浦河町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月22日
(1)在宅医療・介護連携推進事業の相談体制の確保について/(2)1次産業を支えるひだか東農協の体制について
2022年6月22日、浦河町議会の一般質問で、岡崎明弘議員が「在宅医療・介護連携推進事業の相談体制の確保について」「1次産業を支えるひだか東農協の体制について」について質問し、保健福祉課長 駒澤勲、産業課長 長崎哲之、保健福祉課長 駒沢勲が答弁しました。
- 質問者
- 岡崎明弘 議員
- 答弁者
- 保健福祉課長 駒澤勲、産業課長 長崎哲之、保健福祉課長 駒沢勲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 8番 岡崎明弘
それでは、2点について質問をさせていただきます。まず第1点目の在宅医療・介護連携推進事業の相談体制の確保について、お伺いをいたしたいと思います。浦河町が行っている在宅医療・介護連携推進事業について、今年度も町内の民間医療機関に事業を委託しており、相談窓口も開設されていると思います。最近では相談に訪れた方が増えてきており、待合室に入り切れないところもあり、車の中で待っている、そういう状況が見られます。これは、私もうちの家内がそういう状況なものですから、その病院に行ったときに本当に待合室にも入れないで車の中で待っているようなことがありました。そういうことを実感しております。高齢化により、これからも自宅で受けられる医療や介護サービスについて多くの方が不安に感じていると思うが、次の点についてお伺いいたしたい。相談窓口を開設してからこれまでどのぐらいの利用があるのか、また、訪問医療や訪問看護、みとりの件数はどのぐらいありましたか。2点目、利用者のためにもより相談のしやすい体制を整えるべきと考えるが、町の考え方をお伺いしたいと思います。2点目でございますが、1次産業を支えるひだか東農協の体制について。私方も軽種馬産業を営んできまして、いろいろな形で農協にはお世話になって、やらせていただいた記憶があるわけでございますが、どうも今の農協の中においては、いろいろ私方が不安に思われるところが多々あるように聞いておりますので、ここで行政サイドにお伺いを立てたいと思います。農業者を支えるひだか東農協について、幌別事業所閉鎖となり、整備工場ではこれまでに職員が減り、我々牧草時期に使うトラクター、作業機の整備にも支障を来しているような現状でありますが、そういう不安の声も聞かれるわけですが、町側としては、そのようなことの対策をどのように取ろうとしているのか、お聞きしたいと思います。1次産業が大きな柱である浦河町にとって、行政、関係団体が一体となって農業の振興に取り組むことが重要だと私は思っております。農業者を支えるひだか東農協の体制が収縮している現状について町の考え方をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 保健福祉課長 駒澤勲(保健福祉課長は2025年3月まで)
私のほうから、議員ご質問の1番目、在宅医療・介護連携推進事業の相談体制の確保について、ご答弁をさせていただきます。町では、在宅医療・介護連携推進事業につきまして、令和2年4月より町内の医療機関に事業を委託してきたところでございます。この事業は、日常の療養支援、退院支援、みとりなど、医療と介護の両方を必要とする高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい生活を最期まで続けることができるよう、在宅医療と介護を切れ目なく一体的に提供できる連携体制を構築する事業でございます。ご質問1点目の相談窓口を開設してからこれまでにどのくらいの利用があるのか、また、訪問診療や訪問看護、みとりの件数はどのぐらいあるのかについてでございます。相談窓口の実績といたしましては、ご家族やケアマネジャーなどからの相談が令和2年度では27件、令和3年度では48件となっております。また、訪問診療、訪問看護、みとりにつきましては、この連携推進事業を委託している法人での実績で申し上げますと、訪問診療は、令和2年度では156人、令和3年度では168人、訪問看護は、令和2年度136人、令和3年度135人、みとりは、令和2年度30人、令和3年度で41人となってございます。次に、2点目の利用者のためにもより相談のしやすい体制を整えるべきと考えるが、町の考え方についてでございます。町といたしましても、少しでも町民の方々の不安を和らげることができるよう、当該事業の内容を広く知っていただけるよう、研修会や学習会を通じながら相談窓口などの周知に努めていきたいと考えております。また、相談される方々につきましては、今後もより相談のしやすい環境を提供することができるように、さらに工夫ができるものがあるのかなど、委託先法人の意向も確認をしながら、全体的な制度の中で、充実の方法について当該法人と打合せを重ねながら、よりよい方向へ進むことができるよう検討していきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
私のほうからは、議員ご質問の2点目、1次産業を支えるひだか東農協の体制についてご答弁申し上げます。ひだか東農協につきましては、令和2年1月に信用事業の譲渡が行われ、総合農協から営農経済事業に特化した専門農協へと移行して2年が経過しております。議員から、2年前の3月議会においても、信用譲渡後の影響等について一般質問をいただいているところであり、その後の状況を含め大変ご心配をいただいているというふうに考えております。議員ご指摘のとおり、幌別事業所の閉鎖、整備工場の人員不足などの状況を伺っておりまして、農機具販売員の欠員による常設展示の休止や整備士の不足は町としても把握しておりますが、特に農機具の整備は特殊な技術や経験を要するものであり、そうした経験を有する人材の確保は、近年の整備士の成り手不足の状況もあり、厳しい状況にあります。こうした状況に対してひだか東農協では、系統機関やメーカーからの指導や協力をもらいながら、組合員の営農活動に支障が出ないよう体制整備に努めていると伺っております。また、令和3年1月に策定した中期経営改善計画に基づき、財務状況の改善、経営改革に取り組んでいるところであり、エーコープの収支改善や整備工場の業務効率化、人員不足による業務体制の見直し等、人材の育成確保の取組の強化を進めていると伺っております。町としましては、これまでも農業者への各種施策や支援事業の実施は農協と連携して取り組んでいるところであり、最近の例としましては、コロナ対策事業として実施した事業継続支援金支給事業なども、農協に事業を委託し、円滑な受付、申請体制を実施してきました。また、今年度新たに浦河産和牛販売促進事業にも補助を行う予定であり、この取組は、浦河産の和牛のブランド化や販売を担当するエーコープの売上げ向上にも効果があるものと期待をしているところです。今後も、ひだか東農協が取り組む農家のための各種事業については、町としましても連携し、引き続き支援を行ってまいります。町としては、信用譲渡後の農協への直接的な経営支援は難しいと思っておりますが、各種の事業支援を行うことで、農業者を支えるひだか東農協の体制維持を図ってまいりたいと考えております。以上です。
再質問 8番 岡崎明弘
それでは、再質問させていただきます。1の介護のことなのですけれども、1の部分については駒澤課長の答弁でよく分かりました。また、2の部分についても分かっておりますが、在宅医療・介護連携推進事業を委託している医療機関以外にも、訪問看護や訪問診療をやっているところがあると思うのですが、私もそれは承知しておりますが、その事業所にしても何らかの課題を抱えながら頑張っているように考えているのですよね。そのことを町としてはどのように対策を取るのか、その面をお聞かせ願いたいと思います。
答弁 保健福祉課長 駒沢勲(保健福祉課長は2025年3月まで)
それぞれの施設において様々な課題を抱えながら、そしてまたそれらを解決しながら、業務に取り組んでおられるというふうに町としても思っております。そういった現状の中でも、町といたしましては、施設だけではなかなか解決のしにくい部分もあろうかと思います。そういった中で、具体的な内容として町のほうに相談があった場合には、町全体の医療の在り方、そしてまた制度の中でどういった対応が可能なのかということについて施設とも協議をさせていただきながら、よりよい方向へ進むことができるよう検討をしていきたいというふうに思っているところでございます。
再質問 8番 岡崎明弘
ありがとうございます。それでは、ひだか東農協のことについてちょっとお伺いしたいのですけれども、農協の場合は、僕たち本当に小さいときから大変お世話になって、軽種馬産業がこれだけ拡大したというのは、ひだか東農協があってできたのではないかと私は確信しています。それが、時代の流れというか、そういうものがあるからいろいろなことがあると思うのですが、ただ、今の状況の中においては非常に、表には出ていないにしても、やはりそういうふうな不安感を持っている人がたくさんいると思うのです。今、いちごの面においても、新しいいちごができて、生産も拡大しているということで、町なりの努力はしていると思うのですが、僕らも中身は本当に分からないのですけれども、やはり農家の人方が不信感を持って仕事をするのと前向きな形で仕事をするのとはうんと違うと思うのですね。農協のことを町長や行政に聞いてもなかなかはっきり答えられないと思うのですが、そういうところをどのような形で支えてやるか、牽引してやるようなことがなければ、ちょっと不安感が募るばかりではないかと思うのですね。だから、町民の人方も口には出さないと思うのですけれども、やはりみんなそういう形で思っていると思うのですよ。だから、やはりそういうところももしできることであれば、何らかの形で助言をしてやるだとか、そういうもののお手伝いをしてやるだとかというものをやっていただければありがたいと思うのですが、その点についてはどうですか。
答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)
議員ご心配いただいているとおりの状況もそうですし、やはり信用譲渡というこれまでにないような状況が起きまして、2年経過した中で、いろいろ営農ですとか農業を進めていくのに不安感を持たれている農家の方が多いというのは、町のほうでも状況はそのとおりだというふう考えております。実際、先般、6月9日に道庁の農協担当の本庁の課長さんがお見えになりまして、意見交換させていただいております。信用譲渡後町にとってはどうでしたか、どういう状況ですかと聞き取りにこられたものですから、議員おっしゃられているような心配の問題で、信用譲渡後も引き続き変わらず営農をしっかりやっていくような体制を町としても願いたいし、必要な事業は応援している、そういうスタンスなのです、浦河としては。ですから道庁としてもバックアップ、支援、そういった形もお願いしたいと。今困っているのが、財政的な問題はあるにしても、農協そのものの人材不足、そこも顕著になってきているので、何がしかの支援体制、例えば道庁から中央会のほうにも話をしていただくだとか、信用譲渡後にあっても、農業経営を農家が滞らずにできるような体制というのは必要ですというような形で、町もできることはやりますのでということは話をさせていただきました。5月にも信連の担当部長さんが来られてそういった話もあったので、町としては、農業振興に資するものについては、農家さんが今、コロナですとかウクライナとかいろいろな状況があるので、素早く対応するには農協もある程度体制をしっかりやって、農家の声を聞いて、では、町と一緒になってこういう事業、緊急的な事業をやりましょうといったときに、すぐ動けるような体制にしてもらいたい、我々はそういったスタンスで待っていますといつでも動けるようにしているので、ぜひそういった形をお願いしたいということの申入れもさせていただきました。また、ちょっとコロナでなかなか行けていないのですけれども、農協さんの各地区懇があるときにも、私も現場に行って、それぞれの意見が出たら、例えばこういうことだったら町で応援してくれないのかというような発言もありますので、そこはそういった形で答えさせていただいていますので、できるだけ農協と一体となって農家さんの不安がないように、新しい突発的な問題が起きたときは迅速に対応できるように、農協とも連携を取りつつ、農家さんの声も細かく聞き上げるような形を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
再質問 8番 岡崎明弘
よろしくお願いいたします。以上で終わらせていただきます。