蘭越町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日
土砂災害警戒区域の対応策について
2024年12月12日、蘭越町議会の一般質問で、淀谷融議員が「土砂災害警戒区域の対応策について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 淀谷融 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 淀谷融
3番淀谷です。私のほうから2点について、質問させていただきたいと思います。では、最初に1点目なんですが、土砂災害警戒区域の対応策についてということで、近年、気候変動や異常気象の影響により全国各地で大雨や集中豪雨が発生しています。また、同一地域に長い時間、強い雨をもたらす線状降水帯が発生し、各地で土砂災害が頻発しております。本町でこの線状降水帯が絶対に発生しないとは予測はできませんし、線状降水帯による災害をもたらすかもしれません。そこで本町における土砂災害警戒区域が指定されている箇所は何か所くらいあるのでしょうか。また、その区域に人家は何か所くらい含まれているのか、さらに公共施設が含まれている箇所は何か所くらいなのか。この警戒区域の土砂災害から町民の生命と財産を守るため土砂災害防止施設の整備が必要と考えておりますが、その対策について伺いしたいと思います。
答弁 町長 金秀行
淀谷議員の土砂災害警戒区域の対応策についての御質問にお答えします。平成13年4月に施行された土砂災害防止法においては、土砂災害警戒区域、通称イエローゾ-ンと、土砂災害特別警戒区域、通称レッドゾーンが指定され、イエローゾーンでは、当該区域における警戒避難体制の整備を図ることを行政に義務付けし、レッドゾーンについては、イエローゾーン同様の警戒避難体制の整備に加え、都市計画法に基づく特定開発行為に係る許可及び建築基準法に基づく建築確認の際の建物構造上における土砂災害対策の施工確認など、制限事項が定められております。さて、議員の本町における土砂災害警戒区域に関する御質問でございますが、本町におきましては、平成27年11月以降、これまで4回にわたって北海道から土砂災害警戒区域の指定を受けております。現在は土石流のイエローゾーン19か所、うちレッドゾーン10か所、急傾斜地の崩壊がイエローゾーン16か所、うちレッドゾーン16か所となっており、これらの情報に関しましては、洪水想定浸水深と併せ、本年1月に発行した蘭越町防災ハザードマップのほか、町のホームページにおいても蘭越町防災マップWeb版を掲載して、住民への周知と注意喚起を図っているところです。また、警戒区域内にある人家は、土石流のイエローゾーン99戸、レッドゾーン1戸、急傾斜地はイエローゾーン60戸、レッドゾーン17戸が所在すると見込んでおり、また、公共施設に関しましては、土石流のイエローゾーンに2か所、急傾斜地のレッドゾーンに3か所、所在していることを確認しているところでございます。なお、土砂災害のレッドゾーンに立地する社会福祉施設、学校、医療機関などの要配慮者利用施設については、所有者または管理者に避難確認計画の策定と避難訓練の実施が義務付けられているところでございます。土砂災害対策の取組としての施設の整備についてですが、土石流に関しましては、一度発生すると力が大きく制御が困難な事象であることや、危険な箇所が多数あることから、全国的に都道府県や国が主体となって、砂防堰堤など施設の対策が進められております。また、急傾斜地に関しましては、本来、土地所有者や斜面の所有者、建物所有者が自ら、斜面崩壊が生じないよう、土地の保全を行う義務を有しているところでありますが、対策を講じることが困難または不適当の場合のみ、レッドゾーンの指定に加え、都道府県から急傾斜地崩壊危険区域の指定を受けることで、都道府県が土地所有者等に代わり急傾斜崩壊防止施設等の対策を実施することができるとなっております。斜面の傾斜度30度以上や斜面の高さ5m以上のほか、危害のおそれのある人家5戸以上または要配慮者利用施設が存することなどが、指定要件となっており、現在、本町に指定区域はございません。近年、町内においては株式会社スワムの上にある大田の沢川砂防指定地において、令和2年度から4年度にかけて砂防ダムが整備されたほか、港町においても荒谷建設前にある急傾斜地のブロック吹付けが崩落したことに伴い、菱形金網の設置が本年度からの2か年、北海道により行われているところでございます。いずれにいたしましても、災害から住民の生命、身体、財産を守ることは、町の重要な責務でありますので、土砂災害防止対策に関しましても、施設整備をはじめとする対応策について、事あるごとに関係機関に要請等を行ってまいりたいと考えているところです。なお、万が一、土砂災害の危険が本町に差し迫る事態が発生した場合には、北海道と気象台が共同で発表する土砂災害警戒情報、さらには危険度分布が地図上で把握できる土砂キキクルなどを活用しながら、早期の自主避難の勧告や避難指示の発令を行い、命を守る行動を住民に促してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上です。
答弁 町長 金秀行
淀谷議員の御質問にお答えします。まず、土砂災害警戒区域の対応ということで、議員御承知のとおり、今年1月に全戸にこのハザードマップっていう、この冊子はお配りしました。その中で、それぞれの区域で急傾斜地、さらには土石流のおそれがある区域っていうのはエリアで示しているところです。ただ、今、議員おっしゃったとおり、本当にそれが自分のとこに入ってるのかどうかっていうのはですね、なかなかそこまで町のほうで、あなたのとこはレッドゾーンですよ、イエローゾーンですよっていう、そこまでですね、それは北海道が指定してる部分があるものですから、そこまで詳しく周知をしてるっていう状況ではないわけです。ただ、議員がおっしゃったとおり、このエリアがこういうふうに危ないよと、そして日頃からそういう自分のところは何かあったときに避難しなければならないっていう、その周知をきちっと行政側のほうからもっとわかりやすくすべきだということは、それは非常に私も理解するところでございます。議員がおっしゃった、今、もう少しホームページで工夫ができないかっていうのも、これ一つだと思いますし、高齢者の方にとっては、なかなかホームページ見るという、そういうのもやっぱり困難な状況もあるので、先ほど答弁もしました、来年の4月から運用するいろんなテレビを活用とした災害情報とかですね、そんなようなところにここまで載せるかどうか、これもまたちょっと協議をしてみないとわかりませんが、いずれにしても、そのエリアをもう少しわかりやすく、住民に自覚をさせるというかですね、そういう方法は取っていかなければならないというのを、今、議員からの質問もあってですね、災害対応という部分の中では必要であるというふうに認識しておりますので、そのへんは十分内部で検討してまいりたいというふうに考えております。以上です。
議員の質問 3番 淀谷融
ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思います。それで、もう一点なんですけども、公共施設の中で、そこの区域になっているということで、自分ちょっと気になっているところが、蘭越小学校がその区域の中にあるというか、上にあるんですけども、そしたら何て言うのかな、尻別川のほうの斜面側の樹木が伐採されていたっていうことが気づきまして、よく樹木があれば根が張ってその部分の地盤を、何と言うか、固定してて、災害等に土砂崩れや流出を防ぐ役割を果たすということをよく聞いていたんですけども、それで、樹木を伐採したことによってですね、滑りのストッパーとなってた樹木が少なくなって、土砂崩れの発生がしやすくなったんじゃないかなというふうに懸念しているところであります。先ほど言ったように、その部分がどうなのか、国なのかとか、所有者の部分があるのかなと思うんですけども、やはり、学校ということであって、万が一、それが発生して豪雨であればある程度時間あるんですけども、地震なんか等でやれば、防ぐ、何て言うのかな、状態がないということで、万が一、そういうものが破損して流出したら、学校がとても損害、何て言うのか、被害を被るということが懸念されるんですけども、そのへんについて、やはり見て、あそこのところは早急に対策を練ることが必要ではないかと思うんですけれども、町長の見解をお伺いします。
答弁 町長 金秀行
淀谷議員の御質問にお答えします。今、議員から御指摘あったとおりですね、公共施設の急傾斜地のレッドゾーンの中に蘭越小学校というのがエリアの中にはございます。そのことは学校も認識をしているということで、学校については年に1回、今年も9月18日ですが、避難訓練という、それを実施しておりまして、全校生徒が町民センターへ避難を行うという、そういう訓練は実施しているわけです。そういう訓練も行いながら、今、議員がおっしゃった、その対策ですよね、あそこが急傾斜地として、あの河川敷のエリアっていうか、そういうふうには入るんですが、先ほど答弁させていただいたですね、いろんな要件もあるんですが、急傾斜地の崩落危険区域っていうのがあってですね、そこに指定をされる、そこには今、いろんな要援護者が必要だとか、角度とか、いろんな部分もあるんですがね、今、議員がおっしゃった、その学校っていうそういう部分からいくと、その対策を学校がですね、何かあったときに困るっていうことも含めて、ここに指定ができないかっていうのをですね、実は私どもも検討したいなと思ってるんですよね。これになると、北海道のほうで、ただ河川敷で、あそこは国のエリアっていうか、そういう部分もあるんですが、道がきちっと指定に入ると、道が対策を講じるっていうことになってますので、そのへんのところはですね、私どもも内部で、今、木は切ったけど、根が生えてて、そのへんのところは、今のところは、実は開発の分庁舎も入ってるんですよね。開発のほうもそのへんのところは十分現況とか見てるっていう部分がありますけども、私どもとしては、今、議員がおっしゃった、私も答弁させていただいた急傾斜地の崩落危険区域に、このエリアをですね、指定することができないかっていうことを、是非、要請をしてまいりたいなと、それによって対策を何かしらですね、北海道が中心となって対策をとることができれば、より安全、そういうものも保たれるんではないかなというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 3番 淀谷融
はい。よろしくお願いしたいと思いますが、道のほうに指定とか、その部分を早めにしていただいてですね、万が一の場合があったときに、校舎が破損した場合については経済的にかなりの財産的費用がかかるということになりますので、それを防ぐためにも、なるべく早めにですね、指定して、あそこを対策を練っていただければなというふうに思っております。それで、さっきも申し上げたんですけども、森林が山崩れや土砂流出を防ぐという役割を果たしているということなんですけれども、それで感じたんですけれども、先ほど言った人家の何か、その区域内、条件があるのかもしれないんですけども、区域のそういう指定された裏山というかね、そのへん大変傾斜にあって、森林になってると思うんです。その森林であっても、森林、何て言うのかな、下刈りとか間伐をしてない、手入れをいってない部分はかなりその土とか薄くなって痩せて、何か滑りやすくなるというふうに聞いておりますので、それで、そういう部分のところの条件もあるんですけども、そこに手入れをする整備対策っていうかね、そういうことをしても、下刈りとか間伐とか、そういう何と言うか、対策もしてできないものかなと思ってて、それで、その財源としてですね、森林環境譲与税が交付されているので、それを使ってそういうような整備ができないか、そういうことも検討してはどうかなと思うんですが、町長、どうでしょうか。
答弁 町長 金秀行
御質問にお答えします。今、議員おっしゃったとおりですね、森林整備を行う有効な財源とし森林環境譲与税が創設されておりますし、本町においてもかなりの金額が来て、森林組合を中心として、民有林の整備をしているところです。今、議員がおっしゃった、その急傾斜地、そこの部分のイエローゾーン、レッドゾーンの民有林なのか、道有林なのか、いろんなその条件もあると思いますので、そのへんのところは、民有林といっても、すぐに避難をしなければならないという条件ではない、どちらかというとレッドゾーンにあるほうがですね、非常にこれから危険があるという部分もあるので、今いただいた意見については、ちょっと十分、内部でもちょっと検討させていただいて、民有林があるんであれば、民有林を、今、いろんな部分の中で整備している森林組合、そういうとこにもですね、こういう意見が出て、要請があって、できればそういう譲与税を活用して、不在村も含めてその人方に理解をいただけるような整備ができないかとかですね、そのへんは少し連動しながら検討してまいりたいなというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 3番 淀谷融
それでは次の御質問したいと思います。貝の館、大気・海洋交流センターの今後の運営活動についてお伺いしたいと思います。10月29日に開催されました議会全員協議会におきまして、今後の貝の館の運営について、博物館施設としての機能を継続しつつ、これまで取り組んできた町の自然や環境問題についての情報発信、学習の場の拠点となる施設を目指す、そのために今後のロードマップ作成や企画運営方策から企画運営業務までを民間企業に外注を考えているという御説明でございました。そこで、まちづくりを進めるためには職員を中心に知恵を出し合ったり、町民からの意見聴衆などをしながら、自前で今後の企画運営活動について描くことも大切ではないかと考えますが、この度、民間企業へ外注される、どうして外注されるのかお聞きしたいと思います。また、館内に設置された大気・海洋交流センターについては触れておりませんでしたが、貝の館は展示施設としての機能を継続する、大気・海洋交流センターは環境問題についての情報発信、学習の場の拠点となる施設として機能させていくと理解してよろしいのでしょうか。しかし、この度、学芸員が退職されたことによって、資料収集や調査・研究、論文発表等のエビデンスに基づく情報発信は難しく、これまでと同様な活動はできないと考えますが、今後の運営活動の基本姿勢等についてお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 金秀行
淀谷議員の貝の館、大気・海洋交流センターの今後の運営活動についての御質問にお答えをします。蘭越町貝の館については、海と新たな関りを進め、海を活かした地域振興を目的としたシーサイドパークみなと構想の一つとして、平成3年に開館をし、およそ1,500種類5,000点の貝類標本と生態について展示をしてまいりました。その後、平成23年に職員として学芸員を採用し、アンモナイト発掘体験や小学校への出前授業などの教育普及活動や企画展示、海の学びプログラムの提供等の取組と併せ、調査・研究を進め、平成28年にはその成果としておよそ100年ぶりとなる新種のクリオネを発見しております。また、学芸員は、調査・研究の過程において、地球温暖化がもたらす海洋酸性化の問題を深く憂慮し、その対応策等の調査・研究も行っておりましたが、併せて一般に向けた情報発信の重要性について説明をしながら、町といたしましても、令和4年度に、調査・研究、論文発表などに加え、情報発信、学習の場の拠点として、貝の館内に大気・海洋交流センターを設置したところでございますが、昨年度末に学芸員が退職し、本年度は事業が実施できないまま、現在に至っている状況にございます。はじめに、御質問が前後しているところでございますが、議員の貝の館は展示施設としての機能を継続し、大気・海洋交流センターは環境問題についての情報発信、学習の場の拠点となる施設として機能させていくと理解してよろしいかの御質問についてでございます。10月29日に開催された議員全員協議会におきまして、今後の貝の館の運営について、担当職員から説明申し上げたところでございますが、今後のロードマップ作成や企画運営方策及び企画運営業務に係る民間企業への外注については、すべて大気・海洋交流センターの運営に関することでございまして、当日の説明は、この内容が欠落しておりましたので、この場をお借りして補足させていただきたいと思います。その上で、貝の館に関しましては、議員御指摘のとおり、貝類の標本等の常設展示施設として、これまでと同様、観光施設及び教育、学習の場として、管理人を配置して、今後も運営してまいりたいと考えているところでございます。また、大気・海洋交流センターについては、学芸員の退職に伴い、資料収集や調査・研究、論文発表等のエビデンスに基づく情報発信は、難しいと考えているところでございます。本来、職員を中心に知恵を出し合い、今後の企画運営を描くことが大切ではございますが、地球温暖化や気候変動対応、環境問題等に関しては、高い知識や専門性が求められるため、専門職員のいない現行の体制では、企画立案及び業務運営等の実施は難しいと考えているところです。そのようなことから、議員の1点目のなぜ、この度民間企業へ外注されるのかの御質問へのお答えにもなりますが、昨年度、本町のカーボンニュートラル達成に向けて、包括連携協定を締結しております民間企業の支援と協力を得ながら、大気・海洋交流センターの中期のロードマップの作成ですとか、来年度以降の企画・運営業務をお手伝いをし、併せて担当職員のスキルの向上も図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。地球温暖化や気候変動は、すべての人が様々な悪影響を及ぼす重要な問題と認識している一方で、どこか他人事のように感じている人も多いのが現状としてありますので、当事者意識をもって課題と向き合うことができるよう、町内外に向けて、今後も大気・海洋交流センターの業務内容にあるSDGs取組状況や、情報発信、各機関との施設を活用した取組や学習の場を、今までのようにはいきませんが、できる範囲内の中で提供してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いします。以上です。
議員の質問 3番 淀谷融
今、町長のほうから御説明がございましたように、自分なりにちょっと学芸員が、先ほど町長答弁ありましたが、平成23年4月からっていうことで配置されて、いろいろと配置されたときには、蘭越町沿海に生きる貝類の調査や、先ほど町長も言われたアンモナイト、いろいろと小学生の授業とか、それとか課外授業による貝の館の見学会とか、いろいろとされてきております。また、さらには子どもたちにわかりやすく工夫された貝類の抄本、これらも発行されてきているというふうに思っております。そして、先ほど言われました平成28年にクリオネかな、クリオネ、これを題材として海洋温暖化、海洋酸性化という、これを研究テーマとしていろいろと研究されて、貝の館にそれを展示して、そのときに研究されたときに、新たなクリオネを発見したということでありまして、そのクリオネを貝の館に展示することに、全国的にも貝の館というのは注目を集めてきたのかなというふうに思っております。また、先ほど、それで令和4年6月ですか、3Dシアターの部分を改装して、そこに大気海洋交流センターを建設された、設置されたということで、その設置されてからの活動ということでちょっと調べてみたら、港町のクリーン作戦とか、海洋プラスチックゴミに関する企画展の開催とか、その海洋プラスチックゴミの分析、この部分については機械かな、機械を購入してその中で分析をしたっていうことだと思います。それと、あとはサステナビリティウィークということで、持続な社会に向けてということで年4回の開催されているということがわかりました。その部分で、彼なりにとか、学芸員として活動してきたことは、よく理解しております。また、前にも質問したことがありました、前に東北地方へ出張されて、東北地域の海洋温度の上昇による海洋植物の影響についてモニタリングの調査も実施してきております。そして、港周辺の海域の海流の変化についてということで、海洋短波レーダーも設置されて、そこに海洋観測基地局を設置されてきております。それで、先ほど言った大気・海洋交流センターということで彼が学芸員として、これまで調査研究されてきた研究成果とか、学会発表とか、学術誌への投稿など、多くの、これまで大きな功績を残してきたかなというふうに思っております。それで、令和5年第1回定例会において、この設置に向けて質問させていただいたわけでありますが、そのときの答弁として、さっき、町長答弁したんですけど、貝の展示だけではなくてということで、環境問題も踏まえて地球温暖化問題についての調査研究、論文、先ほども質問の中で言ったんですけども、これらを行って、そのエビデンス、実証ですね、に基づく情報発信をするために大気海洋交流センターを貝の館に設置するんだという御答弁でございました。また、町の取組としては、今後の貝の館、また一体的に運用を行う大気交流センターの活動の成果を踏まえて、2030年度までに気候変動と生物多様性についての評価を実施して、気候変動のメカニズムとその影響に関する科学的な情報について発信していきたいという御答弁でございました。それで、今回、3月末で学芸員が退職されたということで、これまでの、さっきの答弁もありましたが、同様な運営活動ができなくなってきた状況は、確かにあると思います。それでも、それで、先ほど言ったように、貝の館は社会教育施設、自分は社会教育施設とか観光施設と関連して、そういうふうにして、これから展開していけばいいのかなと思うんですけども、やはり、ただ、この大気・海洋センター本当の専門的な知識、なんて言うのかな、学芸員がいなくなったときに、今までこの今言った答弁された部分の内容の中で、なかなかできない、本当に困難だと思うんですよね。だから、自分としては、それを持続する、何て言うか、大気・海洋交流センターと持続していくことがいいのかなという、また、同じ前の説明も同じなんですが、先ほど町長が言ったSDGsとか、そこの中で各機関との連携とか協定結んだ中でっていうことでありましたが、やはりそれには、やはり本当に専門的な知識のある方でなければなかなかできていかないんじゃないかなと自分では思っているわけであります。そういうことがあって、やはり、それで、先ほど質問の中で自分たちの知恵を出して、業者じゃなくて、先ほど町長の答弁の中では、業者にそれらのこれからの運営方針について委託するっていうことの御答弁でしたが、先ほどもありましたように、自分たちっていうことで、先ほどの何と言うか、高校生の模擬のときにも言われた、自分たちの町は自分たちでつくろうということでありまして、そういうこともありまして、やはりその部分、民間というか、自分たちの将来に向けてこういう施設については、やはり自分たちで考えて、こういうものとか、そういうふうに考えていくのも、いかが、いいんじゃないかなというふうに思って、ただ業者に任せてってことじゃなく、正直言って、これから業者に任して、これから次の予算計上されてると思うんですけども、そしてその町長の答弁で、これは貝の館じゃなくて大気交流センターの部分についてのということで、委託する今後の運営方針っていう、僕はとても今まで彼がやってきた内容を、これは民間で専門的な知識がなければできないと、ただ委託してって言ったって、展示とかうんぬんだけじゃなくて、やはりそこは難しいんじゃないのかなと本当に思っております。だから、そこの部分、業者に短時間で説明をする、委託をして、どのような企画提案をされていくのかわからないんですけども、できることであれば、その部分、委託しちゃう、これからの考え、方策でありますので、その部分でどのような、正直言って、自分としては、やはり交流センターというか、大気交流センターは難しいという、非常に難しい、委託しても難しいという考えを持っておりまして、その業者からどのような企画提案をされて来るかわかりませんけれども、それがまた出てきたら、また議会としても、検討、協議させていただきたいと思うんですけれども、その部分で町長に御答弁いただければなと思うんですけれども。
答弁 町長 金秀行
淀谷議員の御質問にお答えします。議員おっしゃっている中で、これまでの定例会において議員からの質問もいただいて、私は大気・海洋交流センター、それは学芸員がいる中で、今後こういういろんな情報を発信してきたり、海の地球温暖化に関するいろんな論文、そういうものも彼が熱心にやってましたので、そこを日本のいろんな学生も含めながら、研究所を含めながら連携することによって、貝の館の大気・海洋交流センターの中から発信していく、それが貝の館そのもの自体をですね、いろんな部分で広めていけるという、そういう御答弁もさせていただきました。また、併せて、先般の総務常任委員会の所管事務調査の報告の中で、貝の館の今後について、観光施設として運営するとともに、一自治体が無理をせずに主体的に取り組む環境問題はどうあるべきか、組織・機構の見直しも含め、慎重に検討していきたいとの報告を受けたところでございます。そのような部分を受けてですね、私どもとしては、今現在、学芸員が退職していて、これまでと同じような大気交流センターが行ってきた活動っていうのは、それはできないっていうふうに認識しております。ですから、一つの例をとれば、海洋の短波レーダーとか、そういうものについてはもうできないです。それで、その部分についてはね、お返ししたいとか、前にも説明したと思いますが、そういうできないものに関しては、学芸員がいないし、そこを委託してやろうとしても、それは町の職員が理解できない限り、それはできないので、私はできない部分は、やる必要はないっていうふうな考えを持ってます。ただし、これまで学芸員が貝の館の大気海洋センターで行ったですね、やっぱりプラスチックゴミとか環境問題とか、そういうような資料はまだ貝の館の中にある、大気海洋センターがあるんです。そこを訪れてくる方々とかっていうのもいるんですよね。そのためにですね、私は民間の、すぐに職員にやれって言っても、なかなか、その部分をどうこれから説明をしながら、どう町民とか子どもたちにこれからの大切さっていうのを伝えていくとか、そういうようなことっていうのは、やっぱり専門家の力を借りていかないと、私はなかなかできていかないんではないかなっていうふうには思ってます。ですから、前、議員がおっしゃった、同じ組織機構の中で気候変動対策があるから、そっちのほうでね、合わせて一緒にやったほうがいいんじゃないかっていう部分もあったんですが、その貝の館の気候変動対策の係の所管は、貝の館も所管しているわけです。そこの中に大気・海洋交流センターというものを設けて、そして地球温暖化に伴う海水温の上昇についていろんな蘭越の子どもたち含めて、子どもたちの学習の場、さらには学生が来て、こういう貝の館の施設を利用してですね、少しでもうちの貝の館を活用できる部分と、今、職員を含めながら民間の力を借りてできること、そこをですね、私はやっていきたいなというふうに思ってるんです。今、急にそれをやめてしまうってことは、職員が大気・海洋交流センターにあるいろんなものをですね、どう活用していくかっていうのはなかなか職員の力だけでは難しい部分があるので、そこを実は民間の力を借りてお手伝いをしていただきながら、職員にも、そこの中で勉強してスキルを上げてですね、取り組んでいける、そういうできるところを是非やっていきたいなっていうふうに考えておりますので、議員がおっしゃった、これまでと同じようなことを民間に委託をして、その民間でやってもらうというふうには考えておりません。ですから、民間にも今、学芸員がいないわけですから、そのうちの部分の中でできる方法です。学習会とか、いろんなそういうのもやっていかなきゃいけたらいいなというふうに思ってますし、そういうようなお手伝いを今、委託を含めた部分の中で発注をさせていただいて計画を作って、そして令和7年度の事業に反映していければというふうに考えておりますので御理解を願いたいと思います。
議員の質問 3番 淀谷融
職員では難しい部分があると、それで民間のお手伝いをしたいということで、それで継続できるものから継続していきたいという御答弁でしたけれども、その部分に貝の館に学習とか、来客が、来庁者が来た場合に、そこで、今言ったセンターとしての情報発信とかいろんな部分があるとすれば、そこに専門職っていうか、そういう人がいなければ、そういう発信できないと思うんです。だから、そうすると今の民間からそういう人を、わかりません、まだ、今の中で、そういう人がやはりいなければ、当然できない部分か、ないのかなと思うんですよね。職員でもずっといるわけじゃないので、何と言うか、職員をそこに配置するわけじゃないと思うんですけれども、今のところその民間の人をそこに配置されるのか、そのへんで変わってくるのかなというふうに思うんです。そして、どうしてもその、そういう環境の問題というのは、本当に大事だと、これからもすごくあるんですけども、どうしてもそこにセンターでなければできないのかなと思って、質問とってもこししちゃってるんですけども、やはりそうじゃなくて、また役場の本庁にあって、その係とかあって、職員を増築する職員のね、そういう増員とか考えながら、こちらのほうからも発信ができていくんじゃないかなと、そこでなくてもね、こちらのほうから発信していくことができるんじゃないのかなと思うんですけれども、再度お願いしたいんですけども。
答弁 町長 金秀行
再質問にお答えします。議員おっしゃってる部分については、私も理解するところはあるんです。ただ、職員を、専門職を配置しないとできないっていう部分ではなく、いろんな学習会とか、要するに、あそこの大気・海洋交流センターにある、いろんなプラスチックゴミとかいろんな資料あるんですよね。そこを常時、職員を置いて、そういうふうに説明をしていく、そういうような体制は、これは無理だというふうに私は思っているんです。ですから、あの今、学習会をやったりとか、子どもたちが、いつ、こういう部分で来たときに、少しはそういう専門的なそういう研修会とか、そういうことができないのかとか、そういうときにある専門の方々を派遣をしてもらったりとか、ですから、常時常設するっていう部分じゃなく、今の中では、そのできる部分をまずやっていきたいなっていう部分なんです。その中の状況を見ながらですよ、見ながら、それがもっともっと情報発信をすべきだっていうふうになれば、また学芸員を設置したほうがいいのか、それともやっぱり今のそこまでしなくても、貝の館という部分と大気・海洋センターがいろんな部分の中で、来た方々が喜んでもらうとか、学習ができるとか、そのくらいの程度でよければ、そういうふうに進めていく、そこを今は民間の力を借りながら、何とかできるところをやっていきたいんだっていう部分で理解をしてほしいんです。その状況を見て、今後、次の段階どういうふうにしていくかっていうことについては、また議会と、そのときのいろんな貝の、大気・海洋交流センターの活用方法、そういうものも見ていただきながら議会からの意見を聞いて判断をしてまいりたいというふうに考えております。
議員の質問 3番 淀谷融
わかりました。どちらにしても、今回、補正で提案されている大気、そこの民間の委託ということがありまして、その部分の企画がどのように提案されてくるかということを見ながらですね、今後の部分について、また協議してと思いますので、よろしくお願いいたします。終わります
答弁 町長 金秀行
今回、補正予算で提案をさせていただきたいというふうに考えております。その中で、今後の大気・海洋センターのこういう事業とか、そういうものも含めた内容をですね、中、短期、中期的なそういう取組というものも提案をしていただきたいなというふうには考えております。その中で、町でやっていけれるもの、やっぱりどんどんどんどん専門性になってくると、やっぱり難しい部分がありますから、そこは町の中でいろいろ判断したい、議会にも相談して、そこまでやる必要がない、そういう部分であればね、今後の大気・海洋交流センター、貝の館、その部分のあり方は十分協議しながら進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。