浦臼町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月29日
(1)道の駅つるぬま再開発事業の今後/(2)浦臼駅前にボランティアセンターを/(3)コンビニ誘致が町に及ぼす影響を危惧する/(4)ふるさと納税を地域活性化につなげて/(5)わが町の将来を見据えた農業振興策を示して
2016年6月29日、浦臼町議会の一般質問で、折坂美鈴議員が「道の駅つるぬま再開発事業の今後」「浦臼駅前にボランティアセンターを」「コンビニ誘致が町に及ぼす影響を危惧する」「ふるさと納税を地域活性化につなげて」「わが町の将来を見据えた農業振興策を示して」について質問し、産業建設課長 大平英祐、長寿福祉課長 大平雅仁、総務課長 河本浩昭、町長 斉藤純雄が答弁しました。
- 質問者
- 折坂美鈴 議員
- 答弁者
- 産業建設課長 大平英祐、長寿福祉課長 大平雅仁、総務課長 河本浩昭、町長 斉藤純雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 5番 折坂美鈴
平成28年第2回定例会におきまして、本定例会は斉藤町長2期目のスタートであります。この町政執行方針を受けまして、5点の質問をいたします。まず、1点目です。道の駅つるぬま再開発事業の今後。21日に上記事業の庁内検証会議にによる検証結果報告を議会に提出いただき、議会もこれを了承しました。次のステップとして、今年度中に何か着手されるつもりがあるのか伺います。2点目です。浦臼駅前にボランティアセンターを。現在、社協が旧尾花燃料店の店舗を借りて行っている寄り道サロンでは、この期間はボランティアセンターも兼ねています。ボランティアさんに話を伺うと、前年までの駅舎内で寄り道サロンを行っていたときには、バス待ちの町民や下校途中の小学生など、実にたくさんの皆さんに利用していただいたそうです。このほかにもJRを利用する町外からのお客さんにも対応していただいていて、町の観光案内までやっていたといいます。現在の場所では、そのようなお客さんが来店することはなく、利用客が減ってきているということです。以前から、駅前でのサロン開設を望む声は上がっていたはずです。待望のサロン開設も、現場の声を聞かずに利用者を減らすようでは本末転倒ではないでしょうか。社協の事業なので、社協と協議の上ということにはなりますが、駅前に皆が集いやすい環境を整え、例えば単なる高齢者のサロンにとどまらず、ここに地域おこし協力隊員も配置して、地域の高齢者と町外からのお客様を交えたイベントなどを企画したり、ボランティアの方と一緒に町の観光案内をしてもらうなど、多様な活動の場をボランティアセンターを中心に行うのはどうでしょう。建物は季節的なものなので、簡易なプレハブでも十分対応できると考えますが。3点目です。コンビニの誘致が町に及ぼす影響を危惧する。町長が選挙公約に掲げたコンビニ誘致についてでありますが、新聞報道でも、町長がセイコーマート社長に町への出店を要請した記事が出ていました。このことが現在検討中のJA店舗の存続に向けた話し合いに悪影響はないのか心配しています。私は、本町においては生鮮食品を扱う店の存続を最優先で検討されるべできあるとの考えから、町長みずからがコンビニという一企業の利益のために行動されていることに疑問を感じています。疑問点の1です。コンビニの誘致が町に経済効果をもたらすのでしょうか。あるいは買い物難民対策になるとの考えでしょうか。疑問点2。現在セブンイレブンが定期的に移動購買を町内で行っております。この事業者は、浦臼町在住であり、本町の商工会員にもなっていただいていて、事業開始時には町も応援したはずですが、セブンイレブンとの兼ね合いをどう考えますか。4点目です。ふるさと納税を地域活性化につなげて。ことしから、企業版ふるさと納税がスタートしました。自治体側もこれからは寄付金の使い道を地域の活性化につながるものに明確化をして、支援を呼び込む形にしていかなくてはならないと考えます。浦臼町の場合は、町の活性化は農業振興しかないのではないでしょうか。長野県阿南町では、寄付金すべてを農業振興に充て、その8割以上を返礼品の米の買い取りと発送費用に使い、農家所得の向上に直結させています。現在の浦臼町の返礼品は、その多くがJAなど企業の利益にはつながりますが、農家全般の所得向上にはつながっていかないと思います。これでは地域の活性化につながるものにはなっていないと考えます。町が農家から米を高値で買い取り、返礼品専用のブランド米をつくる仕組みをJAと協議の上検討していただきたいと思います。最後になります。我が町の将来を見据えた農業振興策を示して。町政執行方針では、TPPの大筋合意など、農業・農村をめぐる情勢の変化に対応するために、生産性や収益の向上に向けた取り組みが不可欠として、GPSを活用した農業を推進するとありますが、中山間地域を多く持つ我が町と平たん地に区画が巨大な圃場を有する秩父別町や広大な畑作地帯である十勝などと同様の施策が、果たして我が町に有効なのか疑問であり、検証してみたいと思います。1、この補助事業を進めるに当たって、どれだけの需要を見込んでいるのでしょうか。具体的な調査をしたのか伺います。2、財源と大まかな予算規模は。3、受信機設置への支援もするとありますが、まだGPS活用の協議会や組合はありません。個人の農家への支援ということですか。4、我が町の将来をどのように思い描いてこの事業を推進することにしたのか、経緯を伺います。実需者にさらなる基盤整備などの圃場拡大を求め、ひいては農地の集約化を町で行うつもりなのでしょうか。5、TPPには断固反対でありますが、発効された場合の我が町の農業に及ぼされる影響額を試算していますか。6、その対応策としては、農業者は農産物の安全性を高めることや味など品質向上を目指すしかないというのが私の考えであります。もともとの生産費が違うのですから、単なる作業の省力化やコスト削減に走っても、安い輸入品には太刀打ちできないと思いますが、町長の考えはいかがでしょうか。7、町にやっていただきたいことは、国に対して、農家に対する戸別所得補償の復活を求めることと、町独自の農家の所得向上につながる施策を考えること、これが我が町の将来を見据えた農業振興策と考えますが、いかがでしょうか。
答弁 産業建設課長 大平英祐
折坂議員のご質問での、産業建設課に関するものについて、先に答弁をさせていただきます。1点目、道の駅つるぬま再開発事業、3点目、コンビニ誘致が町に及ぼす影響、5点目、我が町の将来を見据えた農業振興策についてでございます。1点目の道の駅つるぬま再開発事業のご質問にお答えいたします。道の駅つるぬま再開発事業の今後につきましては、6月21日に議員懇談会において、道の駅つるぬま再開発事業検証結果報告をさせていただいたところであります。検証結果評価内容の事項といたしまして、基本構想計画への十分な策定時期、専門的分野の活用、施設管理者等のあり方、町民との情報共有、適正な財政運営による事業計画の確保に努めることへの重要さを示したところであります。現在、認定こども園整備事業や地方創生にかかわる事業を進めており、同時期の取り組みが難しいものと考えます。今後の取り組みにつきましては、検証結果を踏まえ、町民の理解を得ることが重要との考えから、町にとって、なぜ道の駅整備事業が必要なのかなど専門家のお話を聞く講演会、あるいはセミナーを開催していきたいと考えるところであります。3点目のコンビニ誘致が町に及ぼす影響のご質問にお答えいたします。地方創生の総合戦略がスタートする年となって、本町においても2件の事業について検討が始まったところであります。地域の雇用が生まれ、働く人が我が町に住んでくれることで、地方創生の効果の達成がなされると考えております。若い人たちが多く住みついてくれるためには、今回提案している子育て支援の充実や定住促進住宅取得支援などともに、地域にコンビニがあるということも大きな要因になるとの考えから、コンビニ誘致をしたいとするものです。議員指摘の他との調整につきましては、出店に絡んで話し合いをしていくものであります。5 点 目 の 我 が 町 の 将 来 を 見 据 え た 農 業 振 興 策 の ご 質 問 に お 答 え い た し ます。農業分野でのGPSを活用した農作業への普及につきましては、農家の高齢化や後継者不足が深刻化する中、農作業の省力化や生産効率を向上させるものとして期待されているところであります。近隣では、岩見沢市、妹背牛町で実施しており、北海道でも農機具メーカーなど関係者を集めて、農業の課題に向けて検討をしています。水稲では、耕起作業、代かき作業、田植え作業が主なGPSの活用となっており、GPS機器の進歩による性能向上や低価格化など、これからも進んでいく分野であります。今後において、新十津川町、JAピンネなど関係機関と情報交換しながら、GPS活用の方向性を検討していきたいと考えております。JAピンネにおいても、スマート農業の導入について検討しており、省力化、コスト等の課題が多い中で、取り組む可能性は高い位置づけであり、将来を見据えた事業と認識するものであります。TPP関連における影響についてでありますが、北海道枠での試算はしておりますが、町単位でのデータ把握が難しい状況でございます。今後の農業振興についてでありますが、農畜産物に対する関税の引き下げや米の無関税枠による価格への影響など、将来の農業経営に対する危機感を抱いており、長期的で強力な国の支援策の必要性を強く意識するところです。国の安全保障の面からも、将来にわたり農業の安定経営、安全・安心な農作物の供給体制を堅持するために、国に対し支援策の継続と充実を求めてまいります。また、独自の振興策につきましては、新規就農や担い手不足対策、またクリーン米や水稲直播など新たな動きを含め、今後立ち上げる協議会において、総合的に検討してまいります。以上でございます。
答弁 長寿福祉課長 大平雅仁(長寿福祉課長は2017年3月まで)
折坂議員の2点目のご質問にお答えいたします。浦臼駅前にボランティアセンターをということでございますが、内容に寄り道サロンも含まれておりますので、両方に関しましてお答えさせていただきます。ボランティアセンター及び寄り道サロンにつきましては、議員もご承知のとおり設置・運営ともに浦臼町社会福祉協議会が行っており、町から委託しているものではありません。したがいまして、設置場所や活動に対して意見を述べる立場ではございませんが、町が今後展開していく予定の地域包括ケアシステムにおきまして、ボランティアセンターなどは重要な地域資源となりますので、これらセンター機能の充実やサロン活動は町にとっても必要になってきます。したがいまして、現在活動している状況に対して、町としても今後注視していきたいと考えておりますし、何らかの協力が必要となれば、積極的に支援していきたいと思っております。以上です。
答弁 総務課長 河本浩昭(総務課長は2019年3月まで)
4点目のご質問にお答えをいたします。本町のふるさと納税につきましては、全国の多くの皆様からご寄付をいただき、感謝申し上げますとともに、このことは町内の事業者の皆様から返礼品として出品されているものが、多くの方にとって魅力的なものが多かったということでもあり、事業者の方々の努力の結果であるとも考えてございます。さて、ご質問の中で、議員が例として挙げられました長野県阿南町につきましては、数年前の資料によりますと、稲作農家が246戸、耕作面積94.8ヘクタール、1戸当たり平均38.5アールと、4反に満たない規模となっています。一方、本町では昨年の米のJA出荷量7,851トン、ふるさと納税の返礼品として使用したものが58トンと、割合としては0.73%となっており、平均耕作面積が10ヘクタールを超える本町とは規模が余りにも異なるため、阿南町の例を本町に当てはめましても、稲作農家全体の所得の底上げにはつながらず、メリットは余りないというふうに考えてございます。また、無論、農業振興につきましては重要でございますけれども、JAピンネ浦臼支所は、本町にとって数少ない雇用の場でありますとともに、法人住民税を納めていただいている数少ない事業所でもございます。返礼品の米の売り上げにつきましては、Aコープうらうす店の売り上げになっているため、当該店舗の経営収支の赤字の縮小に大きく作用しており、本町において唯一生鮮食料品を取り扱う店舗の維持、存続に大きく貢献していることをご理解いただきたいと考えてございます。ふるさと納税の額につきましても、常に安定した額が見込めるとは限らず、先行き不透明なところもありますが、制度の枠の中でさまざまな方策を検討してまいりたいと考えてございます。以上でございます。
再質問 5番 折坂美鈴
浦臼駅前にボランティアセンターをという質問の再質問であります。寄り道サロン、ボランティアセンターについては、設置、運営とも社協が行っておりまして、町から委託しているものではないというお答えなのですけれども、社会福祉協議会は町から幾らの補助金を受け取っておりますか。それから、町長はこの寄り道サロンに行ったことはございますか。この2点です。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
私が行ったかどうかということでありますけれども、今年度についてはまだ外からのぞいているだけで、入ってはおりません。ただ、昨年も同じ場所でやられたかと思いますけれども、そのときは何回か行って、またおそばの提供があったようなことは覚えております。以上です。
答弁 長寿福祉課長 大平雅仁(長寿福祉課長は2017年3月まで)
折坂議員のご質問にお答えいたします。本年の予算といたしましては、法人運営事業に関しまして1,159万4,000円の補助を予定しているところでございます。
再質問 5番 折坂美鈴
お答えをありがとうございます。私としては、そのように1,159万円の補助を町から受け取りながら、幾ら社協が行っている事業とはいえ、町の意向に沿った事業しかできていないのではないかということを言いたかったのですね。専任の事務局長さえ入れられていませんよね。町からお金をいただいているので、そこも社協との懇談の中ではちょっと難しいという判断をされていましたが、そのように町の意向に沿った活動しかできていないのに、町がここでやりなさいと言われたら、そこでやるしかないのではないかなというふうに感じたものですから、そういう影響についてお答えください。それから、町長が現場に行っているかどうかという話なのですけれど、私も前の定例会の質問の中で、認定こども園が建つに当たって、そこに4億円ものお金がかかっているということで、もっと地域の住民の人も一緒にという事業をやったらいいのではないかということで、このサロンの開設ということを提案したのですけれども、私の反省として現場の人の声を聞いていなかったなというふうに思いました。場所が肝心なのだと。幼稚園のような場所につくってもだれも寄らなかったなということを後で反省したのですけれども、実際現場に行ってお話を聞いてみると、ほんのちょっとの場所の違いで全然寄ってくださるお客様の数が違うのだそうです。気軽に寄れる場所というところで、駅前がいいという意見が、ボランティアの皆さんの中から出ていたという話を聞いたので、そのことを御存じでしたかということで、この質問になっておりますから、町長もそういう話を現場に直接行かれて、ボランティアの方のお話を聞かれたらよいのではないかなという質問です。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
最初のお答えのとおり、この事業については社会福祉協議会が自分の組織の考えとしてやられているので、町が1,100万円ほどお金を出しているから、ここでやりなさいというようなことは一切これまで言ったことはないということは断言できるというふうに思います。また、今の最後に、私が現場に行ってということは全くそのとおりだというふうに思っておりますけれども、駅でやったから、駅を使う人がたくさん行ったということと、そのボランティアセンターの主となる活動がそこが一番よかったかということは、またなかなかちょっと同じ考えにならないのかなという気はしますけれども、ボランティアセンターの方のご意見を聞くということは大変有意義なことだと思うので、そこは実施していきたいというふうに思います。以上です。
再質問 5番 折坂美鈴
再質問終わったんですけれども、そういえば地域協力隊員のことも書いたのですけれども、その質問に答えられていないのですが。
再質問 5番 折坂美鈴
いえ、ボランティアセンターのイベントに地域おこし協力隊も一緒に入ってしたらどうかという質問をしていたのですね、通告の質問。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
今、ようやくうちの町にも1名、地域おこし協力隊が採用になりました。もう一名も今面接をするという段階にありますので、少しうれしいなというふうに思っているのですけれども、どのような活動をしていくかというのは、こちらからこれをしろというと、なかなか詰まって、本人の主体性みたいなところがそがれるのかなということで、今は自由に町の新たな視点からの魅力を探っていただいて、それをどういうふうに情報発信をしていくかということでやっていただいておりますので、こういったことも踏まえて、これから少しずつ地域におりていくのかなというふうに思っております。以上です。
再質問 5番 折坂美鈴
コンビニの誘致が町に及ぼす影響を危惧するという質問の再質問でございます。この効果というところで、地域の雇用が生まれ、働く人が我が町に住んでくれることで、地方創生の効果の達成がなされるというお答えなのですけれども、これは余りにも小さくないでしょうかね。地域の雇用、二、三人でしょうか。働く人が我が町に住んでくれるといっても、それは期待できないですよね。近隣の町村から働きに来るということは重々考えられます。それから、若い人たちが住みついてくれるためにコンビニが必要というお考えもあるようです。私もコンビニがあれば、それはうれしいなとは思いますけれども、若い人は車で移動が簡単にできるわけですから、浦臼町になくても隣町まで簡単に車で移動ができます。コンビニに行くことができます。遠くに買い物に行けない高齢者対策の方が、私には重要だというふうに、先決だというふうに考えております。それで、今、JAとの店舗の存続について協議の最中だという段階で、町長がコンビニ誘致に動くということが、そのJAとの協議に差しさわりはないかということをお尋ねしているのですけれども、JAは採算性が合わないその店舗を手放したくてしょうがないと思うのですね。そこに町長がコンビニを誘致するということに、もう新聞に載ってしまいましたから、それを聞いてどんな気持ちがするでしょうか。交渉の相手方はどんな思いがあるでしょうか。そんなのだったら、無理して存続する必要はないというふうに交渉を打ち切られてもしょうがないですよ。それから、セブンイレブンの移動購買をやられている方は浦臼町の出身ですよね。このオープンには町もテープカットまでして応援しました。そのことによって、唯一の生鮮食品の取り扱い、唯一ではないですね、横田商店、個人の商店さんが、その影響を受け、閉店に追い込まれたこともなきにしもあらずだと思うのです。セブンイレブンの移動購買が来たことでさえ、商店の継続が難しくなったということが証明されたのです。それなのに、今度は店舗としてコンビニを誘致するとなると、また移動購買をやってらっしゃる方にも影響が出るでしょう。そういうふうにころころ変わることについて、町民の不信感というものがあるのではないかという、そのところを危惧するのですね。まず、JAとの協議、どういうふうになるかという、これからの話し合いということですけれども、慎重な行動を私は求めるものですけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
最初の雇用がふえるという部分は、地方創生の今二つの事業ありますね、ワインの郷プロジェクト、それからジビエ、こういったものが進んでいけば、当然人が住んでくれる、雇用が生まれる、これは上の方の部分なので、コンビニで人がふえるということではありません。そういった事業がうまくいって、若い人なり、働く人が何人か住みついてくれるときに、やはり地元にコンビニがあるときと、今議員言われたように、若い人は車で行けると。行けるということは、そちらに住んでもいいという話なのです。砂川市に住んでも、うちに15分で来れるではないかとか、滝川市に住んでも20分で来れるではないかと同じ話なので、それ突き詰めると、うちの町に若い人が住むものがなくなるという。ですから、うちの町に若者に人気のあるコンビニ、これを誘致することによって、移住、定住が少し進むのではないかという考えで、私は1期目から言っていますので、コンビニの誘致がころころ変わっているというつもりはありません。それから、JAピンネとの協議に影響があるということですけれど、現在まだ私、JAと協議をしておりません。JAのストアを残す、残さないについては、これからお話聞きたいというふうに思います。ただ、北竜町の方の話も見ると、今いろんな町で農協さんのストアは、農協は何か撤退をするというか、その営業利益が見込めないので撤退をするという、そういう事例ばかりでありますので、行政がそこに対して口を出すということは、今は私はしないつもりでおります。農協という法人が、営業戦略の中でどうストアとかそういうものを考えていくかというのが第一だと思いますので、そういったことを含めて聞きに行きながら、今後についてはちょっとお話をさせていただきたいというふうに思います。また、セブンイレブンの移動等々、いろいろ関係するところがありますから、それはそれでしっかりとお話をしていくということであります。以上です。
再質問 5番 折坂美鈴
今のお話ですと、若者の定住対策としてコンビニは必要だというお話でしたけれども、それでは若者の定住対策と高齢者の買い物難民対策、これは両立できないような話のように私には思えます。どっちをとるかという話だと思うのですけれど、町長は若者の定住対策をとったのですか。私は、やっぱり人々の暮らしの存続を考えると、高齢者の買い物難民対策の方が私は重要だと思います。この町から生鮮食品を扱う店がなくなった場合の影響の方が重大だと思います。どっちかという選択、この話についてはいかがですか。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
なかなかてんびんにかけて、今言ったようにこっちだとか、あっちだという問題ではないと私は思うのですね。当然、高齢者が対面式のストアに行って買い物をする喜びとか、そういったものは十分理解をしているわけであります。ただ、もう一方、これから移住、定住される方の思いも、やはりコンビニがあることで、少し町の魅力というか、ああ、住んでみたいなみたいなところが、それはふえてくるのかなという思いがありますので、コンビニをやるから生鮮のお店が全然要らないとか、そういうことの話ではないと認識しております。以上です。
再質問 5番 折坂美鈴
私 が 例 と し て 挙 げ ま し た 長 野 県 阿 南 町 に つ い て の 比 較 を さ れ て お り ま すが、阿南町については農家面積も少ないし、規模が浦臼町とは全然違うので、稲作農家全体の所得の底上げにはつながらないのではないかという答弁だったのですけれども、阿南町すごいですよ。農家に対しては、60キロ当たり1万7,000円という高値で買い取りをしております。まず、阿南町の比較をします。阿南町の規模を比較にならないというふうにおっしゃったのですけれど、阿南町は高齢化率41.6%ですね。歳入における地方交付税の割合は、平成25年度で42.8%ということで、浦臼町と余り変わりないのではないかなという、そういう比較はできませんでしょうか。農家に対しては、そういう高値で買い取りをしているということです。それから、ふるさと納税をする方の側にはどのような対策かというと、1万円を寄付すると20キロ、2万円で40キロ、3万円で60キロというお米が当たるそうであります。これは実質2,000円の負担で、10キロを6回でもいいでそうです。これだけのお米が当たるわけですからすごい人気なのですよね。それで、2015年度は9,403件の応募があり、2億206万3,000円というお金が動いております。全部米だけですよ。2016年は、好評なのでこの集荷量を1.5倍にしたとありますので、585トンになりますよ。浦臼町が今返礼品として使用したものは58トンですから、これをこのやり方にしますと、何もばかにした量ではないですね。10倍のものが売れるということになりますから、稲作農家全体の所得の底上げにつながるということになると思います。これは大きいと思います。それで、企業版ふるさと納税もありますよね。これもことしからスタートしたのですけれども、この阿南町のようにもう山間部のさまざまな条件で米を一生懸命栽培している農家の人たち全農家を支援するための事業だというふうに、地方創生にこの事業を位置づけると、企業版ふるさと納税の場合は、税制上の優遇措置がもっとこれ与えられるのだそうです。地方創生事業というふうに手を挙げて、それを登録すると、もっと特典が2倍になるということで、支援を呼び込む形というのもできてくると思いますので、これはねらい目だと思います。この阿南町の場合も、5月17日に受け付けを始めたというのですけれども、もう既に8,500件の注文が舞いおりていまして、もう時間の問題で締め切りになるのですね。そのぐらい人気なのですよ。なので、浦臼町もふるさと納税はこういうふうに注目を集めているので、これをやれば絶対にもっとお米の味も自信持っていますし、これならもっとい け る の で は な い か と い う す ご い 期 待 を 持 っ て い る と こ ろ な の で す け れ ども。それで、私が前からブランド米をつくってという話は町長にはしているのですけれども、そのときに町長が、農協を通さずにそういう米を売買できるものかという、そういう質問があったので、私も考えたのですけれども、この阿南町の場合は、町が立ち上げた一般社団法人信州あなんトータルマーケティングという法人を立ち上げていますね、町が。そこに委託しているそうです。ここが農家から集荷をしてきて、精米したりブレンドをしていますね。返礼品専用のブランド米というのをブレンドしてつくっています。この効果としては、耕作放棄地をつくらないということで、みんながどんどん米をつくり始めたのですね。だから放棄地が減ったということですから、効果は絶大だと思います。担い手が農地を借り受ける動きも出ているということです。ですから、耕作放棄地をつくらない、農業を振興するといった思いは一緒ですよということで、JAみなみ信州というJAとも手を携えた事業になっているそうです。JAの方は、営農指導や米の乾燥調製、等級検査などで協力するほか、防除履歴などをチェックし、安全・安心を支援しているのですね。JAともきちんと折り合いをつけているというところで、ああ、これはすごいというふうに私、思いまして、何もJAとけんかしろと言っているのではなくて、JAと協議する必要があるということで申しているのですけれども、浦臼町の場合はクリーン米生産組合がありますけれども、そこを利用する、協力するというのはどうでしょうか。町がふるさと納税の返礼という売り先をJAに提供することになるので、JAも乗れる話だと思います。1度にそれだけの量を町の努力によってはもっともっとふやせるということですし、そういう売り先を確保できるのですから、JAも乗り気だと思います。町は買い取り額の上乗せをするのです。組合を通して買っていただけば、その買い取り額の上乗せ分を町がやります。だから、個人に払うのではなくて、組合に支払うという形でもいいと思います。組合はそれを配当金として、組合に入っている全農家さんに還元してもいいと思うし、そういう形で協力するというのはどうかというふうに考えました。町が、今要望も上がってくるかと思いますけれども、温湯消毒機の購入を補助するとか、それから米の買い取りを上乗せしてやると、そういうことをすることによって、組合員になる方がどんどんふえてくると思うのですね。そうしたら、町民に、全農家にということにはならないかもしれませんが、たくさんの農家に還元をするということは、この組合を使うことでできるのではないかというふうに考えました。寝ずに考えました。いかがでしょうか。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
最初の答弁にありますように、昨年58トンがふるさと納税のお返しの米ということで、町がピンネの方にお願いをした数量であります。町の全体でいくと、それは0.73%の量なのですね。これを全農家、例えば200戸あるということで割ると、1軒4俵とかそのぐらいのものにしかならないという。ですから、今言われた、農協は浦臼町のストアを通して買っていただいているので、ストアの収益にはなって、今までの赤字の部分がかなり圧縮されてきたということで、喜んでもらっているのですね。ですから、先ほど議員言ったように、スーパーを残すということと、それをとって浦臼町がより直接農家の収益増のためにということになると、今度そこに行っていた去年までのお金がこっちに下さいよという話になって、ちょっとそのスーパーを残す、残さないのところと矛盾がするのではないかという気がしますけれども、ただ実際に本当に1%も満たない量ですから、それほど直接効果はないのかなと思いますけれども、会員が入っている農協が潤うことで、それがいろいろな形で会員さんのところへ行くのだろうなというふうに僕は思っていますので、今の方法でこれはよろしいのではないかという思いはありますけれども、非公式にでもこんな話も出ているのだけれどというような話はこれからピンネの方とも話はできると思います。以上です。
再質問 5番 折坂美鈴
このままでいいのではないかという、ちょっとがっくりなお答えなのですけれど、私もふるさと納税担当の職員と話をしていますよ。今のままでは農協がもうかるだけだよねと。もっと農家全体が潤う仕組みを考えたいねと言った担当職員も、そうですよね、何とかないでしょうかねという話をしていますよ。勘違いですね、農協の売り上げの分はとらないです。クリーン米生産組合は全量農協に出荷なのですね、そこに入っている登録した分は。だから農協は全然変わらないです。それの上乗せ分を組合に入れろと言っているわけであって、農協はきちんと今までと変わらず、そのお金は農家からいただいているはずです。その上乗せ分を組合に払ってくれというふうに私は言っております。それから、もう一つやれるのではないかなと思ったことあったのですけれど、この阿南町はクレジット決済をやっていないのです。そこが面倒ではないかという意見も載っていたので、浦臼町はクレジット決済やっていますよね。ねらい目です。もっともっと稼げるのではないか、そこでお米が売れるのではないかなというふうに私は考えたのですけれど。町長、ちゃんと私の言うことを聞いてくださっているのかな。58トンではないです。今58トンかもしれないけれども、阿南町の場合はこの10倍を売っているのですよと。だから阿南町のやり方をやれば、浦臼町だって10倍売れるのですよと。580トンになれば、7%の農家に還元できるということになるのですけれども。もう一回、担当職員としっかり話してみていただけませんでしょうか。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
58トンというのは、うちが去年ふるさと納税で注文来たお米の総量ですから、それが浦臼町の全体の1%にもなっていない量ですよということを言いたかったわけです。基本は、私もこのふるさと納税、こんなに盛り上がるということは初めから思っていなかったので、できるだけ地域の農家が潤っていただければという思いは同じでありますので、担当ともいろいろ話をさせていただきたいというふうに思います。
再質問 5番 折坂美鈴
我が町の将来を見据えた農業振興策を示してという質問の再質問であります。この事業が浦臼町に必要かというところですね。町長が2期目の当選を果たされたときに道新の取材を受けておられます。新聞では、町長公約を取り上げて、記者の所見として、それぞれの公約の持つ意味合いと財源を町民に示すべきではないかという意見が載っていたのですけれども、私はそれを見て、そのとおりだというふうに思ったわけで、今回それを聞こうということで検証してみたいとしております。でも、ちょっとお答えがなかったのですね。1番のどれだけの需要を見込んでいるのかというところ、それからそれについての調査をしたのかというところですね。これがないと、予算規模も立てられませんし、前回の中川議員の質問では、基地局1基で300万円というふうな数字が示されておりましたけれど、これ1基でいいのか、2基になるのかというところも関係してくると思いますけれども、あと財源が示されていないので、それも1度担当の課長ですか、答えられないですかね。私、担当部署に行って、これと同じお話をしてきたのですけれども、まだ何も検討していないというような状況だったので、町長の中での思いがあれば、町長のお答えでも構いません。それから、受信機1台40万円ぐらいするというふうに聞いたのですけれども、その受信機への設置も支援するというふうにありますけれども、個人の農家へ支援するということですか。よほど町がこういう方向へ行くのだという思いがない限り、協議会や組合からの要望もないのに、個人の手を挙げた農家に支援するということは、よほど町長の強い思いがあるのかなと思いながら、具体的な数字が全然出てきていないというところで疑問に思っております。それから、4番では我が町の将来ですね。個人の農家が将来大型化を目指す、その考えあると思います。大量生産を突き進むと。こちらを目指すという人があれば、今の面積で量よりも質、質の向上を目指す、そういう考え方の人もあると思います。それぞれ考えが違うというのは当たり前でありますし、それを否定する何ものも私にはありませんが、町は違うと思うのですね。町 が ど う い う 方 向 に 農 家 を 導 い て い く の か と い う と こ ろ が と ら れ る わ けで、GPS導入となれば、規模拡大の方針を推進するというふうにとられるのではないでしょうか。本当にそれでいいのかというところをお伺いしたいですね。基地局があれば、企業参入もしやすいかもしれません。そこをねらっているのでしょうか。私は、中山間地を必死で守っている小さな農家、この農家たちがいつまでも農家を持続していけるように、TPPが発効になっても、そういう農家が離農しなくても済むように支援をすることの方が、今は大切ではないかと。農家の所得の下支えというところで、ふるさと納税のところでもお話をさせてもらいましたけれども、町のやるべきことはそっちではないかと、私は思うのですけれども、具体的な数字があれば教えていただきたいのと、将来の展望について伺います。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
具体的な数字云々については、まだゼロベースであります。ただ、将来の農業を考えたときに、これ一つだというその特効薬とか即効薬というのはなかなか見えないような今時代になってきております。ただ、いろんな中では、そのスマート農業と言われるように、これからはやっぱりITCが進んだり、衛星を使ったGPSで無人のトラクターが動くという、これはやっぱり10年、15年先を見据えれば、そういう時代がかなり強く来るのではないかというのはどなたもおっしゃるところでありますので、それに対応するためには、今からこのGPSについての設置に向けた協議をするべきだということであります。私は、新十津川町の町長とも何回かお話をしていて、やるのであれば一緒にやろうかというようなところを伺っておりますので、今後ピンネ農協も入れて、3者の何か協議会等々をつくって、検討していきたいと、そんなふうに思っていますし、途中でいろんな方にお話を聞く機会もありますし、議員の皆さんにもお話を聞きながら進めていきたいと、こんなふうに思っているところであります。以上でございます。
再質問 5番 折坂美鈴
今の状況の中で、大型と言われる農家の方、何人かに聞いてみたのですけれども、あれば使ってみたい気はするよねとは言っていましたけれど、値段次第ということですね。ですから、受信機が40万円もするという、それだけの初期投資をするだけの価値はまだ見い出せていない状況だと思うのですね。小さな水田農家はもちろん全く必要のないものです。農家への聞き取り調査をした上で、担当部署で事業の効果、町の方向性などを大局的な観点や細かい部分までよく検討していただいて、そのことを町民にきちんとこの事業の目的について説明していかなければならないと思います。最後に、TPP対策ですけれども、TPPについて影響額を試算されていないということでしたけれども、2012年に韓国とアメリカの間でFTA協定が結ばれてしまい、韓国農業は悲惨な状況に陥っております。食料自給率も高い国だったのに、今では日本を追い越すような状況でありますし、離農者もたくさん出ております。そういう状況を踏まえて、緊迫感を持って、町ではどうなるかということをきちんと把握していくためにも、調査はしていただきたいと思います。そのためにどのような対応策がとられるかというところで、少しTPP対応策ということでのお話を伺いたいと思いますが。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
この前、道でTPPの試算が出ました。米についてはゼロ円ということで、影響額が出ないという試算を公表しています。国においても、お米についてはゼロ円というのが出たと記憶しているのですけれども、国、道のレベルでそのぐらいの影響額の算出方法なので、末端のうちの町がどうなのだということは非常に難しい、影響がどれだけあるかというのはかなり難しい、今の情報が出てこない中では難しいというふうに思いますし、また対応策も、一つの町が何か対応して解決するのかというレベルではないというふうに思いますので、国が昨年補正予算で出してきたそのTPPの対策予算、そういったものを町としてはいろいろなときに何とか総額確保するという、そういうことで影響を最小限にしてくれという、そういう要請は今後もしていかなければならないというふうに思っています。以上です。