赤平市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月13日
薬物の乱用防止について
2013年6月13日、赤平市議会の一般質問で、太田常美議員が「薬物の乱用防止について」質問し、介護健康推進課長 斉藤幸英、学校教育課長 相原弘幸が答弁しました。
- 質問者
- 太田常美 議員
- 答弁者
- 介護健康推進課長 斉藤幸英、学校教育課長 相原弘幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 2番 太田常美
それでは、大綱2、薬物の乱用防止について、①、脱法ドラッグの危険性と対策について。脱法ドラッグとは、麻薬や覚醒剤等の法律で禁止する成分とは異なるために合法、脱法と言われることもあり、法律に基づく取り締まりの対象になっていない薬物のことであり、厚生労働省では違法ドラッグと称しているとのことであります。脱法ドラッグは、口から摂取するタイプや鼻腔から吸入するタイプがあり、中枢神経に作用し、酩酊、多幸感、幻覚などの向精神作用を起こし、麻薬と同様の効果を持つため犯罪に悪用されたり、乱用による死亡事故を招くこともある危険なものです。平成19年4月、厚生労働省では薬事法を改正し、取り締まりを厳しくいたしましたが、薬事法への解釈が曖昧なため、現在でもアダルトショップやインターネット上で販売されているようであります。販売価格も比較的安く、その気になれば誰にでも簡単に手に入るようで、使用者についても年々低年齢化しており、ある調査によると現在脱法ドラッグは中学生の15%が入手可能と言われているとのことであります。中高生が突然ビルから飛びおりる等、意味不明の死亡事故が発生したり、薬物乱用による酩酊運転で交通事故を起こすなど、時折新聞、テレビでの報道もあるわけです。今月6月11日の新聞でも愛知県で脱法ハーブを吸って車を運転し、女子高生をはねて死亡させたとして脱法ハーブ危険運転初認定となり、懲役11年の判決を受け、脱法ハーブの影響による交通事故は各地で相次いでおり、既に京都地裁判決などで危険運転致死傷を認定するケースが出ているとあります。脱法ドラッグの乱用が中学生までに及んでいきますと、将来への麻薬使用の入り口などと言われており、行く末は廃人となるか、犯罪多発の原因ともなるわけで、大きな社会問題にもつながっていきます。当市や近隣市町村の取り組みではどうなっているのか、もし把握していれば教えていただきたいと思います。
答弁 介護健康推進課長 斉藤幸英(介護健康推進課長は2017年12月まで)
脱法ドラッグとは、ご質問にもありましたように麻薬や覚醒剤と同様に多幸感や快楽感などを高める目的で使用される化学物質や植物などのことで、麻薬や覚醒剤とは異なり、法律で所持や使用、譲渡等が禁止されていないため合法ドラッグとも呼ばれていましたが、現在では法の規則の間をすり抜けた薬物ということで脱法ドラッグと呼ばれております。脱法ドラッグは、麻薬や覚醒剤などに至るゲートウエードラッグ、いわゆる入門薬とも言われ、麻薬や覚醒剤に類似した化学構造を持っており、依存性や精神荒廃など脳に強いダメージを与える可能性があります。また、覚醒剤によって生じる精神錯乱、妄想や強迫観念から家族、友人やかかわりのない人にまで危害を及ぼす可能性が高い危険な薬物でもあります。脱法ドラッグ等の麻薬乱用防止につきましては、国において成分構造の似た薬物を一括して薬事法で規制できる包括指定を本年3月から実施し、輸入、製造、販売が規制できる薬物の種類が約10倍に拡大したため、取り締まりが一歩前進すると期待されていたところでありましたが、早くも包括指定に含まれないような成分をかえた薬物が売られ始めており、イタチごっこが続いているような状況にもあります。薬物乱用防止対策につきましては、市町村事業としては実施しておりませんが、北海道が行う対策事業としまして国及び道、さらには警察などの関係機関が連携して薬物乱用防止対策北海道推進本部を設置し、その中で赤平にも北海道薬物乱用防止指導員として有識者の方2名が北海道知事より委嘱を受け、学校において生徒への薬物乱用防止に向けた指導と講話の実施、イベント及び街頭において各種啓発活動などの実施など、薬物乱用防止に積極的に取り組んでいただいているところでもあります。市としましてもホームページや広報紙などを活用し、薬物乱用防止を広く市民に訴え続けていきたいと考えております。以上です。
質問 2番 太田常美
細部にわたるご答弁ありがとうございました。これでこの件に対しての質問終わらせていただきます。続いて、また教育などを通して子供たちに予防対策として脱法ドラッグの危険性を訴えるとともに、子供たちにも指導していかなければと思うところですが、薬物乱用防止対策につきましては指導員の資格を持っている同僚議員も学校を中心に啓蒙活動を行っているようですが、教育委員会を通しての薬物乱用防止対策の考え方についてはいかがでしょうか、お尋ねいたします。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
教育の場での児童生徒への指導についてのご質問ですが、全国各地で禁止薬物等による逮捕事案の発生と近年インターネットの普及の影響ですか、比較的手に入りやすい状況にあることで道内でも未成年者による事案が発生し、若年層への影響の兆しを見せているところから、市教委としても重く受けとめております。そのため、文部科学省からも道教委を通じまして子供たちが薬物に手を染めないように違法薬物使用防止のための講習会の利用などの通知も受けているところです。脱法であるか否かにかかわらず、それらの薬物、いわゆる違法な薬物が心身に与える深刻な影響、その行為の違法性及び社会的影響について適切に指導する必要があるとの認識から、市教委ではこれまでも生徒による違法薬物の乱用を防止するため中学校において、また高校でも実施していると聞いておりますが、警察署や医師会、薬剤師会などの専門家、特に本市ではライオンズクラブ様の協力もあり、薬物乱用防止教室を開催してその防止に努めているところです。幸いにして赤平での児童生徒による事案はありませんけれども、それに油断することなく、そのような施策等を継続的に行いましてその防止に努めてまいりたいと思っております。以上です。
質問 2番 太田常美
中学校の3年間の中で1度の講習と高校に入学してからの講習で、一番精神が、心が多感な時期での講習だと思います。今後ともそういういいことは続けていってほしいと思います。これで私の質問終わらせていただきます。どうもありがとうございました。