網走市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日
パートナーシップ制度について
2023年9月12日、網走市議会の一般質問で、深津晴江議員が「パートナーシップ制度について」質問し、企画総務部長 秋葉孝博が答弁しました。
- 質問者
- 深津晴江 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 秋葉孝博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 深津晴江
続いて、パートナーシップ制度について質問をさせていただきます。全国的にも、LGBTQ等を含め性的マイノリティーなど、多様な性の在り方に関する認知度は広がりを見せています。一方、自分の身近にはないと感じている人も多いのではないでしょうか。また、SOGⅠ(ソジ)の概念は人の属性を表す略称で国際的に広く用いられています。多様な性の在り方に関する課題がLGBTQ等性的少数者に限ったものではなく、全ての人の性的指向・性自認という特性に着目した人権課題であるという考え方です。この問題を特定の人々にのみ配慮が必要な課題として捉えるのではなく、全ての人の対等・平等、人権の尊重に根差した課題として捉えるべきであります。網走市の性的マイノリティーに関する取組の現状についてお伺いいたします。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
多様な性の尊重や性的マイノリティーに関する理解促進に当たりましては、校長会、女性団体、町内会、社会教育委員、労働組合から選出された有識者と公募で選ばれた市民計9名で構成する男女共同参画プラン推進会議での議論を中心に進めているところでございます。これまでの取組といたしましては、広報紙での啓発、当事者を講師に招いての講演会の開催のほか、直近では、網走市レインボーガイドブックを作成し、職員研修で活用をしているところでございます。このほか、図書館への特設コーナーの設置、学校における性別によらない名簿の活用、相手の立場やジェンダーを理解する指導など、広く性に関する知識や理解の促進、意識の啓発に努めているところでございます。
質問 深津晴江
現在の取組についてはわかりました。それでは、網走市におけるパートナーシップ制度導入の見通しと課題についてお伺いいたします。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
パートナーシップ制度につきましては、これまで男女共同参画プラン推進会議におきましても議論を進めておりますが、制度の導入に対して前向きな御意見を頂いているところでございます。市では本年8月に性的マイノリティーに関しての市民アンケートを実施しており、この中で、パートナーシップ制度の導入についての意向も伺ったところです。現在集計中であり速報値となりますが、2,000人を対象に実施し回答数は504人、回収率は25%。網走市がパートナーシップ制度を導入することについてどう思うかの設問に対しては、賛成とどちらかといえば賛成を合わせて67.3%、反対とどちらかといえば反対を合わせて3.9%、わからないが28.8%となっております。この結果から、パートナーシップ制度について、理解が進んでおりますが、一方で、反対、わからないとした方も一定数おりますので、継続した啓発が必要と感じているところでございます。現状では、東オホーツク定住自立圏を構成する斜里町、小清水町、清里町、大空町と各町の考え方や連携について、北見市などとは相互連携について、情報交換や意見交換を進めているところでございます。地域一体となった制度となるよう取り組んでまいります。
質問 深津晴江
前向きに取り組んでいらっしゃるということがわかりました。私ごとなのですが、多様な性の在り方を人権課題と捉え、30年以上前からこの課題に関心を寄せ、日本で最初にカミングアウトした方にお話を伺いに行ったり、私自身ができ得る啓蒙活動を続けてまいりました。大変、前向きな取組をうれしく思います。また、今週末9月16日、17日に札幌で開催されますさっぽろレインボープライドのイベントに向けて、「このイベントを通じて多様な人間性を理解し合い、一人一人の個性を尊重する豊かな社会が実現されますよう心から御祈念申し上げます」と、水谷市長のメッセージがホームページに掲載されておりました。このことからも、網走市の本気度を感じますので、ぜひ人権に最大限配慮した制度の導入を期待いたします。