みんなの議会

赤平市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月14日

交流人口の拡大について

2013年6月14日、赤平市議会の一般質問で、植村真美議員が「交流人口の拡大について」質問し、企画財政課長 伊藤寿雄、商工労政観光課長 伊藤嘉悦が答弁しました。

質問者
植村真美 議員
答弁者
企画財政課長 伊藤寿雄、商工労政観光課長 伊藤嘉悦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 3番 植村真美

通告に基づきまして、一般質問をさせていただきますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。まず、大綱1、交流人口の拡大について、①、大学研究機関との連携についてご質問をさせていただきます。近年複雑化、多様化する社会問題や行政課題を解決するに当たり、共同研究や共同実施など大学の教員や学生等の協力、支援をいただきながらまちづくりに取り組んでいる事例を各地域見られるようになってきました。例えば除雪ボランティア、大学生によるまちづくり提案、ブランド開発、調査依頼や行政内部の委員会、審査委員など参加してもらうことも多くなってきてございます。また、利便性や受講生の幅を広めるためにサテライトキャンパスを設置する大学もふえてきてございます。中には公共団体との連携により設置し、地域貢献、社会貢献をさらにされている大学もふえてきてございます。当市には大学は存在しないものの、利害関係を確認し、互いにウイン・ウインになれるような関係性を持てる大学研究機関との事業提携や連携を今後さらに強めていく必要があると思いますが、いかがお考えでしょうか。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

大学との連携というお話でございますが、近年では自治体あるいは中央の団体と大学が連携した取り組みが増加傾向にあります。最近では、近隣でも歌志内市が北星学園大学の教授等に参加をいただき、地域福祉計画を策定し、また美唄市では本年度も札幌国際大学ほか道内の3大学の協力によりましてサテライトキャンパスを実施、また滝川市では國學院大學みずからがオープンキャンパスなどを実施しております。当市では、現在も北翔大学と連携し、高齢者の健康づくりを目的とした元気アッププログラム、この事業を継続しておりますし、市内の団体ではNPO赤平市民活動支援センターが旭川大学の教授と連携した講座の開設、また赤平コミュニティガイドクラブTANtanでは炭鉱遺産活用に向け、札幌国際大学や札幌市立大学などの教授との連携が図られている状況であります。こうした大学との連携は、有識者としての専門性の高い指導やお話をお聞きできるほか、市外の方から見た地元では気づかない視点も持っておりますので、非常にまちにとって効果的な取り組みであると考えております。今後は、当市にとって重要な人材育成に主眼を置きまして、結果として人脈づくりや交流人口の拡大に結びつくようなサテライトキャンパスの実現に向け、当市にゆかりのある大学の方々を中心にご相談をし、検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 植村真美

今人材育成に集中した今後取り組みをということでご検討いただける前向きなご答弁いただきました。最近私のほうでもかかわっている行事の中でも火まつりの手伝いであったり、アートプロジェクトなど、大学の今ほどご答弁の中にもありましたけれども、ゼミ生が来て長期滞在する傾向も多く見られています。その際に一番ちょっと困っていることといたしましては、宿泊施設の問題になってきてございます。赤平のために研究をしてきたボランティア、作品づくりを行う方々に対して宿泊施設の提供するなどサービスがあってもいいと思いますが、その点につきましてはいかがお考えでしょうか。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

議員が言われますように、現在当市の特に町なかに宿泊施設がないというのはまちにとって非常に大きな課題であると思っております。しかし、日常的な利用や費用対効果の面を考慮しますと、行政で新たな宿泊施設を設けるということは事実上不可能であると思っております。また、公的住宅の空き家等に関しまして公営住宅法で一時的な使用はできないということになってございますし、また市営住宅につきましては使用することは不可能ではありませんが、比較的住環境の整った住宅はあきがないといった現状にあります。このように行政として宿泊施設を整備するには非常に難しいという課題がありますので、公共を目的として当市の地域振興やまちづくり等のために市外からお越しになられる方への対策といったものに関しましては、民間施設を含めまして今後の検討課題とさせていただきたいというふうに思っております。以上です。

質問 3番 植村真美

公的住宅が一時的に使えないであるとか、いろいろな課題はあると思いますけれども、赤平市のように公共交通の利便性も余りよくないというところもあります。実際宿泊施設があるのも山奥ということでございますので、そういったところで少しでも前向きに思っている方たちの気持ちをこのまちから離さないような環境づくりといったものをぜひ今後とも民間施設含めてご検討いただきたいというふうに思っておりますので、幅広い見解の中でご検討いただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。続きまして、②、各種団体との連携による観光の創出についてお伺いさせていただきます。北海道の1年間の観光入り数ですが、およそ5,400万人、観光消費額1兆2,909億円、生産波及効果1兆8,000億円と雇用の効果も16万人、生産別にいきますとサービス業40%、運輸、通信業が20%、製造業13%、商業も9%、農林水産も4%と各業界におきまして経済効果もこのようにうかがえることができます。当市においても第5次総合計画の中におきまして観光ルートの推進を図ると挙げられてございます。ぜひ旅行会社を通して観光ルートづくりを行い、赤平市内の経済効果も期待していきたいというふうに思ってございます。北海道に来る旅行の目的、期待度の内容といたしましては、グルメ、お土産、まち見学、観光施設、自然観賞など上位を占めることとなってございますが、当市においても観光戦略を考える上ではこのような内容が必須項目となってきます。この項目に対しまして、まち全体の経済効果が上がるような仕掛けを各種団体とぜひ話し合う場を設けていただきたいというふうに思っておりまして、その中でぜひ参考にしていただきたい視点といたしまして、近年注目を浴びてございますリアル謎解きゲームと観光を組み合わせた考え方でございます。これは、ことし帯広の競馬場でも取り上げられてございまして、その例を若干紹介させていただきますと、盗賊から挑戦状が届きまして、その設定で参加者が捜査官となりまして、敷地内にちりばめてあります謎を解きながら徐々に競馬に関する理解が深まっていくというものでございます。実際にその場に出向いて、見て、考えて行動するといった実際の体験の中から参加者とその場の距離が縮まり、自然とそのまちに興味を持つといった企画でございます。この企画の内容自体も主催者の目的に合わせてさまざまな要素を組み合わせることが可能でございます。当市のようにいろいろな魅力が点在していてもなかなか結びつきが見られない実情のある中で、こういった手段を用いながら当市の新たな魅力を引き出すことも可能と考えてございます。こういったさまざまな観光の考え方がある中で当市といたしましてもそういった新たな視点、企画力の一端を参考に各種団体と学び合う場、連携し合う場づくりが必要と考えておりますが、この点につきましてはいかがお考えでしょうか。

答弁 商工労政観光課長 伊藤嘉悦(商工労政観光課長は2015年6月まで)

各種団体との連携による観光の創出についてということでお答えさせていただきたいと思いますが、まず市内の観光ルートづくりでございますが、市内にはエルム高原家族旅行村、その中にあります流政之氏の彫刻の作品群、また炭鉱遺産、コチョウランなど魅力ある施設がたくさんございます。それらの施設は、市のパンフレットや観光協会のホームページ等でも紹介しておりますので、赤平市内を見て回りたい方への情報は十分提供されていると考えておりますし、赤平市内だけの観光ルートということではなくて、空知もしくは中空知の広域での観光ルートの開発のほうが有効であるというふうに私どもは考えております。そこで、本年3月7日、8日の2日間にわたりまして北海道運輸局主催の地方セミナーとして空知エリアを観光地にするための札幌圏250人の着地型旅行商品を企画するセミナーというのが各自治体職員と旅行業者の間で参加して行われました。空知を周遊する観光ルートの企画について話し合われておりまして、今後はこのような観光ルートの実現に向けて協議を重ねてまいりたいと考えております。また、旅行業者との提携についてでございますが、当市の最大のイベントでありますあかびら火まつりでは札幌の旅行業者と提携し、あかびら火まつりツアーを実施しておりますが、募集人員が最少催行人数にちょっと達していないということから、現在のところ実施していない状況に、実現できていない状況にございます。また、らんフェスタAKABIRAでは旅行会社の自主的なツアーが組まれておりまして、多くのお客様にご来場していただいているという状況でございます。いずれにいたしましても、広域での観光を視野に入れながら赤平市の魅力をどのように伝えていくか、観光協会初め市内関係団体とも意見交換をしながら検討してまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 3番 植村真美

今ご答弁いただきました内容の中で魅力ある施設、パンフレット等で情報を提供しているということのお話がございましたが、私はそれにやはり一歩進んで魅力ある観光資源となり得る当市の宝物をいかに見に来てもらうかという誘導するといった観点というのが大変重要な部分になってきているのではないかなというふうに思っております。その点につきましてもぜひ観光協会との話を進めていただきながら、集客性を高める当市の観光のあり方というのをぜひ具体的に考えていただきたい時期に来ているのではないかなというふうに思っておりますが、そのあたりのお考えをさらにお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 商工労政観光課長 伊藤嘉悦(商工労政観光課長は2015年6月まで)

PRの手段としてパンフレットやホームページということを利用していますが、私ども有効であるというふうに考えております。肝心なことは、どのようなものを提供するかということだと思います。PRも必要ではございますが、何を提供するのか、例えば昨年の火まつり及び花火大会では市内外から多くのお客様にご来場いただきました。特別なPRというのはしておりませんが、いいものをやればたくさんお客様が来ていただけるというふうに考えております。また、ことしのらんフェスタでは1万人を超えるお客様にもご来場いただき、2年続けてマスコミにも取り上げていただきました。要は来て見ていただいた方にいかに感動していただけるか、いかに楽しんでいただけるかだというふうに思っております。そういったものを提供することが集客につながってくると考えておりますので、これにプラスPRということで考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いします。

質問 3番 植村真美

いいものをつくるというご見解も私も同感でございます。また、イベントのいっときの集客含めて考えるのか、それとも1年間通して赤平に観光客を引きつけることを考えるのかということもぜひいろいろなアイデアを出しながら企画力を高めていただきたい。まだまだこの赤平にはそういった魅力があると思いますので、ぜひ行政と民間団体が一緒になって推進していっていただく場をつくっていただきたいというふうに思っておりますので、そういった観点でもよろしくお願いしたいというふうに思っております。さらに、当市の課題といたしまして、先ほどからもお話がありますが、交通の利便性がいい宿泊施設がないことが大変悩ましいところでもございます。また、北海道の調査によりますと、日帰り観光につきましては約4,000円、宿泊単価にいたしまして約2万1,000円と大分開きがございます。当市のように宿泊施設を持たない市は、やっぱり近隣自治体、団体との連携を持ちながらそういった観光ルートを考えていくという視点は大変必要な部分だと思っておりますが、この点につきましてはいかがお考えでしょうか。

答弁 商工労政観光課長 伊藤嘉悦(商工労政観光課長は2015年6月まで)

他市町村との連携ということでございますが、先ほども答弁いたしましたとおり赤平市単独での観光ルートということではなくて、広域での観光ルートを検討することが必要であろうというふうに考えていますし、お互いの市町村がお互いを補完し合う形で連携できるようにということで今後協議してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 植村真美

ぜひそういった赤平の観光がこうである、赤平にこんなすてきなものがあるということを知らしめていただけるような観光ルートの確立というのを近々期待していたいと思っておりますので、私のほうでもご協力させていただけることは精いっぱいさせていただきたいというふうに思っております。何とぞよろしくお願いいたしたいと思います。

出典:赤平市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月14日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる