浦河町議会 令和5年第9回定例会 2023年12月13日
下宿の実態について
2023年12月13日、浦河町議会の一般質問で、佐藤利明議員が「下宿の実態について」質問し、商工観光課長 伊藤雅教が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤利明 議員
- 答弁者
- 商工観光課長 伊藤雅教
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 佐藤利明
このたびの土井裕司議員の死去に接し、心からお悔やみを申し上げるとともに、ご冥福をお祈りしたいと思います。それでは、通告書に従って一般質問をいたします。下宿について伺います。私が学校を卒業して就職した1970年代は高度成長期時代で、公害問題やオイルショック等を経験しながらも日本のGDP成長率は平均で10.5%で、労働者は金の卵ともてはやされ、仕事、職種には不自由なく会社を選べました。スキルアップのための転職も盛んで、基本給も毎年1割以上のベースアップが当たり前の時代でした。春になるとどこの会社でも団体交渉が行われ、決裂すると春闘ストライキでよく交通機関が毎年のように止まっていました。社会全体が血気盛んな、そんな時代だと記憶しています。そんな頃、自分もご多分に漏れず憧れの大都会、東京にある医薬品卸会社へ就職しました。米も炊くことができない自分が故郷を離れることができたのは、社員寮があったからです。進学や就職で家を離れることができるのは、社員寮や学生寮、下宿が都会には多く、また福利厚生もしっかりしていたからだと思います。昨今、浦河町も人口減少や少子化の影響で1980年の国勢調査の人口では1万9,408人が、現在町民台帳調べでありますが、10月31日現在で1万1,461人になりました。浦河町を支えるインフレや経済産業活動も大きく変わっていることも理解していますが、下宿の実態について伺いたいと思います。町民の方から、内地の方から浦河高校に入学したいので下宿を探してほしいと相談を受けたことがありました。自分では探すことができず、その旨を伝えたことがあります。また、町内施設も就職のために道内外の各種学校に求人を出していると伺いました。学校を出た新卒者が自炊を主とするアパート暮らしをしてまで田舎の企業に来るとは思えません。また、それを送り出す親御さんの理解を得ることもできないと思います。浦河で仕事や進学を応援するならば、最低でも下宿問題は解決しなければならないと思います。以上のことを踏まえて質問いたします。町内には、職種に関係なく入居できる下宿屋さんと言われる建物は何軒あるか伺います。また、その入居可能人数も伺います。3、町内にはシェアハウスと言われる建物は何軒あるか伺います。また、入居可能人数も伺います。5、その運営体に対し、国や道、町の補助制度があればお伺いいたします。6、町内に現在使用されていない寮や下宿の軒数は何軒あるか伺います。7、その地区、地域を伺います。8、改修するとしたら、予算はざっくりでよいのですが、その額をお伺いいたします。9、町外から転入して来る新入生、新入社員の方に下宿に対する補助制度の創設の考え方をお伺いいたします。以上です。
答弁 商工観光課長 伊藤雅教(商工観光課長は2024年9月まで)
おはようございます。私のほうからは下宿についてご答弁させていただきます。まず1点目と2点目、下宿や建物の軒数と可能人数について、まとめて答弁をさせていただきます。下宿につきましては、自宅からの通学が困難な学生向けに民家の一部屋を提供する形で経営されております。ただ、近年の利用の状況は全国的に減少しているように伺っております。ここで当町の状況でありますけれども、今年の春先に高校生のほうが数名町内で下宿をしたということは伺っております。伺っておりますけれども、町内全体の下宿の部分の経営の部分の実態把握はできていません。なので、入居可能人数についても同様であります。続きまして3点目、4点目、シェアハウスについてであります。シェアハウスにつきましては、一つの住居に複数の者がキッチンやリビングなどを共同で利用することであります。ですけれども、現在町で把握できているものについてはない状況であります。続きまして5点目、その運営に対しての助成制度であります。こちらのほう、いろいろ僕のほうでも国とか道のことを調べたのですけれども、運営の補助というのが難しくて、建設工事とか改修とかというのはあったのですが、なかなかない状況でした。今の町の補助制度の現行制度で活用できそうなものについては、平成27年度に当町のほうで制定したシェアハウスの運営補助金があります。もう一点、運営補助ではありませんけれども、29年度に制定した創業支援事業がありますので、直接的な運営補助ではありませんけれども、いろいろな条件はありますけれどもそういうのを活用できるのかなと思っております。続きまして、6点目、7点目、使用されていない寮や下宿の軒数であります。これにつきましても全て把握をすることができません。ただし、現状のほうでいろいろな方に聞いたり見たりしている現状の中で確認できる範囲で現在使用されていないと思われる物件は、東町地区に特に多く、数軒あるのかなというふうに認識しております。続きまして、8点目のざっくりでという部分なのですけれども、これは私もざっくりでお答えしたいなと思ったのですけれども、やはり建物の状態によって、例えば、今、僕が認識している東町の物件もそうですけれども、やはり程度がありますので、そうなってくると数百万円から、設備とかをやると数千万円とかという部分になってくるのかなと見込んでおります。最後になります、9点目です。町外から転入してくる新入生とか社員の方に対する補助制度の相談についてであります。先ほど佐藤議員が冒頭でおっしゃっていたように、初めて就職する中で、こちらに来てアパートで生活すると、たしかそういう状況も、僕もそうだなと思いながら伺っておりました。現状日高管内から入ってくる転入者の方については、下宿の補助という部分よりかはUIターン補助という制度がありますので、条件はありますけれどもそこは一部活用できるのかなと思っています。ですけれども、下宿の運営に補助という部分については、なかなか今の部分ではない状況なので、この辺につきましては佐藤議員がおっしゃっていたようなことも踏まえて、例えば浦河高校の状況とかもお聞きしながら、新たに新採で来られる方の状況も踏まえながら、どのようなニーズかをまず把握させてもらいながら検討していきたいなと思っていますので。ちょっとこのぐらいまでしか、今の状況では言えませんけれども、そういう形で考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。
質問 13番 佐藤利明
ありがとうございます。答弁を伺いながら、やはり町内にはないのだなと、総体的な結論なのかなと。だから、これからどうしようかと。そういうニーズがある以上、お応えしていかないと、その学生の方も地元の高校を諦め、他町村の高校で下宿したと伺ったので。やはりみすみすニーズに応えられない町として、やはりそこは補っていかなければならないのかなと思うのだけれども、ではそれをやる運営体があるのか。行政がやるわけにはいかないので。だから、それをどう解決していくのかというのは今後の課題なのだけれども、人口が減る中で、そんなことを考えなくてもいいという意見もあるし、だからといって今回、今年数人が下宿、多分親戚の家だとか、そういうところにしたのだろうと思うのです。僕も、もし預かるとしたら他人は結構勇気が要りますよね。やはり親戚の方が来るのならいいよとか、そういう感じだと思うのだけれども。だから、前までは大きな下宿屋さん、浦河町にも何軒かありましたけれども、今ない状態で本当に歯がゆい思いをしているのですよね。その中で、意見ばかりで長いですけれども聞いてください。実はうちの娘もスキルアップのために内地の大学に1年間行って、そのためのどこに住むかが一番問題なのです。もちろん寮も大学なのだけれども1年ぐらいだと入れてくれないので。では、今はやりの駅のそばにあるような何だかマンション。月々はすごく安いのだけれども、でも総体で1年間住んで出るときの改修費用が莫大にかかるということが分かって、ではどうしようかと。結局ホテルになったのです。ホテルが一番安い。そう考えると、浦河も結構ホテルがあるので、では満室で塞がっているか。繁忙期は塞がるかもしれないけれども、平日なんかはそんなに塞がっているような状況ではないと思うので。こういう方々、いわゆるホテルだとちょっと高額になるのですけれども、値段交渉をしながら、また補助しながら、いわゆる6万円、7万円で1か月住めるような状況をつくれないかなと思っているのですけれども、その辺の状況はどうなのでしょうか。
答弁 商工観光課長 伊藤雅教(商工観光課長は2024年9月まで)
今の佐藤議員のご意見ですけれども、私も高校生に結構相談をされていて、どうなのだという部分があったので、いろいろな方法があると思います。家の空きスペースで下宿というのがありますけれども、なかなか今の時代にそういうのはなかなか合わないのかなというのもあったり、やはりちゃんとしたところは今のところないので。あとは、これから宿舎を建てるとかというのも、なかなかコストがかかりますので、そうなったときに、どういう方法が一番いいのかなといろいろ考えたのですけれども、本当は家で空いているスペースをというのが一番いいのですけれども、そういうのも募りながら、例えば今ご意見にあったように、ホテルとか町内の旅館とかはある一定程度の戸数があるので、そこはどうなのかなと思って、実は何軒か相談をさせていただいたことがあるのです。その中でも、基本的には駄目だとは言わないのです。ただ、やはりどこの宿泊も結構人が入っているのです。結構そういうのが入っているので、1個や2個ぐらいだったらというお話は伺いますけれども、ただそれに伴って、それに合うような料金体制というのがなかなか難しい部分もあったり、一つのところは、ある程度そういう合宿とか高校のお話をしたときには、そうだね、何とか協力できるところはというお話を伺ったところもあるのですけれども、ただ、それ以後の話がまだ進んでいなくて。そういうのもあるので、実際にどのような方法が一番取り組みやすくてという部分もあるのですけれども、何かそういうのがないかなというので取り組んだ経過はあるのですけれども、今後佐藤議員のご意見も伺いながらできるところからできればいいかなというふうには感じています。以上です。
質問 13番 佐藤利明
実は結構浦河町で何か行事があると、ホテルはほとんど空きがなくなるのです。ネットで調べても直接申し込んでも、この日は駄目ですとか。結構サッカーなんかも大きい影響力があって、生徒は町が貸し出している施設で満杯になるのですけれども、親御さんが追いかけてきますので、そうしたらホテルは取れない、空いていたのは柏陽館の二つぐらいだったという、そのような感じでありました。だから、繁忙期になると忙しい。うちの娘なんかも繁忙期になると出されます。違うところに行って、また戻ってくるというようなチェーン店のほうでなんてというのはあちこちありますけれども。そんな中で、やはりそういうことに応えてあげられる。一番の僕の関心事は、今、新卒で来る、浦河町でも施設で募集している人たちが本当に安心して来られる。親御さんも、浦河町、こんな田舎でやるのと思われないぐらいの、そういう施設管理をして用意してあげないと来ないのではないかなと。何ぼ募集しても確かに無理があるので、やはりそういう人たちのために福利厚生をしっかり考えながら、またいろいろなことで泊まる人に補助をするのか。それともその施設に補助にするのか。それは今後のこれからの課題だと思うのですけれども、そういうのをしっかり検討しながら。そうしないと、一つ一つの衣食住は大事ですから。仕事に疲れてアパートに帰ってきて、独りなのですよ。みんな鬱とまではいかないのだけれども、仕事が忙しくなると、そんなに人と話せないという状況になると、やはり精神的なものもあるし。寮だとか下宿なんかは、いろいろな人たちがいるのでストレスが発散できるのだろうけれども。また寮の行事だとかあったりすると、それであるのだろうけれども、なかなかアパートでとなると、精神的にも大変なのかなと思いながら、そういう施設を用意してあげることを切に要望したい。意見は、そういうことでよろしくお願いしたいなと思います。以上です。ありがとうございました。