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赤平市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月14日

平成25年度予算について

2012年12月14日、赤平市議会の一般質問で、北市勲議員が「平成25年度予算について」質問し、企画財政課長 伊藤寿雄、市長 高尾弘明が答弁しました。

質問者
北市勲 議員
答弁者
企画財政課長 伊藤寿雄、市長 高尾弘明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 9番 北市勲

通告に従い、質問をさせていただきますので、ご答弁のほどよろしくお願いをいたします。大綱1、平成25年度予算について、①、第5次赤平市総合計画の考え方についてお尋ねをいたしたいと思います。第5次赤平市総合計画は、赤平市の財政再建中の平成21年度よりスタートしました。大変厳しい財政状況の中で、多くもない予算を本年度も含め総額33億9,900万円ほどを基本計画の第1節から第5節に分けて予算を使っております。その内訳を見ますと、第1節のすこやかに安心して暮らせる社会づくりということでおおよそ2億7,000万円、全体の約8%、第2節の大地に根ざした産業づくりということでおよそ2億5,000万円、約7%、第3節の生きる力を育む生涯学習社会づくりということで約5億4,000万円ほど、この比率は約16%、第4節のゆとりと潤いのある快適な生活を支えるということでおよそ22億円、全体の65%と。第5節の語り合え行動のできる地域づくりということで約3,000万円ということで0.7%と、このような予算の執行になっております。これには本年度まだ終わっておりませんけれども、これを含めての数字でございます。特にこの中で第4節のゆとりと潤いのある快適な生活を支えましょうとの計画にこの4年間道路整備事業だとか、それから公営住宅の整備事業、建替事業と、これ中心に65%、非常に高い比率で使われている。老朽化した住宅や傷んだ道路の補修等で使われる分については理解をいたしておりますが、バランスのとれた計画の遂行という意味ではちょっと気になる部分がございます。そこで、平成25年度はこの10年の計画の折り返し地点に当たります。次年度、これから予算編成に当たるわけですけれども、従来どおりの考えで進めていくのか、または別の考えあるのか、もしあればお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

お答えさせていただきます。第5次赤平市総合計画が平成21年度からスタートいたしまして、ことしで4年目を迎えておりますが、分野別施策の5つの大綱別で示す事業費の割合につきましては議員が言われるとおりの数字でございます。議員が言われるとおりの数字でございますが、仮に市税あるいは地方交付税、こういった自由度のある一般財源ベースで事業を予算化した平成22年度から24年度までの当初予算ベースで割合を計算いたしますと、第1節のすこやかで安心して暮らせる社会をつくりましょうが60.67%と最も高く、第2節の大地に根ざしたたくましい産業をつくりましょうが3.7%、第3節の生きる力を育む生涯学習をつくりましょうが10.65%、第4節のゆとりと潤いのある快適な生活を支えましょう、これが24.27%、第5節の人と人が語り合い行動できる地域づくりを進めましょう、これが0.71%という数値になります。このように事業費ベースでいくと、毎年計画的に公営住宅の建替事業や道路整備事業などを行っているため第4節の割合が突出して高くなりますし、また一般財源ベースでいくと福祉予算や病院への繰出金などによって第1節が突出する形となりまして、見方によって全く違った数字になるということで、なかなか金額的にバランスを判断することは難しいということをご理解いただきたいと思います。しかし、数値的比較とは別にいたしまして、産業振興、少子化対策、住環境整備、この重点プロジェクトを中心にしつつもソフト事業を含めました全体的なバランスに配慮した施策の展開を今後も進めてまいりたいと考えております。なお、総合計画の前期5年間の実施計画が示す事業につきましては、既に大半のものが実施済みでありますが、本年度に市長による課長を中心としたヒアリングを行いまして、一部未実施の事業について現状や課題を確認したところであります。また、平成25年度は実施計画の前期期間の最終年となってまいりますので、来年度はまちの情勢変化を把握した上で平成26年度以降の5年間の後期計画等の策定作業に当たってまいりたいと考えております。以上であります。

質問 9番 北市勲

どうもありがとうございます。確かにただいま説明ありましたとおり自由度のある一般財源ベースで見ればこの第1節が60.67%、一番高くなりますけれども、これはこれからの事業も含めた中で高くなる確率が高いということでわかりますが、それに比較して第2節の大地に根ざした産業をつくりましょうというところでは実質私どもの調べた数字よりも低いと。これは、ある意味で第5次赤平市総合計画が赤平市の活性化のためにどれだけ貢献できるのかということでいったときにこの数字が非常に低い。私は、この辺がやはりバランスのとれていない部分だろうと思っています。私自身の希望とすれば、やはりこの辺の数字が上がってくれば赤平市の経済も活性化するかなと思っていますけれども、それについてどう考えているのかお聞かせ願いたいと思います。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

おっしゃられているとおり第2節の大地に根ざしたたくましい産業をつくりましょう、この部分の事業費的、金額的な部分で申しますと確かに低い比率となってございます。ただ、ご承知のとおり本年度から企業促進条例等の対象事業の拡大、そして助成限度額の引き上げ、こういったものを行っておりますので、あくまでも実施主体は事業者でありますので、こういった助成制度を活用する段階においては市としての助成額がふえる、事業費の割合がふえるということになってまいりますので、こういったことも含めてどういった形で今後も引き続き企業の支援等を行えるか、これらについては十分考えてまいりたいと思います。以上でございます。

質問 9番 北市勲

どうもありがとうございます。まだこの計画は半分しか、半分までいっていませんけれども、約半分の年数を過ぎています。残り半分、これは先ほど説明で26年度以降の後期の計画については新たに策定をしたいということなので、いずれにしてもこの第5次総合計画がバランスのいい計画が遂行されることを望む次第でございます。ぜひこれについて期待しておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。次に参ります。②の市民還元でございますが、赤平市は平成18年度からご存じのようにあかびらスクラムプラン、それから次に財政健全化計画、それからさらに財政健全化計画改訂版と策定し、赤平市の財政再生団体回避のために多くの市民に多大な負担もお願いしました。その負担の協力については、たびたび申し上げていますけれども、税金としては都市計画税、軽自動車税、固定資産税などがあります。また、使用料としては、保育料、上下水道料、体育施設の使用料と、こういうことで、さらに一番大きかったのが市職員の皆様方の給与の削減であります。これのおかげで赤平市は財政破綻を免れたと、回避ができたと。23年度決算におきましても財政調整基金が13億5,000万ほどつくれたと。いっときは基金がゼロの時代もありました。これは、やはり皆さん方の協力によるものだと、このように思ってもおります。そこで、市民還元についてたびたび私もお願いしていますけれども、くどいようですが、還元につきましては直接還元と間接還元という2つの方法あります。特に間接還元につきましては、いろいろと市の財政のやりくりの中で市民プールをつくったとか、あるいは町内会の謝金をふやしたとか、それからスキー授業の助成金をふやしたとかと、そういう部分がいわゆる間接の還元であろうと。もう一方の直接還元、これにつきましては本年度、24年度に軽自動車税の税率を下げてくれたと。これについては大変いい政策であり、私の知る限りでは多くの市民が喜ばれていると、そういうふうに思っていますけれども、今議会で市職員の給与の削減率が復元といいますか、8%が戻るということで、これもある意味では直接還元であろうと。これについては異論を唱えるものではありませんが、しかし一方で市の職員の皆さん方にお返しするだけでいいのかという市民目線をやっぱり感じずにはおられないと。その辺を含めて今回これに出された、議案で出されたいきさつ等をよろしければ説明していただきたいと。これ市民感情もある程度考慮しなければなかなか難しい問題もあるだろうと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

市民への直接的な還元とのご質問でございますが、赤平市財政健全化計画の中で平成21年度から固定資産税の税率を1.5%から1.6%に引き上げるという予定がございましたが、財政再生団体入りを回避したことで取りやめたという経過もございます。また、議員が言われるとおり軽自動車税につきましては本年度から標準税率の1.5倍を1.2倍まで引き下げを実施させていただいております。しかし、平成18年度から税率を0.2%から0.3%に引き上げをさせていただきました都市計画税につきましては、いまだ継続されたままとなっておりますが、都市計画税を導入している道内の32市の税率の状況を見ますと0.3%が30市、0.2%が2市といった状況であること、またさらに目的税といった趣旨で見た場合に当市においては下水道整備事業や道路整備事業を初め都市計画税の税収を大幅に上回る事業を実施している現状にございます。一方、同じく都市計画税を導入しております道内32市の固定資産税の状況につきましては、25市が税率1.4%となっておりますが、当市は1.5%といった状況であります。こうした現状を踏まえまして、平成25年度から見直すべき税目、税率の引き下げの見直しに向け、現在検討を進めている状況でございます。なお、今申し上げました市民への直接的な還元に関連する部分についてお話をさせていただきましたが、それ以外には間接的ということになるかもしれませんが、何といっても皆さんで頑張っていただいたことによりまして市立病院の病棟建てかえに着手できる状況になった、これが当市にとっては最も大きな成果ではないかというふうに感じております。以上であります。

質問 9番 北市勲

ありがとうございます。私は、今まで協力していただいた市民に対して何度か市民還元を議会でもお願いしてきましたし、たまたまことしは、たまたまといいますか、ことしはそうやって軽自動車税の税率の軽減があったと。今までそういうことでいただいている答弁としては、財政状況を見ながら検討するとの答弁をいただいております。それなりに私も理解をしておりました。今議会に提案された市職員の8%の復元については、やはり同時に何らかの市民向けの還元がないものかと、そういうことも多分議論されてきたと思いますけれども、しかしこれはある意味で、今まで市職員の皆さん方の給与最大30%削減から現在11%と。この大変大きな協力、それで財政破綻の回避ができたという、大きく寄与してくれたということについては誰もが認めております。大変大きく評価をしております。そういう意味で、この市の職員の給与だけ戻すことが本当に市民に納得得られるかと。そういう意味で、ぜひいま一度一般市民に対する還元ということで考えをあればお聞きいたしたいと思っています。よろしくお願いいたします。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

市民還元について私のほうからお答えいたします。還元、還元ということが適切かどうかわかりませんが、私どもこれまで行財政改革やってきたのは、確かにほかと比較して例えば軽自動車税上げてきた。今申し上げました都市計画税なんかは、今は大体ほとんど同じですが、当時はやっぱり高かったということで、そういうほかと比較して若干高いものは少し財政が回復したので、戻すという、これは還元ということなのでしょうが、今まで他と比較して赤平が低いというものをやっぱり見直してあげたというものをそれでは財政が回復したらまた低くするのかという議論もございますし、私たちはそういう見直しと同時にやはり今までできなかったことをやるということもある意味では私は還元ということになるかと思います。したがって、今まで財政難でできなかったことを少しずつやると、これも私は市民の皆さん方にお返しをするということだと思います。今病棟改築のお話もございましたが、そのほかに消防の施設の本部含めた施設整備も順次行っておりますし、学校統廃合によって、さらに耐震化含めて、さらに1年1校舎で建てた学校が今順次設備がだめになってきています。大幅改修をしなければならない、そういう時期に来ています。加えてこの前のトンネル事故ではございませんが、かつてつくった公共施設がどんどん、どんどん老朽化をして、今市役所前舗装終わりましたが、このとおりでございまして、橋梁の長寿命化、住宅の長寿命化、公園の長寿命化、こういうまた新たな課題が出てきておりまして、課題というのはどんどん、どんどん来るわけでございまして、そういった意味で少しでもやはりそうした生活、社会資本を整備をしていくと、そういうこともようやく今までできなかったことも少しはできるようになってきた。私は、これは前進というふうに見ていいのではないのかと。したがって、行政改革でここがこうなったから単純にこうするかどうかというのは、それはそのときの状況を見ながら、何がいいのかということを十分やはり私は検討する必要があるのではないかと思います。当時このやつを改正したから戻す、これが還元ということだけではなくて、そういうものもありますし、また先ほどお話があったように町内会活動は少しでも支援しようということで新たな助成制度を設けたり、さまざまなことで私どもとしては全体的な中で今まで我慢してきたこと、また新たな行政需要に積極的に対応しておると。きのうも公共事業のお話がございましたが、できるだけ来年度に向かって努力しようと、こういう決意も持っているわけです。したがって、個々にどうするということもございますが、全体的に赤平市をどうしていくかということが大きな課題でございますので、そうした中でやはり市民の皆さん方に喜んでいただけるような施策を全体的な中で私どもは進めてまいりたいということで、単純に還元、還元ということでございますが、還元ということもございますが、新たなやはり取り組みも入ってくるということを含めてひとつ広い観点からご理解をいただきたいと思います。以上です。

質問 9番 北市勲

市長さんの言われることはよくわかっていて聞いているのです。ただ、今回の議案提案されている職員給与、決して私も、先ほど申し上げました、異論を唱えていません。しかし、これは本当に市民目線から見れば、ではあなた方だけいいのかいという意見が出ないとも限らぬと私はちょっと危惧する部分です。いずれにしても、次年度の予算の中で間接還元、市長さんは間接還元のことをおっしゃったけれども、しかし実際に市民の立場からすればみずからの財布の中からお金は減っていくと。その辺のところをやっぱり、その辺の感覚はちょっと市民の方々と行政の方々のギャップでないのかなと思ってもおります。いずれにしても、これについてぜひ次年度の予算の中で考えるものであれば考えていただきたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

出典:赤平市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月14日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる