歌志内市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月20日
(1)雇用の創出について/(2)歌志内市の福祉について/(3)歌志内市の災害警戒区域について
2013年12月20日、歌志内市議会の一般質問で、下山則義議員が「雇用の創出について」「歌志内市の福祉について」「歌志内市の災害警戒区域について」について質問し、産業課長 佐藤守、保健福祉課長 虻川善智、建設課長 柴田一孔、市長 村上隆興が答弁しました。
- 質問者
- 下山則義 議員
- 答弁者
- 産業課長 佐藤守、保健福祉課長 虻川善智、建設課長 柴田一孔、市長 村上隆興
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 4番 下山則義
おはようございます。本日の私からの一般質問でありますが、件名は3件であります。それでは、早速、質問に移らせていただきます。まず、件名の1番でありますが、雇用の創出についてでございます。11月9日の北海道新聞に、その記事でありますが、「夕張市のズリ山に燃焼温度の調整材としての利用価値が見込める石炭が、比較的多く含まれているため、ズリの採取権を有償で民間企業に与える取り組みに乗り出した」との記事が掲載されてありました。そこでお伺いいたしますが、歌志内市にもズリ山がございます。そして、そのズリ山の所有しているる関連企業から同様の内容で、雇用の創出につながるそういった可能性の情報の有無についてをお伺いいたします。次に、2番目の質問であります。これも北海道新聞、11月26日の新聞でありますが、夕張市で炭層のメタンガス開発、また同じ日の新聞でありますが、三笠市の石炭地下ガス化の取り組みについて。この三笠市の取り組みについて、このことにつきましては、私、平成24年度の第1回定例議会でも質問しております。調査研究を行っていったらどうですかという質問に対して、石炭の地下ガス化利用の調査研究を三笠市で今行っていると。そして、現在のところ、浅い部分でその調査をしていて、結果が報告されたと。これからはその深い部分についての試験調査が進められるというので、今後の動向に注視していますという、そんな答弁をいただいたわけでありますが、そういった関連から再度、歌志内市も石炭のまちでありますので、同様の調査研究を行い、雇用の創出の取り組みについて行っていかなければならないのではないかと思うのですが、そのお考えをお伺いいたします。次に、件名2件目であります。歌志内市の福祉について。これは平成24年8月に、歌志内市の地域福祉計画が示されました。そして、それは今後5年にわたる計画であるとも明記されておりました。そこでお伺いいたしますが、①基本目標の2の(1)にある高齢者が集まる地域交流サロン、この事業推進についての進捗状況につきましてお伺いをいたします。②であります。基本目標の2の(2)からの質問でありますが、福祉に関する学習会の実施についてという内容から、その内容と今後の実施計画、それらにつきましてお伺いをいたします。③基本目標の5の(2)からの質問でありますが、在宅における介護技術の普及について、その内容と今後の計画といったものをお伺いいたしたいと思います。④であります基本目標、6の(5)からの質問ですが、福祉分野の事業領域の拡大について、その内容と計画をお伺いいたしたいと思います。⑤でありますが、この計画の管理と評価の中から、計画の着実な進捗管理について行っていきますという内容のものがありますが、そのものにつきましてお伺いをいたしたいと思います。─ 107 ─さらに、市民に対して周知してまいりますという内容がございますが、この内容につきましてをお伺いいたします。次、件名の3番であります。歌志内市の災害警戒区域についてからの質問でありますが、歌志内市の災害に関して、急傾斜地、崩落危険箇所1カ所、土石流危険箇所4カ所、これらが災害警戒区域ということで追加指定されましたという新聞記事を読んだわけでありますが、①の質問ですが、その追加指定されたその場所はどこなのかをお伺いいたします。また、その場所につきましての対策につきましてお伺いいたしたいと思います。以上、3件につきましての質問でございます。よろしくお願いいたします。
答弁 産業課長 佐藤守(産業課長は2014年3月まで)
件名1の雇用の創出についての1番目と2番目につきまして、御答弁申し上げます。夕張市で計画をされているズリ山からの調整材の関係でございます。空知炭礦株式会社が所有するズリ山は、選炭技術が進んでからできた新しいものであり、含まれる石炭はごく少量で、かつカロリーも非常に低く、夕張市と同じように調整材としての利用はできないことから、現在は、ズリ自体を販売しているとのことであります。そのため雇用創出に直接結びつくことにはなりません。2番目の夕張市及び三笠市で進められております地下ガス化の関係でございます。空知炭礦株式会社における坑内等の状況としては、当時の採掘場所が深部であり、また、旧坑道は水没していることなどから、地下の状況が非常に複雑になっていることが想定され、炭層からメタンガス等を抽出するためには課題も多く、現状取り組む考えはないとのことであります。以上でございます。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
2の歌志内市の福祉について、①でございます。地域福祉計画の施策2(1)にあります高齢者が集まる地域交流サロンの事業の推進につきましては、社会福祉協議会の地域福祉活動計画の事業として位置づけられております。このほかに、施策1の(1)に、地域のきずなづくりと仲間づくりに、サロン活動の促進をうたっております。上歌地区や東光地区の町内会自治会では、この計画を意識して、サロン事業が展開されております。また、具体的な数は把握しておりませんが、従来から町内会活動等を通じて、ほぼ同じような事業を展開している町内会もあると推察しております。今後は、社会福祉協議会とも連携し、サロンを行いたいという地域がございましたら、サロン開催のためのプログラムづくりや、備品類の貸し出しなどのアドバイスを行ってまいりたいと考えております。次に、②でございます。地域福祉計画の基本目標2の(2)にあります福祉に関する学習会の実施につきましては、地域福祉に関する講演会や学習会などを実施していくものです。このことから、今年度11月8日に公民館におきまして、広島県、安芸高田市から辻駒健二さんをお呼びして「地域住民が担う集落の支えの可能性」をテーマに講演会を開催し、100名ほどの参加がありました。今後の実施計画につきましては、新年度に向けて検討してまいりたいと考えております。─ 108 ─③でございます。地域福祉計画の基本目標5の(2)にあります在宅における介護技術の普及につきましては、今年度は、介護教室を3回実施しております。1回目は床ずれの予防をテーマに、歌志内市立病院の看護師による講義と実技を行い、25名の参加。2回目は、認知症についてをテーマに、砂川市立病院認知症疾患医療センターの精神保健福祉士を講師にお招きし、講義と実技を行い、47名の参加を得ました。3回目は、寝たきりにさせない工夫をテーマに、砂川市立病院の理学療法士による講義と実技を行い、47名の参加がありました。各教室の終了後には、参加された方々より、次年度以降も継続してほしいなどの声をいただいておりますので、来年度も開催してまいりたいと思います。次に、④番目でございます。地域福祉計画の基本目標6の(5)にあります福祉分野の事業領域の拡大につきましては、地域資源として福祉施設や各事業所のほか、民間企業を含めて福祉分野に参入できるよう領域を洗い出し、高齢者や障がい者など要援護者の動向や推計について、できる限り情報提供し、民間事業者が新たな事業展開を推進できるよう努めることとしております。現在、具体的な事業展開はございませんが、今後、民間事業者や地域NPOなどから、高齢者向け住宅や在宅福祉サービスなどの、福祉分野への参入についての情報等がありましたら協力してまいりたいと考えております。次に、⑤でございます。計画の進捗管理につきましては、本年度地域福祉計画進捗管理委員会を2回開催しております。1回目は見守り活動の意義、目的、見守り活動の事例等についてをテーマに開催し、2回目は具体的にサロンを開催する方法について協議しました。また、市民の皆様への周知につきましては、まだまだ不足しておりますが、講演会も実施しておりますので、これらの報告書を作成しながら周知に努めてまいりたいと考えております。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
私から、3番目の歌志内市の災害警戒区域について、御答弁申し上げます。①と②につきましては、一括して御答弁申し上げたいと思います。このたびの災害警戒区域の追加指定箇所につきましては、既に歌志内市防災マップにも掲載されておりますが、文珠地区の土石流危険渓流箇所で、本間地先の沢の文珠左3の沢川、八大龍王地先の沢の教会の沢、川、山中宅地先の沢の山中の沢川、田中地先の沢の文珠左2の沢の計4カ所でございます。また、急傾斜地崩壊危険箇所は、八大龍王地先の斜面で教会の沢の1カ所、合計5カ所が土砂災害防止法に基づく警戒区域に指定されました。対策としましては、既に砂防ダムが設置されている箇所もありますが、北海道において、総合的に安全性を検証しながら、優先順位を決めて対策工事が行われるものと考えます。なお、既に指定されている区域のうち、老人ホームからデイサービスまでの後背地の斜面につきましては、北海道により継続的に対策工事が行われており、地域の安全性が高まっております。以上でございます。
再質問 4番 下山則義
それでは、順次再質問という形で質問させていただきたいと思います。─ 109 ─1番目の件名での質問でありますが、今、歌志内市、きのうの議員からの質問が出ておりましたが、人口がどんどん減っていると。ちまたでは本当に歌志内の中では4,000人を切るのはいつごろになるのだという話で、持ちきりな状態もあります。ですから、正直こういう新聞記事を見ますと、何とか以前の歌志内に近づけるような、あるいは少しでも人口の減らないような、そんな対策を講じていかなければならないという思いで、こういう記事にはすぐ飛びついてしまうところもあるのですが、ズリ山の件に関しては、新たな新しい選択方法で、石炭とズリとを分けているというようなことも少し聞いております。そんな関係で、今求められている調整材としての利用は、できないという内容の答弁でありますが、所有している空知炭礦のほうからは路盤材として、それをどんどん販売に結びつけているのですというふうな話も聞くのですが、これに関しては仕方がないのかなという思いであります。また、次の夕張と三笠市において行われている地下ガス化、これも水没しているので、なかなかというようなところなのですが、たしか三笠のほうでは、まだ掘られていない場所に穴をあけて、これは浅い部分のたしか調査だったと思うのですが、そこを燃やして、そのガスを取り込むという、そんな内容のものですが、歌志内的にはなかなか難しいものがあるのかなという、残念な思いでいるわけであります。これはやむを得ないものなのかなと思います。次に、2番目を飛びまして、3番目のほうの質問の再質問をさせていただきたいと思います。これ私危険区域ということで、どこの場所なのかということを聞こうと思ったのは、新聞のほうでこの報道がなされて、歌志内市民に対しては、何か報告といいますか、その内容についての説明がなかったように思うのですが、それにつきましての答弁をお願いいたしたいと思います。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
今回の指定された部分でございますが、先ほど、御答弁させていただいた歌志内市防災マップ、ここの部分でエリアを図示しているところでございますが、それぞれいろいろな渓流、歌志内には小さな沢がたくさんあります。その中で、防災マップには掲載されておりますが、個々に北海道のほうで調査を入れまして、そこを指定することによって、今後のいろいろな対策工事が行われるということで、あえて、この部分が指定されますよとか、先に指定されましたということは、うちのほうでは、個々に地先さんとは当たっておりますが、市民の皆さん全体に、ここがこうなりますよということは、特段事前に提示はしておりません。以上でございます。
再質問 4番 下山則義
先ほどの答弁の中にもありましたが、そういう危険ですよという区域をつくるに当たっては、恐らく人的だとか、物的な被害がありますよというところが主なるもので、今のマップのようなところでどんどん指定されていくのだと思います。そういったものが、全く関係のない山の中ですと、その区域には入っていかないのだと思うのですよね。そんな関係からも、やっぱり被害の可能性があるというのであれば、その防災マップもそうなのですが、そういったところが指定されましたというときに、地先さんのほうには知らせてあるということを今伺いましたが、ある程度のことは、情報として流していかなければならないのかなという思いでもいるのですが、そういったことは、これからも道のほうで指定されたものについても、歌志内市では取り組まないというか、あえてそれを行っていかないということで聞いてよろしいのでしょうか。─ 110 ─
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
今回指定した部分につきましては、既に複数の砂防ダム等が入って、安全は確保されておりますが、基準が、例えば斜面であれば30度以上、例えば急傾斜地の施設が入っていても、そこは危ない箇所だというふうに指定されるところでございます。このたびの指定の箇所も、ほとんどが砂防ダム、多いところで8基が山に入っております。ですけれども、集中豪雨でも来て何かあった場合に、水があふれた場合には危険ですよということで、なっております。今回の指定につきましては、先ほども言いましたが、地先さんには言っているということも含めて、場所によっては町内会の会合の中に出向いて説明したりと。また、それぞれ地先さんを1軒ずつ回って、そこのエリアの同意といいますか説明を加えたりしながら、指定をしております。これを全市的に、最初に指定する前に、ここの一部の沢を皆さん指定しますよということは、なかなかできないのかなと。それぞれの小さい、ほとんど皆さんそこに住んでいる沢というのは通常の排水でも間に合うような場所も実はございます。ですから、そこにかかわる方にとりあえず説明をして、同意をいただいて、この作業をやるということで、歌志内的には、この歌志内の防災マップ、これは北海道さんでつくったものの同じエリアとなっておりますけれども、箇所数がもう何百にも及ぶものですから、そのたびに皆さんにお知らせして、箇所を指定するというのは、なかなか難しいのかなということで、今後も、丁寧にエリアとなる方に対して説明をしながら、指定に向けて北海道のほうに、そういう回答を申し上げていきたいというふうに思っております。
再質問 4番 下山則義
わかりました。人的災害ということになると大変なことになりますので、地先さん、あるいはその地域の町内会のほうに出向いていってということは、これからも続けていかなければならない、そして、そうしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、一つ飛ばしました、先ほどの歌志内市の福祉につきまして質問をさせていただきたいと思います。まず、地域の交流サロンということで質問いたしましたが、正直に申し上げまして、町内会ですとか、あと老人クラブ、さまざまな方々が町内会館を使って、あるいは個人の家を使っていろいろな活動をされている、それがこの福祉計画にある交流サロン、そういったものなのかなという思いでもございます。ただ、こういった交流サロンを実施していきますということをうたっているので、もっと全市的に、いろいろな地域で新たなものもどんどんでき上がっていく、そうすることによって、歌志内市の昔あった人間関係ですとか、あるいは子育てに関する悩みですとか、介護に関するとか、もうそうなると、本当に福祉計画に出てくる買い物ですとか、除雪ですとか、そういったものの活動にもつながってくるのかなと、大変重要なものなのではないかと考えます。こんなことからも、現在あって、やっているものについても、あるいはこれからでき上がってくるサロンという名前のものであっても、どんどん手を抜かずに、行政がさまざまな協力体制をもって行っていただきたいと思うところでありますが、そういった押さえでよろしいのでしょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
議員のおっしゃるとおりでございます。
再質問 4番 下山則義
それでは、次に、福祉に関する学習についてからの質問でありますが、辻駒さんという方をお招きして講演を公民館で行いましたと。新年度に向けて新たなものを、また検討してまいりたいということなのですが、いろいろな話を私も聞かせていただいたわけでございます。その中には、地域がいろいろなことを考えて、行政に対して要求するのではなくて提案していくべきなのだと、そんなようなことも記憶に残る言葉で講演をいただいたわけでありますが、こういった講演があって、講演をすることが目的になってしまうということがよくあるのですよね。例えば福祉計画をつくる。福祉計画をつくることが目的であって、でき上がったら、そこで安心してしまうという、そんな状況も正直言ってあるのではないかと思うのですが、この講演をしたことによって、さて、例えば地域の方々から、こういったことはどうなのでしょうか、あるいはその講演を聞いた行政の職員が、こういった考えもありますねと、そういったものに発展していく、つながっていく、そういったことはこのたびは起きなかったのかということを聞きたいのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
今のところは、具体的にそういうお話はございません。今後につきましては、講演会の内容等の報告書等をつくりまして、機会があれば広報等でも紹介しながらそういうような意識の周知といいますか、その辺もちょっと考えてまいりたいなというふうに考えております。
再質問 4番 下山則義
地域の方々に対して勉強会、1回目は床ずれ防止をテーマに介護教室を行いましたという話で、25名の参加がありましたという答弁をいただいたわけですが、正直言いまして、私、これ1回目出席できなかったのですが、大変好評だったのですよね。今まで介護している立場の方々が多かったというふうなことも聞いています。と同時に、今まで自分的にやってきたのだけれども、ほんの少しの知識があれば、今まで使っていた力が半分で済みますよという、そんな感じの介護の勉強会であった、専門に言うとボディメカニックスというのでしょうか、相手の介護されている方の力と、そして、体の仕組み、それを使って、力を入れなくてもその介護ができるような状況のことを教えていただいたという、そんな内容なものでございました。これは少しの技術を知ることによって、介護が一段と楽になり、楽しくなったような気がするという話もいただいているのですが、そのことについてはもっともっとやっていただきたいと、もっと専門的なこともお願いしたいという話も出ているのですが、これから恐らくこういったことに関しては、どんどん力を入れていただけると思うのですが、そういったことに関する介護技術に関する、そういったものの取り組み、今後のことについて何か計画のようなものがあるのであれば、答弁をいただきたいと思います。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
今年度につきましては、今のおっしゃったとおり発生のメカニズムですとか、介護の仕方についていろいろ行ってきたわけですけれども、次年度以降もそのような内容、または工夫した内容を盛り込みながら、開催していきたいなというふうに考えております。
再質問 4番 下山則義
歌志内市が、以前介護をされていた専門の方々が職員として入ってきているのも知っております。そういった方々に力をいただいて、市民に対して介護のあり方ですとか、ほんの少しの知識でもどんどん変わっていくということを話していますので、こんな─ 112 ─ことを続けていただければと思うわけであります。次の質問に移ります。次の質問は、歌志内市の福祉分野の事業拡大、このことについて質問しているわけでございますが、民間事業の新たな事業展開、そのことについて推進するというような答弁をいただいたわけであります。これを見ると、歌志内市では、高齢の方々、あるいは障がいの持っている方々に福祉を通して何か雇用の場が広がっていく、そんなようなことに思えるのですが、そういう押さえでよろしいのでしょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
高齢者にかかわる産業というのは、現在需要が伸びているというふうに言われておりますので、地域資源として、民間事業者の方々が福祉分野において新たな事業展開を模索するような、そういうようなお話がございましたら、私どもとしても情報提供をしながら、その新たな事業が推進できるよう努めてまいりたいというところでございます。
再質問 4番 下山則義
今課長がおっしゃられたように、福祉に関してさまざまなことが、国でもどんどんどんどん変わって動いているのも事実であります。障害者雇用促進法ですか、あるいは自立支援法、そういったもので今までは施設でということを、これは施設から方向転換して大きく舵を切って、もう介護は自宅で、居宅ですよというものに動いていっています。その関係で、脱施設というのがもう始まっているのですよね。それをもう御存じだと思いますけれども、新たな法律ができて、地域地域で小さなものをたくさんつくっていきましょうと、そういったものに方向転換しているのも事実です。正直言って、今、歌志内でもありますが、歌志内市は42%ぐらいの高齢率だと、そういった方々がこれからまださらにふえていく、そういった方々を、しっかりと歌志内市で暮らしていけるような体制づくりというものをしていかなければならないと思うのです。歌志内に住んでいて、どんどん今人口が減っていますが、そういった方々の一つの形に、もう歌志内では住めないので、子供のところにいきます、あるいは施設に入らなければならないので歌志内を去らなければなりません、そういう人がふえています。もしもそういった人たちを歌志内においておけるような状況をつければ、この四千七十何名ですか、それがいつ3,000名になるのですか、そういう話題もなくなってしまうと思うのですよね。そして、来年度は新たに市役所に数名の新しい職員が、その方々は違うところから来てもらえる、それも必要なのですが、今いる人たち、その人たちを歌志内から出なくてもいいような状況づくりというのが、この福祉に関するあり方でつくっていけるのではないかと私は思って、今回この質問をしております。そういった方々に対して、今、国で、大きく方向転換している居宅でサービスを受けながら、そして、施設に行かなくてもいい、子供さんのところに行かなくてもいい状況を、歌志内市はつくっていかなければならないと思うのですが、そういったことに関するお考えをお伺いいたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
全体的な人口の減少の歯どめという部分では、なかなか私のほうからは申し上げづらいのですが、福祉の分野におきましては、おっしゃったとおり、高齢者の方がどういう理由で市外に出ていくかというようなこともございますので、その辺について、そういうような新たな事業、または高齢者の方が住みやすい住宅とか、そういうものがどういうものなのかというところからすると、やはり大切な部分でないかなというふうには考えております。─ 113 ─
再質問 4番 下山則義
福祉計画をつくる際に、さまざまなアンケートを北星学園ですか、そういった学生さんたちが歌志内市に出向いて、アンケート調査から始まっている福祉計画であると思うのですが、その福祉計画のアンケートの中に、歌志内市に住み続けますかという、そんな質問があったことを記憶しているのですが、その統計を見ますと、歌志内市に住み続けるつもりです。あるいは住み続けたいのだけれども、転居せざるを得ない、これが80%の人間なのですよね。80%いたと。さらに、考えたことがない、9名おられまして、私はこの考えたことがないということは、歌志内から出たくはないのだと、出る必要はないのだという人たちが含まれている、そういう方々だと思うのですよ。それを見ると、全部で84%の方々が歌志内に住み続けたいというふうな思いだと、私は考えます。そして、これに対して、北星学園の岡田直人先生という方が、歌志内市の福祉について講演をしてもらいました。そのときに、歌志内市が100人の村だったらというものの中からの講演だったというふうに記憶しているのですが、歌志内が100人の村だったら84名は歌志内から出たくないないのですよ。それをしっかりと押さえれば、課長の立場で、人口のことはという答弁がありましたけれども、課長の立場で、今のこの福祉の計画に基づいて計画を実施すると、歌志内から人口は減ることが少なくなると思うのですよね。そういったことを認識して、この計画に基づいて進めていただきたい、あるいは国のその動向に応じた動きをとっていただきたいと思うのですよ。国では、居宅介護をしなさい、施設ではありませんよということを、今言っています。歌志内市で業者ができる声があるのであればという話でしたけれども、行政がもっと前面に出て、こういったことがあります、こういった地域に資源があります。例えば文珠会館、これまだまだ使えますよ、公な施設になりますと、正確なところはわかりませんけれども、公営住宅たくさんあります、市営住宅ですね。その利用というのも考えて行っていかなければならないと思うのですよ。例えば居宅での介護でいうと、歌志内市にそういった施設というものを利用して、今すごく言われている小規模多機能型介護、そういった事業、あるいは複合型サービス、そういった事業、定期巡回型随時対応訪問介護、そういった事業。また、夜間対応訪問型介護、夜中でもいつでも行けますよという、そういったものを国がやりなさいと言っているのですね。こういうものがあると、子供たちのところに、あるいは施設に行かなくても、歌志内市でまだまだ住める方がたくさんおられると思うのです。それについてのお考えを示していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
今おっしゃられたサービスにつきましては、介護保険の中のサービスかなというふうに思います。当市の介護保険につきましては、空知中部広域連合の中で行っている事業でありますので、なかなか単独で、それを当市だけがやるというのはちょっと難しいので、その辺は御理解いただきたいなと思います。ただ、やはり当市に住み続けたいという方々が、在宅でも長く当市で住んでいただけるような手だてというのは、いろいろな方面からしていかなければならないと思いますので、その辺については、今後も計画にもございますが、できることから進めていくというのが基本になってくるのかなというふうに考えております。
再質問 4番 下山則義
国が今、大規模な施設でなくて、こういった小さなサービスを数多く進めなさいと、それを地域密着型サービスとして行っていただきたいという方針に移った、そ─ 114 ─の一番の理由というのが、まず地域は地域で行ってくださいというのが一番あるのだと思います。と同時に、今私が話した地域密着型のサービスというのは、その指定する、あるいは監督する、これが市町村なのですよね。確かに今広域というふうな話もありましたけれども、歌志内市の今の現状を考えると、広域でということだけの言葉で、終わらせてはどうなのかなという思いが正直あります。もっともっと歌志内市からその広域の連合にも発信して、どんどんやっていかなければならないのではないかと思うのですよね。ましてや、市町村が指定できる、監督できるというところでありますから、歌志内市が先頭を切って、こういったものにどんどんやっていきませんかというような内容のことでも、話を進めていかなければならないと思うのですが、そういったことはいかがなのでしょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
やはり細かなサービス、例えば介護保険の事業以外という部分であれば可能かもしれませんが、どうしても、広域連合の中の範囲の中で、市町村といいましても、保険者が中部広域連合になってきますので、その中の一員としてやはり対応していかなければならないので、その辺については御理解いただきたいなというふうに思います。
再質問 4番 下山則義
なるほど、なかなか難しい問題がハードルがいろいろとあるのかなというふうなことで、今答弁を聞かせていただきました。ただ、歌志内から、例えば子供のところへといって札幌に出ていった方が、歌志内市にしばらくに帰ってきた。そのとき私、その話を聞いたのですが、歌志内はやっぱりいいと、やはり人間とのつながりがいいと、札幌ではすぐ近くに同じ年齢の方がいるのだけれども、子供から、そういったところに行って話をするのはやめてくれと、とめられているのだと、そんなような話を聞くのですよね。余りにも歌志内で頑張ってくれた方々が、今そういった老後といいますか、生活を送っているというのは、何か辛い思いをしながら聞いたというのもありますし、もう少し行政が主体となって、進めていけるものがあるのではないかなというふうな思いで質問をさせていただいております。それに対してなのですが、この計画の中に、これは基本目標の6の(4)、先ほどは(5)の質問だったわけですが、(4)で社会状況を見きわめながら、民間業者等を含めて、各施設設備を検討してまいります。あとは在宅生活を支援するために、介護予防サービスや在宅サービスを充実してまいります、これからも行っていく内容のことだと思います。また、さらに基本目標の(3)の中に、社会資源の活用、社会資源の把握や発掘を、そしてサービスの提供の基盤を整備します、地域に応じたサービスを充実していきますと、こういったものもうたわれているのですが、これに関しては、私はどうしても業者の方々が来たら、どんどんそれに対する説明ですとかしていくのです、というふうな内容の答弁が返ってくるのかと思うのですが、もう少しこういったものも含めて、行政がもっと前向きに一歩前進するような、そんな対策を講じていただければ、先ほどのような歌志内を出ていって、帰ってきて、情けない話を聞かなくても済むのかなという思いにつながります。そして、4,000人割るのはいつなのだという話も、少しは衰えてくるのかなと思うのですが、お考えをお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
いろいろと御指摘をいただいたところでございますが、人口4,000人、これをガードするというのは、並大抵のことではないと思います。ただ、そうは言いながら、指をくわえて見てるわけにもいかないということで、今御指摘のありました介護保険制─ 115 ─度の内容、それから定住、移住、いわゆる人口増、流出を防ぐという政策について、これは両方うまく絡ませて進めるのが一番いいことだと思うのですけれども、介護保険制度というものが、また別な形で存在するということも、またこれ現実の問題だと思います。そういう中で、今介護保険制度は随分揺れているようでございまして、この後、その内容によって我々行政のほうも、それに対する対応、体制を整えていかなければならないと思っています。また、それとは別に、今御指摘のありました、まず今歌志内にお住まいの方が、これからも長く住んでいきたいと、あるいは外にお住まいの方が歌志内に戻りたいと、あるいは若い方が歌志内に住むためには、やはりハードとソフト両面を考えていかなければならないと思いますが、その最たるものが、やはり住宅の対策でないかと、そのように考えております。在宅の介護ということになりましても、その内容によりましては、住宅の内容も変わってくるのではないかと。かつ高い家賃をいただくということであれば、その生活に不安が生じてくるということもございますので、総合的な考え方のもとに、介護保険、あるいは高齢者対策ですね、それから住宅対策、通常の生活に対する対策、その辺を議論しながら進めていきたいと思っております。住宅につきましては、今後の歌志内がどうあるべきか、どういう住宅政策を進めるべきかというのは、まさに今庁内で議論しておりまして、これから来年以降の市の方向性として、いずれ皆さんに御説明、あるいは御理解をいただくよう、我々も提案していかなければならないと思っております。
再質問 4番 下山則義
以前に、福祉のまちづくりの講演会で、辻駒健二さんという方が、地域の課題は行政に要求することではなくて、これから地域は議論して行政提案することですというふうな内容で、講演をいただいたということを覚えているのですが、今、市長からも、そして課長からも、指摘という言葉があったというので、これはあくまでも私議員個人としての提案というふうに受け取っていただきたいと思います。指摘ではありません。提案ということで受け取っていただいて、それができるものであれば、そのようにつなげていっていただきたいと、そんな思いで質問をさせていただいているわけであります。また、新たに、この次には市政執行方針というもが提示されて、歌志内市のこれからの福祉のあり方、そして、行政の福祉に対する考え方、それが示されるのかなというふうなことで、新たに確認したいと思います。ただ、今、市長からいただきましたお答えを、これからも私の胸に刻みながら、福祉に関しても、また行政のさまざまなことに関して、質問をさせていただきたいということをお話しさせていただきまして、本日の私からの一般質問を終了いたします。以上でございます。