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赤平市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月11日

災害時要援護者の避難対策について

2013年9月11日、赤平市議会の一般質問で、五十嵐美知議員が「災害時要援護者の避難対策について」質問し、総務課長 町田秀一が答弁しました。

質問者
五十嵐美知 議員
答弁者
総務課長 町田秀一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 6番 五十嵐美知

件名2、災害時要援護者の避難対策について、①、災害対策基本法改正案成立を受けて、アの要援護者の名簿作成義務づけについて伺ってまいります。質問に入ります前に、去る8月31日、当市も防災、減災の取り組みとして住民の皆さんのご協力のもと総合防災訓練が行われ、関係者の皆様に対し改めて敬意を表したいと思っております。それでは、災害対策基本法改正案の成立を受けて伺います。災害時に自力で避難することが難しいお年寄りや障害者など、災害時要援護者の名簿作成を市町村に義務づける改正災害対策基本法がさきの通常国会で成立いたしました。改正法では、これまで曖昧だった個人情報の取り扱いが明確化され、名簿の整備と情報提供が進むことが期待されます。従来の制度でも災害発生時における高齢者などの避難支援の指針となる災害時要援護者の避難支援をガイドラインに基づき名簿作成を市町村に求めていましたが、義務づけられていないため作成している自治体は6割程度にとどまっていたようであります。当市では一部作成がされていると伺っておりますが、今回の改正により要援護者の名簿作成が市町村に義務づけされました。名簿は、本人の同意を得た上で、消防や民生委員など関係機関にあらかじめ情報提供しますが、災害が発生した場合は同意がなくても必要な個人情報を提供できるとしています。ただし、個人情報を厳格に保護するため、情報を知り得た人に対しては秘密保持の義務もあわせて求められております。名簿の整備、共有は、避難支援を円滑に進めるための第一歩にすぎず、避難支援の取り組み自体は自治体側の入念な準備にかかっていると思いますが、名簿作成の同意などの状況も含め、取り組みについて伺いたいと思います。

答弁 総務課長 町田秀一(総務課長は2017年3月まで)

災害時要援護者名簿につきましてお答えいたします。ご案内のとおり、災害対策基本法が改正されまして、災害時要援護者名簿の作成につきましては義務づけられたところでございます。当市におきましても災害時要援護者名簿につきましては、一部着手し、進めておりましたけれども、改正法におきまして作成に必要な限度で市町村が福祉部門などの持つ個人情報を内部利用できることになりましたこと、またお話にありましたように災害に備えての名簿の事前提供につきましては、同意を得た人の分に限定しますが、災害時は同意なしで外部に提供できるとされましたことから、現在関係部局のデータと突合、連携させ、更新し、情報を共有できるシステムとすることができますよう、災害時要援護者名簿の作成に向け、その準備に取り組んでいるところでございます。よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 6番 五十嵐美知

ただいまお答えいただきましたけれども、ちょっとわかりづらい部分がありますので、もう少し教えてほしいのですけれども、要援護者は災害から身を守る安全な場所に避難することが困難な人々、介護が必要な高齢者であったり、障害者、または乳幼児、妊産婦などでございますけれども、名簿を作成された後の状況変化に対応するために、ただいま答弁でもありましたけれども、関係部局のデータと突合とか、連携させてとか、更新してとかというふうにございましたけれども、そういう情報を共有できるシステムにするということでありますけれども、例えばそういった名簿作成されている中でお亡くなりになったり、妊産婦さんもいつまでも妊産婦でもありませんし、また新たに介護認定される方々もおりますので、もう少し具体的にどういう突合して連携して更新していくのかということを詳しく説明をお願いいたします。

答弁 総務課長 町田秀一(総務課長は2017年3月まで)

質問のございましたシステムでございますけれども、住民台帳を初め介護認定台帳や障害者手帳所持者の台帳等の情報を取り込むことができるシステムの構築を考えてございまして、例えば住民基本台帳システムの情報を定期的に取り入れることで住所変更など自動化いたしましたり、また新たに介護認定された方が介護認定台帳に登載されましたら自動的に要援護者の名簿に反映され、最新の情報として管理することができるシステムとしたいというふうに考えているところでございます。よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。

質問 6番 五十嵐美知

理解いたしました。住基台帳が基本となって、いろんなデータがそこから全部合わさっていくということでありますので、理解いたしました。よろしくお願いいたします。次、件名2であります。イの福祉避難所の普及、整備について伺います。災害時の要援護者の避難対策では、弱い立場の人たちをどう守るかというのが次なる大きな課題であります。それぞれの地域社会に投げかけられていると思います。発災時の個別の支援、行動計画を事前に細かく決めて訓練するなど、いま一度日ごろから地域で高齢者や障害者を支える体制を整備することが重要と思います。今回の改正では、避難所における生活環境の整備が明記され、安全性を満たした施設を確保する一方、食料や医薬品などを用意し、医療サービスの提供にも努めるとされております。東日本大震災でも病気や体調の悪化などが原因で亡くなる震災関連死が相次いだことから、福祉避難所の普及、整備についても本腰で取り組む課題ではないかと思います。病気がちの高齢者や障害のある方々は、健常の方々との避難生活は困難と思いますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますが、お考えを伺いたいと思います。

答弁 総務課長 町田秀一(総務課長は2017年3月まで)

福祉避難所につきましてお答えいたします。本市では、既にご承知のとおり、15カ所の収容避難所を指定してございますけれども、福祉避難所につきましてはまだ指定の状況には至ってはございません。福祉避難所は、既存の建物を活用し、介護の必要な高齢者や障害者など一般の避難所では生活に支障を来す人に対しましてケアが行われるほか、要援護者に配慮したポータブルトイレ、手すりや仮設スロープなどバリアフリー化が図られた避難所と厚生労働省は規定しておりまして、北海道内におきましても平成24年の9月現在で179市町村中47の市町村、26.3%の市町村が指定しているということでございます。福祉避難所設置運営に関するガイドラインにも述べられておりますけれども、福祉避難所の指定、整備数を検討するための基礎資料といたしまして、福祉避難所の対象となるものの概数や現況の把握も必要とされておりまして、さきにお答えさせていただきましたとおり、現在災害時要援護者台帳の作成に向けまして、その準備に取り組んでいるところでございますけれども、台帳の作成の中で現況等把握に努めてまいりたいと考えておりまして、その上で障害の程度の重い者など専門性の高いサービスを必要といたします要援護者もおりますことから、既存の避難所を含めまして、場合によってはどの程度の施設整備等が必要かもあわせまして利用可能な施設の調査をいたしまして、さらに市内の社会福祉施設におきましては災害時要援護者の受け入れが可能かどうか十分協議させていただきまして、可能な場合には協定の締結を進めていくなど、福祉避難所の指定につきましては検討してまいりたいというふうに考えてございます。以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 6番 五十嵐美知

福祉避難所の指定については、検討してまいりたいということでありますので、よろしくお願いいたします。福祉避難所の指定に取り組む中で並行して検討していただきたいことに障害状況、また介護を受けている方々の状況に合わせて対応できる人の確保だとか、また事前の訓練なんかも必要ではないかと思います。それで、さきの質問にも名簿作成に当たって伺いましたけれども、ここで作成がされていく中で、障害者であればその状況も把握されていくと思います。その中で、障害の状況さまざまですけれども、耳が聞こえなかったり、目が見えづらかったり、また話せなかったり、また要介護者であれば認定がされている状況に合わせていろいろあると思います。その中で、例えば介護を受けていても話せる方はしっかり話せるし、耳も聞こえるし、見えるしという部分では、見えなかったり、聞こえなかったり、話せなかったりというのは、本当に体がどこも何でもなくて大変なことになっていくものですから、何か特定なものを、いざというときに身につけさせるようなものも用意するとか、またはそういう方々が何かあったときにサポートする人的パワーだとか、何かの部分でそういうサポートする人の側にも特定なものを身につける。例えば私は手話ができますというカードもいいでしょうし、そういうさまざまな想定できることを並行して検討していただければと思いますが、この点はいかがでしょうか。

答弁 総務課長 町田秀一(総務課長は2017年3月まで)

ただいまお話にありましたとおり、障害の状況もさまざまで、福祉避難所におきましてはハード面だけではなく、要援護者が災害発生前に受けていた福祉サービスや医療を継続的に受けることができるよう対応を図ることも重要と言われてございまして、サポートする人、支援を受ける人がどのようなサービスができるか、または必要としているか一目でわかるようにしておくことも必要かと思います。お話の点も十分に検討してまいりたいと考えますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。

質問 6番 五十嵐美知

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

出典:赤平市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月11日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる