網走市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日
文化や芸術を生かしたまちづくりについて
2024年9月10日、網走市議会の一般質問で、里見哲也議員が「文化や芸術を生かしたまちづくりについて」質問し、社会教育部長 吉村学が答弁しました。
- 質問者
- 里見哲也 議員
- 答弁者
- 社会教育部長 吉村学
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 里見哲也
続いて二つ目、文化や芸術を生かしたまちづくりについて伺います。少子高齢化で人口減少が進み、地域のコミュニティーの運営も困難な状況が進んでいますが、誰もがわくわくするような住民満足度の高いまちづくりは必要であり、そのためには、年齢や性別に関わりなく楽しめる文化や芸術の活用も有効な手法であると考えます。スポーツイベントに比べると規模とか場所などは小さいかもしれませんが、例えば網走文化連盟は今年60年の歴史を誇り、最近NPO法人としても登記され、構成メンバーは多岐にわたり、それぞれ活発に活動しています。また、いろいろなジャンルのプロフェッショナルを招き、それらに触れるということは、感動とか心の成長、また子供にとっては、将来の夢の設定にもつながると考えます。スポーツの分野では既にやっていらっしゃることは知っています。そこで、いわば文化芸術を生かしたまちづくりについて、市はどのような見解をお持ちなのか伺います。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
文化や芸術は、人々に感動や生きる喜びをもたらし人生を豊かにするものであり、文化芸術の振興は社会を活性化する上で大きな力となることから、まちづくりにおいても重要な要素の一つと認識をしておりまして、網走市総合計画並びに網走市社会教育長期計画においても、芸術文化活動の促進、豊かな人を育むまちづくりのための学びとして位置づけ、取組を推進している状況にございます。具体的な取組といたしましては、芸術文化鑑賞事業、ふるさとアーティストフェスティバル、クラシック音楽鑑賞会事業などの芸術公演の開催と、それに合わせて網走に来られた優れたアーティストと市民、特に小中高校生との共演の機会をつくるなどして、実際にアーティストとじかに触れ合い、心の成長や感動が直接得られるような工夫を図っているところでもございます。文化芸術活動の推進を通じて、心と体が共に充実することが、豊かな人と町を育むことにつながると考えますことから、引き続き芸術文化を生かしたまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。
質問 里見哲也
ぜひお願いいたします。人が集まるということにこだわりがちょっとあるのですが、これは認知症予防の処方でもあるとするイギリスの事例もあります。そして、集まるためにはやはり場所が必要なのですね。この文化や芸術活動をする人にとっては、発表できる場所が必要です。そして、感動に触れるということですが、先ほどお話があったように、生きる上での心のエネルギーにつながります。こういったことを文化合宿なども含めて、やっていらっしゃることは承知していますが、この文化や芸術で網走のよさを、来てもらった人には、網走がいいところだなということを知ってもらう。住んでいる住民にとっては、網走はいいところだなというような、こういった人を呼び込む、満足度に対する取組について、市の所見を伺います。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
当市においては、芸術文化活動の拠点施設として、御承知のとおり、オホーツク・文化交流センターと市民会館の二つの社会教育施設のほか、コミュニティセンターや住民センターなど各地域の集会施設でも、様々な活動が行われており、その多くは文化連盟やその構成団体、様々な実行委員会など、市民の手によって適用されております。さらに、芸術文化合宿事業では、網走の特徴的な景観をフィールドとして、絵画や写真、吹奏楽などの団体に活動を行っていただいておりまして、また、そこでの市民との交流を通じて、市民が網走の魅力を再認識する機会ともなっております。引き続き市民が集える文化施設の維持、芸術文化鑑賞機会の充実、文化合宿における市民との交流促進などを通じて、市民が網走のよさを再認識してもらう機会の充実に努めてまいりたいと思います。
質問 里見哲也
ありがとうございます。市民会館の名前が出たので申しますが、市民会館や体育館は、建物の老朽化による今後の展開に市民の関心が高いというふうに思っています。文化芸術の面では、発表する立場の人たちにとって、ステージの広さが必要なのですよね。先週、先々週とも市民会館で大規模なイベントがありました。やはりこのステージの広さを今後建て替えになるのかどうかも含め、ぜひ発表の場としては考慮していただきたいなと思いますし、あるいは小さな難題もあるというお話をしました。その場合、ちょっと使用料金がネックになる場合もあります。ただ、文化や芸術は心の産業でもあり、市民の心を育成していくという視点では、網走市の文化芸術に対する取組姿勢に、こういったことを考慮していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 社会教育部長 吉村学(社会教育部長は2024年12月まで)
市民の文化芸術の発表につきましては、発表されるジャンルや規模、日程によりエコーセンター、エコーホールではなく市民会館の大ホールを選択される場合もございまして、その場合は利用料金もエコーホールに比べ割高になるといったケースも想定はされております。市民会館につきましては、現在社会教育でも様々な在り方の検討もされておりますので、その方向を見定めながら、現在の施設をまた有効に使っていただきたいというふうに考えています。市民の文化芸術活動や教育活動につきましては、市内の教育機関や文化連盟などに所属する社会教育団体に対する施設利用料の減免を行っておりますほか、市内の団体サークルが自主的に行う学習会や発表会への支援として、大きなかぶ応援事業など活動推進への支援の取組も行っておりますので、まずその部分のさらなる周知を図るとともに、今後も市民の文化芸術に対する意識向上のための取組を進めてまいりたいと考えております。
質問 里見哲也
ありがとうございます。ぜひ市民が豊かな心を育てていくということの取組に今後も期待いたします。