みんなの議会

赤平市議会 平成22年第2回定例会 2010年6月17日

(1)指定管理者制度について/(2)市内の雇用状況について/(3)介護施設への今後の考え方について/(4)住民懇談会への対応について/(5)赤平高等学校について

2010年6月17日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「指定管理者制度について」「市内の雇用状況について」「介護施設への今後の考え方について」「住民懇談会への対応について」「赤平高等学校について」について質問し、産業課長 菊島美時、介護健康推進課長 斉藤幸英、企画財政課長 伊藤寿雄、教育課長 相原弘幸、市長 高尾弘明が答弁しました。

質問者
若山武信 議員
答弁者
産業課長 菊島美時、介護健康推進課長 斉藤幸英、企画財政課長 伊藤寿雄、教育課長 相原弘幸、市長 高尾弘明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 2番 若山武信

通告に基づきまして一般質問いたしますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。大綱1、指定管理者制度について、①、赤平市保養センターほか3施設の指定管理者の選定についてであります。3月の第1回定例会において、赤平市保養センターほか3施設の指定管理を株式会社赤平振興公社に3年間継続する提案がなされましたが、議会において、公平かつ公正な募集を行うべきとの理由から、指定期間が3年のところを1年に期間短縮する内容での修正可決となったところであります。この修正可決について、一部の市民の中から、赤平振興公社に問題があり、一般公募することになったのではと誤解されている人もいるやに聞いておりますが、議会はあくまでも公の施設への指定には公平、公正かつ透明であるべきとの判断からこのたびの修正可決となったことであり、決して赤平振興公社に落ち度があり、議会が異論を唱えたわけではないことをこの場をかりて誤解を解いておきたいと思います。指定管理者制度の目的は、市民サービスの向上と自治体の経費削減であります。しかし、一方民間企業の参入により利益だけの追求が中心となり、経営が悪化すると簡単に撤退し、公共サービスがストップしてしまう事態も起きているようであります。また、指定管理者制度が雇用の不安定化や労働条件の悪化につながりかねないとして、法的にも制度運用の見直しが検討されているようでもございます。さきにもお話しいたしましたとおり、指定管理期間を1年として修正可決となったことから、赤平市保養センターほか3施設は来年の3月で指定管理者の指定期間が満了するわけでありますが、現在どのような考え方のもとに選定の準備が進められているのか伺いたいと思います。大綱2、当市の雇用状況について、①、最近の雇用状況と対応についてであります。財務省が最近発表した法人企業景気予測調査では、大企業を中心に景気は着実に持ち直しているものの、中小企業では少し足踏みの様子が見られると分析しております。このように世界的な不況も少しは回復し、国内でも大手企業が大きく利益を上げている実態が社名とともにたびたび報道されております。しかし、それは一部の企業、業種であり、地方ではその恩恵にはあずかれず、いまだに厳しい状況にあります。当市においても、製造業を中心とした中小企業が多く、その経営には厳しいものがうかがわれます。国の雇用調整助成金や雇用開発助成金等での運用を図りながら、長引く不況を何とか生き延びようと今歯を食いしばって耐えている企業がほとんどだと推察するところでございます。財政厳しい当市にとって、平成19年から21年にかけての空知産炭地域総合発展基金の活用は資金繰りに悩んでいた各企業にとって大いに役立ったことと思います。これからも多くの企業に幅広く活用できる機会を与えていただけるよう配慮をお願いするところでございます。現在市内外での安定した仕事につけず、リストラなどで職を転々としている若い人たちが私の周りにも何人かおります。雇用保険の給付延長を頼りに、細々と食いつないでいる生活でもあります。平成20年度に赤平市内の事業所における従業員の雇用の実態を掌握するため、賃金を初め労働諸条件を調査し、今後の労働行政推進の基礎資料を得ることを目的とした労働基本調査報告書が作成されており、調査事項として事業所の概要とともに従業員数、労働力、賃金、労働時間、退職金制度、障害者の雇用等が載っております。2年に1度の調査と聞いておりますが、21年度、また22年度5月現在で市内各企業の経営状況と雇用状況の実態はどうなっているのか、情報を把握しているだけで結構だと思いますので、お知らせいただきたいと思います。また、近年は景気の低迷の中で労働者の身分が非常に不安定になってきておりますが、当市においての各企業での正規、非正規雇用の割合にはどのような変化が見られることでしょうか。平成21年度は調査をしていないと思いますので、20年度の調査内容に照らし合わせた概略で結構だと思います。20年度に比較し、倒産した企業も出てくると思いますし、全体の雇用人員も減り、さらには非正規雇用がふえてくるような感じになると思います。平均賃金も下がり、パート賃金も最低賃金により近づくのではと危惧しております。今後行政として当市の企業をどのように支援、指導し、雇用をどう支えていくのか、考え方があれば示していただきたいと思います。なお、平成21年度緊急雇用対策費として5,800万円の予算が組まれましたが、3月末をもって緊急雇用対策の効果のほどは十分だったのでしょうか、お伺いいたします。大綱3、介護施設への今後の考え方について、①、施設待機者と施設数のバランスについてであります。国民の5人に1人が65歳以上と言われる我が国において、今後の高齢化対策が国会でも論じられておりますが、当市においても市民の高齢化とともに介護施設への入居待機者がそれなりにおります。高齢化に伴い、体が不自由になっても家庭事情により家で面倒が見切れないとか、独居老人がふえつつある中、行くところがなく、介護施設への入所希望者はふえるばかりであります。現在当市においては、特養老と言われる愛真ホームに88人、エルムハイツに133人、老健施設の博寿苑に30人、その他民間各介護施設にもそれなりの待機者がおります。このような事情からか、民間の介護施設がさらにふえていく傾向にあるのではと思っております。逆に、施設が余りふえると介護保険特別会計が赤字になるのではと心配されている市民の声も聞かれます。また、ある企業からの声では、これ以上介護施設をふやそうとしても市が認可してくれないのではないかと、このようなことを耳にいたしました。私は、介護施設がふえることは、財政的に多少苦しくなっても、老後を安心して暮らせるのであればという観点から賛成でありますので、市立赤平総合病院の再建計画に療養型ベッド60床が確保されたことには安心しているところでございます。介護施設への待機者数と適切な介護施設数についてどう対処していくのか、現在ある30床以上の施設については道の許認可であり、それ以下の民間介護施設への許認可は市でありますので、今後の介護施設のあり方について行政としての考え方があれば示していただきたいと思います。②、介護従事者の労働条件についてであります。介護施設の充実とともに、必要なのはそこで介護をする人たちであります。介護に必要な人員の確保と心のこもったサービスを提供できる人材の確保は、施設を運営する上で欠かすことのできない条件ではないでしょうか。介護員の人数が不足しての過剰労働や不適切な判断による事故は、最悪の場合は人命をも失ってしまいます。過日発生した施設火災は、痛ましい事故であり、人災とも言われております。過重労働と低賃金で働いているのが日本の平均的介護労働者ではないでしょうか。ですから、介護職場での定着率が低いわけであります。最近では、国の政策により外国から看護師や介護士を目指して多くの研修生が日本に来ておりますが、言葉の理解力不足などで資格取得が難しく、挫折する人も多いようであります。厚生労働省や道によりますと、2008年の全国の介護労働者の辞職率は18.7%で、全労働者平均15.4%を上回り、道内は19.8%と高いわけであります。一方、道内の福祉事務所の介護職員は、08年の6万1,000人から25年には10万人以上が必要と推計されております。このようなことから、道福祉援護課が国の介護報酬に左右される待遇改善を待つのではなく、職場環境の改善で辞職を防ぐような方策を考えたり、高齢者と障害者の介護の担い手確保のために高校生に仕事の魅力を伝えたり、専門家が企業を支援したりして若い世代を福祉現場に呼び込む新規事業を実施することになったとのことでございます。このように、これからは地方も独自での福祉対策を講じる動きになってまいりました。昨年4月に介護労働者の処遇改善を理由に介護報酬が総体的に3%引き上げられ、さらに不足分として10月に介護職員処遇改善交付金がつくられましたが、当市の事業所においてどのような形で消化され、改善されたのでしょうか。国で言うような1人当たり2万円の処遇改善になったとは聞こえてきておりません。市職員の改善はないと思いますが、嘱託職員や臨時、パート職員についてどの程度改善されたかお伺いいたします。資格によっても大きく格差がついたのでしょうか。また、当市においても事業所における介護労働者の定着率については不安定と思われますが、いかがでしょうか。加えて、民間介護施設では介護職員処遇改善交付金がどのような形で反映されたのか、定着率等も含め情報があれば伺いたいと思います。なお、民間の介護施設や団体との連携等も必要であり、行政として指導すべき点もあろうかと思いますが、いかがなものでしょうか、お伺いいたします。大綱4、住民懇談会への対応について、①、住民からの課題処理についてであります。このたび開催されました住民との7カ所にわたる連日の懇談会、市長を初め行政側スタッフの職員の皆さん、大変ご苦労さまでございました。今年度から春、秋、年に2回開催することになり、より多くの情報開示の機会を得たことときめ細かな説明には、住民の皆さんからの評価は高いものがございます。このたびの住民懇談会の議題は、平成22年度の市政執行方針、予算、そして市立赤平総合病院健全化計画についてであります。このたび使われました資料は、この4月に配付されましたことしの予算の使い方という表紙の小冊子で、ことしの予算内容をだれにでもわかりやすく要約してあり、市民からも保存版として大いに評価されているところでございます。住民懇談会について2点ほど伺います。1点目は、開催時における要請事項の処理についてでございます。開催回数がふえると、それなりに住民からの日常における課題処理、いわゆる苦情処理といいますが、この課題処理が多くなると思います。住民側から見ると苦情がかなえられる分だけ、行政側は大変でございます。内容によっては予算に大きく影響するので、実現不可能なこともあると思います。今後の課題処理への対応や遂行率をどのように考えているのか伺いたいと思います。ちなみに、平成21年度の住民懇談会における要請内容はどの程度あって、その程度消化できたでしょうか、いわゆる遂行率はいかがだったでしょうか。住民からの満足度が問われるところだと思います。2点目に、開催会場の出席者数の減についてでございます。出席者数減への対策についてでございますが、各会場とも主催者側の熱意とは逆行して、年々その出席者数が減ってきているということでございます。行政側の努力により苦情が減り、会場に来る必要がなくなったのか、それとも財政的に厳しく、要請事項を訴えても実行してもらえず、関心がなくなってきたのか。また、高齢化して、会場まで来るのが大儀になってきたのか。それぞれいろいろと理由はあると思います。広報紙にて日時も通知してありますし、開催間近になると広報車で地域を巡回されているようでありますが、効果は得られていないようであります。せっかく開催するのに行政側の人数より出席者数が少ないのは、寂しい限りであります。住民側から見ると、気の毒にも見えるわけであります。市民が無気力化してきているのでしょうか、それとも意識改革が必要なのかもしれません。今後の対策としてどのように判断し、どのように対処していくのか伺いたいと思います。大綱5、赤平高等学校について、①、募集停止への市の対応についてであります。平成25年度に赤平高等学校生徒募集停止の報道が6月1日、夕刊1面に掲載されました。北海道教育委員会が1日、2011年から13年度の公立高校配置計画案を発表したことに基づくものでございます。8日開催の総務文教委員会にて経過の説明がなされましたが、当市市民にとっては大変厳しく、残念な話ではあります。もちろん在校生にも大変なショックと不安が渦巻いたことと思われます。昭和24年に赤平町立高等学校として開設、28年3月に道立に移管し、以来幾多の卒業生を送り出し、著名な先輩方もたくさん輩出してまいりました。また、赤平市のシンボルとして、当市の教育と文化に大きく貢献してきたところでございます。長い歴史の中で、親、子、孫の3代にわたって卒業された家族もいることでしょう。一つの企業として考えたときに、教職員の雇用を創出し、交付税の対象ともなり、長きにわたり当市の財政にも大きく貢献してきたわけでございます。赤平高校の維持存続対策には、高校だけの努力だけではなく、教育委員会を中心に行政や議会など全市を挙げての取り組みとしてきただけに本当に残念な思いであります。北海道教育委員会からの通達ですから、覆すのは大変難しいことなのかもしれませんが、このまますんなり通達を認めてしまうのには納得がいきません。地域の実情を無視した単に人口減少に伴う機械的措置で進められた今次公立高校配置計画案だけに、大きな憤りを覚えます。私たちにとっては、廃校計画案であります。当市としても現段階では道や道教育委員会等に維持存続対策の陳情、要請行動を起こす旨の検討を考えているようでございますが、陳情、要請行動はぜひ起こすべきであり、議会としても要請するところでございます。行動を起こすに当たっての規模や構成メンバー、時期や陳情先等についての考え方があれば伺いたいと思います。また、平成25年度からの募集停止ではありますが、来年度からの入学希望者がどのぐらいの人数になるのか、本当に心配されます。現在の中学3年生や保護者には、来年に向けどのような進路指導を行おうとしているのか、考え方をお示しください。以上、1回目の質問を終わります。

答弁 産業課長 菊島美時

大綱1、指定管理者制度について、①、赤平市保養センターほか3施設の指定管理者の選定についてお答えいたします。前定例会の修正可決以降、これまでにさまざまな調査のほかに指定管理者の公募を行った、また行わなかった実情などについても調査を進めており、さらに公募によるメリット、デメリットを再精査し、その結果を踏まえ、行財政改革第三セクター専門部会で協議を重ねた上で、市として慎重を期して判断してまいりたいと考えております。続きまして、大綱2、当市の雇用状況について、①、最近の雇用状況と対応についてお答えします。議員が言われますとおり、景気は回復の方向に向かっていると発表されておりますが、全道、管内においては特に産炭地域はいまだ厳しい状況にあると考えております。また、主に製造業を中心に雇用調整助成金などを活用し、必死に雇用を守り、当市経済の発展のため日々努力いただいておる現状にあります。このように厳しい経済状況の中でありますが、お話もありましたとおり、当市における空知産炭地域総合発展基金の活用状況につきましては、新産業創造等事業では新産業の創出や新製品の開発に対し、平成19年から平成21年度の3カ年で13企業に対し助成し、また基盤整備事業では公共事業を一部前倒しにすることにより雇用の創出を図られ、当市としましては地域経済振興のため有効に基金を活用してきたところであります。さて、市内事業所における従事者の実態についてであります。正規、非正規の割合では、おおむね6割が正規従業員で4割がパートという調査結果が出ております。各所とも厳しい状況がうかがえます。平成21年度は調査しておりませんので、最新の経営状況や雇用状況に係る詳細な状況は把握しておりませんが、商工会議所や関係団体にお話を伺いますと厳しい状況は続いているという状況から、平成20年度より若干厳しいことと推察いたします。当市といたしましても、今後とも空知産炭地域総合発展基金はもとより、企業振興促進制度などの既存制度の活用の推進などに努めてまいりたいと考えておりますし、第5次赤平市総合計画の重点プロジェクトに位置づけした産業振興プロジェクトの推進に向け、当市産業発展のため取り組みを進めてまいります。なお、赤平市産業全体の振興を目的とした産業フェスティバルの開催については、実施の方向で現在関係団体と協議しております。最後に21年度の緊急雇用の結果についてでありますが、最終的には追加事業も合わせて22事業で新規雇用54名ということから、当市としては予算の範囲内で最大限雇用の創出を図れたと考えておりますし、平成22年度におきましても計画どおり実施しておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。以上です。

答弁 介護健康推進課長 斉藤幸英(介護健康推進課長は2017年12月まで)

大綱3、介護施設への今後の考え方について、①、施設待機者と施設数のバランスについてお答えいたします。市内には高齢者の施設としまして、特別養護老人ホーム2施設、定員100名、軽費老人ホーム1施設、定員50名、認知症グループホーム3施設、定員54名、老人保健施設1施設、定員100名があります。市内の各施設では入所を待っている待機者がいて、すべての需要を満たせていない状態であることは認識をしておりますが、各施設の待機者の中には今すぐの入居を希望せずに将来を見据えて入居申し込みをされている方や重複して各施設に申し込みをしている方が多数いることから、入所に急を要する方々の実数は多くないものと見込んでいるところであります。また、特別養護老人ホーム以外の施設につきましては、他市町村にある施設にまで範囲を広げて入所を希望する方は比較的短時間で入所ができている状況にもあります。市内の高齢者下宿として運営している施設が新たに有料老人ホームとして道の指定を受け、現在30室の施設を建築中であり、高齢者の受け皿が多少広がっていくものと見込んでいます。議員のご質問にありましたとおり、介護施設の増加は個々に負担をいただいている保険料の増加に結びつき、施設の規模、種類によっては大幅な負担増をお願いせざるを得ないことになりますので、入所需要を見込みながら慎重に判断をしなければならないと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、②、介護従事者の労働条件についてお答えします。高齢化が進み、介護を必要とする方が増加している中では、年々介護需要がふえていくことが予想され、介護職場における従事者の不足は介護サービスを提供していく上でも支障を来すところになっております。市内の事業所における介護従事者の離職率につきましては、全体で18.7%となっています。よりよい介護サービスを提供していくためには、介護技術の向上が必要となりますことから、従事者の定着率を向上させ、長く従事してもらうことが必要と思っております。昨年4月にスタートしました第4期介護保険計画期間において介護従事者の処遇改善を図るため、介護報酬3%の引き上げを行いましたが、介護事業所に従事者の処遇改善をさせる強制力がなかったことなどから、従事者の処遇改善に結びついていない実態があり、国は介護事業が雇用の場としてさらに成長していけるよう、昨年10月に新たに介護職員処遇改善交付金制度を設けました。この交付金制度は、確実に介護職員の賃金等に上乗せする仕組みとなっており、それに伴う申請と実績報告が義務づけられております。なお、この交付金は市町村を経由せず、事業者が直接道に申請する仕組みとなっていることから、現段階では市町村が実施状況を正確に把握することはできませんが、市内の事業所に聞き取り調査を行ったところ、各事業所とも月々支給する手当の増額やボーナスなどの一時金として支給をしているようであります。この制度は、あくまでも指定基準上の介護職員、介護従事者のみが対象となり、同じ事業所に勤務している他の職種は対象とならないことや交付金の交付見込額を超える賃金改善を行わなければならないため、当初国が想定していた月額2万円程度の改善には届いていない状況にあるものと認識していますが、国は第4期介護保険計画後の平成24年度以降も引き続き処遇改善に取り組む方針を出していることから、この交付金を有効に活用しながら従事者の処遇改善を図っていただきたいと思っています。市の愛真ホーム職員の処遇改善のお尋ねがありましたが、昨年4月に職員については4号給の昇給と嘱託職員につきましては介護福祉士やヘルパーなどの資格を有している者に対しては資格手当として3%の加算をし、臨時、パート職員につきましては時給単価の引き上げと資格手当3%の加算をし、資格のない者につきましても1%の加算をしたところであります。今後におきましても、地域密着型小規模施設以外は市の直接指導権限が及ばない施設ではありますが、よりよい介護サービスを提供していただくために情報交換やアドバイス等を行ってまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上です。

答弁 企画財政課長 伊藤寿雄

大綱4、住民懇談会への対応について、①、住民からの課題処理について、②、出席者数減の対策について一括してお答えをさせていただきます。第5次赤平市総合計画、活き生きプラン21がスタートし、これまで以上に市民と市民、市民と行政が一体となった協働のまちづくりを推進してまいらなければなりません。そのためには、情報共有が原点となり、相互に理解を深めながら知恵を出し合い、まちづくり活動につなげていくことが大変重要になってまいります。また、国や道におきましても地域主権型社会を目指しており、地域が果たす役割や責任は一層重視されることとなり、まさに地域力の真価が問われる時代を迎えております。そこで、これまで以上に情報共有を行うために、本年度から春と秋の2回、定期的に住民懇談会を開催させていただくことといたしました。春の懇談会の目的は、ことし1年間赤平がどのような施策を進め、どのような予算の使い方をしていくのか市民の皆様に直接ご説明をし、懇談させていただくことでありますが、今回は特に市立病院の経営健全化計画の内容についてもご報告をさせていただいたところであります。また、秋に予定しております懇談会の目的は、特に行政からの説明ということは予定していなく、日ごろ市民の皆様が感じておられる地域の課題や要望などをお聞きし、次年度の市政執行方針や予算編成などに可能なものを反映していくためのものであります。そこで、近年の住民懇談会の参加状況でありますが、平成18年1月のあかびらスクラムプランの説明会では426名の参加で、その後も財政健全化に関する説明会でも平均して270名ほどの参加をいただいておりましたが、財政再生団体入り回避の見通しが立ち、昨年4月の第5次赤平市総合計画の懇談会では70名、今回の懇談会が85名の参加ということで、極端に参加者数が減少している状況であります。財政問題により直接市民生活に影響する住民負担の引き上げ等のお話は、ある種危機感や不安感が強かった状況にあったと推測されますが、まちづくりに関してはなかなか関心が薄い傾向にあると考えられます。このため、今回の懇談会に当たりましては、これまでの市広報紙、ホームページ、広報車の周知に加え、全町内会長に対する参加協力の文書を送らせていただいたほか、公共施設内にポスターを掲示し、市民への呼びかけを行ってまいりました。しかし、結果として参加者数は伸びなかったわけでありますが、本年度はまちづくり講演会を予定しており、さらに今後評価制度やまちづくり基本条例に向けた市民組織の立ち上げなども予定しており、こうした経過等を住民に周知させていただくことで少しでも市民の皆様にまちづくりに対する関心を高めていただくよう努力してまいらなければならないと考えております。議員の皆様におかれましても、ぜひとも懇談会参加への呼びかけなどご協力を賜りますようお願い申し上げます。また、懇談会での課題処理ということでありますが、前年度は総合計画策定に向けた懇談会であり、一概に要請と位置づけがたい内容もございまして、件数や達成率などの数値ではお答えが難しい状況であります。課題処理方法につきましては、各会場の懇談会が終わった翌日に、急を要するような案件につきましては随時所管へ連絡し、直接お話を伺ったり現地を確認し、対処をさせていただき、さらにすべての会場における質疑応答の内容につきましても全職員に周知を図り、市民の意識、考えを理解していただくとともに、必要に応じて対策あるいは施策を講じるための検討を進めるといった対処方法で進めさせていただいておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。以上です。

答弁 教育課長 相原弘幸

大綱5、赤平高等学校について、①、募集停止への市の対応についてお答えいたします。このたびの道教委による公立高等学校配置計画案の発表については、市教委としても大きな憤りを覚えております。道教委に対しましては、これまでも市内中卒者数がまだ十分にいることや道教委の進める指針に伴う配置計画の問題点、市にとって唯一の高校はかけがえのない存在であり、経済的理由から市内高校を選択せざるを得ない家庭も多く、ひとしく高校教育を提供していただくために存続を訴えてまいりましたが、道立高校といいながらも地域事情を考慮に入れない数字だけ、机上の論理だけの今回の計画案には失望を覚えるものであります。今回の計画案は、市として到底納得できるものではありませんので、引き続き道教委に対して計画の撤回を求めてまいります。今後7月に予定される空知北学区での公立高等学校配置計画地域別検討協議会を経て、9月上旬にも本年度の計画が決定されると思われますので、その前に要望行動を起こしたいと考えており、要望先は北海道教育委員会教育長を初め、担当窓口であります新しい高校づくり推進室長、また空知管内選出の道議に対しましても行ってまいります。市側といたしましては、市長、教育長、そして市議会議長にも参加していただきたいと考えております。今後も高校問題を話し合う場である市の中高教育推進委員会を開催して検討を行ってまいりますが、この計画が出たからといって今後の中卒者への進路指導は変わりません。志願者確保への困難は大きくなりましたが、赤平高校側からも入学した生徒には自信を持って高校生活を指導、教育していくと確約をもらっているところであります。ぜひ通学の利便性や経済性、さらには少人数によるきめ細かな教育指導による地元高校のよさを引き続きアピールしていき、定員に限りなく近い志願者の確保を実現して、重ねて計画の撤回を求めていきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。以上です。

再質問 2番 若山武信

1点だけちょっと再質問させていただきます。指定管理者制度の問題でありますが、ただいま慎重に判断していくということでしか答弁なかったのですけれども、私は具体的な内容がもうちょっと出てもよかったのかなと思っています。例えば議会では公募でするということでなっていますけれども、私としては期間的なことでは9月か10月ごろに公募が始まるのではないかなと、そして市内、市外というような限定がつくこともちょっと考えておりました。一昨日プール建設の事業に対しての入札に対して、やはり市内という、本社が赤平にあるという、そういう部分での限定もしたわけでありますけれども、そういうことも含めながら、多少の話があってもよかったのかなと思いますけれども、ただ慎重に判断していくということだけではちょっと納得いかないので、もうちょっと具体的に検討していることがあればお話ししていただいてもいいのでないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

私のほうからお答え申し上げます。3月議会で修正可決されたわけでございますが、私どもとしては残念ながら提案どおりいかなかったということでございます。先ほどご質問ございましたように、私どもが3月提案したとおり仮に民間にいった場合に、ご指摘のように雇用の問題も出てまいります。それと、万が一営業が不振な場合は撤退というのが当然民間であれば考えられるということで、私どもは継続性という観点から従来どおりの事業所に指定管理として提案をさせていただいたわけでありますが、公平、公正ということでございますが、公募あるいは従前提案した内容、幅広くいろんな角度から私どもとしては今検討しているわけでございまして、したがいましてまだ方針について検討している最中でありますので、先ほど申し上げたような答弁になったということをぜひご理解をいただきたいと思います。ただ、当然来年度の予算に関係することでございますので、正直申し上げまして3月提案というのは、まさに議会からご指摘のように私どもとしては時期が遅いということも感じますし、予算に間に合うということになれば、早いうちに方向を定めなければならないということになってまいりますし、方針がおおむね固まり次第議会等にはまたお話を、説明をさせていただきたいというふうに思っておりますので、もう少し時間をかしていただきたいと。今いろんな面の角度からの作業中ということでございますので、ご理解を賜りたいと思います。

再質問 2番 若山武信

ただいまの市長の答弁によりまして一定程度わかってきたのかなという感じもあるのですけれども、まだ検討中ということなので、幅広く検討しているということですから、そのことについては理解いたしました。あとの4点については答弁された内容について理解しておりますので、これで私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。

出典:赤平市議会 平成22年第2回定例会 2010年6月17日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる