みんなの議会

浦臼町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月12日

(1)どうする道の駅/(2)地域計画の進捗状況は

2024年9月12日、浦臼町議会の一般質問で、静川広巳議員が「どうする道の駅」「地域計画の進捗状況は」について質問し、町長 川畑智昭、農業委員会会長 位田勝、産業課長 馬狩範一が答弁しました。

質問者
静川広巳 議員
答弁者
町長 川畑智昭、農業委員会会長 位田勝、産業課長 馬狩範一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 6番 静川広巳

それでは、令和6年第3回定例会において一般質問をいたします。まず1点目、町長に、これを私は最後にしたいと思っていますが、どうするのか道の駅ということで質問したいと思います。浦臼町産業観光推進グランドデザイン整備計画として、道の駅の更新並びに休養村センター温泉施設、鶴沼公園の一体的な整備・再開発を目指し、平成29年度より検討委員会、推進協議会を設置し検討してきたところであります。基本的な考え方は提案されておりますが、再開発に係る事業費は難航しているのが現状であります。また、令和4年度に国土交通省所管のサウンディングに参加していくことを決定し、全国のノウハウを持った民間事業者参入による官民連携の運営を目指す検討も進めておりましたが、実現可能な整備計画にはならず、終了したものと私は見ております。川畑町長2期目のスタートを切りましたが、もうこの辺でどうするのか結論を出しませんか。町長の考え方をお聞きしたいと思います。以上です。

答弁 町長 川畑智昭

静川議員のご質問にお答えいたします。平成29年度から令和3年度まで5年間かけて検討し、グランドデザイン基本計画を策定しましたが、狭小な駐車場や建設費の高騰、施設運営者等の課題が多く、現行の計画に沿って事業を推進することは困難であると判断いたしました。令和5年度からは道の駅の運営実績がある民間事業者から計画段階から運営までを一連で実施する公設民営方式を視野に入れヒヤリング調査を実施いたしましたが、期待していた回答は得られず、いずれも行政が建設費を負担した上で施設運営に係る多額の支援金が必要となる結果でありました。町の財政状況を勘案すると、一度に巨額の事業を実施することは困難であると判断し、道の駅と温泉の施設整備を分けて考え、優先順位をつけ事業費の平準化を図るよう年次計画を立て事業を進めることを6月定例議会後の全員協議会でお示ししたところであり、その考えは今も変わっておりません。道の駅は、旧道の駅側に24時間トイレ、野菜の直売所とテイクアウトの飲食店を併設させた小規模な道の駅を建設する方向で検討しております。令和7年度に基本設計、実施設計を発注し、令和8年度に建設工事を完了させ令和9年の4月あるいは5月ごろのオープンを目指していく考えでございます。以上です。

質問 6番 静川広巳

町長、どんな答弁をしてくれるのかなと思ったのですが、私個人的に道の駅という問題を考えてみますと、平成9年ぐらいでしょうか、リゾート構想が崩壊してから、確かアグリルネッサンス構想というのを立てました。そのときには道の駅のこういった部分の構想は入っていませんでした。私が議員になってから、北海道において道の駅が進む中で、道の駅を浦臼町ではやらないのかという質問をしたことがあるのですが、その当時、浦臼町は道の駅を設置する考えはないという答弁でした。それが平成12年、13年頃だと思います。わずか2年ぐらいの間に、北海道が道の駅というものにすごく乗っかりまして、各市町村で猛烈に道の駅の建設が始まりました。これで浦臼町も突然道の駅を設置するということになりました。この道の駅に関しては、既にうちの町は、はっきり言って、出遅れています。出遅れているものですから、道の駅とした部分も、応急処置的な道の駅にしかならなかったと思っています。このときから、どうもうちの町は、道の駅との縁があまりよくないのかなと。これまで、平成29年からグランドデザインということでコンサルタントにお願いしながら何千万円というお金もかけました。過去、斉藤町長時代に、議会が道の駅の建設に反対して否決されたこともありました。結局、そこがなぜなのかということを、やはり考える必要があります。ここでしっかりと結論を出しましょうというのは、議会にも町民にも理解できるように、反対されないような結論を出す必要があるので、この計画を出す前にしっかりとやる必要があるのだと私は思います。これまでかかってきた何千万円というお金が無駄になってはいけないと思いますので、町長が本当にやるという気持ちがあれば、ここが5億円だろうが6億円であろうが10億円であろうが、俺はやるのだという気持ちでやっていかないと、うちの町はこれだけお金を出しても大丈夫なのだという気持ちでやらないと、私はだめだと思います。これができないなら、もうあっさりやめる、そういう決断も私は必要だと思っています。ここで、2期目の町長に何とか決めていただきたいと思いますが、道の駅の基本設計をする段階で、今回はどういう形で基本設計なり実施設計を発注と答弁がありましたが、どのようなやり方をするのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 川畑智昭

ただいまのご質問にお答えいたします。議員、申し上げるとおり、道の駅のスタート時点で、もう少し深い考えがあったら良かったのかなというのは私も感じているところではあります。さまざまな経過を経て、平成27年の意見があったところです。それからさらに10年近くの年数がかかっているということで、本当に町民の皆様も、どうなっているのだというような思いを持たれる方も多いと思っております。私としても、一番大きく引っかかったのはやはり金額的なもので、町があのような大きな金額で事業を進めるということは、将来的に問題を残すという判断をいたしまして、現在に至っているところでございます。全体的なお話として、私も、本当に道の駅を実現したいという思いで今進めています。浦臼町が始まって以来あの地域は、道の駅になる前から浦臼町の観光の拠点であり続けて、現在に至っています。それだけは守り続けていきたいという思いがあります。そのための道の駅の整備であり、この後の温泉の整備ということで考えているところです。2期目に当たって町長の考えをということですけれど、ぜひともあの場所に、浦臼町の観光の中心はここだという、10億円かかってもというお話もありましたけれど、あくまでも身の丈に合った形の施設整備を進めていきたいというのが今の考えでございます。基本設計をどのように進めていくのかということでございますけれど、形としては6月にお示しした2パターンがありまして、一方を確定いたしまして、それに基づいて肉づけをして、たたき台をつくった上で、業者の方との協議に進めていきたいと今のところは考えているところでございます。以上です。

質問 6番 静川広巳

この間、月形町の道の駅ができましたね。ちょっと行ってみましたが、私もやられたなと思ったのは自動販売機です。あそこは障がい者にも向いている自動販売機があります。私、過去にも言ったことあるのですが、道の駅も今構想がいろいろあって、普通の観光なのか、そういった拠点なのか、それから防災道の駅というものもあります。うちは、過去から、いろいろな観光をやってもなかなかうまくいかない。特産品も何だか進まないという状況があります。そこで、駐車場もトイレもある場所として、防災道の駅という考え方があります。あそこに自動販売機などを設置し、それと、今アグリマートさんが指定管理している石づくり倉庫がありますから、そこを防災と道の駅と結びつけて、備蓄倉庫にしてはどうかと思います。石づくり倉庫を食料だとかそういった備蓄倉庫と兼ねて、たしか田園空間整備事業の中では、コミュニティセンターという扱いになっていますから、可能だと思うのですが。冬に限らず、日常的に災害が起きた場合、そういうことがすぐ近場でできるという体制を組むには、あそこを防災的な道の駅にするという考え方で進めた方が、お金もかからなくていいのではないかと思います。ただ、答弁にあるように、野菜の直売所をメインにというところがあります。ゆめやさん、もうほとんど80代の方が一生懸命やられていて、中には若い方もいますが、そういう中で進めているものですから、これからあと何年できるかはわからないとは思いますが、やはりこういった部分を含めて考えていただきたいなと。みんなが納得して、この辺も理解できるたたき台というものを進めていく必要があるのだと思いますので、その辺どうでしょう、町長、考え方が少しは変わりますか。

答弁 町長 川畑智昭

再々質問にお答えいたします。すみません、石づくりの倉庫と今回の道の駅の関係が、わかりづらかったものですから、再度お聞きしてよろしいでしょうか。

質問 6番 静川広巳

単なる、あそこにあるという話。

答弁 町長 川畑智昭

わかりました。防災備蓄につきましては、防災倉庫等、今のところ町からの近場で充足しておりますので、それは将来的な話ということでお聞きしたいと思います。道の駅は、今、核としたい直売所が年齢的にも難しくなってきているというお話もありました。その件につきましては、今年お集まりいただいてお話をお聞かせいただいたときにもそのようなお話をいただいたところでございます。若い方がなかなか入ってこないですとか、別な活動をされているとか、ゆめやさんとして充足されていかないというようなお話も聞いております。やはり町にとりまして、農作物というのは訪れる方の一番の魅力となっているのは間違いない事実だと考えております。現状はもちろんですけれど、若い方との連携といいますか、それらも含めて、今後詰めていきたいと考えております。再質問にもありました町民への周知につきましては、まずは町政懇談会といいますか、なかなかお集まりいただけない現状もありますけれど、当初からテーマを掲げた上でお集まりいただくような町政懇談会を開催させていただきまして、現状についてのお話と将来についての考え方をお示しする場としていきたいと考えているところです。以上です。

質問 6番 静川広巳

それでは、2点目の質問、町長と、今回は農業委員会の会長にも答弁をいただきたいと思っております。まず、町長にですが、農地法が見直されたことにより、農地の流動が大きく変わろうとしております。国が進める地域計画の策定の状況は、現在どの程度進んでいるのか、またどのような調査により農業関係者と地域計画作成の協力を進めているのかを含め、現在の進捗状況について質問をしたいと思います。また、農業委員会の会長には、昨年より現在までの農地の移動状況について、賃貸、売買、それぞれどのような状態なのか、農業委員会は地域計画、目標地図作成にどのように関わっているのかをお答えいただければと思っております。以上です。

答弁 町長 川畑智昭

地域農業経営基盤強化促進計画、いわゆる「地域計画」の策定状況ですが、本年4月25日に地域計画策定に向け、関係機関による打ち合わせを行い、地域計画の概要・エリア設定及び今後のスケジュールを確認したところでございます。現在は、耕作者名簿と意向調査をもとに地域計画書(案)を作成し、地域農業を進める上での課題解決策や将来のあり方を話し合う協議の場の開催に向け進めているところでございます。ここでは、地域農業者と役場、農業委員会、JA、土地改良区等を参加者とし、開催時期につきましては、農家繁忙期終了後の11月から12月ごろを予定しております。最終的な地域計画の完成を令和7年2月下旬と考えているところです。次に、どのような調査で農業関係者から地域計画作成の協力を得るのかについてですが、有効な調査といたしまして、本年1月から2月に農業委員会に調査依頼した農業経営意向調査と考えております。この調査結果を参考に、地域計画書(案)を作成し、前段でも説明いたしました協議の場で、直接農業者から地域における農業の将来のあり方や農用地の具体的な利用方法を聞く場と考えているところです。以上です。

答弁 農業委員会会長 位田勝

静川議員の質問にお答えいたします。1点目の令和5年度の農地移動状況ですが、賃貸におきましては、農地法第3条で22件、田畑合わせて58.3ヘクタール、強化法・農業公社の経営安定化対策事業で13件、田畑合わせて29.6ヘクタールが賃貸されております。売買につきましては、農地法第3条で10件、田畑合わせて6.9ヘクタール、強化法・農業公社の経営安定化対策事業で14件、田畑合わせて48.1ヘクタールが売買されております。ほかに農地法第3条による使用賃借が4件、贈与5件の移動がありました。次に、農業委員会の地域計画、目標地図作成への関わり方ですが、地域計画では、地域計画(案)のもとになる意向調査を本年1月から2月に実施し、136件の農業者に送付し、農業委員会の協力を得て、134件の農業者から回答を得て、経営意向状況を分析しております。目標地図につきましては、農業委員会が作成することとなっており、現在、協議の場で使用する目標地図の素図を国からの補助を受け8月29日、業務発注しております。最終的には、協議の場で結果を受け完成となります。以上です。

再質問 6番 静川広巳

再質問、若干、専門的になろうかと思いますので、産業課長が答えていただく方がいいのかなと思います。地域計画を作る部分で農家の方が一番見やすいのが目標地図になっていくのだろうと思います。その目標地図を作るのに業務を発注しているということなのですが、これはそういう目標地図の作成業務を受けてくれる、そういった会社があるのかどうかがよくわからないのですが、コンサルタントみたいなところがあるのかどうかということをお伺いしたいと思います。それから、目標地図の作成についての進み具合としては、およそどのぐらいまで進んでいるのでしょうか。私は、前回の議会でも質問したのですが、浦臼町は地区を分けないで一つの地区とすると聞いたのですが、そこは今も変わっていないということでしょうか。もし、変わっていないということであれば、その目標地図の中にそれぞれ個人の面積を落としていくという作成状況が、今どれだけ進んでいるのかわかれば教えていただきたいと思います。もう1点、農業委員会の会長に質問します。今回、賃貸も売買もあるのですが、この目標地図、地域計画を作る段階で、土地の流動が必ず付いて回ります。その中で、農地が効率的に動くようにやっていかなくてはならないと思います。例えば、水田利活用の中で5年に1度水張りをしなさいと、転作における面倒臭さといったらおかしいですけれど、そういうところがあります。それから、特に今回、米価上がっています。概算払いで米価がすごく上がりました。過去には、土地の値段を賃貸も含めて決めるところに、米価の値段を含めて、経営状況もあって、その田んぼの値段がいくらかなど、過去にはそういった想定も土地の価格に影響してきたことがあります。一時的な米価の値上がりかもしれませんが、今後そういった想定をされるのかどうか。賃貸もしくは売買価格に今の米価の値上がり状況が反映されるのかどうかということを、できれば、農業委員会というより会長の個人的なご意見でよろしいですので、お聞きしたいと思います。

答弁 産業課長 馬狩範一

質問にお答えいたします。目標地図について業務委託をしたということになっておりますが、現在、農家台帳を管理しているシステム会社というのがございまして、そこに目標地図の業務委託を発注したという形になっております。目標地図の進捗状況なのですが、本年1月から2月にかけて農家の皆さんに意向調査書を配付して回収しているのですが、7割の方から現状維持という回答を得ております。その目標地図の中で、集積率が高い地域に限っては、現状地図をその目標地図に置き換えてもいいということになってございます。当町では今の段階で集積率が97.2%となっており、集積率が高いことから、当町においても現況図を目標地図に置き換えるという作業を考えております。そのような中、協議の場で新しい集積が出てきた場合については、その辺も反映しながら目標地図を作製していきたいと考えてございます。なお、地区の件に関しましては、1地区ということで変わりはございません。以上です。

答弁 農業委員会会長 位田勝

お答えします。水活の関係で、今後水活のお金が当たるかどうかという、土地の価格差、当然出てくるとは思うのですが、これに関しては、他市町村とも連携を取っていかなければならないということもありまして、現在、情報収集している途中であります。そして、今現在、米価、大変高いことになっております。正直言って、これ大丈夫かというような怖いぐらいの気持ちでいるのですけれども、ここは、これが一時的なもののような気がしますし、慎重に判断していきたいと思います。以上です。

再質問 6番 静川広巳

現在、浦臼町に遊休農地と言いましょうか、目標地図に落とす段階で耕作がされていない土地があるのかどうかをお聞きいたします。それと、この何年か、受け手が全く決まらないという農地があるという話も聞くのですが、その辺はどういう状況なのか、もしわかればお答えいただきたいです。

答弁 産業課長 馬狩範一

質問にお答えいたします。現在の段階では、遊休農地といいますか、その辺はないということで考えております。それと、答えにくい質問なのですが、将来的な遊休農地といいますか、耕作放棄地については、現に考えられる部分もございます。その中で、今考えているのは、協議の場ということで、地域の方がどのようにそこを管理していくかということを聞き取りながら、解決しなければいけないと考えてございます。以上です。

答弁 産業課長 馬狩範一

借り手のいない状態となっている農地は数件ございます。

出典:浦臼町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月12日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる