浦河町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月11日
浦河町におけるゴミの現状とリサイクルについて
2024年12月11日、浦河町議会の一般質問で、飯田美和子議員が「浦河町におけるゴミの現状とリサイクルについて」質問し、町長 池田拓、クリーンプラザ所長 横山彰が答弁しました。
- 質問者
- 飯田美和子 議員
- 答弁者
- 町長 池田拓、クリーンプラザ所長 横山彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 11番 飯田美和子
おはようございます。11番、町政クラブ、飯田美和子です。通告に従いまして1件について質問させていただきます。浦河町におけるゴミの現状とリサイクルについて。今、ごみの問題は、日常生活の中でも誰もが考えたり、体験している、とても身近な問題です。また同時に、今、世界ではいろいろなことが起きていますが、環境、資源、経済、社会の仕組みや人々の意思などが広範囲な課題で、とても深い問題でもあります。日本の社会の大量生産、大量消費、大量廃棄の仕組みは今日のごみ問題の根本原因だとは思いますが、分別をすることで、いかにごみになるものを作らないようにするかというのが市民レベルで、町民レベルで大切なことだと思います。今現在日本でも製造、販売段階でビニール包装を紙の包装にするとか、各メーカーでもいろいろと工夫しているところもありますが、まだまだ全てのところに浸透はしていないのが現実です。ごみの減量化は、当町ではもう随分前から進んでいまして、分別についても、近隣の自治体から比べれば進んでいるほうだとは思いますが、さらに今以上にごみの減量化、分別を進めるためには、私たちの意識の改革をさらに進めなければならないと考えます。これを踏まえ、通告に従い質問いたします。1、浦河町では人口減少でごみの排出量は減っているとのことだが、年間に排出される1人当たりのごみの量の推移は。2、一部の地域では回収できないごみが増えているとの声も聞くが、現在町内における分別の現状はどうなのか。3、当町におけるリサイクル率の推移は、またリサイクル率を向上させるための課題は。4、ごみの分別は個人個人の意識の問題と理解するが、いま一度、リデュース、使用する資源の量を減らしたり、ごみ廃棄物の発生自体を減少させること。リユース、何度も繰り返して使用すること、リサイクル、ごみ、廃棄物を原材料、エネルギー資源として有効活用することと、ごみの分別、ごみの減量化についての意識づけの推進が必要と考えるが、町としての見解は。以上です。
答弁 町長 池田拓
おはようございます。私も先般行われた宮崎県の大崎町の話を聞いてですね、ある意味ショックだったのは、平成10年、浦河がごみの分別を始めたときの、私どものほうの、何ていうのですかね、分別の分け方と当時の大崎町の分け方、大崎町のほうがずっと低かった。結局この25年間ですか、25年間で浦河はある意味そのまま立ち止まっていた。大崎町はどんどんいろいろな工夫をして、資源化率を高めていった。その結果がこういう形になっているのだろうなという思いを抱きながら、あの講演会を聞いていました。今ご質問にもありましたように、このSDGsを含めて、ごみのリユース、リデュース、リサイクル、この関係というのは改めてしっかりと取り組んでいくことが、町民の皆さんにとっても励みと誇りにつながる話、そして暮らしに直結する話、ただ一方で細かくすればするほど高齢者の皆さんを中心について行けない方も出てくる、そういうリスクも考えながらもですね、さらに町の方針としてはリサイクル率を、資源化率を高めるような方向でいろいろな施策をこれからしっかりと考えていきたいなというふうに思います。私も講演会を聞いて、自分が町政を預からせてもらって15年たちますけれども、立ち止まっていたのだなと、反省をしながら聞いていました。一方ですね、例えば浦河の町のごみの特性として、カロリーの高いごみが多い。そうしますと、ごみの資源化率でもって一番有効なのは、生ごみの堆肥化なのです。でも生ごみの堆肥化をするとですね、浦河のカロリーの高いごみを冷やすためには水とかなんとか水道とか使わなければいけない。そういったような、相反する部分もあるのですけれども、それにしてもやはり世界的な流れというのは、資源化率をいかに高めるかということがSDGsにも直結してくる問題だというふうに考えますので、これからも町民の皆さんの協力をいただきながら、しっかりと前に進めるように努力をしていきたいと、このように考えています。詳細につきましてはですね、担当のほうから答えさせていただきます。
答弁 クリーンプラザ所長 横山彰
おはようございます。浦河町におけるゴミの現状とリサイクルについてというご質問で、四つの質問に答弁させていただきたいと思います。よろしくお願いします。まず1番目になります。年間に排出される1人当たりのごみの量の推移ということでございますが、当町におきましては、年間に排出される1人当たりのごみの量の推移についてですが、平成20年から5年刻みでちょっとカウントさせていただきます。平成20年が340キログラム、平成25年が358キログラム、平成30年度が357キログラムでございます。令和に入りまして、令和元年から令和4年の4年間につきましては、大体1人当たり360から380キログラムくらいで推移しております。去年になりますが、令和5年度は若干ちょっと下がりまして、1人当たり333キログラムという結果になっております。議員がおっしゃるとおり、ごみの排出量が減少しています。減少している大きな原因としては、人口減少が一番大きいのかなというふうに、要因として思いますが、こうやって見ると、調べてみますと1人当たりのごみの排出量というのは、そんなに大きな違いはないのかなというふうに思っています。次の2番目になります。2番目に関しましては、一部の地域で回収できないごみが増えているという声も聞くが、現在町内における分別の状況は、ということでございます。2番につきましては、ごみの分別方法が分からないなど、いわゆる非分別による違反ごみ、要するにバツごみですね。回収されないものというのは、調べてみますと、年々少なくなっておりまして、地域によってはまだ、そういうごみが見受けられるところもあります。その対策といたしまして、バツ印がつけられたごみ袋に関しましては、違反内容を記してシールを貼り付けて、排出された方に対して改善を促すというような流れでございます。仮にそのバツ印があるということで、町のごみの巡視員が集積場を定期的にパトロールをいたしまして、長期間放置、そういうことが見られる場合には、ほかの方々の排出に大きな影響がありますので、回収処理をするという場合もございます。浦河町に長くお住まいの方に関しましては、分別方法についてご理解、ご協力をいただいているところでございます。違反ごみの状況を分析いたしますと、当町につきましては転勤族の割合が比較的多い町でもありますので、今まで住んでいた地域と分別方法が異なる場合にはですね、浦河町のルールにご理解をいただくまでの間に、誤ってごみの出し方を、排出をしてしまうといったケースが多いのではないかと推察しております。以上です。3番につきましては、当町におけるリサイクル率の推移と、それとリサイクル率を向上させるための課題ということでございます。3番の、まずリサイクル率の推移でございますが、過去5年間の推移で見ますと、令和元年度が20%、令和2年度で20%、令和3年度で21%、令和4年度で19%、昨年、令和5年度が21%ということで推移をしています。今のは令和なのですけれども、大きな変化、状態では推移していないのかなという部分ではございますが、ちょっと遡って調べてみますと、平成20年のときは、リサイクル率が28.89%、平成25年で26.20%です。平成30年度で23.43%ということで、令和から比べるとちょっと多かった、リサイクル率が高かったということが分かります。日本全体のリサイクル率でございますけれども、大体約20%と、浦河町はほぼ同じ割合と言えるのかなというふうに思っております。先ほど言いましたけれども、令和に入ってちょっとリサイクル率が落ちているような感じ、感覚がありますけれども、年間のごみの排出量だとか、あとリサイクル品目のごみの排出量によって変動というのはあるとは思います。ただ大きな要因として考えられるのが、今、新聞、雑誌、段ボール、これがですね、少なくなってきているということが大きな原因かなと。これに関してもちょっと調べてみますと、平成20年度で、937トンありました。その三つですね。新聞、雑誌、段ボールという部分では、平成20年度で937トンありましたが、平成30年、10年後になりますが、703トン。去年、令和5年を調べますと、500トンということで、やはりそこが大きい減りになっているのかなというふうにちょっと調べてみて思いました。リサイクル率を向上させるためには、議員がおっしゃるとおり、今以上にですね、町民一人一人が関心を示す意識づけが最も重要になってくるというふうに考えております。リサイクル品目として、指定されているごみが間違って可燃ごみや不燃ごみに混じっていると。一緒に出されているというケースも考えられることから、これも課題の一つかなというふうに考えております。例えば、具体的な取組の例といたしましては、各自治会を通してごみの分別学習、こういうものを開催したり、令和2年度に皆さんお持ちだと思いますが、家庭ごみの分類の出し方ということで、パンフレットを作成しております。そのパンフレットを、僕も行ってすぐなのですけれども、やはりなかなか電話とか来て、答えられない品目というのが多かったですね。その辺もですね、今ちょっと作業を進めているところですが、細かく載っていない品目というのは結構あるわけですね、調べると。それも品目も若干載っていないものを増やしたりすることによって、町民の方々もですね、分かりやすくなるかな、出しやすくなるかなということで、これに関しては可燃ごみ、これに関しては資源ですよというふうな表示を、項目を増やすことによって、ちょっと出しやすくなるかなというふうには考えております。以上でございます。最後になります。4番目になりますが、3R、それとごみの分別、ごみの減量化についての意識づけの推進が必要と考えるが、町としての見解は、というご質問です。当町といたしましては、早くからごみの細かな分別、資源化に取り組んでいるところでございます。先般、ごみ減量化推進のためにリサイクル率全国上位を続けております鹿児島県大崎町の取組につきまして、講師に来ていただいて講演会を開催したところですね、多くの町民の方々にお越しいただき、さらに関心を示していただけたのではないかなと、感じていただけたのではないかなというふうに感じております。リデュース、リユース、リサイクルの3Rの推進につきましては、ごみの減量化のためには大変有効な取組でございます。今後も個人の意識を高めるため、町内で開催されるイベントなどの中で、浦河町のごみの分別方法を知ってもらえるような機会を設けて、また先ほども言いましたけれども、各自治会にお声をかけながら、そういう学習会、分別方法を知ってもらえるような取組、そういうものを開催していければなというふうに考えます。浦河町のごみの分別につきましては、ご理解いただけるよう継続して取り組んでまいりたいと考えております。以上です。
再質問 11番 飯田美和子
それでは再質問をさせていただきます。先ほど一番についてもお話いただいたところなのですが、私も町の基本計画とか見ていて、そんなに1人当たりのごみの量というのは減っていないのだなというのをすごく感じたのですけれども、ごみの搬入量とかは減っている、クリーンプラザに搬入されている量とかは減っているのだけれども、1人当たりのごみの量が減っていないというのについての分析というか、どういうふうに考えていらっしゃるのかなというところをちょっとお尋ねしたかったのですが、お願いします。
答弁 クリーンプラザ所長 横山彰
再質問ということで、1人当たりの分析ということになりますけれども、そこはですね、ちょっとまだこちらのほうでも分析をしていない状況ではございましたので、今後、検討してまいりたいと思います。よろしくお願いします。
再質問 11番 飯田美和子
ありがとうございます。そうですよね、ごみとして袋で出されるから、一体何が入っているかというのはちょっと分からないかもしれないのですけれども、この個人のごみの量を減らすにはやはり分別なのかなと思ったのですよね。分からないごみについては青い袋というふうな感じで最初は私たちも思っていたのですけれども、最近はやはりちゃんとこれを分けたら、資源になるからということで、自分の家でもやっているし、周りのお友達からも、これって何に入れたらいいのだろうとか聞かれたりするので、そうしたらこの表を見て、これではないかというふうにお話しすることもあるのですけれども、さっきの2番のところは分かりました。3番のところのリサイクル率というところなのですけれども、新聞、雑誌、段ボールがこんなに、平成20年937トンあったのが、令和5年には500トンまで下がっているということを聞きますと、それでリサイクル率が下がっているのかなというのも思ったのですけれども、でも令和のこの4年間とかって、結構、何ていうのですか、コロナの関係もあったりして、プラスチックとかのものとか、衣類とかも何か回収されなかったような記憶があるのですけれども、それについての今後というか、例えばペットボトルのキャップとかも、ここではちょっと関係ないですけれども、ポリオのワクチンになるからとかというような回収をしていたときもあったのですけれども、コロナが発生してから回収しなくなりましたというようなお知らせが来たりとか、あと衣類とかも、やはりコロナの関係で集めなくなり、町としては衣類とかプラスチックの関係については、今後どういうふうなというか、ちょっとその辺のお話も、コロナが終わっているので、回収をまた始めているのかということをお尋ねしたいと思います。
答弁 クリーンプラザ所長 横山彰
まず、ちょっとお話が出ていました新聞、雑誌、段ボールが減っているという部分でございますけれども、分析としては、やはり新聞を購読する家庭がちょっと少なくなったのではないかなというふうにも感じるし、あと、例えば雑誌だとか、漫画本に関しては、今、漫画本を買わなくても携帯で読めてしまう時代なのですよね。そういうのも影響しているのかなというふうには思いますが。あとですね、クリーンプランの取組として、先ほど議員のほうからもありましたけれども、令和2年から5年までは、ちょっとコロナの影響で衣類のリサイクルというのはできていませんでした。その前というのはやっておりました。衣類のほう。また再スタートを、令和6年の4月から業者さんをですね、ちょっと見つけまして、札幌の業者なのですけれども、回収に来ていただくということで、4月から衣類のほうをスタートしております。今、衣類のほうをですね、始めたばっかりではございますが、実績として、排出した、リサイクルした数というのが排出量が10トンぐらい、今ですね、約10トン、これも来年の事務事業概要の中でも数字は出ますけれども、少しリサイクル率のパーセンテージには影響はしてくるのかなというふうには感じております。以上です。
再質問 11番 飯田美和子
ありがとうございます。今お話を聞きましたら、衣類のほうは今年の4月からまた再開されているということなので、ぜひともですね、それを皆さんにお知らせして進めていただきたいなというのを強く思います。そうしたら、ごみとして投げていたものが、もしかしたら、これリサイクルだねということで、ごみの量が減っていく、リサイクル率が上がるというのにつながるのではないかなと思います。あと、これはもう随分、私もうちょっとぼろぼろになるまで見て、いつも見ているので、あれなのですけれども、皆さんお持ちだと思うのですが、各家庭でね。再度ですね、高齢者の方とかも、何か分けられなくなってしまっているような方とかも、中にはいらっしゃるのかなと思うのですよね。青い袋でまとめて、だけれども、この間の本当に大崎町さ ん の 取 組 を 見 た ら 、 リ サ イ ク ル 率 が 84%、ここは燃やせるごみがない町というか、燃やすところがないので、ごみを分別しなければいけないのですよね。だからその取組はうちとはちょっと違うのかなとは思ったのですが、でも、来ていた推進委員さんの人たちが皆さん口々に、いや今日の講習とか研修がすばらしかった、よかったって、自分も頑張ろうと思いますというようなことをおっしゃっていた方がいたので、こういったのをやはり地域で勉強会を進めるだとか、もう一回お知らせし直すだとか、さらにそういうことを進めることが、ごみの減量化とリサイクル率を上げること、知らなかったら、今までどおりなのだけれども、これは違うのだねとか、それぞれが意識を変えることで変わってくるのではないかなと思うので、これからもですね、ぜひ地域に根差した活動をしていただければと思います。以上で終わります。