安平町議会 令和7年第8回定例会 2025年12月17日
防災対策について
2025年12月17日、安平町議会の一般質問で、工藤秀一議員が「防災対策について」質問し、総務担当課長 岡康弘が答弁しました。
- 質問者
- 工藤秀一 議員
- 答弁者
- 総務担当課長 岡康弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 工藤秀一
次、3つ目の質問に移ります。防災対策についてですが。7月 30 日にカムチャツカ半島付近の地震で道内各地に津波警報が出され、安平町にも避難所が開設されたと聞いていました。また9月 20 日から 21 日にかけては暴風雨で町内に避難指示が出され2か所に避難所が開設されたということで、この2件について確認させていただきたいと思います。まずカムチャツカ地震の津波警報の時ですが、7月 30 日の太平洋側の津波警報によって避難者がどこから何名来たのか、避難所はどこだったのか伺います。
答弁 総務担当課長 岡康弘
本年7月 30 日に発令されました津波情報において海岸を有しない当町は指定の避難所の開設は行っていません。ただ当日の午後、苫小牧市の沼ノ端地域に居住されているご家族3名が自主的に早来公民館、町民センターに避難のため来館されましたことから施設所管課である教育委員会とも協議を行っています。避難して来られたご家族は、そもそも苫小牧市が発令した避難指示の対象外の居住者でしたが、テレビ報道やラジオ報道の過熱ぶりなどから不安を覚えての自主避難でしたので、こうした心情も考慮して当日の町民センターの宿泊棟の合宿・利用状況なども確認のうえ津波警報が継続し自主避難者が希望される場合には宿泊を含めた町民センターの避難利用を認める決定をしたところです。なお、結果的には当日の夕方の段階で苫小牧市の避難指示が若干緩和されたことを受け、ご自宅へ帰られた状況でしたので宿泊することなく短時間の滞在となりました。
質問 1番 工藤秀一
続いて②、③まとめて質問させてもらいます。津波警報で町外から避難が来ることは想定していたのかどうか伺いたいのと、千島沖とか日本海溝で今後巨大地震が発生するようなことがあった場合に、津波による町外からの避難者とか町内で被災した避難者が両者受け入れるような体制は今後想定していくことになるのか伺います。
答弁 総務担当課長 岡康弘
今回、太平洋沿岸に津波警報が発出された際、苫小牧市では国道 36 号線より以南を避難指示区域と指定し、国道も通行止めとなりました。このことから当町では、まず当町を循環し苫小牧市街で 36 号に合流する国道 234 号については苫小牧市から安平町へ来る下り車線ではなく岩見沢方面から苫小牧市へ向かう上り車線において混雑・滞留することを予測しています。このため道の駅あびらD51 ステーションに対し情報提供を行うとともに、遠浅地区のコンビニエンスストアに職員を派遣し車輌の滞留状況の確認を当日行ったところです。特に道の駅あびらD51 ステーションでは想定どおり苫小牧市内へ進めない多数のお客様が日中より夕方まで大変混雑したことから津波警報の継続、苫小牧市内の避難指示の長期化によって道の駅の車輌滞留が夜間も継続する場合には施設の休憩スペースを夜間も開放するなど具体的な検討も行ったところです。結果として避難指示区域の縮小等により滞留が解消しましたので通常どおりの閉館となりました。続きまして3つ目のご質問で、千島沖・日本海溝での巨大地震の発生時に町外からの避難者を想定しているかというご質問です。はじめに分けて考えなければならないものとして、町内の指定避難所は基本的に町民、町内の住民や当町に滞在している方のための避難所でして、他の自治体に居住されている住民の方は基本的にはその居住する自治体の避難所で避難することが原則だろうと考えます。その上で胆振管内の市町では相互に災害協定を締結していますので、被災自治体から要請がありました時には広域避難の受け入れを検討することとなります。その受け入れ判断において、当然自分の自治体の被害状況が無いまたは軽微な場合で他の自治体の避難者を受け入れる余力があることが前提であろうかと考えています。仮に安平町民が多数避難している場合には他自治体の避難者を同時に受け入れることは基本的にあり得ないだろうと考えています。なお、今回カムチャツカの地震に伴う津波警報の対応においては、防災協定に基づく広域避難の要請は沿岸自治体からありませんでした。当町が自主的に指定避難所を開設することはございませんでした。一方でこれはケースごとに判断が必要であると考えますが、仮に当町住民が被災者、避難者が一切無い状況で近隣自治体の住民が自主的に避難をして来られて当町に殺到し、施設に滞留する事態が発生したと想定するならば、その季節や時間帯によって広域避難要請が無くても町の判断として自主的な施設の開放を行う場合はあり得るだろうと考えています。しかし、繰り返しとなりますが、当町も同様に被災自治体となった場合には同時に他自治体の避難者を受け入れる余力はありませんので、基本的には指定避難所のご利用はお断りするものと想定しています。
質問 1番 工藤秀一
先日この通告書を提出した日の夜に青森県東方沖地震が発生して、安平町も震度5弱と胆振東部地震以来の揺れだったと思いますが、とても不安に思い地震に慣れはないなと思いました。また、マグニチュード 7.5であれだけ揺れると、想定されている千島沖とか日本海溝で想定される巨大地震が来たら安平町は津波が無いとは言え相当揺れるのだろうなと思いました。そう思った時に苫小牧から津波の避難者が来た時にどうなるのかなと思っての今の質問でした。そういうことで次の質問に移りたいと思います。9月 21 日には避難指示がありまして、避難所及び対象世帯・人数・実際の避難者数を伺いたいと思います。
答弁 総務担当課長 岡康弘
9月 21 日に当町が行った避難指示について、こちらに対応して開設しました避難所は、さつき会館と新栄第一会館の2か所となります。また、避難対象世帯数及び人数は早来栄町の 43 世帯 75 名、新栄第一自治会の9世帯 16 名で合計 52 世帯 91 名が対象です。なお、実際の避難者数ですが、さつき会館へは 11 名、新栄第一会館6名の計 17 名の避難です。避難指示に伴うものは別として当日ときわキャンプ場を利用していたキャンプ客7名が自主的に町民センターへ避難していますので避難者は全体で 24 名となります。
質問 1番 工藤秀一
キャンプ場から避難したということで伺いたいのですが、キャンプ場もときわキャンプ場ですが、土砂災害警戒区域があったと思いますが。ここは避難指示とか出さなくてよかったのか伺います。
答弁 総務担当課長 岡康弘
今回、土砂災害警戒区域を出していますので、キャンプ場そのものの土砂災害の警戒区域はありません。
質問 1番 工藤秀一
先ほどの言っていた避難しなかった方も多く居たと思いますが、避難しなかった方の理由は確認しているか伺います。
答弁 総務担当課長 岡康弘
今のご質問は恐らく避難対象となったところにいるのに避難しなかったということだと思います。まず今回の避難指示ですが、当日気象台から発令された大雨警報また洪水警報が発出された後、日付が変わりました9月 21 日の午前0時に土砂災害警戒警報、警戒情報が発令されました。これに伴い早来新栄と新栄第一の両地区の一部が土砂災害警戒区域に指定されていますので、失礼しました、栄町と新栄第一の両地区の一部が土砂災害警戒区域に指定されていることから土砂災害の危険が高まっていると判断し、各自治会長等の状況の説明を行った上でエリアメール防災無線等を使いまして避難指示を発令しています。ご質問の避難しなかった方の理由の確認は実際申し訳ありません行っていませんが一般的な推測として、まず1つ目が緊急性が伝わらず土砂災害の危険が過小評価された。2つ目、深夜であったため伝達が不達であったこと。そして3つ目、高齢等による身体的な理由から逃げることができなかった。この3つが主たる要因ではないかと分析しています。
質問 1番 工藤秀一
避難指示は避難情報の中で最も緊急性が高い情報と思います。実際避難者が少ないということは、もし土砂崩れしていたら大きな災害になっていた可能性が高いと思いますので。なぜ避難しなかったのか、できなかったのかという理由を明確にして人命を守るために、実際にあったことなので今後に活かしていっていただきたいと思います。3つ目の質問に移りたいと思います。避難しなかったことに対しての対策を伺いたいのですが。避難指示が出ているにも関わらず避難しない背景には、すみません、これは今の回答で終わりたいと思います。次もう一つ、胆振東部地震で土砂崩れ被害があったところの北進地区とか柏が丘地区ですか、追分。修復工事したので安全安心だと思いますけど、今回9月 21 日の大雨で避難指示が2か所だけ出たのは現在の町内では土砂崩れ災害につながる一番危険な箇所なのかなと思いますけど、この土砂崩れしないように強靱化する考えはないのか伺います。
答弁 総務担当課長 岡康弘
今回出された2か所ですが、他に出さなかった理由は当日の雨雲の流れも分析をしながら一番降っている場所に出させていただいたことです。強靭化の関係でご質問いただきましたが、これは町でできるものとできないものがあって、これまでもそうですが例えば栄町であれば土砂災害の対象の区域の砂防ダムの整備といったものを北海道などと協議をしながらやっていまして、今後も必要に応じて検討していきたいと考えています。
質問 1番 工藤秀一
ご検討のほどよろしくお願いします。