すべき成果として受けとめさせていただきます。そこで、菊島市長にとって平成29年度は任期の折り返しとなる重要な年であります。残された公約実現に向けた取り組みについて期待していますが、思いのほどをお聞きしたいと思います。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
平成29年度予算案についてお答えをさせていただきます。私自身市長に就任以来任期折り返しの年となる3年目を迎えるわけでありますが、このたびの予算につきましても赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略における重点施策を最優先といたしまして、継続事業のほか、新規事業として合同企業説明会、農業分野での地域おこし協力隊の委嘱、介護職員の初任者研修、ズリ山展望広場植樹基盤整備事業、宿泊施設立地の調査、移住、定住促進PR看板製作を含め17億1,272万4,000円を予算化させていただいております。本事業に対する財源といたしましては、国庫補助金や過疎対策事業債のほか、昨年市民からいただ い た ご 寄 附 を 含 め た あ か び ら 創 生 基 金 と し て8,639万2,000円を活用させていただきました。また、第5次赤平市総合計画の残り期間もあと2年間となりますが、まちの上位計画として産業振興、少子化対策、住環境整備の重点事業を中心に継続事業を含め予算化をしてございます。なお、このたびの一般会計予算の総額に関しましては、校舎並びに体育館等を整備するための統合中学校建設事業費が大きな要素となりまして、当初予算ベースとしては平成16年以来13年ぶりに100億円を上回る予算となってございます。しかし、一方財政調整基金につきましては、さきの本会議における補正予算において平成28年度で予算化されていた基金の取り崩し額全てを解消することができましたけれども、平成29年度当初予算においても約3億5,000万円の取り崩しを計上しており、予算執行に当たっては引き続き効率、効果的な財政運営に努めてまいります。昨年は人口減少率の緩和、出生者数の増加と、少数ではありますが、改善をしておりまして、これをはずみとしてさらなる成果を上げるよう市民の皆さんや議会の皆様とともに頑張ってまいりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
質問 9番 御家瀬遵
ありがとうございました。また次の質問に移させていただきます。②、赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略について、ア、炭鉱遺産公園整備について、(ア)、炭鉱遺産公園に対する市長の考えについて。このたび炭鉱遺産の継承と活用について赤平市炭鉱遺産活用検討協議会で基本構想案がまとまり、立坑の固有性、目指すべき姿、整備の基本方針、整備の概要、その他として財源確保、国の文化財指定に向けた取り組みなどについて平成29年3月2日に行政常任委員会に提案されました。民間所有であった炭鉱遺産を無償譲渡していただいたことによって国の支援を受けれるようになり、さまざまな事業展開が可能となってまいりました。基本構想案については、修正の余地があるように思いますが、旧住友炭鉱立坑やぐら周辺からズリ山展望広場まで炭鉱遺産公園としての整備が始まろうとしていますが、駅裏開発整備を含めてまちづくりに向けた市長の考え方を伺います。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
炭鉱遺産公園に対する私の考え方についてお答えをさせていただきます。炭鉱の歴史は、国のエネルギーを支え、赤平のまちを発展させてきた重要な歴史でありまして、立坑やぐらを初めとする炭鉱遺産は貴重な地域資源として存在し、産業考古学会推薦産業遺産や北海道遺産に選定されておりまして、有識者などからの評価も高く、まさに誇るべき歴史、資産であるというふうに考えております。そうした中で、市民等による総合戦略会議及びみらい部会の協議の経過を経て、赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略の重点施策として位置づけられたことに私自身非常に感謝の思いが強く、それと同時に一気に全てを整備するという考えではございませんが、財政状況を見きわめながら、できるだけ早く段階的に実行するよう努力してまいりたいというふうに考えております。既に子供たちも学校授業などで見学されておりますし、公園内での植樹などにもご協力をいただき、炭鉱遺産公園に子供から高齢者が集うことで歴史と思い出の場とするほか、国の文化財登録を目指し、教育体験旅行者や観光客を呼び込めるよう交流人口の拡大に取り組んでまいりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
質問 9番 御家瀬遵
ありがとうございました。では、次の質問に移りたいと思います。(イ)、事業推進と財源確保について。市民の関心は、20年間の整備方法や維持管理に関する財政負担であります。炭鉱遺産活用の基本構想案のゾーニング並びに将来イメージ図では、概算で全体の事業費は17億5,663万円としております。予定している整備プログラムでは、新設されるガイダンス施設については2億5,080万円の建設予算で、来年3月完成であります立坑やぐら、坑口浴場については短期、中期10年以内での文化財指定、登録を目指し、調査、研究に取り組むとしております。そのうち民間から無償譲渡を受けた旧住友赤平炭砿各施設の改修の想定期間は緊急的、長期的保存に20年間を要し、概算工事費約10億円かかるとしています。国の交付金や過疎対策債などの支援がありますが、毎年の維持費、ランニングコストなどについて不安材料の一つであります。市の実質負担額を極力圧縮し、後の世代に不安を残さないためにも全体のバランスに十分配慮した財源確保に努めてほしいと思いますが、市長の考えをお聞かせください。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
事業推進と財源の確保についてお答えをさせていただきます。事業推進に当たりましては、財源確保が重要な課題となりますが、事業費に対して2分の1が措置される国の地方創生拠点整備交付金、あるいは65%が措置される国庫補助金のほか、元利償還金の70%が地方交付税で措置される過疎対策事業債、元利償還金の50%が地方交付税で措置される補正予算債など、市の負担ができるだけ縮減されるよう効果的な財源を利用するほか、そのほかに中空知広域市町村圏組合のふるさと基金の5,400万の配分金、あるいはソフト面を重視した地方創生推進交付金及び企業版ふるさと納税などにつきましても活用に向け検討をしてまいりたいというふうに考えております。また、こうした財源確保の必要性に応じまして、このたびの地方創生拠点整備交付金と同様に私自身担当職員とともに国や企業など訪問しまして、赤平市の実情をご説明申し上げ、ご協力をいただけるようにお願いしてまいりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 9番 御家瀬遵
ありがとうございました。次の質問に移ります。(ウ)、企業版ふるさと納税について。炭鉱遺産公園整備の財源として企業版ふるさと納税などの寄附金の活用を挙げていますが、大きな財源となることから、期待をしております。企業の寄附の見通しについてお伺いします。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
企業版ふるさと納税についてお答えをさせていただきます。企業版ふるさと納税は、平成31年度までの制度となっておりますが、炭鉱遺産活用基本構想が完成した段階で早急に地元のゆかりのある企業本社などへ出向しまして、寄附金に対するご協力をお願いし、ご理解いただいた上で国に対する地域再生計画の認定を受けるよう取り組みも進めたいと思っておりますし、平成29年度中に企業版ふるさと納税を実現するため全力を挙げてまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
質問 9番 御家瀬遵
次の質問に移ります。(エ)、ガイダンス施設整備について。ガイダンス施設については、平成29年度中に完成予定ですが、事業費は2億5,580万円となっております。国からの財源として2億円、市の負担額は5,000万円前後としており、3月の広報紙に掲載されておりました。基本構想案に示されたガイダンス施設は、炭鉱遺産公園整備の第一歩となるものであります。人的交流の場として、また教育に係る施設としての多くの利用価値が見出せるものであると思います。そこで、伺いますが、ガイダンス施設を建てることへの効果の期待、位置づけについてお考えをお聞かせください。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
ガイダンス施設整備についてお答えをさせていただきます。ガイダンス施設に関しましては、炭鉱にかかわる歴史資料の展示を中心とした施設になりますが、現在旧住友小学校の統合に伴い、炭鉱資料館が実質休止状態というふうになっておりまして、炭鉱遺産見学者にとっては資料を学んだ上で実存する立坑やぐらや炭鉱機械等を見学していただくことが最も歴史を理解しやすいため、子供たちにとっても最適であるとの考え方から、炭鉱事務所の隣接地に建設することといたしました。なお、本施設の総事業予算は2億5,580万円となりますが、事業費の50%が国の地方創生拠点整備交付金、残る50%が補正予算債となりますが、補正予算債に関しましては元利償還金の50%が地方交付税で措置されまして、残る金額の一部が新年度の地方交付税で措置されることというふうになりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
質問 9番 御家瀬遵
ありがとうございました。次の質問に移ります。(オ)、市民への周知、PRについて。赤平市炭鉱遺産活用検討協議会で検討していた炭鉱遺産活用の基本構想案がまとまり、3月の広報に掲載されておりましたが、初耳であるという人がほとんどではないかと思います。3月9日には、北海道大学名誉教授の角幸博氏を招いての炭鉱遺産活用に関する市民説明会が東公民館で行われました。多くの市民が出席してくれていました。質疑も活発であり、激しい、厳しい質問も出ておりました。当日の発言の中でもっと時間をかけて市民に説明するべきではないか、なぜこの時期でこの時間帯なのか、また市民説明会がなぜ1カ所なのかなどという声も聞こえてまいりました。これに対して市長の考えをお伺いします。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
市民への周知、PRについては、赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略に炭鉱遺産公園整備が重点施策と位置づけられていることは市民説明会や住民懇談会、概要版を市内全世帯に配布させていただき、周知をさせていただいております。本年3月9日に炭鉱遺産活用基本構想案に関する説明会を東公民館で開催させていただきましたが、市民の皆様方からのご要望もございまして、4月に改めて交流センターみらい、あるいは文京周辺地区、住友周辺地区の3会場でも説明会を開催することとなってございます。また、今後こうした説明を終えた後にも基本構想が完成した段階で広報あかびら、市のホームページ、あるいは住民懇談会の中で構想内容について説明を申し上げ、市民への周知、PRを図ってまいりたいと思いますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
質問 9番 御家瀬遵
次に、(カ)、今後の駅裏炭鉱跡地整備への期待について。ガイダンス施設が来年3月に完成予定でありますが、今までズリ山階段整備や駐車場整備、トイレの新設などが行われ、また今年度は市民参加のズリ山展望広場の植樹が予定されております。炭鉱遺産公園整備と駅裏炭鉱跡地の周辺開発は、段階的に整備され、少しずつではありますが、歩み出そうとしています。駅裏開発については、長年にわたり何度も計画を立て、そして挫折してきた苦い歴史があります。私は、念願だった駅裏周辺開発がまさしく第一歩を踏み出されたものとして受けとめています。ガイダンス施設を中心に遊歩道の整備を行い、植樹の申し入れも市内企業や奉仕団体からあると聞いております。市民を巻き込んでの公園整備を望むものであります。今後の整備についての市長のお考えを伺います。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
今後の駅裏炭鉱跡地整備への期待についてお答えをさせていただきたいと思います。先ほども申し上げましたとおり、炭鉱遺産公園は歴史と思い出の場としていきたいと考えておりまして、基盤整備などは当然行政が行ってまいりますが、既に地元企業から桜の苗木の寄贈のお話もいただいてございまして、子供たちを含め、この苗木の植樹にご協力いただくことで10年後、20年後の思い出の場としていきたいというふうに考えております。こうした植樹に限らず、管理面も含め、可能な分野におきまして地元の市民の方々や企業、団体などから参加、ご協力をいただくことがこの場に対する思い入れを深くし、郷土愛を育むことにつながると思いますので、行政としても全力を尽くしてまいりますが、みんなでつくり上げる炭鉱遺産公園としての機運を高めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解賜るようにお願い申し上げます。
質問 9番 御家瀬遵
1つの光が見えたときそれに進んでいくことは、まちづくりにおいて大切なことであります。一歩前へ進む政策を推進していただきたいと思いますし、一番重要なことは市民が十分納得できる政策であることが求められています。よろしくお願いいたします。イ、介護職員初任者研修について伺います。以前は社会福祉協議会によりヘルパー養成研修を行い、講師として市の職員の派遣や実技実習の場の提供等の支援を行っていましたが、講師の確保が困難になったため中止していました。しかし、高齢化が進み、介護支援を必要とする高齢者がふえていく中、介護職員が絶対数足りないという状況に陥ってしまいました。昨年の第2回定例会の同僚議員の一般質問以降関係事業所との調整が実り、平成29年度において予算計上に至ったわけでありますが、行政側の主体的な責任のもと事業が滞りなく執行されることが必要であります。そこで、行政が積極的にイニシアティブをとって、市内の介護施設、事業所関係者、社会福祉協議会などに協力を求め、介護職員初任者研修が行われることを期待しているわけでありますが、お考えを伺います。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
市内の介護事業所におきましては、介護に従事する職員が不足をしておりまして、事業の運営にも支障を来しているとのお話を伺っております。平成29年度に社会福祉協議会や市内の介護事業者と協力いたしまして、施設系及び住宅系の介護サービスの知識と技能を習得するための介護職員初任者研修を開催するために取り組みを進めているところでございます。その研修によりまして、市内の介護職場に就職する人をふやし、事業所において介護を必要とする高齢者に対しまして適切な介護サービスを提供できる体制を維持していきたいと考えております。また、研修会の開催に当たりましては、履修するカリキュラムも多いことから、担当する講師の確保には社会福祉協議会と協力をして、資格のある市職員等の活用と部外講師として大学等各方面に依頼をいたしまして、確保に当たってまいりたいと思っております。また、カリキュラムの中では実務の習得も必要となりますことから、市内の事業所に協力をお願いしてまいります。なお、研修会は単年度の開催だけではなく、今後の介護職の確保状況を見ながら、継続して開催を行ってまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 9番 御家瀬遵
ありがとうございました。次に移ります。ウ、情報発信基地AKABIRAベースについて。平成27、28年度と2年間のモデル事業は平成29年3月で終了し、検証が行われ、平成29年度の本格運営に向けて解決すべき課題は多くあるように思います。赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略の効果検証に指摘されているような課題解決には、特産品の販売の特産品推進協議会と観光情報発信の商店街振興対策協議会、とりわけ地域おこし協力隊の連携と頑張りが左右を分けると言っても過言ではありません。今までの実績、反省を生かして、今後AKABIRAベースをどのような形で改善、盛り上げていくのか、本格運営に与えられた課題であります。そこで、2年間のモデル事業は終了し、本格運営が平成29年度実施されますが、今後の見通しと、いつも伺っていますが、ステップアップして道の駅に移行するには何が課題として考えられるかお伺いいたします。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
AKABIRAベースについてお答えをさせていただきます。平成27年6月28日にオープンをいたしましたAKABIRAベースにつきましては、地方創生型の交付金を活用いたしまして、2年間の実証実験を実施してまいりましたが、これまでに約7万5,000人の方々のご来場をいただき、一定の成果が得られたと思っております。しかしながら、情報の発信力が弱い、商品の品薄、あるいは開店時間が遅いなどの意見などが寄せられまして、赤平市しごと・ひと・まち創生総合戦略会議の効果検証におきましても寄せられた意見を参考に1つずつクリアしていきながら、観光案内所としての情報の発信と特産品のPRを強化してほしいとの意見をいただいたところでございます。今年度におきましては、軽トラ朝市にて新鮮野菜を販売した実績から、トウキビの作付を倍にして、次年度にAKABIRAベースに卸していきたいという農家さんが出てくるなど機運も高まってきておりまして、AKABIRAベースをきっかけに新たな特産品としてホットレッグも買い求めに来る方がふえているなどの効果も出てきております。そこで、次年度におきましては、新たに農家さんが出荷しやすい運営体制を構築いたしまして、また「不便な便利屋」のギャラリースペースを縮小して、野菜売り場として利用したり、営業時間も早くからオープンできるようにしてまいりたいというふうに思っております。また、情報発信の充実を図るために商店街活性化部門の地域おこし協力隊とも連携を図り、情報発信コーナーを設置いたしまして、飲食店の紹介やクーポン券の発行等を行って、更新も行いながら市内への誘導を図り、あわせて流入の実態把握を行ってまいりたいと思っております。いずれにいたしましても、AKABIRAベースの本来の趣旨につきましては赤平の情報発信を行い、多くの方にご来場いただき、市内への誘導を図るものでございます。その上で、観光案内所だけでは来場者が見込まれないので、ドラマ「不便な便利屋」の効果も見込みながら特産品のPRを兼ね、販売をし、売り上げの一部を光熱水費に補填し、経費の削減を図っているところであります。次年度につきましては、さらなる来場者の確保を図るため、情報の発信と特産品のPR、農産物の充実を図り、経費の削減にも努めてまいります。2年間の実証実験を経て、体制づくりを含めて特産品の充実にはまだ時間がかかるところではありますが、みんながAKABIRAベースを利用していただく体制がとれた後に委託等への転換を図ってまいりたいと思いますし、もっと特産品が充実し、店舗が狭い状況が出てきた中で道の駅の可能性についても検討してまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 9番 御家瀬遵
ありがとうございました。次に、エ、ポケットパーク整備と街路樹等整備事業について。現在会議所、中央商店街、会議所青年部、それぞれに植花事業を持っておられ、特色のある事業を展開しています。地域おこし協力隊によるポケットパーク整備のアンケート結果が出ていませんので、結果待ちなのですが、ポケットパーク整備にはポケットパークの周りには植樹、ガーデニングによる植花、そしてベンチとテーブル、石畳などにより公園機能を持たせる、それに続く商店街の植樹ますには中央通に植えたヤマモミジを植樹をして、関連性を持たせる事業として捉えることにより、遊休市有地を利用したポケットパーク整備はできそうな気がしています。ポケットパーク整備と街路樹等整備事業は単独に行う整備でなく、連携が必要であると思います。また、街路樹等整備事業の課題として挙げられている除雪の支障となることや落ち葉清掃については、十分な話し合いで解決できるものと考えております。以前のようなにぎわいのあるまちは大変困難を要することでありますが、商店街美化の事業として可能性がありますが、お考えを伺います。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
ポケットパーク整備と街路樹等整備についてお答えをさせていただきます。ポケットパークの整備並びに街路樹等を含めた商店街の美化につきましては、現在地域おこし協力隊が各商店などを個別に訪問し、アンケート調査をほぼ終えたところでございまして、今年度中に取りまとめを行っているところであります。アンケートの中では、植樹につきましてはやはり除雪や落ち葉清掃などを懸念する声が上がっておりまして、ポケットパークにつきましては市有地がほとんどないため、空き地の選定等の課題もあることから、次年度につきましては商店街振興対策協議会を中心にいたしまして、商工会議所や各団体も含め、各飲食店や地先の方を交えて協議の場を設け、ポケットパーク整備や商店街美化について整備のあり方や連携の手法等の議論を重ねてまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 9番 御家瀬遵
ありがとうございました。次に、質問を移ります。③、喫煙対策並びに受動喫煙防止対策について。昨年の3月にも同僚議員による一般質問をさせていただいております。1年を経過して、受動喫煙防止にどのような取り組みをされたか伺います。それぞれ喫煙者の権利、非喫煙者の権利がありますので、国でも意見が分かれておりますが、分煙の徹底による受動喫煙による健康被害は防止できるものと考えは一致しており、政策として取り組む姿勢を示しております。日本の受動喫煙対策でありますが、世界保健機構の中で世界最低レベルと酷評されています。市内の公共施設内は全て禁煙であり、敷地内においても大半禁煙であると思います。庁舎内は全面禁煙でありますが、市民は禁煙、職員、議員は4階で自由に、現在持ち場を離れ、自由に喫煙できる状況でありますが、最低でも休憩時間や昼休みなど、喫煙時間を定めてほしいということであります。職場の現状を把握し、効果的な受動喫煙防止対策と喫煙時間の厳守に対する取り組む考えについて伺います。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
現在国及び道におきましては、先ほども五十嵐議員の質問にお答えをさせていただきましたけれども、喫煙対策並びに受動喫煙防止対策に関して法令の整備を図るための議論が行われているところでございます。喫煙は本人の健康を害するおそれのほか、周りにいる非喫煙者の健康にも害を与えることもあり、世界では受動喫煙による健康被害は迷惑なものということで、分煙ではなく、全面禁止化が進んでいるというふうにも言われております。まずは、当面は国の法令、道の条例を参考として禁煙、分煙に取り組んでまいりますという先ほどの答弁もさせていただきましたけれども、当市といたしましても今年度は前向きに時間問題も含めて取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。
質問 9番 御家瀬遵
それでは、次の質問に移ります。④、根室本線対策について。平成28年11月18日、JR単独では維持が困難な路線を10路線13区間とし、抜本的見直しを進めると正式発表しました。関係自治体は56市町村に上り、約12億円の営業損益を抱える根室本線の滝川、富良野間も含まれております。JR側の提案では、設備の見直しをスリム化、運賃の値上げ、利用促進策、上下分離方式の4つの案が示されました。当路線は地域住民の通院、通学、買い物など交通弱者の移動手段として欠くことのできない公共交通機関であります。鉄路が廃止となると、高校生や高齢者などの住民生活に大きな影響を受ける範囲は広いと言われています。滝川、赤平、芦別、富良野、南富良野の4市1町でつくる根室本線対策協議会の取り組みに期待しているところであります。北海道知事、北海道運輸局長、北海道旅客鉄道にそれぞれ根室本線の鉄道体系のあり方や改善に関する要請書が出され、JRの自助努力を求めたり、鉄路の維持を前提に考えることなどについて要請しております。そこで、根室本線対策協議会については、逐次行政常任委員会に報告されていますが、鉄路の存続に向け、最近の動向について伺います。
答弁 市長 菊島美孝(市長は2017年9月まで)
根室本線対策につきましてお答えをさせていただきます。昨年の3月より赤平駅の無人化を解消するためにJR北海道からの委託形式によりまして、市が駅業務を行うこととなりました。その後JRにおいては7月に持続可能な交通体系のあり方と、11月には当社単独で維持することが困難な線区、本年1月には輸送密度200人以上2,000人未満の線区における大規模修繕、更新費用の発表が行われましたが、根室本線の滝川、富良野間においてはこの輸送密度200人以上2,000人未満の線区に該当することになります。また、今年1月には鉄道ネットワーキングチームの報告書が発表されました。そこで、滝川市、赤平市、芦別市、富良野市、南富良野町で構成されております根室本線対策協議会において、これまでJR北海道、北海道運輸局、北海道に対しまして毎年要請を行ってきておりましたけれども、平成28年度に入りまして、鉄路維持を前提に具体的な協議を行い、鉄道施設等を自治体が管理する上下分離方式は不可能であると共通認識のもと根室本線に限らず、国や道として北海道全体の鉄路のあり方を示すよう要請しておりまして、本年2月には当協議会として国土交通省にも要請を行っているところでございます。道としては、鉄道ネットワーキングチームの報告を受けまして、本年3月中に方針を示す予定となっております。この方針の結果をもとに根室本線対策協議会としての対応策について協議することとなっております。いずれにいたしましても、赤平市としては通学、通院、通勤者を中心として市民の公共交通確保及び地方創生等のためにも根室本線対策協議会を通じて市、町の連携を図りながら前向きに協議をしてまいりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
質問 9番 御家瀬遵
以上で大綱1の質問を終わります。