赤平市議会 平成28年第3回定例会 2016年9月9日
8月の集中豪雨による被害と今後の対応策について
2016年9月9日、赤平市議会の一般質問で、御家瀬遵議員が「8月の集中豪雨による被害と今後の対応策について」質問し、建設課長 熊谷敦、社会教育課長 蒲原英二が答弁しました。
- 質問者
- 御家瀬遵 議員
- 答弁者
- 建設課長 熊谷敦、社会教育課長 蒲原英二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 9番 御家瀬遵
通告に基づきまして、質問させていただきます。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。大綱1、8月の集中豪雨による被害と今後の対応策について。1、赤平市水防計画について。8月の集中豪雨において被害に遭われた市民の皆様にまずもってお見舞い申し上げます。また、台風被害に遭われた全国の各自治体と住民の皆様にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧を切に願っております。北海道は8月に入って3つの台風が上陸し、赤平市の8月の月間降水量が386ミリと観測史上最多を記録しました。とりわけ8月20日の集中豪雨は、24時間の積算降雨量は173.5ミリを記録、23日までの総雨量は226.5ミリにも達し、記録的な大雨となり、当市に大きな被害をもたらしました。特に東豊里地区17世帯28人に避難勧告が発令され、また各地域において小規模河川の氾濫、土砂崩れ、道路の冠水、そして市内の3分の1に当たる2,300世帯にも及ぶ断水被害などにより、市民生活に大きな影響を及ぼしました。改めて自然災害の恐ろしさを目の当たりにした次第です。20日午後1時25分、赤平市災害対策本部が設置され、関係職員並びに消防職団員、警察官、そして市民の協力を得ながらの懸命な作業により結果、最小限の被害で食いとめることができたと私は思います。ご協力をいただいた市民の皆様のご苦労に感謝申し上げたいと思います。そこで、質問に入りたいと思います。赤平市水防計画についてであります。災害対策基本法に基づき平成25年3月に修正しておりますが、この水防計画の整備計画の進捗状況について伺います。水防計画は、水害を警戒し、また水害を防御し、それによる被害を軽減し、公共の安全を保持することを目的としております。つまり市民生活の安全、安心を最優先に考えて事に当たりなさいとしております。今回の被害地区の多くは、水防計画にある警戒防護区域の中の重要水防区域に指定されている小規模河川であります。8月20日の大雨によりこの重要水防区域の吉野川、千曲川、長田の沢のほうに集中して被害が出ております。また、市街地における地盤の低い地帯の水深危険区域においても各所で下水の排水不能の状態になって、道路の冠水被害が起きております。そこで、質問ですが、この水防計画では危険区域の整備は赤平市が実施しなくてはならない場所について記載されておりますが、全て検討中とあります。豪雨災害の起きそうな地区、つまり重要水防区域にこのたび集中して被害が起きているように思いますので、これまでどのような対応をして、どのような整備をなされたかをお伺いします。
答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)
赤平市水防計画についてお答えをさせていただきます。現在の赤平市水防計画は平成25年4月1日に策定し、その中で重要水防区域に指定されている普通河川は5河川、雨水幹線は3排水区となっております。8月16日から8月23日にかけ北海道に3つの台風が上陸し、この台風による大雨により重要水防区域に指定されている河川、2河川を含む8河川50カ所に、雨水幹線では1排水区を含む2排水区に被害が発生をしております。普通河川の整備につきましては、公共災害が適用になった場合は積みブロック等で被災箇所を復旧しており、それ以外の融雪などにより河岸が損壊を受けた場合は布団かごや大型土のう等による維持補修程度しか行えないのが現状でありますが、近年災害のあった平成22年以降はそれまでよりは大幅に増額をし、昨年までの6年間で約4,800万円、68カ所の河岸補修等を実施してまいりました。雨水幹線につきましては、補助事業で工事を進められることもあり、重要水防区域に指定されている3排水区のうち2排水区につきましてはおおむね完了しております。残る千曲川排水区につきましては、現在計画を策定している状況であります。
質問 9番 御家瀬遵
ありがとうございます。続けます。6年前の平成22年第3回定例会において、大雨被害の復旧工事について同僚議員の質問がありました。当時の答弁は、河川改修などの整備については国庫補助事業の補助メニューがなく、公共災害適用となった場合の災害復旧事業による整備しかないのが現状です。また、市債による河川改修等は、多大な経費を要することから、難しい状況にあるということでありました。整備されていない地域で6年前と同じ災害が起きてしまいました。全国各地で同様の災害が頻繁に発生している中で、国の補助メニューも従前と一緒なのか。時代に即して法律も変わっているはずですが、その点はいかがでしょうか。お伺いします。また、集中豪雨被害について、国の公共災害の適用の可能性についてはいかがなものなのでしょうか。お伺いします。
答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)
整備に関する国の補助メニューでありますが、従来と変わらず、普通河川の改修等は難しいのが現状であります。また、今回の台風による公共災害の適用の可能性につきましては、適用基準もあり、被害があった箇所全てとはなりませんが、可能性のあるものは国による災害査定を受ける予定であります。
質問 9番 御家瀬遵
それでは、続けます。市民並びに地域の安全、安心を目的とした水防計画であり、整備計画であります。よく耳にする言葉に自分たちのまちは自分たちの手で守る、安全、安心のまちづくり、多くの人はいつも耳にしております。その前提になるのは、平穏で災害のない日常市民生活の上に成り立っている言葉であります。ぜひ被災地域の皆様には安全、安心の日常生活を送ってほしいものです。そのための環境整備が大変おくれていると思います。市民の安全、安心を守る努力を早急にしてほしいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 建設課長 熊谷敦(建設課長は2017年3月まで)
環境整備につきましては、先ほど申し述べましたとおり、河川改修は進まない状況にありますが、このたびの大雨で川が氾濫した吉野川につきましては、近隣住民に避難勧告が出された状況となりましたことから、住民の安全を考え、また災害の軽減を図るため氾濫箇所付近の河川断面の確保や河床のしゅんせつ、河岸決壊箇所の積みブロックなど、安全に河川の水を流下させられるよう整備に向けて検討してまいりますので、ご理解をいただきたくお願い申し上げます。
質問 9番 御家瀬遵
最後に、ことし予定されていた赤平市総合防災訓練は中止になりました。集中豪雨について、緊急時にあり、緊張感を持って事に当たらないといけないと思います。何をすべきか、個々の役割分担を常日ごろ把握しておく必要があり、緊張感を持って事に当たらないといけないと思います。訓練で得たもの以上は緊急時においては発揮できないものです。行政として常に災害に備える必要があります。この整備に係る経費について、市民並びに地域の安全、安心のために計画的に配分されなくてはなりません。よろしくご配慮のほどをお願い申し上げます。続けて大丈夫でしたっけ。
質問 9番 御家瀬遵
続けて、関連で②なのですが、赤平パークゴルフ場の復旧についてに関して、次の質問に移ります。赤平パークゴルフ場の復旧と今後についてであります。空知川の増水により、赤平パークゴルフ場が冠水し、設置していたトイレが流され、また流木の被害も受けました。後日現場を見に行ってまいりましたが、深いところで約3メーター以上冠水し、パークゴルフ協会の備品もほとんどは流されてしまいました。流木の処理、芝生の復旧、トイレなどの施設の回復について、復旧の見通しについてお聞かせください。
答弁 社会教育課長 蒲原英二(社会教育課長は2016年12月まで)
赤平パークゴルフ場の復旧についてお答えいたします。平成9年9月に開設いたしました赤平パークゴルフ場につきましては、平成13年9月に集中豪雨による空知川の増水により一度閉鎖となり、土手のかさ上げ等を行い、平成17年6月に利用再開いたしました。その後沢からの内水が流れ込んだり、大雨による短期の閉鎖等がありましたが、今回の8月20日の集中豪雨によって沢からの濁流がパークゴルフ場内に流れ込み、冠水状態となり、さらに深夜未明に空知川の増水によってAコース、Bコースが完全に冠水し、Cコースにも被害が及び、トイレ、ティー台等が流され、水がはけた後は流木による被害や土砂の堆積等で今のところ復旧の見通しは立っていない状況です。現在赤平パークゴルフ協会の意向もあり、翠光苑内のパークゴルフ場を大会の代替地として大会等を開催することとし、また住友河畔広場内のパークゴルフ場も利用しております。ご質問の赤平パークゴルフ場の復旧については、まずは原状の復旧がどのくらいでできるのか、また現在の場所でよいのか等、当市における本格的なパークゴルフ場の整備に関して市としての方向性を示し、赤平パークゴルフ協会とも今後について協議してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
質問 9番 御家瀬遵
ありがとうございます。冠水被害は以前にもありました。丹精を込めて整備されている関係者やパークゴルフ協会の皆さん、利用されている市民の落胆ぶりが目に浮かびます。そこで、この水害を機に大雨災害に影響しない新しい場所、例えばしごと・ひと・まち創生総合戦略の重点施策になっている炭鉱遺産公園の整備の中に取り込む等の発想を持ってもよいのではないかと思います。当面翠光苑パークゴルフ場の利用者は大幅にふえることは必至と言われておりますので、整備支援と行政側による特段のご配慮をお願いいたします。以上でこの件について質問を終わります。