安平町議会 令和6年第9回定例会 2024年12月18日
水道ビジョンと水道未整備地域について
2024年12月18日、安平町議会の一般質問で、内藤圭子議員が「水道ビジョンと水道未整備地域について」質問し、水道課参事 谷村英俊、税務住民課参事 佐々木智紀が答弁しました。
- 質問者
- 内藤圭子 議員
- 答弁者
- 水道課参事 谷村英俊、税務住民課参事 佐々木智紀
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 内藤圭子
2つ目、水道ビジョンと水道未整備地域についてですが。水道地域と水道未整備地域の格差や課題についてこれまでも何度か取り上げてきましたが、なかなか改善されません。なぜ進まないのか。限られた予算の中で優先順位を付けるとなると水道敷設から 50 年を超えた施設の改修が先になるのかもしれません。しかし、私はそれよりも水道未整備地域の担当課がどこなのかはっきりしないことが原因と考えるようになりました。水道課の水道ビジョンには水道未整備地域の解消と書かれています。しかし、地下水は環境の担当となります。これは、はっきりしません。ここを踏まえて以下の質問をします。1つ目の質問です。水道未整備地域の担当はどこになりますか。
答弁 水道課参事 谷村英俊
令和4年3月議会及び令和4年9月議会の一般質問で答弁しているとおり、水道未整備地域においては地下水の水質検査や浄水器の助成をする担当部署、それと水道の施設整備を担当する部署、それぞれにおいて担当課は異なります。水道課としては水道法の規定に基づき、給水人口と給水量の算出、また、工事費の予定総額と予定財源などを調査した上で給水区域外である水道未整備地区を給水区域内へと認可申請すること。その後、浄水場などの水道施設を建設し、そこで作った水を届けるための水道施設及び水道管の整備を行うこと。これらの担当課については水道課であると考えています。
質問 9番 内藤圭子
私、ここのところ、毎回ここでおかしいって思うのですけど、水道ビジョンでは水道未整備地域の解消ということを毎回言っていて、水道未整備地域のことを水道ビジョンでは言っているにも関わらず担当は水道課ではないと言われます。これって水道ビジョンに書いてあることと矛盾するのではないかと思うのですけど、いかがですか。
答弁 水道課参事 谷村英俊
まず国の方針として水道普及率を 100%にしましょうというのが国の方針として定められています。その普及率の分母については行政人口となっています。なので給水区域内外問わず分母が行政人口になりますので、そこで 100%を目指すとなると給水区域外であっても水道の整備をしましょうというところで国の方針に則って水道ビジョンを作る際には未普及地域の整備を進めるとなります。この水道で未普及地域の整備をするというのはあくまでも水道管を整備するという内容になっていますので、そこの認識がちょっと違うのかなと感じています。
質問 9番 内藤圭子
住民にとっては、どっちが担当であろうと本当に構わないことだと思うのですよ。税務住民課だろうが水道課だろうが、ちゃんと対策さえしてくれればそこは問題ないと私は思うのですけど、ここでこっちだあっちだと言って本当にこのことが進まない原因が、もしそこのところにあるのでしたら例えば水道課は未整備地域についての水道の問題を扱うところで、その地下水の問題を扱うことが税務住民課だとおっしゃるのでしたら、税務住民課にきちんとそれを担当する人を付けてくれるとか、そういう予算も必要になってくると思うのですが。そういう具体的なこと無しにこっちだあっちだって言うことが一つも進まないことになるのではないかと思うのですけど、いかがでしょうか。
答弁 水道課参事 谷村英俊
カテゴリー的に違うものが水道ではないというものが何なのかというか、そこなのですが、飲み水であるから水道という認識だとは思うのです。なのですが、論点として考えなければならないのは地下水の水質だと思うのです。なので地下水の水質について水道がどうこうという話ではなくて、地下水の水質に関しての話なので環境部局ですという話をしているだけなのですけど、なかなか飲み水についてはイコール水道課という認識を持たれているので、そこの認識がズレてくるのかなと考えます。
質問 9番 内藤圭子
まさに飲み水イコール水道課じゃないかなと思っているのは事実です。ただ、そうやって役場の中が税務住民課だというのでしたら、きちんと税務住民課に人を付けて予算も付けて、そのことが進むようにしてほしいと思いました。次の質問ですが、水道ビジョンの策定が進んでいると思います。現在の状況をお知らせください。
答弁 水道課参事 谷村英俊
水道ビジョンの進捗状況については、現状の水道ビジョンは震災の影響により見直しが必要であることから令和4年度に基本計画を作成しており、その計画の中で更新の優先順位を検討し令和5年度北進配水池更新にかかる実施設計を委託しているところです。現在については、大雨など自然災害の影響を受けない安定した取水が必要と考え、富岡浄水場での取水状況の調査を行い、この他追分地区の導水管耐震化などを進めているところです。新しい水道ビジョンの策定については安定した取水の確保、この状況に応じて方針を決定することが必要であって、令和7年度の計画策定に向けて準備を進めているところです。
質問 9番 内藤圭子
わかりました。前回確か質問した時に 100 件ぐらい分はまだ安平町の水道は余裕があるとおっしゃったと、教えていただいて安心したのですが、今安平町ではアパートとかがどんどん建って住宅も建ってそこの 100件が賄いきれるのかなと心配になったのですが、そこはいかがでしょうか。
答弁 水道課参事 谷村英俊
今後の人口の推移によってもまた変わるところではあるのですが、いずれにしても安定した給水が必要となりますので、河川だけの取水ではなくて地下水からの水源が必要となると思われます。それは勿論人口が増えていくことにも絡んではくるのですが、そういった中で富岡浄水場の水源は地下水ですが、ここの調査をしまして現状ではポンプの清掃をすると日400tぐらいは取れると試算をされているのですが、それだとちょっと不安定だなという認識を持っていまして、できれば今後別な場所にもう少し深い井戸を掘って日量できれば 900tぐらい取れるような水源を開発していきたいと考えています。
質問 9番 内藤圭子
安定の確保は大事なことだと思うので、ぜひよろしくお願いします。水道ビジョンでは水道の広域化のこともおっしゃっていたと思うのですが、そちらの進捗はどうなっていますか。
答弁 水道課参事 谷村英俊
広域化については近隣自治体とも協議はいろいろして勉強会などもしてきてはいるのですが、現状として広域化はなかなか動きが見えないと言いますか、今安平町の中では単独の水源で水道事業を運営していきたいという方針ではあります。
質問 9番 内藤圭子
わかりました。この水が結構いろいろ苦労している安平町としては広域化ってすごく渡りに船のような気がしたのですが、相手の意向もあることなので。でも諦めないで周りに千歳や苫小牧という豊富な水があるところの隣接地ということで、ぜひ進めていただきたいと思います。3番目の質問です。水道料金の値上げについて令和8年に周知して令和9年から実行とおっしゃいましたが、具体的にどれぐらいの幅とお考えですか。
答弁 水道課参事 谷村英俊
何パーセント値上げするかという質問ということでしょうか。新しく策定する水道ビジョンが今内藤さん言われたとおり7年度に策定を予定しているのですが、その水道ビジョンの中で更新計画に基づいて財政推計を行って、その中で収支のバランスを考えて値上げ率を決めていきたいと考えています。(理事者側協議)
答弁 水道課参事 谷村英俊
それでは改めて答弁します。少子化による人口減少によって収益が減少する一方、費用面では水道創設期から 50 年を経過した水道施設の更新や耐震化を進める必要があるため、施設の省電力化や漏水対策など経営対策を実施した上でも経営状況が悪化していく見通しとなっています。この状況からも水道料金の値上げは避けられないものと考えられています。水道料金の値上げ時期については令和7年度策定の水道ビジョンに基づき令和8年度に住民説明、また議会での説明及び条例改正を行った後、令和9年度から水道料金の値上げを検討しているところです。
質問 9番 内藤圭子
値上げが免れないという現状もよくわかるのですが、前も言いましたが住民対する丁寧な説明のうえ進めていただきたいと思います。それで決算書を見ていたところ不能欠損が出ていたのですが、この辺の未収分とか不能欠損のどんな働きかけをしているのかなって教えてください。
質問 9番 内藤圭子
わかりました。料金値上げに関してこういうお金を払っていない人たちもいるというところで、それに対してちゃんと働きかけているかどうかということの確認をしたいと思いました。
答弁 水道課参事 谷村英俊
不能欠損自体は最終納入日または督促状を送付した日から5年を経過して居所不明などにより支払能力が無いと判断した者について徴収停止という手続きを行い、台帳管理をした上で不能欠損として処理しています。決算資料にもありますが、令和5年度決算では 12 万 1720 円を不能欠損として処理しています。不能欠損にいくまでの対応と言いますか料金の滞納に対する対応についてはまず1か月未納の段階で督促状を送付してそれが2か月続くと催告書、3か月までいくと給水停止予告を送付する流れで、それで個別訪問も繰り返しますが、それでも納入がない場合には最終的には給水停止をするということで。徴収業務の中で決算の時には滞納額、令和5年度だけ見ると 260 万あったのですが、12 月の時点では 74 万まで滞納額が減少していますので、今言った滞納対策をしている一定の成果は上がっているものと考えています。
質問 9番 内藤圭子
やっぱりどれぐらい払われているかが気になったので、水道の決算書で私数字が見つけられなくてすみません。余計に答えていただきました。ありがとうございます。4番目の質問ですが、水道未整備地域の対策は税務住民課となるようですが、今後の対策について今のお考えをお聞かせください。
答弁 水道課参事 谷村英俊
水道未普及地域については、現在一番大きな水道未普及地域となっているのが早来地区の瑞穂、安平、緑丘、守田という地域です。こちらの地域は標高が高いということもあり既存の水道施設から水道管を敷設するだけでは給水できないエリアになっています。給水することとした場合に水道施設の建設が必要となり、総事業費としては 10 億を超えるかなり大きな事業費になることから今後 10 年間を計画期間とする水道ビジョンの中では未普及地域を解消することは難しいと考えています。人口が中央に集中している自治体や点在する農村地区がある自治体、それぞれの自治体の自然的、社会的な諸条件により様々な課題がありますが、国の方針である水道普及率 100%を目指すという視点に鑑み今後も未普及地域の解消は課題として捉えていきたいと考えています。
質問 9番 内藤圭子
水道ビジョン的には今後 10 年間はできないということで、ぜひそれは水道ビジョンに書いてほしいですね。ここ 10 年はできませんと書いてほしいです。いつまでも解消と書いていたら期待しますよね、住民も。できませんって書いてもらった方が他のことを考えるきっかけになるかなと思いました。税務住民課の方では、いきなり税務住民課ではないかと言われて、急に言われてどうなのかなと思うのですけど。もし答弁いただけるならお願いします。
答弁 税務住民課参事 佐々木智紀
いろいろと検討しなければならない事項がありますので、その後は財政的な状況等もありますし慎重に判断したいと考えているところです。
質問 9番 内藤圭子
考えてくださるということですので今後税務住民課と私たち未整備地域の住民として話ができればなって思います。安平町は水道普及率88%って言われていて低いのですよ。自分任せ、自己責任で今までずっと地下水を使ってきた人たちに今アンケートを取っている最中なのですが、本当に思いのほか皆困っているのですよね。それを何も言わず皆困っているなら困っているって言ってよって言ったのですけど、皆さんいろんな状況のアンケートがあって。だからこんなに皆困っているならそこは解消していかないといけないなって今アンケートを取っている最中です。これから続けてやっていきますので、どうぞよろしくお願いします。終わります。