赤平市議会 平成27年第3回定例会 2015年9月10日
地域の特性を活かしたまちづくりについて
2015年9月10日、赤平市議会の一般質問で、植村真美議員が「地域の特性を活かしたまちづくりについて」質問し、農政課長 菊島美時、企画財政課長 伊藤寿雄が答弁しました。
- 質問者
- 植村真美 議員
- 答弁者
- 農政課長 菊島美時、企画財政課長 伊藤寿雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 植村真美
おはようございます。一般質問をさせていただきます。通告に基づきましてさせていただきます。よろしくお願いいたします。それでは、大綱1、地域の特性を生かしたまちづくりについて質問をさせていただきます。生態系調査について質問をさせていただきます。当市の地目別面積を見させていただきますと、行政区域面積が1万2,988平方メートルに対しまして、その他という地目を除きますと山林が25.5%と多く、次いで田が6.1%となっております。まちの中央には空知川が流れており、イルムケップ山や赤平の山といった森林に囲まれた自然豊かな地域であるということが特徴と言える地域柄でございます。そこで、もう少しその特徴を生かしたまちづくりのあり方を考えていくに当たって、動植物の調査を実施し、赤平の森林の特性を知ることが必要だと思いますが、まずこれまでの調査実績を教えていただきたく、よろしくお願いいたします。
答弁 農政課長 菊島美時(農政課長は2017年3月まで)
自然生態調査について答弁させていただきます。これまで市内において平成2年ごろのエルム高原リゾート開発時点の中で植生条件ということで調査しておりましたが、エルム高原においての樹木の種類などで、動物においてはキツネと鹿の調査のみの結果で、現在こちらで把握しているほかの調査では、希少鳥類としてはオオタカ、クマゲラ、エゾライチョウの生息は確認され、希少哺乳類ではクロテンの生息が確認されています。そして、市において生態系調査をした実績ですが、市が独自に調査した実績は、先ほど話しました開発時点のときの調査だけだと思います。
質問 3番 植村真美
今の調査の項目の中におきまして植生であったりとか、実際に動植物の部分についての調査がそれほどされていない実績というのはわかるのですけれども、このたびこういった考えに至りましたのは、今や季節によって山菜をとる方が大変赤平の山に入られることであったりとか、さらにエルム高原でキャンプを楽しむ人々も大変充実をされている、大変赤平に来ていただいているということと、そんな環境の中で今や菊島課長のほうからの報告もありましたけれども、クマゲラであったりとかという部分は絶滅危惧種であるということで、エルム高原の近くでも見かけられている情報はすごくあるのですけれども、実際にどれだけ生息しているかということだったりとかというのは余りわかっていないということがございます。そして、これからの赤平にとって貴重な資源力になり得る動植物の実態調査をすることで、今後のまちづくりの可能性も見えてくると思いますが、そのあたりにつきましてはいかがお考えでしょうか。よろしくお願いいたします。
答弁 農政課長 菊島美時(農政課長は2017年3月まで)
議員が言われます動植物の生態系調査を確認することは必要ということですが、今回の「不便な便利屋」のドラマに当たってクマゲラがエルム高原近くで目撃され、実際に映像として記録されております。また、クマゲラにつきましては、開発による生息地の破壊や生息地への人の侵入などにより生息数の減少が見られ、日本では1965年に国の天然記念物に指定されておりますし、絶滅危惧種Ⅱ類に分類されている国内最大のキツツキですが、赤平で生息されていることは先ほど言ったとおりに大変貴重であり、まずはこの環境を維持していくということが大事であると思いますし、それと動物調査ですが、どの種類の動物を調査するのか、植物も含めましてトータル的な生態系の調査になるのか、また外来生物の調査も必要なのか、調査の範囲などによってどのくらい費用がかかるかも加味した上で検討してまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 3番 植村真美
赤平市内の中にもすごく貴重な動植物がいる中で、そういったものをわからないということ自体がすごくもったいないなというふうに感じますし、ぜひそういった調査を実施していただいた中で動植物の生態の生息の実態をしっかりとつかむということをする必要があるのではないかなというふうに考えます。それで、例えばそういったものが実際にいるということがわかりましたら、例えばエルム高原周辺でネイチャーガイドツアーを企画するだったりとか、エルム高原施設に来てくれた方々とか地元の子供たちに動植物の生態系の理解や命の大切さだったりとか環境の大切さだったりとかということも含めまして、共存する気持ちだったりとかというものも含めて、地域教育のあり方などを考えるきっかけになってくると思うのですけれども、このあたりはちょっと分野も大変多く、広くなってくるのですが、そのあたりも取り入れるようなまちづくりの可能性が広がってくるというふうに思うのですが、そのあたりはいかがでしょうか。
答弁 農政課長 菊島美時(農政課長は2017年3月まで)
そういった考えを取り組みながら、先ほどの調査の結果を得た後、環境とかいろいろ守るべき対策が必要になるものも含めまして、これからまた検討させていただいてやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
質問 3番 植村真美
その調査の実施、いろいろな角度で考えることとかも広がってくると思いますので、これからのまちづくりの可能性を広げる意味で実態調査をぜひよろしくお願いしたいというふうに思ってございます。続きまして、②、まちのシンボルの再検討についてお伺いをさせていただきます。まちのシンボルといいますと、赤平の木はカエデ、花は菊、鳥はヤマガラなどでございますけれども、実際にこのシンボルは地域にとって関係性が強く、さらに地域の可能性が見えてくるものであってほしいと願う一人でございます。今では赤平を舞台にした「不便な便利屋」のドラマにおいてクマゲラが登場していますが、そしてクマゲラをモチーフとした赤平市のアンテナショップも始まりました。さきの質問でもありましたけれども、実証はまだつかめていない部分もありまして、その部分がつかめていればということも鳥に関してはあるのですけれども、それでさらに次は花に関してですけれども、日本の最北端でコチョウランがつくられているというのはこれは事実でございまして、赤平でのらんフェスタということは北海道中でいろいろな方たちも集まってくれている市内の大きなイベント、これも赤平の特徴的なものであると言えるというふうに思うのですけれども、そういった市内の特徴的なものに対して光を当てる意味で、当市のシンボルのあり方を再度考え直していただく時期に来ているのではないかなというふうに思っています。またそして、市民にとってももっと親しまれるような、また観光客にとっても印象づけられるようなまちのPRを仕掛けることに対してもつながっていくのではないかなというふうに考えるのですが、このあたりシンボルの考え方についてもお聞きしたく思います。よろしくお願いいたします。
答弁 企画財政課長 伊藤寿雄
まちのシンボルの再検討ということでお答えをさせていただきます。今議員がおっしゃられるように、赤平市の花は菊、木はカエデ、鳥はヤマガラと選定されておりまして、例えばヤマガラの場合は容姿が清楚で愛らしく、さえずりは甘く清らかで、市民の持つ心の美しさ、奥ゆかしさ、大衆性を象徴する鳥として、市民憲章の趣旨を反映するにふさわしいとの理由から選定されているなど、それぞれ赤平にゆかりのある深い理由に基づいて選定をされております。このためこれら3種類の選定を変更する際は、市民とともに歴史的背景を含めまして慎重に議論してまいらなければならないと考えております。しかし、先ほどのお話にもありましたが、クマゲラにつきましては赤平に生息しており、先ほどもお話がありました国の天然記念物に指定された貴重な鳥でもありますし、花に関しましても、生産者は民間でありますが、イベント等を含めましてコチョウランのまちのイメージが強い。また、例えばまちのカラーにつきましても赤平の名称に赤が用いられている。また、さらに物といったことであれば物づくりのイメージとしてかばんもありますが、ロケットや木工製品などもございます。このため各種制定並びに選定につきましては、余りにも複数ということではシンボル的意味合いが薄れるということになりますが、例えば項目によって2つを選定するということも可能ではないかというふうに思っております。いずれにいたしましても、本年度はまち・ひと・しごと創生総合戦略を初め、複数の重要な計画を策定する年に当たっておりますので、これらとの整合性を図りながら、以前にも申し上げましたが、まちのキャッチフレーズとともにこの赤平を認識、PRでき、内容によっては施策展開に結べるようなまちのシンボルのあり方につきまして検討してまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
質問 3番 植村真美
ただいま答弁いただいた中にもございましたけれども、シンボルによっても2つあってもいいものというのもあるというふうに私も考えます。1代目、2代目という考え方もありますでしょうし、時代に応じてそのシンボルのあり方も変わってきているという感じが私の中では強くしておりますので、そのあたり再度ご検討をいただけるということでしたので、お願いしたいなというふうに思います。そして、先ほども答弁の中でございましたが、カラー、色というのもこれからは大変貴重になってくるかなというふうに、重要なものになってくるかなというふうに思うのですけれども、例えば赤平の赤、赤平には赤という色が含まれていますので、そういった赤であったりとか、石炭の黒といったシンボルカラーをカラー番号もしっかりと定めてもらいまして、そして何かパンフレットをつくるときの色目をそのカラー番号で全て統一するであったりとか、PRするものの何かつくるものに対しましてはそのカラーで統一していただくということであれば、その色を見ればすぐに赤平がイメージできるといった方向づけにもなりますし、いろいろとシンボルカラーを決めていただくという方向性もこれからは可能性を秘めているのではないかなというふうに思ってございますので、今後そのシンボルのあり方につきましていろいろと幅広くご検討いただきたく思ってございますので、よろしくお願いいたします。続きまして、③、ふるさと納税体験型返礼品について質問をさせていただきます。今やふるさと納税は全国的に広がりを見せておりまして、当市におきましても返礼品を扱ったものに対しましては今年度からも開始しているわけでございますけれども、当初よりも多く寄附が寄せられているということにつきましては、大変うれしく喜ばしいことだなと心強く思っています。また、最近では特産品を送るだけではなくて、特典つきの体験型のふるさと納税を取り入れているところがあります。例えば一日市長体験ということであったりとか、ダイビングライセンスの取得ツアーを盛り込む、自然の中でカヌー体験と宿泊プランをあわせるであったりとか、文化芸能を体験するプラン、イルカとの触れ合いをつくるプランなど、地域の特性を生かした中での地域に足を運んでもらうようなプランということが今出てきています。当市におきましても赤平にしかできないプランを考えてみてはいかがでしょうかというふうに思っています。この点につきましてはいかがお考えでしょうか。よろしくお願いいたします。
答弁 企画財政課長 伊藤寿雄
ふるさと納税体験型返礼品の導入についてお答えをさせていただきます。今議会の中で予算提案をさせていただく予定でありますが、地元特産品の返礼品の活用によりまして、予想を上回るご寄附をいただいているといった状況でございます。そこで、体験型返礼品の導入についてでございますが、返礼品の基本的な考え方といたしまして、市外からの寄附者に対しまして感謝の意味を込めて寄附金の40%相当の返礼品を送り、結果地元特産品の活用によって特産品PRと市内事業者に対する経済効果も生むものでございます。市内団体や事業者によって体験事業を実施することは可能かもしれませんが、現状といたしましてはまだ両者からの相談は全くないといった状況であります。また、先ほども申し上げましたこういった寄附金の40%に相当する体験メニューが存在するかといった整理しなければならない課題もございます。行政自身も検討してまいらなければなりませんが、行政からの働きかけだけではなくて、団体や事業者、こういったところからみずからがこうした課題を解決していただき、体験メニューを企画していただけるといったようなご相談がいただけるのであれば、こういったものの導入について前向きに検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 3番 植村真美
ただいま前向きにというお話をいただきましたので、私のほうでもいろいろと関係団体にお声かけをさせていただきながらと思います。実は、どうしてこういった質問をさせていただくかということにつきましては、これから全部の都市からふるさと納税の返礼品が始まってきます。それで、これが大都市にも拡大されるとなると、私たちのまちの特徴であったりとか差別化というのをどういうふうにつけていかなければいけないのかなというふうに思ったときには、やはり人と人との触れ合いの持たれるような今後の導きが大切なのではないかなというふうに思ってございまして、例えば赤平にしかできないプランといたしましては、当年の火まつりのときの火文字点火ができる特典を与えるであったりとか、炭鉱遺産めぐりと宿泊プランを満喫してもらうようなプランであったりとか、また自分だけのオリジナルの製品をつくれるプランだったりとかということもいろいろと考えられる可能性もありますでしょうし、そういった企画をすることによって生み出される赤平のさらなる力というものも期待できるのではないかなというふうに考えていますので、そのあたりも今後私自身もしっかりと推し進めれるような方向づけ、可能性を導いていきたいというふうに思ってございますので、よろしくお願いいたします。