深川市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月6日
市役所庁舎建てかえ
2017年3月6日、深川市議会の一般質問で、小田雅一議員が「市役所庁舎建てかえ」について質問し、副市長 坂本光央が答弁しました。
- 質問者
- 小田雅一 議員
- 答弁者
- 副市長 坂本光央
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 小田雅一
次の質問に移ります。市役所庁舎建てかえについてお伺いします。この質問は、昨年の第3回定例会で田中議員より質問されておりますが、国の2017年度予算案で、総務省は、熊本地震を教訓にして、耐震化が未実施となっている市町村の本庁舎の建てかえ事業について、地方交付税で支援する市町村役場機能緊急保全事業を新設するとしております。このことを踏まえ質問いたします。阪神・淡路大震災や東日本大震災など、近年、全国で多くの災害が発生しておりますが、深川市においても昨年、石狩川流域で農地への冠水被害などが発生しました。また、被災地域においては避難所が開設されるなど、被災された住民におかれましては不安なときを過ごされたことと思います。市民の安全確保のため、行政の対応としていち早く対策本部を構え、対応しなければならないわけであり、どのような大災害が発生した場合においても対応できる機能が現市役所庁舎においてはなく、今までの議論の中で言われているように、国が示す構造耐震指数Is値0.81以上を大きく下回っている状況でありますから、これは極めて危険な状態と言えます。建てかえとなれば30億円近い予算の確保が必要と言われており、これからの深川市のまちづくりと市民福祉等の充実を考えるとき、極めて重要な懸案事項であります。そこで、市民に向けての庁舎建てかえの情報提供と協議には時間を要することから、このたびの市町村役場機能緊急保全事業が新設されたことを踏まえ、市役所庁舎建てかえの検討に入ることが必要と考えますが、市の考えをお伺いいたします。1点目は、市町村役場機能緊急保全事業の概要について伺います。2点目は、検討委員会協議を踏まえた市役所庁舎の建てかえの考えについてお伺いいたします。
答弁 副市長 坂本光央(副市長は2017年3月まで)
市役所庁舎建てかえについてお答えいたします。現在の市役所庁舎につきましては、防災拠点として備えなければならない基準を大きく下回っておりまして、庁舎の耐震性の確保が必要であると認識しておりますが、財源確保が大きな課題となっていたところであります。これまで、庁舎の建てかえなどに対しましては、国の財政措置がなされておりませんでしたが、今回、議員の質問にもありましたとおり、公共施設等の適正管理の推進として新たな財源措置がなされたところであります。そこで、質問の1点目、市町村役場機能緊急保全事業の概要についてでありますが、総務省より示されました平成29年度地方財政計画の中で、公共施設等の適正管理に要する経費につきまして、地方財政計画の計上額を増額するとともに、長寿命化事業等に対し地方財政措置を拡充するもので、公共施設等の集約化、複合化、転用、除却のために必要な経費として計上している現行の公共施設等最適化事業費について、長寿命化対策、コンパクトシティの推進及び熊本地震の被害状況を踏まえた庁舎機能の確保を追加するなど、内容を拡充し、新たに公共施設等適正管理推進事業費として計上されたものであります。この中の市町村役場機能緊急保全事業として、昭和56年の新耐震基準導入前に建設され、耐震化が未実施の市町村庁舎の建てかえ事業等が対象とされているものであります。その内容といたしましては、地方債の充当率が90%でありまして、地方債対象事業費の元利償還金の75%相当額ということになりますけれども、このうち30%を地方交付税で措置するという内容でございます。事業要件といたしましては、公共施設等管理計画に基づいて実施される事業であることに加えまして、個別施設計画に基づく事業であって、建てかえ後の庁舎を業務継続計画に位置づけるものであることとされており、事業年度につきましては、公共施設等適正管理推進事業は平成33年度までの5年間となっております。この中にあります市町村役場機能緊急保全事業につきましては、緊急防災・減災事業の期間に合わせまして、平成32年までの4年間となっているものでございます。次に、質問の2点目の検討委員会協議を踏まえた市役所庁舎の建てかえの考え方についてでありますけれども、これまでの経過といたしまして、昨年10月に先進自治体であります北広島市及び雨竜町の視察を総務課の担当職員によりまして行っております。そしてまた、11月には今後における市の保有する施設の更新や統廃合、長寿命化などを計画的に行うための基本方針をまとめました深川市公共施設等総合管理計画を策定したところでございます。12月には、先ほど説明申し上げました市町村役場機能緊急保全事業としての国の財政支援策が示されたところでございまして、この財政支援を活用して庁舎の建てかえを検討しております砂川市につきまして、2月3日に同じく総務課担当職員によりまして訪問させていただき、砂川市におけるこれまでの検討経過や市民参画による庁舎建設検討審議会の内容などをお聞きしたところでございます。これらを踏まえまして、2月下旬でございますけれども、庁舎管理部門の総務課、建築部門の建築住宅課、防災部門の自治防災室及び財政措置や公共施設等管理計画を所管いたします企画財政課による内部の検討会議を開催いたしまして、これまで視察等で情報収集した内容や、公共施設等総合整備計画及び新たな財源措置制度などについては共通認識を持ち、庁舎整備に係る基本的な作業に取りかかることを確認したところでございます。今後におきましては、庁舎の耐震性確保に向けた整備手法や財源などにつきまして検討を行ってまいりますけれども、前段申し上げました市町村役場機能緊急保全事業が平成32年までの事業期間となっておりますので、その活用も念頭に置きながら進めてまいりたいと考えているところでございます。