みんなの議会

浦河町議会 令和6年第3回定例会 2024年6月27日

部活の地域移行について

2024年6月27日、浦河町議会の一般質問で、中山康子議員が「部活の地域移行について」質問し、社会教育課参事 鳥井亀市、教育長 浅野浩嗣が答弁しました。

質問者
中山康子 議員
答弁者
社会教育課参事 鳥井亀市、教育長 浅野浩嗣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 中山康子

おはようございます。今回は発言通告書に基づき1件の質問をいたします。部活の地域移行について、少子化に伴う部活動の減少や教員の働き方改革を背景に、公立中学校の部活動の部活動を地域のスポーツ団体が担う地域移行の動きが道内各地で進められております。5月下旬には、えりも町が部活動地域移行検討協議会を設置し、初会合を開き、人材の確保や送迎の問題点などを話し合われた様子の記事を読み、改めて令和6年3月改訂の浦河町立学校の部活動の在り方に関する方針を読んだところです。スポーツ庁も運動部活動の地域移行について、改革推進機構を2023年から25年と現在2年目を迎え、先進的に取り組む地域の部活動の形が見えてきたが、一方では、外部指導者の確保など課題もあるそうです。ちなみにこのスポーツ庁の2023年から25年という部分では、地域によってちょっと柔軟に対応してもいいというふうになりました。地域によって少年団の野球やサッカー、バレーボールが盛んな競技もあり、中学校に入学すると中学校単位で団体競技ができず、諦めてしまう生徒もいるようです。指導者の専門分野によってさらに技術を磨き、高められる場合もあるが、必ずしも専門ではない顧問がつくこともある。また、中学校で続けていた部活動が高校にはなく、管外の高校に流出する事例も見受けられます。少年団、中学校、高校との連携をつくり、子供たちが豊かに生きるため、芸術やスポーツを地域から支える仕組みづくりとして地域移行を進めてはどうか。そこで3点の質問をいたします。一つ目、町内の3中学校、浦河第一、第二、荻伏の部活の種目と在籍数をお知らせください。二つ目、芸術スポーツでの管内の進学数は。三つ目、部活の地域移行について、今後の取組をお聞きしたいと思います。以上、3点よろしくお願いします。

答弁 社会教育課参事 鳥井亀市

おはようございます。私のほうからは部活動の地域移行について3点質問がありましたので、そちらのほうを答弁させていただきます。まず、町内の3中学校の部活動の種目と在籍数はというところであります。まず、浦河第一中学校に行きます。スポーツ系部活動の種目と在籍数は7種目で、野球部が5名、サッカー部13名、男子バスケットボール部14名、バレーボール部21名、このバレーボール部につきましては男女合同です。続きまして、バドミントン部17名、ソフトテニス部15名、女子バスケットボール部の部員はいませんが、部活動としては廃部となっておりませんので、この7種目の合計で85名の在籍数となっております。続きまして、文化系部活動です。2種目で、吹奏楽部17名、美術部28名、2種目の在籍数の合計が45名となっております。続きまして、浦河第二中学校です。スポーツ系部活動の種目数と在籍数は3種目で、野球部が1名、バドミントン部が9名、卓球部が5名で、3種目の在籍数の合計は15名であります。文化系部活動は、浦河第二中学校にはありません。すみません、それと浦河第一中学校の部分なのですが、部活動以外、少年団ですとかクラブチームで活動している種目も7種目あります。それで27名となっております。すみません。浦河第二中学校の部分ですけれども、部活動以外の少年団の少年団クラブチームで活動している種目も3種目あります。その在籍数は5名となっております。続きまして、荻伏中学校になります。スポーツ系部活動の種目と在籍数でありますが2種目で、野球部が6名、卓球部が7名で、2種目の在籍数の合計は13名です。部活動以外の少年団、クラブチームでの活動としましては5種目あります。在籍数は12名となっております。続きまして、2の芸術スポーツでの管外への進学数はということでありますが、この管外の進学数でありますけれども、これは令和5年度のスポーツ推薦等で管外へ進学した数字となります。浦河第一中学校が7名、浦河第二中学校はいません。荻伏中学校は4名で、3校の合計で11名が管外へ進学しております。また、11名中10名がスポーツ、文化系が1名となっております。続きまして、3の部活の地域移行について今後の取組はというところでありますけれども、部活動の地域移行については、国のスポーツ庁、文化庁が策定したガイドラインでは、令和5年度から令和7年度までの3年間を改革推進期間と位置づけて取り組むように示されています。このガイドラインを基に、道では、まずは休日の部活動から段階的に地域移行を進めることを基本とし、3年間で取組を重点的に行い、地域の実情等に応じて可能な限り早期の実現に向け取り組むようにとなっており、当町も国や道から示されたとおり、実情に合った取組を進めていきたいと考えております。進捗状況でありますけれども、スポーツ協会、文化協会の会長、スポーツ少年団本部長中学校の校長、PTA会長で構成する浦河町部活動の地域移行検討協議会準備委員会を3月に開催しております。その中で浦河町部活動地域移行検討協議会の設立について、浦河町としてどのように地域移行を進めていくかの意見交換等を実施しております。今年度につきましては、地域の実態や要望等を把握するため、アンケートを実施しているところであります。アンケートの対象者につきましては、小学校5・6年生の児童、中学生とその保護者と小・中学校の教員であります。また、浦河町部活動地域移行検討協議会を来月7月に開催する予定であります。今後はアンケート結果をもとに、様々なニーズに十分に応えられるよう、当協議会を中心に地域の方々と連携協力し、当町の実情に合った部活動の地域移行を進めていきたいと考えております。以上です。すみません、答弁漏れです。荻伏中学校の文化系部活動、この部分については吹奏楽の1種目で在籍数が5名となっております。

再質問 2番 中山康子

では、再質問に入らせていただきます。改めて、私がふだん各中学校を主に浦一中なのですけれども、見ている分ではそれなりにあるのかなと思っていたのですけれども、意外に全然少なくなっていて、ちょっと個人的なことを申しますと、我が子がもう卒業してかれこれ最後の子が卒業して20年以上たっているので、そのときに比べたら確実にというか、半分ぐらいの部活の数になったなというのを実感しています。あと、浦二中に関しても、荻中に関しても、当時はまだ男女のバレー部があったり、野球もそこそこ11人以上集まっていたので、かなり少子化が進んでいるのかなという感じです。またこれは一昨日、武中議員が統合に関して若干リンクする部分もあるのかなと思って、今この人数を聞いて驚いております。合わせて若干なのですけれども、やはり大きい中学校ですとそれなりに団体競技が組める。そうでない浦二中と荻中に関しては、規定の数に達していない。例えば野球部なんか6名だったり、卓球、個人競技に関してはそれなりに満足にできる部分もあるのですけれども、ちょっとここも不足しているのかなという実感です。あとちょっと気になったところで、少年団とクラブ活動という部分があったのですけれども、これはどういう競技なのですか。

答弁 社会教育課参事 鳥井亀市

少年団とクラブ活動の部分につきましては、まず浦河第一中学校が少年団としまして陸上、柔道、剣道、水泳、乗馬になります。クラブ活動につきましては、シニアの野球とサッカーのクラブチームが。これはサッカーのクラブチームにつきまして静内のほうのチームになるのですが、そちらのほうに在籍しているという形になります。浦河第二中学校につきましては、水泳、スピードスケート、あとシニアの野球になります。荻伏中学校につきましては、陸上、柔道、剣道、水泳、これが少年団活動であります。そしてシニアの野球ということでなっております。

再質問 2番 中山康子

すみません、シニアの野球というのは硬式のチームということですか。

答弁 社会教育課参事 鳥井亀市

硬式のチームになります。

再質問 2番 中山康子

1問目に関しては、大体どのぐらいの数が在籍しているかというのをお聞きしたかったので、ありがとうございます。次に、2番に関してなのですけれども、思ったより少なかったのかなと思っています。過去には結構、20人、30人、意外と流出していて、私なりに20人、30人分が地元の高校に行ってきたら、むしろ間口が増えるのではないかと思うぐらい流れていたときもあったので、ここに関してはよろしいです。関連として、さっき地域移行に関する部分も今回、教育行政の中で3月に検討協議会があったのをちょっと私も勉強不足だったので、申し訳ありません。意外とちゃんとやっているのだなという部分ではよかったかなと思います。その中で、まずこういう問題が出る背景としては、やはり少年団で一生懸命やっていても、中学に行ったときに専門分野の顧問がいる場合といない場合、中学までは行っていても、親の中では今、浦河第一中学校は女子バレーが強い。ですが、現実に次の浦河高校に進学しようとしたときに、浦河高校は女子バレー部がないです。多分この数がそっくりそのままバレー部が管外に流出しているのかなと思うので、高校の少年団と中学校の連携も含めてどうなっているのかな。そこら辺を保護者の部分も心配していたので、その辺の連携というのはどうなっているのかなと思います。ちょっとお聞きします。

答弁 社会教育課参事 鳥井亀市

議員がおっしゃるとおり、高校にはない部活があります。それと少年団、この少年団活動はいろいろな16団体ありますので、そういった形で今活動はしているのですけれども、その16団体分の部活が中学校にあるかといったら、それもありません。それと、浦河第一中学校につきましては、まだいろいろな部活が7種目ありますので選んだりすることはできるのですけれども、荻伏中学校、浦河第二中学校につきましては、3種目とか2種目の部活動しかありませんので選ぶことができないということで、そういった部分も含めましてアンケートを取って、今後、地域移行につなげて、どこの中学校の生徒もどのスポーツもできるような状況、状態にしていかなければいけないと思っております。そういった部分では、保護者に対しても今回アンケートを取っております。そういった中で、今回7月に検討協議会を開くのですけれども、それまでにこのアンケート、今そのアンケート調査を集計している最中でありますので、ちょっとここでは答弁できないのですけれども、課題とかそういった部分もアンケートを取っておりますので、そういった部分を参考にしながら、中学生生徒ですとか保護者の皆さんと、これも意見交換等をしながら決定していかなければいけないのかなと思っておりますので、その部分はこれから徐々に進めていきたいなと考えております。以上です。

再質問 2番 中山康子

今、アンケートの件も出たのですけれども、小学生5・6年生、中学生、教員などなど、今、集計はまだできていないということなのでそれは承知していますけれども、もし分かれば、アンケートの中身でちょっと気になっている部分とか、今どきの背景なのかなとか事情とかがあれば、ちょっともし教えてもらったらもっとさらに地域移行に関して、早く進めるのかどうか否かというのもちょっと判断材料にしたいので、分かれば教えてほしいのですけれども。

答弁 社会教育課参事 鳥井亀市

アンケートの中身なのですけれども、ちょっと保護者の関係でまず気になるところがありまして、まずはどこの町村でも今問題になっているのが移動手段です、まずは。この移動手段をどうするかということと、先ほどちょっと中山議員さんもおっしゃっていたと思うのですけれども、中学校の部活に行くとやはりその専門でない先生が教える部分が出てきます。顧問につきましても、例えば野球の経験ない先生が野球部の顧問になって教えるとか、そういった部分はやはり保護者としてもできれば経験している方に指導してほしいという、そういう意見もあります。あと教員のアンケート調査につきましてもちょっと見た感じ、同じようなことをおっしゃっていまして、我々はその専門種目でない種目も教えなければいけないということがあるということで、そういうのは我々教員にとってもやはり厳しいと。中学生にしても、今後将来そのスポーツ、文化の関係で例えば高校に行きたい、就職したい、そういった部分も出てくるということで、そういったところを担うのがやはり厳しいというような意見もあります。そういったことを踏まえまして、地域移行も進めていかなければいけないのかなというふうに思っております

再質問 2番 中山康子

分かりました。義務教育に関しては専門の指導員、顧問がつくというのはいろいろありますからそこは理解しています。ただ、今一生懸命少年団活動をしているお母さんたちにしてみたら、今せっかくここで土台できたのに中学へ行って違う先生、全く専門以外の先生ついたときに少し心が折れそうになる。結構親は子供の常に応援団をやっていて、勝利至上主義ではないですけれども、子供が望むことをやらせたい、そして応援したいという気持ちもあるので、ここはちょっと難しい部分もありますが、教育長、統合に関する問題だったり、今回の地域移行に関する問題だったり、問題は山積していますけれども、いろいろ部分でこの地域移行に関しても教員のストレス、専門性のないところを持ったりする場合もあるので、そういう背景もあってちょっと先生たちもなかなか教員の成り手がないのかなというそういう背景もあるので、ここを含めて具体的にいつやるかではないのですけれども、今回また7月に検討協議会をやるということなので、どのぐらいのスピード感を持ってやるのか、一応さっき25年でしたか、徐々に実情に合ってやるということだったのですけれども、その目途とする部分で言ったら、あと1年、2年、かかるとは思うのですけれども、もうちょっと幅広くいろいろ告知してくれたりとかやって、教育委員の中でもやってくれて、私は結構委員会の資料を見ていたりとかしているので、もっとそういうのは委員の中でも活発に議論してくれたらいいかなと思っているのですけれども、教育長としてはどういう考えなのかお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

相変わらず声の調子が悪いのですけれども、昨日よりはまだ出るかなと思うのですけれども。部活の地域移行、もともとの発端はこれは義務教育といいますか、国全体の教育の中で先生方の働き方改革ということが、これがもともと発端でありました。そうはいってももともとのこれまで何となく部活動ということでやってきたのですけれども、これは正式には学習指導要領の中で云々とか教育活動に位置づけられていないのだけれどもやってきたのですね。それをなあなあでやってきたのですけれども、ここで改めてということでこの部活動の地域移行。それもこの頃は、初めのうちは休日の部活の地域移行と言っていたのですけれども、最近はこの休日も取れてきて部活の地域移行ということで、令和5年、6年、7年を集中以降年間ということで、それで進めようということで今、国、道、そしてこちらのほうにも下りてきているところであります。そういった中で少年団のお話がありましたけれども、浦河はこれまでも部活の中身によりましては、部活によっては実際、少年団がもう部活動をやってくださったというのもあります。例えばスケートにしても、剣道とか水泳なんかでも、実際学校の先生が教えていないのだけれども部活の大会、中体連に出るときには学校の先生と外部の指導者と行ってということでありました。そういったこれまでの浦河の実情、実績も踏まえながら、初めに中山議員さんがおっしゃったように、地域で子供たちのスポーツ芸術活動を支える、そういうスタンスでこれから進めていきたいと思っていますけれども、一番の課題は人材だと思っています。これは今まで準備委員会でも議論がありましたし、いろいろなほかの町、いろいろな資料を見ても人材が一番大変かなと思っています。あとこういった都会と違って広い場所になりますと、鳥井参事からもありましたけれども移動手段、これも大きな課題かなと思っています。そして中山議員さんから今お話がありましたように、少年団で一生懸命お母さん、お父さんたちが子供と一緒になって少年団活動をしていて、中学校になったときに指導してくださる先生は大丈夫なのかなという心配ありますので、逆に言いますと、これまでの少年団活動の流れをうまく部活の流れの中に取り組んでいければなと思っています。ただ、本当に人材の部分が大変かなということで少年団の方からもお伺いしております。いずれにしましても、教育委員の会議の中でも話題にもなることもありますけれども、今回アンケートを今集計している、鳥井参事が一生懸命集計していますけれども、その結果を基にしながら、教育委員の会議、また7月に行います検討協議会の中でいろいろもみながら、浦河としてのあるべき姿、ひょっとしたらこれは浦河一町では難しいかも分かりませんので、日高管内、広域的な視点からも進めていきたいと思っております。以上です。

再質問 2番 中山康子

ありがとうございます。確かに都市部と違って、地方に行ったら指導者の人材は豊富ではないですよね。そこも踏まえて、スポーツ庁の今回のやつを引っ張り出してみたり、道の部分、浦河町の在り方とかもいろいろ見たら、部活の顧問に対する学校の責任とか本当に山盛りあって、これがもし責任、何かあったときのやつって結構教員も大変なのかなと思って感じています。今、教育長がおっしゃっていたとおりいろいろ考えてくれているのだなと思うので、この件に関してはこれで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:浦河町議会 令和6年第3回定例会 2024年6月27日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる