みんなの議会

浦幌町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月7日

部活動の地域移行における地域と行政の協働

2025年3月7日、浦幌町議会の一般質問で、本間里奈議員が「部活動の地域移行における地域と行政の協働」について質問し、教育長 水野、教育次長 佐藤が答弁しました。

質問者
本間里奈 議員
答弁者
教育長 水野、教育次長 佐藤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 本間里奈

通告に従い、質問いたします。まず、1点目、部活動の地域移行における地域と行政の協働。中学校の部活動の地域移行について、令和5年度から7年度の3年間で休日の部活動の地域移行を目指すことが国から示されている中、本町においても地域の実情に応じたスポーツ、文化活動等の最適化や環境を整えるために協議会を設置し、実施に向けて協議が進んでいます。令和6年9月定例会の一般質問において浦幌町らしい部活動の地域移行の在り方について質問させていただきましたが、改めて本町で育つ子どもたちの活動の選択肢や可能性を狭めてしまわないためにも、部活動の地域移行において地域と行政が協働することが重要だと考えるため、以下3点について伺います。1、地域移行に向けた組織体制について、浦幌町部活動地域移行推進協議会だよりにおいてマネジメント団体の設立準備等について報告されているが、現在どのような協議がされているのか。2、マネジメント団体が今後設立された場合、部活動の地域移行に対して教育委員会はどのような関わりや役割を想定しているのか。3、協議会が実施した町職員の協力体制に関するアンケート調査では、指導者または練習のパートナーとして関わってもいいという回答が6割を超える中、職員の営利企業等の従事制限に関する規則を活用した職員は少ない。たくさんの種類の文化活動やスポーツの経験を持つ職員がいる中、少年団の指導者不足が問題になっていることも踏まえ、多くの職員が協力しやすくなるよう検討を行っていく考えはあるか。

答弁 教育長 水野(教育長は2025年3月まで)

本間議員の1項目めのご質問にお答えします。1点目のマネジメント団体の設立準備等についてでありますが、浦幌町部活動地域移行推進協議会の委員の中から部活動地域移行に関するマネジメントを行うための団体を3月中に立ち上げたい旨申出がありました。1月下旬からマネジメントを行っていく上で必要となるコーディネート業務や方向性について、各中学校及び各少年団を訪問し、ヒアリングを実施しており、その結果と団体設立及び今後のスケジュールについて令和6年度第5回浦幌町部活動地域移行推進協議会で報告しております。2点目の設立後における教育委員会の関わりや役割についてでありますが、団体設立後には中学校の休日の部活動から段階的に指導者の派遣など一部実施可能なものから地域展開を行っていただきたいと考えております。マネジメント業務の事務局機能をはじめ、人材確保に関することや活動資金に関することなど詳細については今後も浦幌町部活動地域移行推進協議会に報告を行い、教育委員会としても将来的に平日の部活動について地域展開が実施されるまで情報提供や協力、サポート体制を整えていきたいと考えております。3点目の町職員の協力についてでありますが、今後部活動や少年団活動を行っていく上で様々な人材の確保が必要となってきますので、指導者や練習パートナーとしての練習日数、時間や活動内容などの詳細について検討された後に各職場等へ依頼していきたいと考えております。以上、本間議員の1項目めの答弁といたします。

質問 本間里奈

では、1点目から質問させていただきます。マネジメント団体が設立されるということでございますが、この団体設立後、推進協議会はどのような役割になっていくのでしょうか。

答弁 教育次長 佐藤(教育次長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。基本的には推進協議会につきましては存続していきますが、まずマネジメント団体がいろんな部分で調査研究をして、必要な例えば指導者ですとか、練習パートナーですとか、資金面ですとか、交通手段ですとか、そういったものを進めていく中で進捗状況につきまして推進協議会の中で報告をして、皆さんのご意見をお聞きしながら進めていくというような今のところの考えでございます。以上です。

質問 本間里奈

町としても委託をした後にも情報をしっかりつかむといいますか、把握していただける環境がまだ残るということは、いいことだなと思いました。2点目に行きたいと思います。2点目、設立された後の教育委員会の関わり方についてですが、情報提供や協力、サポート体制を整えていただけると教育委員会としてをお伺いしましたが、この情報提供については具体的にどのような情報を予定しているのかお伺いします。

答弁 教育次長 佐藤(教育次長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。現在は浦幌町内のそういったマネジメント団体を設立して、浦幌町として進めていく考えでございますが、やはり文化、スポーツ、種目によっては近隣町村と連携、合同チーム等をつくって進めていかなければならないという部分がいっぱいございます。そういった部分含めまして、教育委員会が管内等の情報をいち早くキャッチして、そういったものをマネジメント団体での協議に生かしていただくですとか、あるいは先ほどお話ししました推進協議会の事務局は教育委員会でございますので、そういったものの情報共有を図りながら連携して行っていくということで教育委員会としては考えてございます。以上です。

質問 本間里奈

もう既に他町村と合同で活動している部活があったり、町外のチームに所属する選択を余儀なくされている子どもたちもいるというのは私も承知しておりましたので、そのような近隣市町村との連携も視野に入れていただけているということはとても大事なことだなと思っております。協力、サポート体制のほうに行きますが、協力、サポート体制というのは現在想定されている内容は具体的にどのようなことでしょうか。

答弁 教育次長 佐藤(教育次長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。先ほど教育長の答弁の中でも3月をめどにマネジメント団体を設立するということで、現在民間の方々が法務局に登記するところから始めまして、今一般社団法人を設立する準備を進めてございます。何分初めての取組なものですから、やはり浦幌町教育委員会として、先ほどの情報提供も含めまして、いろんな側面支援といいますか、アドバイスをしていかなければ立ち行かない部分もあると思います。基本的には新年度予算で計上させていただいておりますが、委託業務ということでありますが、やはり軌道に乗るまでは教育委員会も二人三脚で進めていかなければならない部分がたくさんありますので、どういった部分というのは詳しくはまだこれからのことなので、分かりませんが、その都度団体様といろいろと情報共有しながら進めていく、そういうのはサポートしていきたいふうに考えてございます。以上です。

質問 本間里奈

サポート、マネジメント団体ができてからの協議になると思うのですが、もうちょっと具体的なところ確認させていただきたいのですが、既に部活動の大会等では町のスクールバスを利用することができていて、地域移行された後も子どもたちの移動手段の確保というのは必須であると思っております。スクールバスだったり、移動手段の確保というのは町として今後も継続していく考えはあるのかお伺いします。

答弁 教育次長 佐藤(教育次長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。基本的には部活動につきましては、大会につきましてはスクールバスの運行を原則としておりますが、普通の練習につきましては自分のところの学校で練習する分にはいいのですが、先ほどお話ししました合同チームの場合、近隣町村まで行かなければならないという部分がございまして、現在ある部活につきましては実証実験の中で、限りがありますが、スクールバスを一部運行している部分ございます。それも全体的に広めるということにはなかなかならない部分があるのですが、そういったことも今後マネジメント団体様と協議しながら、スクールバスで対応できる部分とやはり自主的に運行を、バスを所有して、あるいは保護者に一定程度の補助をしながら運行してもらうとか、そういったいろんな可能性を探りながら部活動の足の確保についてはスクールバスに限らず、様々な検証、検討が必要なふうに今のところは考えてございます。以上です。

質問 本間里奈

既にもう実施をされているということで、保護者であったり、当事者の子どもたちの中でも課題が見えているかと思いますので、継続して検証していただければと思います。同じように、活動場所についても現在学校現場の協力の下、体育館やグラウンドを利用することができていると思うのですが、地域移行が完了した後の管理について教育委員会でサポートいただけるということで合っているのでしょうか。

答弁 教育次長 佐藤(教育次長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。当面は休日の部活動の地域移行ということでございますので、平日の部活は当面残る形になりますので、当然ながら学校のグラウンドですとか体育館での練習というのは可能だと考えてございますが、完全に移行したときにどうなるのかというところが我々もちょっと心配するところでありますので、そこは教職員が一切関わらないということはございませんので、そういった部分も協力を得ながら学校施設が利用できるように教育委員会としても考えていかなければならない課題だなと考えてございますが、まだ先の話ですので、具体的にはどうこうという議論はまだなってございません。以上です。

質問 本間里奈

来年度1年間でそのような協議されていくと思いますので、ぜひよろしくお願いします。もう既に十勝管内において実施されている例を見ますと、支援団体へ、講師や指導者へ月謝を払うような仕組みになっている町村もあるように思います。本町においては、金銭が発生するのか等は今後決まっていくとは思うのですが、やはり要保護児童のいる家庭や対象となる兄弟が多い家庭への金銭的支援というのは必ず必要だと思っておりますし、そのようなところは町として行うべきだと思っております。このような支援をする考えは現状あるのかお伺いします。

答弁 教育次長 佐藤(教育次長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。この部活の地域移行をいろいろと検討するに当たって、保護者、教職員、児童生徒含めてアンケート調査を実施しておりまして、やはり保護者の負担がどの程度現実的に可能なのかというところも検証してございますが、現状少年団、部活動で実際にどのぐらいご負担いただいているかというのもそれぞれのスポーツ、文化によっては違うのですが、実際のところある程度限度があるかと思います。その辺の保護者の一定程度のご負担というのも今後考えていかなければならないというのは当然なのですが、教育委員会で申しますと就学援助といいますか、そういう要保護、準要保護の家庭におきましては一定程度のやっぱり公費負担というものが当然必要ではないかと教育委員会内部では検討しているところではあるのですが、これは今後の予算に絡むことでもありますし、制度にも絡むことでございますので、今現在お答えすることは難しいのですが、そういったことはご意見をいろいろとお伺いしながら進めていければと考えてございます。以上です。

質問 本間里奈

ぜひ期待しております。1項目め最後の質問は終わりましたので、2点目に行きたいと思います。失礼しました。すみません。3点目の質問を飛ばしておりましたので、1項目の3点目の質問に行きたいと思います。町職員の協力体制についてなのですが、具体的な活動内容が決まる前に既存の制度や規則の見直しをしていく必要があると思っております。また、9月の一般質問でも職員の協力については規則に基づき指導者として可能な職員の協力を考えておりますと答弁いただいています。9月の一般質問から半年が経過しておりますが、町職員が部活動や少年団活動に関わりやすくなるための協議は、教育委員会としてどのように行われているのかお伺いします。

答弁 教育次長 佐藤(教育次長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。このことにつきましては、やはり役場、全庁的な共通理解が必要だということで、昨年教育委員会のほうから部活の地域移行がなぜ必要なのかですとか、現状、本町の部活動、少年団の実態等、これまでの取組経過ですとか、そういったことを職員のほうに情報を流しながらアンケート調査を実施してございます。ただ、まだ具体的にどういった指導者が必要なのか、練習パートナーが必要なのか種目ごとにも出ていませんし、その辺も今後マネジメント団体が立ち上がって、いろんな町民ワークショップですとか、まず町民に理解していただくところから着手して、いろんな方面からご意見を賜って、まず実証として今行われている部活動の部分で着手して、実際どの程度のそういうサポートが必要なのかということを出しながら町長部局とも協議していくというふうな形で考えてございますので、具体的なことはまだ進んでございませんので、まずはなぜ部活動の地域移行が必要なのかというところを町職員含めて町理事者のほうにもご理解いただきながら、今後に向けて具体的なものが出てきた段階においてまた協議をしていくというような考えで今のところ考えてございます。以上です。

質問 本間里奈

今後同時並行で検討していただけると思うのですが、既存の仕組みとして浦幌町職員の時差出勤制度に関する規則というのもあると調べております。まず、大きく変えるというよりも、そのような適用条件を改良すると試行的にマネジメント団体が地域移行に向けた準備をしているのと同時並行で職員の中でも協力しやすいハードルが下がる検証を併せてしていただければと思っておりますが、繰り返しの質問になりますが、地域移行への準備と職員の体制整備は同時進行で検討いただけるということでよろしいでしょうか。

答弁 教育次長 佐藤(教育次長は2026年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。先ほどお話ししましたアンケート調査の中でも、今議員おっしゃったとおり、時差出勤制度ですとか、職員の義務免制度ですとか、営利企業の副業、そういった既存の制度をどう活用できるのかというところもアンケートの中に記載しながらご意見を、アンケート調査を実施したということもございますが、いろいろと条件整備等が今後必要となってきますので、そういったことをマネジメント団体がいろいろと検証していくことと並行しながら、町長部局とも協議しながら進めていければと思っています、これは部活動の地域移行といいながらまちづくりの課題であると教育委員会としては認識しておりますので、町職員が先頭に立って、そういった子どもたちの文化、スポーツに関わっていくということが望まれるのではないかということで地域からの要望も承っておりますので、そういったことも踏まえて今後町長部局と協議していくと考えてございます。以上です。

質問 本間里奈

いろいろな大人たちが子どもたちのために準備する中で、子どもにとっての1年というのはすごく大事なものであると思っています。1年違うだけで子どもたちの選択肢や可能性に大きな影響が起きてしまうことをぜひ忘れずに、少しでも早く環境の整備に努めていただきたいと思います。

出典:浦幌町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月7日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる