みんなの議会

浦河町議会 令和5年第6回定例会 2023年9月13日

(1)小中学校における熱中症予防対策について/(2)自治体DXについて

2023年9月13日、浦河町議会の一般質問で、飯田美和子議員が「小中学校における熱中症予防対策について」「自治体DXについて」について質問し、教育委員会管理課長 佐々木俊也、総務課参事 葛西生昇、町長 池田拓が答弁しました。

質問者
飯田美和子 議員
答弁者
教育委員会管理課長 佐々木俊也、総務課参事 葛西生昇、町長 池田拓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 11番 飯田美和子

通告に従いまして、2件について質問させていただきます。まず1件目ですが、今回は多くの議員の方が熱中症対策についてご質問されていますので、重複している部分については、答弁は結構ですので、よろしくお願いいたします。小中学校における熱中症予防対策についてです。先ほども久保田議員のほうからもありましたけれども、本当に今年は暑い日が続いておりまして、日本国中が猛暑に苦しみました。また、ここ北海道でも例外ではありません。連日異常な高温に見舞われて、道内では7月20日からずっと連続して四十何日間真夏日を観測しました。私たちが子供の頃は、お盆が過ぎると急に寒くなることも多くて、ここ日高管内においても、25度とか、26度とか、それぐらいが最高気温だったような気がします。日々の暑さをしのぐのはエアコンではなく、扇風機で十分でした。でも、ここ近年の異常気象のこの夏の暑さ、学校現場だけではなく、ほかの場所でも大変だと思います。毎日のように救急車で熱中症で運ばれる方が多い日もあるようでして、本当に救急車で搬送されている数が今年は多いなということを感じております。道内の小・中学校でも臨時休校、午前授業などが続きまして、保護者の方もお子さんの健康について大変不安だったのではないかと思います。伊達市での不幸な事件もありましたけれども、先ほども町長がおっしゃっていましたけれども、冷房の設置については費用面の負担も大きく、町内の全部の学校ということではちょっと容易ではないなというのを私も感じているところですが、でも、子供たちが学校に通って学習しやすい環境を提供するということも教育の重要な一環と考えますので、今後の浦河の教育の現場での考え方、方向性についてお尋ねしたいと思います。小中学校における熱中症予防対策について。1、熱中症予防の普及啓発、注意喚起は。2、今年度に入り、小・中学生が在校時間中に熱中症を発病した者はいたのか、またその対策は。3、小・中学校における暑さ対策のマニュアルはあるのか。4、小・中学校の学校内での熱中症予防対策は。5、小・中学校の教室へのエアコン設置についての町の考えは。4番、5番については武中議員や中山議員の答弁でもありましたので、こちらについては結構です。続きまして、自治体DXについて。自治体DXにつきましては、今までも何人かの議員が質問されていることと思いますけれども、今回、浦河町でもプロジェクトチームが立ち上がり、役場の職員21人に任命式が行われたようですので、改めまして質問させていただきたいと思います。自治体DXについて。1、当町でもDXのプロジェクトが立ち上がったが、DXを推進する目的とプロジェクトの実施期間は。2、今現在DXプロジェクトの進捗状況は。3、今後、デジタル人材の採用や人材育成の取組についてどのように考えているのか。4、自治体の情報システムの標準化される業務はどれぐらいあるのか。5、DXプロジェクトの推進により浦河町の目指す未来像は。以上です。

答弁 教育委員会管理課長 佐々木俊也(教育委員会管理課長は2024年3月まで)

飯田議員の1番目の質問、小中学校における熱中症予防対策についてということで、3点についてご答弁いたします。まず一つ目の熱中症予防の普及啓発、注意喚起はというご質問です。熱中症予防に関しましては、道教委の通知に基づいて、毎年度各学校に対して啓発指導を行っています。今年度も、最初は5月中旬に熱中症の危険が高まる時期を迎える前の準備として、危機管理マニュアルの確認や役割分担、対応の手順等について、校内研修などで共通理解を図る旨の通知を発出しています。それ以降につきましては、道内での熱中症の発生事案が起きた場合ですとか、熱中症警戒アラートが発令された際に道教委のほうから通知があり、各学校にはその都度注意喚起を行っています。警戒アラートが発令されました8月23日には校長会議を開催いたしまして、これまでの通知内容を確認しながら、各学校の状況に応じて対策を講じるよう指導したところであります。二つ目の質問です。今年度に入ってから、小中学校在校中に熱中症を発病した生徒はいたのか、またその対応はというご質問です。学校での熱中症の発生状況ですが、在校中に具合が悪くなり、その後医療機関を受診して熱中症と診断された児童・生徒は、中学生で4名、医療機関に受診していないのですけれども、熱中症の疑いで早退した児童・生徒は、小学生で6名、中学生で10名いました。症状といたしましては、体温が平熱よりも少し高かったり、頭痛や倦怠感といったものでありまして、熱中症のレベルでいうと軽症から中等症状というふうに見られます。先ほどご質問の中でありました救急搬送されたいわゆる重症という児童・生徒についてはおりませんでした。熱中症の初期症状があった児童・生徒については、まず保健室で横になり、水あるいは経口補水液やスポーツドリンクを補給し、体を氷水などで冷却しながらしばらく休息を取った後、それでも症状が改善しない児童・生徒につきましては、保護者に連絡をして迎えに来てもらい早退するといった対応を行っています。三つ目の小中学校における暑さ対策マニュアルはあるのかというご質問です。小中学校の熱中症対策につきましては、文科省及び環境省が公表しておりますマニュアルを参考に学校が策定している危機管理マニュアルにより対応を図ることとされています。今年度は猛暑が数日続きまして、8月の第4週には警戒アラートが4日間連続で発令されるといった過去に経験をしたことがない異常事態でありましたことから、予防対策や周知などの遅れがありまして、保護者の皆様にはご心配をかけてしまった、反省すべき点もあると感じております。来年度以降もこのような状況が予測されますので、各学校における危機管理マニュアルにつきましては、新型コロナ対策のときと同様に、今回の経験を十分生かしたマニュアルの整備、見直しを図っていくよう学校とともに努めてまいります。

答弁 総務課参事 葛西生昇(総務課参事は2025年3月まで)

自治体DXに関する5点のご質問についてお答えいたします。1点目のDXの目的につきましては、役場が行う行政サービスについて、デジタル技術やデータを活用して住民の利便性を向上させるとともに役場業務の効率化を図り、行政サービスのさらなる向上につなげていくことを目的としております。プロジェクトチームの実施期間につきましては、おおむね3年を一区切りとして、スピード感を持って対応したいと考えております。2点目のプロジェクトの進捗状況ですが、今年7月にプロジェクトチームを立ち上げ、8月までに2回のミーティングを実施しております。今年度のプロジェクトのスケジュールとしましては、4段階、四つのステップを踏んでいきたいと考えております。まずステップ1としまして、職員自らの気づきによるDX化に向けた課題の洗い出し。ステップ2、ステップ1で洗い出した課題の整理、総務省の外部アドバイザーによるアドバイスを受けたいと考えております。次にステップ3、洗い出したもののDX化に向けた実行スケジュールの策定。ステップ4、すぐ実行できるものを実行し、解決できなかったものの洗い出し、実行したものを改善し、再度洗い出しを行うこととしております。現在は、ステップ3、洗い出したもののDX化に向けた実行スケジュールの策定の段階であり、次回のミーティングですぐに実施できるもの、時間をかけて検討したほうがいいもの等に分類し、DX化につなげていきたいと考えております。3点目、デジタル人材の採用や人材育成の取組についてですが、一般職の募集をしてもなかなか集まらない状況にあり、デジタル人材の採用についても現状では難しいことから、当面はプロジェクトチームを中心にDXを推進してまいります。プロジェクトのメンバーはデジタルに抵抗のない若手職員が多いことから、このプロジェクトを通じて情報交換を行い、総務省の外部アドバイザーからDXの利活用に関する助言等を受けるなど、プロジェクトチームを人材育成の場として活用できればと考えております。また、今年度は、デジタル人材育成のため、自治体DXを行う上で最低限必要な個人情報保護と情報セキュリティー、この二つの研修を全職員を対象にリモートラーニングで実施しております。4点目、自治体情報システムの標準化される業務につきましては、住民基本台帳関連業務のほか、税、国民健康保険、障害者福祉、介護福祉、児童、子育て支援等の20業務となっております。最後5点目、DXの推進による浦河町の目指す未来像についてですが、国の方針における目指すべきデジタル社会のビジョンとして、デジタルの活用により一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会、誰一人残さない、人に優しいデジタル化が示されております。浦河町におきましても、子供からお年寄りまで誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を目指し、DX化を推進してまいりたいと考えております。

再質問 11番 飯田美和子

では、再質問させていただきます。小中学校における熱中症予防対策についてということで、エアコンの設置などについては、先ほど町長のほうから、また佐々木管理課長のほうから答弁いただいたところですけれども、今回みたいなこういうようなことが、夏が暑くなる、また来年も暑くなるであろうということが想定されますので、先ほども言っていましたけれども、在校中に具合が悪くなったお子さんの対応ですとか、またマニュアルをぜひとも、そこそこの学校によって対応が違うのは、温度も違いますし、やっている授業も違いますからあれなのですけれども、子供たちの命に危険が及ばないような、そういったマニュアルづくりというか、町でも対応していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。これについては答弁は結構ですので、ありがとうございます。自治体DXなのですけれども、本当に今デジタル庁ができたりしまして、DX、DXと言っていますけれども、デジタルトランスフォーメーションて、その中には全然Xが入っていないのですけれども、どうしてデジタルトランスフォーメーションがDXなのかなとか、いろいろと調べてみましたら、ちゃんと出てくるのですね。デジタル改革ということで、デジタル技術を社会に浸透させて、人々の生活をよりよいものへと変革することということで、前にも佐藤議員の質問にもありましたように、書かない窓口、お年寄りにも優しいし、誰にとっても優しい窓口づくりということで、書かない窓口などDXを進めていくということですけれども、デジタル人材の採用について、取組についてはあまり考えていないということですが、若手職員の育成ということで、しっかりとした研修とか、あと、またそういったツールというか、そういったものの使い方とかの学習を今後も進めていかなければいけないと思うのですけれども、その点についてもうちょっと教えていただきたいのですが、お願いします。

答弁 町長 池田拓

DX、デジタルトランスフォーメーション、知ったふりをして言っているので、本当に何も分からない。私は2進法の人間でなくて、12進法とか24進法の教育を受けてきたものですから、なかなか分からないのですけれども、まず人材の確保の関係。いろいろこちらでも検討したのですけれども、今葛西参事のほうからも答弁させてもらいましたけれども、今も既にその人材の奪い合いの状態になっています。ですから、今全国の進んでいるところは取り組んでいますけれども、1,800近い地方自治体が国の号令の下に一斉に走り出すときに、そういった人材を確保することは極めて困難だろう。やる前から困難とやっていていいのかという話もありますけれども、そうであれば、むしろそういったようなところについては、民間の力を活用しながらそういったような取組を進めたほうがより合理的でないのかなというふうに考えています。逆に、そういう人を採用して、そこにはめても、そこだけで能力を余らせてしまう、そういったようなおそれもありますので、そういうときは民間の力を借りて進めるのがいいのかなというふうに考えていますので、今の採用の困難性を考えると、そういう方向でもって、決めたわけではありませんけれども、今検討はしております。そういった中で、他の自治体に既に遅れておりますけれども、いわゆる一般の大きな固まりの中では後ろのほうにならないように、町としてはしっかりと取り組んでまいりたいなというふうに考えています。では、その中でもって町民にとってどういうメリットがあるのか、そこのところも、こうなって便利になったよねということが町民の目に見えるような、そういったようなことも必要なわけですので、そこのところも十分意識しながら、貴重な税金を使うわけですから取り組んでまいりたい、このように考えています。

再質問 11番 飯田美和子

ありがとうございました。人材確保については、民間の力を取り入れながらやっていきたいというようなお話ですので、ぜひそのように進めていっていただければなと思います。また、4番目の自治体情報のシステムの標準化に伴ってDXも絡んでくると思うのですけれども、未来像というか、これからどうなっていくのかなというのを本当に心配しているというか、要は人材の確保、今、公務員になりませんかといってもなってくれる人がいない中でDXを進めていくわけですけれども、もちろん人手がいないところにこれが役に立つことがたくさんあると思うのですよ。だけれども、人の仕事を奪うのは駄目だと思いますので、そこのところはいろいろ考えながらぜひともやっていってほしいなと思いますし、人でないとできないことというのもたくさんありますので、こういった住民サービスの仕事ですから、そこはやはり人でなければできないこともたくさんありますので、ぜひともその辺のことを考えながら進めていただければと思いますし、これからの未来が明るい、みんなにとっていい浦河町になるようにDXを進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。

出典:浦河町議会 令和5年第6回定例会 2023年9月13日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる