網走市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日
猛暑対策について
2023年9月12日、網走市議会の一般質問で、金兵智則議員が「猛暑対策について」質問し、市民環境部長 田邊雄三、健康福祉部長 結城慎二、健康福祉部参事監 永森浩子、建設港湾部長 立花学、学校教育部長 北村幸彦、市長 水谷洋一が答弁しました。
- 質問者
- 金兵智則 議員
- 答弁者
- 市民環境部長 田邊雄三、健康福祉部長 結城慎二、健康福祉部参事監 永森浩子、建設港湾部長 立花学、学校教育部長 北村幸彦、市長 水谷洋一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 金兵智則
最後に、猛暑対策について伺います。これについては、ちょっと重複する割合が高いというふうに思いますけれども、重複した場合は御了承ください。何とかスムーズに流れるようには質問していきたいなというふうには思っております。今年の夏は皆様がおっしゃるとおり、思っていらっしゃるとおり、全国的にとても厳しい暑さが続き、気象庁と環境省が共同で発令する熱中症警戒アラートが毎日のように全国各地で発表されておりました。本日も発表されておりましたし、これまでは涼しいと言われていた北海道も例外ではなく、最高気温が30度以上となる真夏日が続くこともあり、35度以上となる猛暑日もありました。平年と比べても、厚さが確実に厳しくなっているように感じるのは僕だけではない、皆さんもそうだというふうに思いますけれども、この気温上昇について、網走市はどのように認識しているのか。また、この気温上昇に伴い、生活や産業への影響についてはどのように認識されているのか伺います。
答弁 市民環境部長 田邊雄三
気温上昇の認識でありますが、世界気象機関と欧州委員会の気象情報機関コペルニクス気象変動サービスは、今年の7月27日に、2023年7月が人類史上最も暑い月となると発表しました。網走市も例外ではなく、今まで経験したことのないとても暑い夏であり、9月に入った現在も暑さが続いていると認識しております。気象台の観測データからも、7月と8月の平均気温は上昇傾向にあり、最高気温が30度を超えた日は令和4年では1日であったのに対し、今年は10日と、9日も増えています。このうち33度を超えた日は4日となっており、急激に暑くなっていることがうかがえます。このような気温上昇に伴う生活への影響として、人々が感じる熱ストレスや熱中症リスクが増大するなどの健康被害、気候変動に伴う豪雨による土砂災害、浸水災害の激甚化、頻発化や農作物など食料生産への影響による商品価格の高騰、食糧不足など、生命に関わる影響が懸念されています。また、市内産業への影響についてでありますが、漁業では8月中旬よりホタテ漁業に関わる稚貝の分散作業が開始されておりますが、連日の猛暑により水量も上昇しているため、網走漁協及び西網走漁協ともに、気温、水温が高い日は作業を中止しているとのことであります。また、農業では6月から8月までの平均気温、日照時間、降水量が平年より高かったことにより、今後、防除回数を増やすなどにより、丁寧な対応が必要な状況となっているとのことであります。
質問 金兵智則
詳しい御説明をありがとうございました。本当に急激にといった、今答弁ありましたけれども、その言葉がふさわしいような本当に暑さだったというふうに思いますし、生活や産業にも多大なる影響を与えているのだなというふうに思います。僕も気象庁のほうのデータを調べてみました。1991年から2020年まで30年間で平均気温、8月が19.6だったものが、今月、今年の8月は23.3度と、もう3度、4度ぐらい上がっているのですね。最高気温だけ見たら、8月26.9度が平均だったそうです。25度超えたら暑いと言われている網走の平均気温ですからね。最高気温の平均ですけれども、平均気温が26.9度と、本当に恐ろしい暑さだったなというふうに思います。命に関わるというような今答弁もありましたけれども、やはり熱中症というのが皆さん本当にかかってしまう可能性が高くなってしまいました。この熱中症を予防することを目的として、1954年にアメリカで提案された指標に、暑さ指数、WBGTと、今皆さんがニュースなどで見ている指数があります。この暑さ指数の予測に基づき、2021年から熱中症警戒アラートの運用が始まりました。暑さ指数に関する市の認識と、暑さ指数を計測するための機器は各種ございますけれども、網走市にある公共施設において暑さ指数計が設置されている施設があるのか、お伺いしたいというふうに思います。
答弁 健康福祉部長 結城慎二
WBGTに関する市の認識と計測器の設置状況についてでございますが、WBGTは暑さ指数であり、気温とは異なりまして、人体と外気との熱のやり取りに着目した指標であると認識をしております。具体的には人体の熱収支に与える影響が大きい湿度、日射、輻射などの周辺の熱環境、そして気温の三つを取り入れた指標であり、日常生活に関する指針では、25以上28未満で警戒、28以上31未満で厳重警戒、31以上で危険とされています。熱中症警戒アラートはWBGTが33を超えると予想される場合に発表されるもので、その際には、例えば外出を控える、エアコンを使用するといった熱中症の予防行動を積極的に取ることが推奨されております。また、WBGT計の設置状況につきましては、全ての公共施設調べたものではございませんけれども、市内の集会施設、あるいは公立の福祉施設、社会教育施設、体育施設等には設置されておりませんが、保健センター内には備付けがございまして、現在は薬品等の保管庫の管理に使用しております。
質問 金兵智則
わかりました。ほぼほぼ設置をされている施設がなく、保健センターの薬品の管理のためにあるのが、今現在だということを認識をさせていただきます。先ほども救急搬送の話がありました。熱中症や熱中症が疑われる人数は先ほど答弁がありましたけれども、状況、例えば年代ですとか、その辺もし詳細なものをお持ちでしたら御答弁をお願いいたします。
答弁 健康福祉部参事監 永森浩子
今年7月と8月に熱中症で救急搬送された20名の詳細についてでありますが、年代別では10歳未満が1名、20歳代が1名、40歳代が2名、50歳代が3名、60歳代が1名、70歳代が5名、80歳代が6名、90歳代が1名で、搬送された方の6割が70歳以上となっております。症状については、軽症者が11名、中等症者が8名、重症者が1名となっております。
質問 金兵智則
わかりました。やはり高齢者の方々に多いということと、軽症、中等症がほぼだったけれども、重症の方も1人いらっしゃったということがわかりました。これからはこの厳しい暑さに対応策していかなければならない時代になりました。網走市では警戒アラートが発表されたときには、ホームページ、フェイスブック、LINEなどのSNS、マ・メール、そして先ほど来評判がいい広報車など、あらゆる媒体を用いて発表すること、お知らせするとともに、外出を避け涼しい環境の室内にいてください、運動を控えてください。そして、クーリングシェルターを開設しておりますという情報提供をしておりました。網走市を含めた北海道はエアコンの設置率がまだまだ低いため、コミセンなどで開設しているクーリングシェルターの情報提供は特に重要だというふうに考えます。家にエアコンがない方などは積極的に利用していただきたいというふうに思いますけれども、クーリングシェルターの利用状況としては100名ということでありました。このクーリングシェルターの開設はあくまでも警戒アラートが発表されたものと考えていいのかどうか、この開設の基準というのを改めてお伺いしたいというふうに思います
答弁 市民環境部長 田邊雄三
クーリングシェルターの開設基準でございますが、前日の午後5時または当日の朝5時に環境省から網走地方に熱中症警戒アラートが発表された場合に、シェルターを開設することとしております。開設時間は午前10時から午後5時まで、コミュニティセンター、住民センターの休館日は開設しないという基準で基本的な運用をしております。
質問 金兵智則
わかりました。あくまでもアラートが基準で、基本的な運用は今おっしゃられた答弁で行われているというふうなことで理解をいたします。クーリングシェルター、いわゆるコミセンなどの近くにお住まいの方などは、熱中症に注意しながらシェルターまでの移動を求めることができますけれども、近くにお住まいでない方は、徒歩でシェルターに移動するようなことがあれば、逆に危険性が増してしまうということが考えられます。そのような方々は、各地、確実にいらっしゃいますので、対応策として、例えば先日のフリーペーパーにもありましたけれども、既にエアコンの設置されているエコーセンターをクーリングシェルターの位置づけにしたり、例えば町内会館などを利用しながらエアコンの設置を検討し、シェルターの場所を増やすであったり、例えばですけれども、大型バスに空きがある場合は、バスをシェルターとして活用するため、市民の方々に危険を冒して移動してもらうのではなくて、コミセンなどが近くにない場所にこちらからバスを持っていくといった方法を探るなど、より多くの方が避難できる体制の整備も必要と考えますが、見解を伺います。
答弁 健康福祉部長 結城慎二
シェルターの増強などの体制整備についてでございますが、先ほど来申し上げていますとおり、現時点においてはクーリングシェルターは市内8か所のコミセン、住民センターですが、そこへの移動に課題があるということは認識をしております。また、議員御指摘の大型バスの活用に関しましては、移動できるという利点はありますが、場所の選定や運転手を長時間拘束することになり、人員確保の課題があるというふうに考えております。こうした課題も含めて、今後、今年の市としての取組について改めて検証を行って、シェルターの数、市民周知の方法など、次年度以降の取組について、具体的な検討を行ってまいりたいと考えております。
質問 金兵智則
わかりました。次に行きます。今年の網走市は、警戒アラートが2日続いた日がありました。そのようなときは夜であっても気温が下がらず、朝になっても、前の日の暑さが残り気温が下がっていないなどということもありました。先ほどシェルターの開設時間、基本的には10時から17時という時間設定になっておりましたけれども、これで本当に適切なのか。また、今年もコミセンの臨時休館にアラート発表日が重なってしまうという状況も一部見受けられましたが、休館日にアラートが発表されてしまった場合などはシェルターは開設できないのでしょうか。今年のような危険な暑さになってしまった場合などは、猛暑を災害的なものと捉えてシェルターも避難所のような対応を取る必要があるというふうに思いますけれども、見解を伺います。
答弁 市民環境部長 田邊雄三
コミュニティーセンター等でのシェルター開設時間については、気温が日中上がり夕方には下がってくるといった状況や、夕方からの利用状況を踏まえ、各運営委員会の意見も聞きながら、平成23年度の当初開設した際に10時から17時と設定してきたところです。この夏のシェルター開設では、利用者は17時以前に退館している状況と各コミュニティーセンター等から聞いており、ただ体調が優れないなどの理由で17時以降も引き続きシェルター利用した方が1名いましたので、各コミュニティーセンター等では事情により、17時以降のシェルター利用にも配慮いただいていた状況です。また、8月下旬は連続して熱中症警戒アラートが発表または発表の可能性があったことから、途中より休館日にもシェルターを開設する取扱いで準備をしていたところです。今後も、休館日のシェルター開設は必要と考えておりますので、各施設の運営委員会と、その場合の体制の協議をしてまいりたいと考えております。シェルターの開設に当たっては、熱中症警戒アラート発表により、庁内関係部署と連携をして開設準備体制を取っているので、避難所開設に準じた対応となっているところです。
質問 金兵智則
休館日の対応など、臨機応変という言葉がいいのかどうか、対応していただけるような、対応を取ろうとしてくれていたという答弁もありましたので、今後とも続けていただけたらなと思いますし、ありがたい対応だなというふうには思っております。それで、熱中症対策のためのエアコンの機器購入の補助制度の構築の話は先ほど来出ておりましたので、この部分は割愛をさせていただきますが、高齢者などが多く入居されている市営住宅についても、対策をしていかなければならないのかなというふうに考えますけれども、市としての見解を伺います。
答弁 建設港湾部長 立花学
市営住宅へのエアコン設置につきましては、入居者が設置を望む場合、エアコン専用電源の増設や室内の一部改造を認め、自己負担による設置としてございます。今後の市営住宅建設においては、あらかじめエアコン専用電源の設置や配管などの開通部分などを設けておくことは検討しているところでございますけれども、市において市営住宅へのエアコン設置については現在ところ考えておりません。
質問 金兵智則
市のほうで市営住宅のエアコンの設置は考えていないということですが、設置をできる環境は整えていくということでありますけれども、市営住宅、古いから籠もらないのかといったらそんなこともないですよね。暑さ籠もりやすい建物の一つでありますので、今後様々な対応をしていく中で考えていかなければ、何か起こってからではということがないようにしていかなければならないと思いますし、市営住宅の方がさっきの住宅補助制度を使えるわけも多分ないと思いますので、何もない。市営住宅に入る人が自分でつけられるなら市営住宅でなくてもいいのかななんてことも考えられますので、これはやっぱりもう少しちょっといろいろ考えていかなければならないのではないかなと思いますけれども、その辺の認識についてはいかがですか。
答弁 建設港湾部長 立花学
今年の暑さの影響から、今年につきまして2件、市営住宅にエアコンをつけたいという申出がございました。最近、1年には1件2件程度のそういった設置を望む声というのは頂いているところでございます。また簡易的なエアコン的なものも、実際にはつけている入居者としてはいらっしゃいますので、今後どのような形で、そういったニーズに応えていけるかどうかについては、もう少し検討を進めていきたいと思っております。
質問 金兵智則
わかりました。何か相談があったときには、相談に乗ってあげていただきたいなというふうには思います。続いて、学校関係について伺います。先ほど網走市全体において熱中症や熱中症が疑われる人数や状況を把握しているのかを伺いました。学校関係については、先ほど体育で体調不良になった方は1名だということが答弁がありましたけれども、熱中症や熱中症が疑われる方などの人数や状況について、学校関係はどうなっているのか、お伺いしたいというふうに思います。
答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)
学校におけます児童生徒の熱中症や熱中症が疑われる人数の状況についてでございますが、学校内で熱中症の疑いや暑さからの一時的避難をする場合には、冷房設備のある保健室において状況の確認と休息を取ることとしておりまして、さらに対応が必要な場合には医療機関への救急搬送を行っているところでございます。保健室への児童生徒の来訪者数、来訪人数につきましては、熱中症対策にかかわらず常に各学校において把握をしているところでございますけれども、先日のオホーツク管内に熱中症警報アラートが発令されました8月23日、24日の両日におきまして、全小中学校で延べ人数で277人の児童生徒が体調不良のほか、休憩や相談などにより保健室を利用していると確認しております。熱中症や熱中症疑いを限定とした保健室の利用者数につきましては、正確に把握できておりませんけれども、通常時よりも多くの児童生徒が利用されていると確認しております。先ほど澤谷議員にも答弁をいたしましたが、病院へ救急搬送された児童はいなかったという状況でございます。
質問 金兵智則
わかりました。2日間で延べ277名が保健室を使った。みんながみんな具合が悪かったわけではないけれどもということなのだと思いますけれども、これちなみにですけれども、今回この質問をしたので、答弁を用意していただいたと思うのですが、この例えば熱中症警戒アラートが起こったときなどは、こういうのというのは、教育委員会に各学校から、例えば23日うちの学校はこの人数でしたよというのが来るものなのか。そういう報告義務というか、報告状況というのはどのようになっているのですかね。
答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)
今回発令されました熱中症警報アラートの時期におきまして、特段学校からこういう形で報告してくださいというような指示はなかった状況でございます。
質問 金兵智則
学校側から指示がなかった。どういうことですかね。ちょっとわからないですけれども。
答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)
申し訳ございません。教育委員会から学校に対して、指示はしていないということでございます。
質問 金兵智則
わかりました。では、わざわざこのために調べていただいたのだなというふうに思いますけれども、そういう指示はしていないということで理解をさせていただきます。これも先ほど公共施設のところで伺いましたけれども、暑さ指数計については各学校に設置されているのでしょうか。もしされてないのであれば、今後設置するという考えがあるのかどうか、併せて伺います。
答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)
暑さ指数計の設置状況でございますが、現在、全部の学校ではありませんけれども、小学校で8校で63台、中学校4校で13台を各学校の配当予算などで購入し設置されている状況でございます。こちらにつきましては、気温がそれほど高くなくても湿度が上がれば暑さ指数も上がりまして、厳重警戒や危険とされる場合もございます。このようなことから、市内におきましても、市街地や郊外地区での気温差や教室面積に対する児童生徒の人数により室温が変化するものと考えられますので、教育活動における熱中症事故防止を図る上でも、必要な場所に暑さ指数計の設置について、検討してまいりたいと考えております。
質問 金兵智則
おっしゃるとおりだというふうに思いますので、設置されてない部分については早急に準備をしていただけたらなというふうに思います。8月22日、伊達市内の小学校において2年生の女児が体育の授業後に倒れ病院に搬送されましたが、命を落としてしまうという痛ましい事故が起きました。23、24と、網走市にアラートが発表されたことにより、先ほど来、他の議員のところの答弁にもありましたけれども、教育委員会は屋外での活動を自粛すること、水筒を持たせること、熱中症対策グッズを持参することなどを認めるなど、対策を行うこととして、通常どおり登校。下校については、休み時間を短縮したり部活を中止することで、下校時間を早める対応を行ったということは私自身承知しております。一方で、北見市や美幌町などは、子供の安全を考慮し臨時休校の措置を取った学校もありました。そこでお伺いしますけれども、教育委員会としては道教委からの通知でということでさっき答弁もありましたけれども、それで網走市としての対応を決めたということでよろしかったのか。また、猛暑時に他市町村で行った臨時休校を、網走市でも行う行わないの判断は今後はどうしていくのか、改めてお伺いしたいというふうに思います。
答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)
暑さ対策における学校の判断基準ということでございますが、先ほど澤谷議員に答弁もしたように、道教委からの熱中症対策の防止に向けた対策についての通知を参考としながら、市といたしましては、繰り返しになりますが、放課後の部活動を含めた屋外での活動の自粛、空調設備の有効活用、授業中でも水分補給を行えるような配慮といったことを留意していただくように通知をしたところでございます。暑さ対策によります臨時休校措置の判断基準につきましては、例えば翌日の予想気温が何度以上になった場合とか、暑さ指数が何度以上になった場合といったような具体的な判断基準というのは現在持ち合わせておりません。現状では各学校における立地条件や環境などを勘案いたしまして、児童生徒の健康上の安全確保を考慮した上で、臨時休校措置につきましては学校長が判断するというような現状でございます。
質問 金兵智則
各学校で判断をしていただくということの答弁だったのかなというふうに思います。では、今回行った対応策についてお伺いしますけれども、23日の時点で各学校からは水筒の中身を水を持ってきてくださいということで指定をされておりました。翌日には、水かお茶に加えてスポーツドリンクを可とした学校と水じゃなければいけないとした学校と対応が分かれました。これも学校長判断なのかもしれませんけれども、熱中症のときに水を取りすぎると水毒症ということで、血液中の塩分が足りなくなるので逆に危ないといったような研究結果もある中で、そのような対応をしている学校の対応が分かれておりました。また、授業を1時間繰り上げた学校などもあり、対応としては各学校に任せている感、先ほど来そういう答弁なのですけれども、僕の感じとしてはもう学校に任せている感じというのがもう否めないのですけれども、教育委員会としては、どこまで対応するべきかということについて、お伺いしたいというふうに思います。
答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)
学校ごとの暑さ対策の対応についてでございますが、市内小中学校におきましては、先ほど申し上げましたが、学校の立地条件や校舎の建物の大きさ、在籍児童生徒数なり、それぞれ条件が異なりますので、基本的な暑さ対策につきましては、教育委員会より通知いたしますけれども、それ以外については学校長の現場の判断によりまして都度対応いただいているところでございます。水分補給のための児童生徒が持参する水筒の中身の件に関しましては、確認したところ、議員御指摘のとおりの実態がございましたので、水以外にも熱中症対策に適した飲料の持参について認めるなど、市内各学校で共通した取扱いとなるよう、指示を行ってまいりたいと考えております。
質問 金兵智則
お願いをしたいというふうに思いますけれども、校則のときもちょっと言いましたけれども、中身水じゃなければいけないとか、ちょっと理不尽ですよね、学校現場は。ごめんなさい、言い方ちょっと汚いかもしれないですけれども、くだらないです、決まりが。それでなければいけない理由もわからないですし、それ以外持ってきていけない理由もわからないですし、別にそこを教育委員会責めてもしようがない話ですけれども、何かもう少し子供たちの安心・安全を守るという観点で、何か物事を決めていってほしいなというふうに思うのですけれども、いかがでしょう。
答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)
議員お話のとおり、そのように私も思っておりまして、今回水分補給をできるような配慮ということで各学校に通知いたしましたけれども、それについて市教委からも、もうちょっと丁寧な形で御説明すればよかったなということも反省しております。今後、このようなことがないように、市教委からもしっかりと指示をしてまいりたいと考えております。
質問 金兵智則
対応策についてもう1点。三重県では暑さ指数が31度以上の場合、部活を中止するという熱中対策を各学校に求めています。これまで暑さ指数31度以上のときは、運動は原則中止してくださいといったものを原則という文字を外したということです。三重県では特に混乱もなく対応されているとのことですけれども、この部活動の中止といった部分についても、各学校の判断に任せているといったところでよかったでしょうか。
答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)
暑さ対策としての部活動の中止でございますが、このたび発令されました8月23日、24日の熱中症警戒アラートが出たときには、市教委から、放課後の部活動を含めた屋外活動の自粛ということで学校に通知しております。このことを受けまして、学校側としても部活動を中止したところでございます。今後も児童生徒の健康上の安全を第一に考えまして、学校側とも調整を図りながら、適切に対応してまいりたいと考えております。
質問 金兵智則
わかりましたというか、熱中症警戒アラートはたしか暑さ指数が33度以上だったですよね。三重県では31度というところで、そこを境目にして対応しているらしいですよ。なので、アラートが出る出ないではなくて、暑さ指数が31度と発表されたときにはそのようにしているということを、三重県、これ県ですから、道立高校というような形になるのかなと、市とはちょっとわけが違うのかもしれないですけれども、そういったことを教育委員会で検討というか、協議した上でこのような対応を取っているということですので、一定の基準というものがあってもいいのかなというふうに思いますけれども、都度いろいろと対応していくといった協議していく中で、今の話もちょっと参考にしていただけたらなというふうには思います。学校では部活の中止、そして前倒し下校などの対応等を行ってきたというのはさきにも述べました。学校から早く下校させるといった判断について否定するものではありませんけれども、家に帰れない子供、特に小学校で放課後児童クラブ、先ほどありましたけれども、いわゆる児童館に行く子供がいます。しかし、児童館にエアコンは設置されていないという答弁でありました。であるならば、エアコンの設置や今後の対応ということを考えていかなければならないと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 健康福祉部長 結城慎二
児童館へのエアコンの設置でございますが、設置状況につきましては、先ほど澤谷議員に対して御答弁申し上げたとおりでございます。その中で、熱中症の対策といたしましては、既設の扇風機のほかに数台の扇風機を増設をしまして、おおむね1部屋当たり3台の扇風機を現在設置をしている状況でございます。また、気温が高い日には体育室での運動を中止し、児童館職員が小まめな水分補給などについて声かけなどを行っている状況でございます。しかしながら、児童館、児童センターにつきましては、学校から帰宅しても保護者のいない留守家庭児童のための学童保育の施設でもあるということから、今後エアコンの設置について検討を行ってまいりたいと考えております。
質問 金兵智則
検討していただいて、早期につけていただけたらなというふうに思っております。学校へのエアコン設置については、何名かから出て、とても前向きな答弁だというふうに私自身は捉えておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思いますけれども、最後に市長へ質問をさせていただきます。市長もSNSで発信し注意を呼びかけるなど、今年の猛暑は本当に大変な状況でした。エアコンの学校や児童館への設置、エアコン普及のための補助など検討していただけるという前向きな答弁が多かったのかなというふうに思いますけれども、そのためにはやっぱり財源が必要になってくるのだというふうに思います。先ほどの市長の答弁では、国のほうにも要望活動にも行っていただいているというふうにおっしゃっておりましたけれども、やはりやらなければいけないことは早期にやらなければいけないのだというふうに思います。例えばさきに質問したふるさと納税の強化を積極的に、より積極的に行うことによって、財源を確保し暑さ対策を進めていくということは、もう市として来年に向けて取り組んでいかなければならないというふうに思いますけれども、市長の見解を最後にお伺いいたします。
答弁 市長 水谷洋一
-登壇- 金兵議員の御質問でございますが、財源確保につきましては、先ほど澤谷議員にもお答えをいたしましたように、それぞれ学校関係は文部科学省でありますし、児童館の関係についてはこども家庭庁とかになりますので、それぞれの役所において、現状をお話を申し上げ、補助金の確保、補助率の引上げ、事業採択の迅速化、柔軟な運用について緊急な要請を北海道市長会として行ってきたところでございます。この暑い状況の中でクーラーをつけてくださいというのはもう、今日も市会議員の皆様方からいろいろ御意見いただいて、当然の議論だというふうに思っております。一方で、教育委員会のほうからもお話がありましたように、電気が足りないという現状の問題もございますので、そうしたことをしっかりと調べた上で、どこまでできるのかというのは若干時間かかるのではないかというのが教育委員会の答弁でありました。このことは、マンパワーであり施設の確保であり、工期の問題というのはありますけれども、このことについては、認定こども園についてはもうクーラー完備されておりますので、児童館、小中学校など、また違った立てつけでありましたけれども、市民活動のほうからはコミセンの問題も出ておりましたので、様々な関係機関とよく協議をしながら、この部分については、クーラーも含めて、どのように、いわゆるしゃっこくするというか、何というのでしょうかね、きちんと快適に過ごせる空間ができるかということをきちんとやっていくということだというふうに思っておりますので、金兵議員の御指摘については真摯に受け止めて取り組んでまいりたいと、このように思っているところでございます。
質問 金兵智則
終わります。