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網走市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月25日

通学路の安全について

2019年6月25日、網走市議会の一般質問で、村椿敏章議員が「通学路の安全について」質問し、学校教育部長 林幸一、建設港湾部長 佐々木浩司、健康福祉部長 桶屋盛樹が答弁しました。

質問者
村椿敏章 議員
答弁者
学校教育部長 林幸一、建設港湾部長 佐々木浩司、健康福祉部長 桶屋盛樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 村椿敏章

次の質問に移ります。通学路の安全についてです。歩道で信号待ちなどをしていた歩行者が、突然突っ込んできた自動車にはねられ死傷する悲惨な事故がなくなりません。5月8日に滋賀県大津市の事故は、2台の車が交差点で衝突し、1台が歩道に乗り上げ、信号待ちをしていた散歩中の保育園児らをはね、園児二人が死亡、一人が重体、保育士を含む13人が重軽傷を負ったものです。その直前の4月19日には、東京都豊島区で横断歩道を渡っていた母子らが、暴走した車にはねられ、10人が死傷した事故がありました。また、4月21日には、神戸市で市営バスが横断歩道を渡っていた歩行者をはね、8人を死傷させた事故など、相次いで発生しました。いずれの事故も、歩行者側には落ち度はありません。普通に歩いていて命を奪われる、理不尽というほかありません。どうしたら、このような悲惨な事故をなくせるのか、子供を危険から守ることができるのか、考えなくてはならないと思います。そこで質問いたします。大津市で起きた事故をきっかけに、保育園の散歩コースや学校の通学路の安全点検などが全国で行われていると聞きます。網走市の通学路の安全点検の状況について伺います。

答弁 学校教育部長 林幸一(学校教育部長は2021年3月まで)

学校通学路の安全点検の状況につきましては、各学校で点検を行い、危険と思われる箇所を教職員間で共有することとしております。また、通学路の安全確保に向けた取り組みを行うため、各道路管理者、警察署、防犯協会、保護者団体などの各部署で構成されます網走市子供の安全確保連絡会議による通学路交通安全等プログラムを策定し、関係機関が連携して、通学路の安全対策を図ることとしております。本プログラムの具体的な内容につきましては、地域や市内小中学校より要望のありました危険箇所について、関係機関、必要に応じて学校、PTA、町内会などが参加する合同点検を行い、箇所ごとにインフラ整備などのハード対策及び安全教育などのソフト対策を検討しながらとり進めているところでございます。

質問 村椿敏章

わかりました。2012年4月にも、同じような事故が起きています。京都府亀岡市、集団登校中の小学生らの列に車が突っ込み、10人が死傷した事故がありました。その後、政府は全国の通学路の危険箇所を緊急点検し、一定の改善を図る取り組みを実施しました。網走でも2012年以降に、交通安全に関する対策が進んでいると思われますが、どのような対策が行われてきたのか伺います。

答弁 学校教育部長 林幸一(学校教育部長は2021年3月まで)

交通安全対策についてでございますが、学校におきましては児童生徒が交通事故に遭わないための取り組みとして、自転車の乗り方の指導や交通安全指導員を講師として招いての交通安全教室を実施しているほか、集団下校の訓練として実際に教員が交通安全の指導も行っております。また、危険箇所に関する対策として、通学路交通安全プログラム等で検討した箇所について、順次、改善などの整備を進めているところでございます。初年度となる平成28年度は、中央小校区の北西地区、網走小校区、第一中学校校区の駒場北地区の歩道整備のほか、改善が必要な箇所の整備を順次進めてきております。昨年度におきましては、網走小校区の駒場北、鉄南、中央小校区であります北西の総延長241メートルの歩道整備のほか、西小校区の歩道整備のため必要となります道路排水の改善を事前に実施したところでございます。

質問 村椿敏章

生徒への指導や、それから安全点検プログラムに基づいて対応していると理解します。引き続き、点検をしていただくことを要望します。次の質問に移ります。昨年11月に日本共産党松浦議員がアンケートを行いました。そこでは、錦町に信号機をつけてほしい、錦町会館前に横断歩道があるが、全然とまらないため、子供、お年寄りのことを考えて信号機をつけてほしいとありました。錦町地区では、西山通ができたことにより交通量がふえており、毎年のように事故が起きています。この道路も、小学生の通学路となっていると思いますが、地域の変化や現場の実情に即して、ガードレールや信号の増設について、必要な予算を確保して対策を進めることが急務だと考えますが、どう考えているのか伺います。

答弁 建設港湾部長 佐々木浩司(建設港湾部長は2020年3月まで)

西山通におきましては、特に冬型の事故が多いと認識しておりまして、対策として凍結防止剤及びびり砂利等の散布を実施しているところでございます。歩行者の防護のガードレール等につきましては、今後の事故の危険性等を総合的に勘案し、検討してまいりたいと考えております。信号機の設置につきましては、所管が公安委員会でございますので、これまでも市から要望を出しておりますが、今後も引き続き関係部署等と連携し、要望してまいりたいと考えてございます。

質問 村椿敏章

信号については公安委員会ということなのですけれども、今、信号機のついていない横断歩道が各所にあるのですけれども、なかなか信号機がないと運転手、なかなか歩行者が立っていてもとまれない、私も以前はその横断歩道というのを余り意識していなくて、そのまますーっと通ってしまうことが多かったのですね。なので、できれば、先日もその横断歩道のところを渡ってみたのですけれども、私が横断歩道を渡ろうとするとやっと車がとまるというところなので、歩行者が渡るという意思を示すような旗を設置するとか、以前、横断歩道のところには横断旗というのが設置されていたと思うのですが、そういうものを設置するなどして、横断歩道を市民が安全に利用できるようなことを検討していただけたらと思います。次の質問に移ります。同じくアンケートでは、これは昨年の話ですけれども、車道の白線がことし初めて塗りかえられませんでした。今までは毎年、雪が解けて5月中ごろから新しく引かれていました。最近はほとんど見えず、危険がいっぱいです。春には必ず引いてほしいです。交通安全のために、住人の命を守るために、とありました。そこでお聞きします。白線を引き直す予算というのは、毎年幾ら計上しているものか伺います。また、先ほど言った横断歩道の白線なのですけれども、横断歩道の白線も塗りかえられていない状況がありますが、いかがお考えなのか伺います。

答弁 建設港湾部長 佐々木浩司(建設港湾部長は2020年3月まで)

区画線につきましては近年、年間で600万円から700万円の予算を計上し、幹線道路のセンターラインを優先して施工しております。施工延長は線種にもよりますが年間で約20キロの施工を行っております。今年度は4月下旬に発注し、施工はほぼ完了している状況でございますが、今後も必要な予算を確保し、区画線を施工してまいりたいと考えております。また、横断歩道につきましては、所管がこちらも公安委員会でございまして、公安委員会の基準によって塗りかえ等を進めていると思いますが、こちらについても道路管理者として必要があれば、塗りかえ等の要望も検討してまいりたいと思います。

質問 村椿敏章

実際、横断歩道の白線が見えづらい場所は、市内各地の至るところにあります。それは信号機のある横断歩道もそうですし、信号機のないところの横断歩道もそのように見受けられます。ぜひ、公安委員会のほうに要請していただきたいと思います。次の質問に移ります。保育園の散歩コース及び幼稚園の散歩コースについて、市として把握しているようであれば、交通量の多い場所など、散歩コースに危険な箇所がないのか伺います。

答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)

保育園の散歩コースの安全点検についてでありますが、今回の痛ましい事故を受け、保育園、幼稚園におきまして、散歩の際にコースに係る危険箇所等の点検、再確認を行っているところでございます。今回の安全点検では、新たな危険箇所はないとのことでありますが、従来から実施している安全対策の徹底はもとより、一層の安全確認を職員間で情報共有するなど、注意喚起を行っているところでございます。散歩コースによりましては、交通量の多い道路を横断する場合もありますが、全ての園におきまして、信号機のある横断歩道を渡る、信号待ちの際は道路から離れて待機する、3歳未満児は交通量の少ないコースを選択するといった対応をしておりまして、また危険箇所等があればコースを変更するなど、一層の安全確認に努めているところでございます。

質問 村椿敏章

今の安全点検では、危険なところは見受けられなかったということなのですけれども、同じく交通量の多い道路ですね。この間の大津市の事故は、交通量の多いところだったのですよね。その交通量の多い道路というのは、どこを指しているのかお伺いします。

答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)

危険と思われる散歩コースの把握といったことでございますけれども、詳細のルートは各園把握しておりませんけれども、散歩の頻度や目的地、また所要時間も20分から60分と、園ごとに相違している状況が見受けられます。幼稚園、保育園の立地条件でも異なるのですけれども、町中にあれば相当交通量も多いというようなことになりますので危険が生じるというような場合もございます。今回の事故を受けまして、改めて各園に確認しておりますけれども、危険箇所の報告や改善要望は受けておりませんが、情報共有をしながらそういった箇所があれば、関係機関と連携をし、把握に努めていきたいというふうに考えてございます。

質問 村椿敏章

ありがとうございます。次に、今の交通量の多い道路というところもあったのですが、その散歩コースに危険な箇所が今後、見受けられるようであれば、ガードレールを設置するなど、安全対策が必要と考えますが、市の考え方をお伺いします。

答弁 建設港湾部長 佐々木浩司(建設港湾部長は2020年3月まで)

散歩に関する安全対策につきましては、日ごろから散歩の方法、道路状況、環境等の変化に合わせたコース変更など、園側においても対策されていると認識しております。その上で、さらにハード面においても恒常的な対策が必要である状況を確認した場合につきましては、保育園を所管する部署とも協力し、危険等を総合的に勘案して設置等を検討してまいりたいと考えております。

質問 村椿敏章

わかりました。交通事故は突然、急に起こるものではなくて、ひやっとしたり、はっとしたり、そういうところが何度もある中で起きるものだと思っています。今後とも、子供たちや学校、市民からの危険だという声を十分に聞いていただき、事故が起きないよう安全対策をしていただきたいと思います。以上で質問を終わります。ありがとうございました。

出典:網走市議会 令和元年第2回定例会 2019年6月25日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる