みんなの議会

安平町議会 令和6年第7回定例会 2024年9月19日

2番目の安平町の地域公共交通について

2024年9月19日、安平町議会の一般質問で、三浦恵美子議員が「2番目の安平町の地域公共交通について」質問し、政策推進課参事 山口崇、副町長 田中一省、健康福祉課参事 小板橋憲仁、町長 及川秀一郎が答弁しました。

質問者
三浦恵美子 議員
答弁者
政策推進課参事 山口崇、副町長 田中一省、健康福祉課参事 小板橋憲仁、町長 及川秀一郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 三浦恵美子

次に行きたいと思います。2番目の安平町の地域公共交通についてですが、令和4年6月に策定されて地域公共交通の計画が進められているかと思うのですが、こちらの計画検証、2年経ちましたが行われているかどうかを伺いたいのですが。地域公共交通の推進会議でも町民からの意見も聞いていると思うのですが、聞いて議論を進めているとは思うのですが、どうも町民の方からお話を聞く感じでは町民の声を聞き、進めているように実際は見受けられない気がするのですが、実際的にはどうなのかという確認をさせていただきたいのですがこの点いかがですか。

答弁 政策推進課参事 山口崇

只今の質問にお答えさせていただきます。令和4年6月に策定した安平町地域公共交通計画の検証については、本計画の計画の推進という項目の中で施策の実施効果や変化する社会情勢との適合性等を検証評価し、適宜適切に計画の見直しを行うことが重要と明記しているところです。そこでこの計画に掲げた各種目標の評価検証の取り組み状況においては、鉄道、路線バス、ハイヤーの各交通事業者、自治会・町内会連合組織等の各地域代表、国土交通省、北海道運輸局、室蘭運輸支局等の各行政機関等といった関係者17名で構成する安平町地域公共交通協議会において毎年施策ごとの改善見直しを行いながら進行管理を行っている状況となっています。ご質問の趣旨でございました地域住民の声がしっかり届けられているのかというところについては、(3)の質問にもかかってくるとは思うのですが、各事業者にも確実にそうした声が届いている状況ですし、公共交通の窓口である政策推進課についても公共交通機関の不備があればいろんな声が届いています。そうしたものについては適宜、公共交通機関と連絡調整を行いながら対応を行っている状況となっています。それ以外に毎年こうした協議会において検証評価を行っている状況となっています。

答弁 副町長 田中一省

補足させていただきます。具体例としては、みなくるの前の町道の廃止に伴いまして、スクールバスの待合所をどこにしたらいいのか町民とそこら辺の意見を聞きましてバス会社として今現在のバスの停留所という形が意見を聴取したという具体例です。

質問 7番 三浦恵美子

毎年検証が行われているといったところで、どのように今後改善されていくかというのは3番目でやりたいかなと思うのですが、まず先に2番目の方に入ります。通院移送サービス、通院公共交通助成等の福祉関係の公共交通支援助成の利用状況を踏まえた検証についてどのように検証されたか伺います。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

まず通院移送サービスについてご答弁申し上げます。令和6年度8月末現在の利用者数は26名となっています。利用件数は8月末現在で延べ123件。内訳として町内81件、町外42件となっています。参考までに令和5年度は22名の利用者数で延べ287件。内訳として町内173件、町外114件となっています。令和4年度は15名の利用者数で延べ427件。内訳として町内118件、町外309件となっています。利用件数自体は実績ですと減少していますが、この要因としては透析患者さんの減によるものです。しかしながら、利用者数は毎年数件ずつ増加しており、こういった福祉サービスは欠かせられないものと考えています。また、利用者やそのご家族の方からの相談や要望により令和6年4月から苫小牧市と千歳市を曜日分けしていた制限をなくし、月曜日から金曜日の平日において利用者が利用しやすいように見直しを行っています。次に外出支援サービスについては、町内通院、買い物、理美容、金融機関等へのご自宅から目的地までの往復送迎となっており、令和6年8月末現在49名で、延べ316件ご利用いただいています。参考までに令和5年度は57名で830件。令和4年度は53名で707件となっています。こちらについては同居のご家族がいる場合は非該当という要件がありましたが、免許返礼者の増加や仕事で都合がつかないなどの現在の状況を踏まえ、ご家族等が受けられない方についても週1回を上限としてご利用いただいています。いずれにしても条件が合わない方におきましては、委託先の社会福祉協議会と相談をし、やむを得ないと判断した場合は利用を許可することで高齢者の足の確保につなげています。今後においても臨機応変の対応が求められることは想定されますので、その都度の判断にはなりますが、できる限り交通弱者を出さないような対応ができるよう努めてまいりたいと考えています。

質問 7番 三浦恵美子

こちらの制度をどのように周知していくかということが問題かなと思うのですが、私も個人的に通院や買い物など結構送迎を頼まれることがあって、その都度の判断とおっしゃっていたのですが、そちらのサービスの拡充とか、今言ったとおりの周知など強化を今後検討を更にしていただけないかというところの要望なのですが、現状も踏まえてどのように考えていらっしゃるかお願いします。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

只今のご質問の件ですが、車輌についてもワゴン車ということもあって定員の関係もありますので一気に集中する日がありますと調整ということもあって、そうなると要望に応えられないことも想定されます。ただ、利用者数を増やすといったことに関しては周知等も含めて今後検討する余地はあるのかなと思っています。

質問 7番 三浦恵美子

例えばなのですが、空いている公用車って無いのかもしれないですが、そういうものを例えばいっぱいになってしまった時に臨時的に使うという活用の仕方はできるのかできないのか。この点をお願いします。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

役場の公用車にもワゴン車はあるのですが、大きいもので10名乗りだったと思いますが、なかなか突然ワゴン車を確保するのは難しくて、他の事業で他の課が使っていたりもあって、台数の限りがあることもありますが。現状の中では公用車を使っていくというのは難しいのかなと考えています。

質問 7番 三浦恵美子

ますます今後このような分野、高齢化も進む中必要になっていくと思うので、この要望も踏まえて柔軟に今後考えていっていただけたらと思うのですがいかがですか。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

現在町の方で地域公共交通を使っていきましょうという取り組みをしているところもありますので。それに循環バス、デマンドバス、JR、追分ハイヤーといった公共交通機関もありますので、健康福祉課だけではなく町全体で足の確保というかサービスが使えるようなことを全体的な中で議論していく必要があるのかなと考えています。

答弁 副町長 田中一省

補足します。通院移送サービス、先ほど公用車がどうのこうのというお話をいただきましたが、これの登録については陸運局への運行距離等への申請が必要であるということですので、その都度その時期において公用車が使える使えないの部分がありますので、先ほど小板橋参事が拡大した中で検討の余地があるのではないかという部分も含めて検討をさせていただきたいと思います。

質問 7番 三浦恵美子

今後は状況を見ながら検討も進めて、(理事者側協議)

質問 7番 三浦恵美子

あ、できないとは言え、ご検討いただけるといいかなと。今、地域公共交通を使ってもらうようにと、町も推進しているというお話をいただいたので3番目の質問に入ります。地域公共交通事業を推進するにあたって検証を毎年されているとおっしゃっていたので、その町民の要望を踏まえて進めることが必要と思うのですが、今後どのようにこの件に関して進めていくか、どう改善していくかを伺いたいのですが、まずその点をお願いします。

答弁 政策推進課参事 山口崇

議員がおっしゃるとおり町民の声を施策に届けることは大変重要だと考えています。施策の実施効果や町民の要望など変化する社会情勢を踏まえながら適時、適切に見直しを行っていくことが重要。こうした基本的な考え方のもと今もそうなのですが、毎年のPDCAサイクルによる評価検証を行いながら事業推進しているところであり、その運用状況の具体的な例を2点ほど説明したいと思います。まず1点目です。昨年までハイヤー空白地帯となっていた早来地区での取り組み状況についてがわかりやすいと思いまして紹介させていただきます。この間、安平町地域公共交通協議会での毎年のPDCAサイクルによる評価検証を踏まえながら事業推進を行ってきました。その改善の効果が今年に入って表れ、今年6月に地域おこし協力隊がドライバーとして着任し6月24日から早来地区でのハイヤー営業を再開することができました。現在は月曜日の9時から19時、金曜日土曜日は9時から21時の週3日を基本に運行している状況ですが、ここに11月中旬に着任予定となっている地域おこし協力隊が1名更に加わると、12月上旬には週6日で運行が見込まれる状況になっています。もう1点は、維持困難線区となっているJR室蘭線の利用促進の取り組み状況についてです。町内を縦断する鉄道は公共交通の軸であり歴史ある地域資源であることから、この大切な鉄道を安平町全体で支えていけるよう町民の自主企画によるグループ旅行等の鉄道を利用した活動費用に対する助成事業を展開しているところです。この助成事業の情報発信については老人クラブ、自治会、婦人会などへの訪問・説明であったり町内の30自治会・町内会で行われている地域ミーティングに継続的に参加させていただき、情報発信を行ってきたところ、事業が開始された令和2年度では5団体87人の実績でしたが、本年度は最大で12団体159人の利用が見込まれる状況になっています。途中コロナ禍の影響もありましたが、年々利用する団体が伸びている状況と捉えているところです。これら鉄道、ハイヤーについては安平町地域公共交通の最大の課題と位置付けているところでして、これら課題の解決に向けては毎年改善を行いながら事業推進を図っているところです。これらの取り組みを通じて得られた成果や要望以外にも各種交通事業者、JRであったり循環バスであるあつまバス、追分ハイヤー、そこには直接利用者からの声が届いています。そうした声も適宜、協議調整を行いながら公共交通協議会構成関係者間で調整を行って毎年の改善に努めているところでして、そうしたことを引き続き丁寧にやっていきたいと考えています。

質問 7番 三浦恵美子

今ご答弁いただいたとおりハイヤーやJRの取り組みなど改善が見られるということだったのですが、ちょっと時間も少ないので町民からの要望をなんぼか伝えさせていただきたいと思うのですが、まず今、後段で出ましたJRについてですが、公共交通マップのJRの時刻表に千歳駅の時間を追加してほしいと。結構、追分地区の方々は千歳駅を利用する方もいらっしゃるようで、こちらが要望1点出ています。あと循環バスに関しての要望が結構多くて、フリー乗降スペースの拡大について、以前のご答弁でここ増やすと時間が多くなって厳しいというご答弁もあったようなのですが、こちらは追分町内会連合会からも要望が出されていると思うのですが、フリー乗降スペースはどのように決めているのか。お年寄りが多い地域や交通の便が悪い地区、JRやあつまバスなどのバス停が少ないところも加味して決めているかというのがまず1つ。あとこのバス停に関しても運行時刻の表が書いているのですが、どちらの地域に行くバスなのか、どこのバス停から乗ればどこの地域に行くかがわかりにくいというお声も聞かれているのもありまして、あとは循環バスとあつまバスをリンクさせるのもいいのではないかとか、中核の町、追分・早来初の各地の経由のシャトルバスの設置はできないのかとか、循環バスの降車ボタンを付けて欲しい、現在は降りるバス停を乗った時に運転手さんにここで降りたいのですと伝えるのですが、例えば人数が5人、6人と増えていくと運転手さんは覚えきれなくて通過して停まらなかったりすることがあるらしいのですよ。それも改善してほしいなというところ。あとは最終便が15時台で終わってしまうとデマンドバスは17時発とかあるのですが、追分・早来間の接続が無いので追分から早来、早来から追分に行きたい人はどうしたらいいのかっていう部分。あとはバスがたまに満車だそうで、嬉しい話なのですが、その時にバス停せっかく待っていてもバスが乗れないことがあるのだそうです。そういうところもどうにかできないかというのと。バスの乗り降りも高齢者や足の不自由な方が危ないという声も聞かれていまして、全体的に循環バスの乗り方、初めて乗ると結構わかりづらいみたいで難しいと。なので、無料体験会をやってくれないかなっていう要望があるのですが。ちょっとたくさん並べちゃって申し訳なかったのですが、この点についてどのように担当課で押さえていらっしゃるか。また、改善の余地があるかどうか伺います。

答弁 政策推進課参事 山口崇

いろんな声を聞いていただいて本当にありがとうございます、大変助かります。全部メモをしきれなかったので、後ほど細かく付け合わせできればと思います。主にいただいた意見の中でも、この間も直接声を届けられた件もあったりとか、私も情報把握が不十分で初めて聞く例もあったので後ほど細かい擦り合わせができればと思います。その中で特にフリー乗降区間のことが連合地区からも要望があって、どんな決め方なのかということで、特にご返答がこの場で必要かなと思ったところなのでそこをご回答したいと思います。前回もご質問いただいてお答えしているところなのですが、改めて申しますと循環バスにおきましては運行をあつまバスにお願いしていると。また、バス停の間は原則300mというところも一つルールとしてあると。更に行程ルートを通る中でバス停を増やしていったりフリー乗降区間の通る場所を延長をかけていくと全体の時刻表の策定についてなかなかバランスとるのが難しさが出てくると。そうした観点から交通事業者とまずしっかり、なるべく町担当者としては町民の声を実現できるような姿勢で対応を臨むのですが、各事業者さんの人材面の問題点とか運行上の課題点を聞き取りまして擦り合わせていきながら実現可能なものに一つずつやっていく状況になっています。フリー乗降区間も、当初始めてから少しずつこれが便利だということで可能な限り増やしている状況ですので、なかなかご要望全てにお応え切れるところでは難しさを現実的には抱えているのですが、引き続き諦めずに都度こうした声を届けていただきながら毎年適宜適切に見直しを行いながらやっていきたいと考えています。

質問 7番 三浦恵美子

いっぱい並べましたけれども今回私も町民の方の声を聞いてから質問したいなと思ってアンケートを自分で作ってやったものですからいっぱい出てきたのですが。フリー乗降スペースについては、こちらもしあれだったら思い切ってバス停というものを無くすか減らすかしてフリー乗降スペースを多くするとか、あとは高齢者が多いとか買い物の場所が不便とかそういう場所から切り込んで増やしていくとか、そういうことを協議していただけたらと思うのですがこの辺いかがですか。

答弁 政策推進課参事 山口崇

1つ構造としては安平町の公共交通について循環バス、デマンドバス、ハイヤーあと鉄道ですね。こうしたものの役割分担が前提として考えながら各路線を組んでいる状況でして、ここは大変悩ましいところではあるのですが、循環バスを便利にし過ぎると今度はハイヤーとのバランスが悪くなる。デマンドバスを充実し過ぎると、ということもありまして、ここが上手に地域の皆様の足に最適化できることを観点置きながら回している状況もあります。そうしたところもご理解いただきながら町内の公共交通をうまく回していきたいと考えています。

答弁 町長 及川秀一郎

地域公共交通の計画を当初作った時も様々な意見も踏まえて相当数出て、それを計画に盛り込みながら実態に合わせながらバスの車輌も様々制度も作っていったとなっていますので、細かい意見はその時にもあったものがたくさんあろうかと思います。無料乗車体験、これは面白い提案だなと思いながら、今バス予約ですね。高齢者がなかなか苦手だということを承知なのですが、利用促進ということで今スマートフォンで24時間予約できます。それをやっていただければ今年度は無料で、体験だけでなくて1年間いつでも無料だという形のPRもさせていただいていますので、そういった無料体験もご提案いただきましたが、既にやっていることもありますからそういったPRもこれからも行っていきながら、また、フリー乗降スペースは昨年町内会からも追分地区の連合町内会からも要望をいただいていて、できるだけ長い区間を設定しながら見直しも行った経過があります。ただ、交通安全対策上の問題だったり冬期間のことも踏まえながら時刻表の接続の問題も、先ほど答弁したとおりでありますが、最大限どういった形でやってできるだけ乗降区間を、フリーを伸ばしていけるかが我々としても常に頭に置きながら考えているところです。当然利用者の変更とか利用が多い地域は定期的に変わっていく可能性もありますので、そういった動きも見ながら考えていきたいと思っています。

質問 7番 三浦恵美子

では改善していただけたらと思います。最後に、こちらも町民から出された要望なのですが、土日祝日の地域公共交通全体の運行を充実してほしいという意見なのですが。特に日曜祝日はバスやハイヤー何か一つでも動かしてもらえないかなという要望なのですよね。JRだけが動いている、JRさんを使ってもらうということも大事なのですが、そうすると街中がカバーできない状況になっていると思うのですが。これで不便だという声も聞かれていまして。町民の方だけでなく土日祝日というと観光客の方々も呼ぶためにも私個人的には必要なのではないかなって思うのですけど、その辺の認識はいかがでしょうか。

答弁 政策推進課参事 山口崇

議員おっしゃるとおり休日運行の点については課題として認識していまして、この間もそうした声が届けられている状況です。この点については運行実態やドライバーの確保等々いろんな課題との調整もありますので、引き続き検討課題として取り扱っていきたいと考えています。

答弁 町長 及川秀一郎

1点、土日で土曜日ですね。先ほども申し上げた早来地区で月曜と金土ですね。そこは運行をスタートしていますし、金土については月曜日と違って夜9時まで対応しているということで、例えば飲み会だったりそういったものもコロナ明けで増えてくるということも想定しながら土曜日のところは復活させておりますので、そういったニーズは我々も同感です。

質問 7番 三浦恵美子

地域公共交通が不便と感じて町の外に移住を考えている方も現状声が私のもとにも聞かれているので、担当課や行政側としては頑張って拡充に向けてやっていると思うのですが、ここら辺も踏まえて人口流出を防ぐ意味でも今後とも尽力していただければと思いますのでよろしくお願いします。以上で終わります。

出典:安平町議会 令和6年第7回定例会 2024年9月19日 議事録 PDF(67ページ) 間違いを知らせる