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浦幌町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月11日

避難所の新型コロナウイルス感染症対策

2020年12月11日、浦幌町議会の一般質問で、河内富喜議員が「避難所の新型コロナウイルス感染症対策」について質問し、町長 水澤、総務課長 獅子原が答弁しました。

質問者
河内富喜 議員
答弁者
町長 水澤、総務課長 獅子原

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 河内富喜

通告書に基づき、避難所の新型コロナ感染症対策について一般質問をいたします。昨年避難所運営マニュアルが作成され、また新型コロナウイルス感染症に対応するために6月には新型コロナウイルス感染症対策への項目及びその内容が追加されている。基本的な新型コロナウイルス感染症対策、手洗い、マスク、消毒、3密回避等については避難所マニュアルを実践することに尽きるが、しかし現実的な問題に対応するためにはあらゆる状況に対応可能な最善の具体的な対応策が必要とされると思われることから、次の点について伺います。1点目、間仕切りなどの環境対策について十分配慮した避難所の密度割合、また避難所ごとの具体的受入れ人数を考えていますか。2点目、現在設定されている避難所以外に予備の避難所対応策は対応できていますか。3点目、特に冬期間の換気についての対応策は考えていますか。4点目、感染予防、健康管理について管理担当スタッフによる訓練は必要ではないですか。5点目、職員の健康管理に配慮した弾力的配置についてどのように対応する考えですか。以上、5点についてお伺いいたします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

河内議員のご質問にお答えします。1点目の間仕切りなどの環境対策について十分配慮した避難所の密度割合、また避難所ごとの具体的受入れ人数についてですが、第3回町議会定例会に補正予算を計上いたしましたが、消毒用アルコール等をはじめとした感染症対策資材として、避難所内の人口密度軽減を目的とした組立て式のパーティションを800台導入予定としております。また、避難所ごとの受入れ人数につきましては、現在行っております防災ハザードマップ改定業務において浸水区域内に居住されている方を対象として避難方法に関わるアンケート調査を実施し、調査結果を検証することで実際に避難される方の割合を算出する予定としており、この避難率を基に避難者数を想定し、避難所ごとの受入れ態勢を構築する予定としております。2点目の現在設定されている避難所以外の予備の避難所対策についてですが、本町地域防災計画では避難所9か所、避難場所20か所、福祉避難所2か所を指定しております。予備の避難所については、本年5月に内閣府より各省庁及び独立行政法人、民間団体等が所有する研究所、宿泊施設等の活用について通知のあったところですが、本町においては避難所として適している施設等がないことなどから、新たに設けることは困難な状況となっております。3点目の冬期間の換気についてですが、本年6月に改正いたしました避難所運営マニュアルにおきまして、感染症流行時における避難所の基本的なルールを新たに定めており、その中では最低でも2時間ごとに10分間の換気を行うこととし、施設内に空気の流れを作れるよう努めることとしております。冬期間は外気による室温低下が懸念されますが、室内の換気は感染症対策として有効な手段であることから、換気時間を調整するなどの対策を講じた上で取り組んでまいりたいと考えております。4点目の感染予防、健康管理において管理担当スタッフによる訓練の必要性についてですが、本年8月に実施した避難所運営訓練において感染症を踏まえた被災状況を想定し、対応策について机上で訓練を実施しているところです。また、内閣府が作成し、本年9月に各自治体宛てに通知されている新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所開設・運営訓練ガイドラインにおいて保健、衛生、救護訓練、特に発熱、せき等のある者や濃厚接触者が発生した場合の対応等について示されていることから、このガイドラインに基づき今後の訓練に反映してまいりたいと考えております。5点目の職員の健康管理を配慮した弾力的配置についてですが、職員については災害時職員初動マニュアルに基づき参集した人員で所定の班編制を行い、災害対応に当たることになります。長時間同じ職員が同じ場所で従事することは疲労による免疫力の低下等により感染リスクを高める危険性があるため、それらを考慮し、各班において交代勤務制とすることで1人当たりの労働時間を短縮し、職員にかかる心身への疲労、負担と感染リスクの軽減を図ってまいります。以上、河内議員への答弁といたします。

質問 河内富喜

それでは、何点か確認をさせていただきたいと思います。感染症流行下ということでの表現がこの中で使われているわけですが、これらの判断基準というものは何か持ってこの辺を判断されているのかどうか、その辺についてはいかがですか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

感染症流行下の、流行しているかしていないかの判断ということでよろしいでしょうか。

質問 河内富喜

マニュアルの中に、それと答弁の中に感染症の流行下という表現が使われているのですが、例えば運営マニュアルの8ページの下のほうに感染症流行下では各世帯を2メートル以上の間隔を空けとかということで、感染症流行下という表現がいろんなところで使われているのです。現状は感染症流行下にあるということになるのか、また感染症流行下という判断をするには何か基準があって、感染症流行下という判断をするのか、その辺について説明願いたい。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

ただいまの件でございますが、具体的にどういった場合が感染症流行下であるといった基準というものは設けておりません。現在でいえば、当然のごとく新型コロナウイルス感染症の流行下であるとは言えると思いますが、その場合以外であってもインフルエンザの流行ですとか、そういったものはその時々の状況を判断した上で、災害対策本部でこれは感染症流行下であるのでそれに応じた対応を取りましょうとか、そういった形を考えていくような形になります。以上です。

質問 河内富喜

今回の場合は、道からもいろいろ集中対策ということで11月の7日から27日、また再度延長して、28日から12月の11日までと。また再度延長して、12日から1か月間というようなことで、非常に明確に北海道もそのような考え方で対応しているということは分かるわけですが、この辺の判断基準というのはある程度私は持っていたほうが何かあったときにそれにいろいろ対応していくスタッフの対応だとか、そういったものも事前に把握した中で進めることができるのではないかなと思うわけですが、その辺どうですか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

町独自で判断基準を設けるというのは、なかなか難しいのではないかと考えます。ですから、新型コロナウイルスの感染症に関しましては、北海道のほうでレベルが3ですとか4ですとか2ですとかという形で、そういったものがあると思いますので、そのレベルが1であってもやはり感染症流行下の部分の対応というものは行わなければならないと考えておりまして、いつそれが、レベルが1でなくなるのかというところは分かりませんが、当面の間は当然感染症流行下となると考えております。

質問 河内富喜

お答えの中で、避難所が9か所、避難場所が20か所ということになっております。本当に基本的な考え方なのですけれども、この避難所と避難場所ということの使い分けというのはどういうところにありましたか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

避難所と避難場所の定義につきましては、地域防災計画のほうにも記載がございますが、避難所につきましては災害の危険性があり、避難した住民等を災害の危険性がなくなるまでに必要な間滞在させ、または災害により家に戻れなくなった住民等を一時的に滞在させるための施設としております。避難場所につきましては、災害が発生し、または発生するおそれがある場合にその危険から逃れるための避難場所ということとなっておりまして、避難してから、それから家に戻ることができないといった場合には避難所になりまして、一時的に避難するという場合には避難場所となります。ただ、実際にはこの避難所の開設等につきましては全てを町で開設するわけでありませんので、そのときは災害の状況等見極めながら、どことどこを開設するということを伝達しながら、そちらのほうに避難をしていただくといった形を取ることとなっております。以上です。

質問 河内富喜

分かりました。それで、避難所ごとの収容人数というものを計算しますと4,050人ですか。これ災害の規模等によってこれだけの人数が全員避難所に入るというようなことは本当に最悪中の最悪でなければあり得ないだろうなと思うところでございますが、行政として最悪中の最悪をやはり想定した考え方も私は予備的なものとして持って、対応していかなければならないのかなと思っているわけですが、今のところ答弁の中では新たなそういった避難所以外にそういう予備の避難所というのは考えていないということですが、例えばフタバとか、今認定こども園が完成しますが、そういうようなところも予備的なものとして考えていくという考え方はありませんか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

予備の避難所でございますが、今言われたように、今現在は適切な施設がないことから、考えてはおりませんが、やはり今言われたとおり、認定こども園ですとかフタバ等につきましても避難所として有効に活用できるのであれば、そういった部分は活用していくことも考えられると思いますので、その辺につきましては今後において検討を進めてまいりたいと思います。

質問 河内富喜

その辺今後検討していただきたいなと思っております。3の冬期間の換気について、これは本当にどう考えても難しいなというのが現実であります。これについては、できる限りこのような考え方で進めていただきたいなと考えているところでございます。次、4点目の感染予防、健康管理についてですが、管理担当スタッフの訓練は行っているということでございますが、これについてはガイドラインを基にこういった訓練を行ったと思いますが、もう少しこの訓練の内容について説明いただけますか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

本年行った訓練につきまして、あくまでも机上での訓練でしかありません。それで、今、この間第3回定例会において補正いただきまして、パーティション等感染対策の資材を購入しております。ただ、全国的に同じような資材を導入しようとしているものですから、どうしても資材というものが、契約は全部終わっているのですが、すぐに納入することができない状況となっておりまして、納入がどうしても年度末ぎりぎりになる予定となっております。今後資材等が納入準備整いましたら、その場で職員集めた中で具体的にどういった形で受入れ、受付をするのかですとか、あとはパーティション等の組立てはどのように行うのかですとか、そういったような具体的な訓練は資材が整い次第行いたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 河内富喜

この辺の避難所の受付についてもマニュアルに記されておりますが、発熱について確認するということ、それと感染の有無の判断が示されておりますが、新型コロナウイルスについてはいろいろな感染のパターンが考えられて、また症状もいろいろあるというようなところで、なかなか難しいのかなというところが正直な感じなのですが、でき得る限り可能なことはやらなければならないのかなと思っております。例えば避難所のそういったスタッフですか、管理される方のそういう受付時のそういった装備ですか、そういったものについてはどのような考えを持たれていますか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

そちらにつきましてもガイドライン等が示されておりますので、それに基づいてということで、当然マスクですとかフェースシールドを着用した上で、また防護服というのもなかなか今手に入らないので、ポンチョ型のかっぱというか、そういったものも用意しておりまして、そういったものを着用した中で、また手袋も着用し、そういった中で対応するといった形になっておりますので、そういった資材につきましても先般の補正予算のほうに計上させていただきまして、購入することとしておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 河内富喜

北海道でも大変切迫したものがあって、札幌、旭川ではいろいろ大変な状況になっているわけでございますが、今後例えばこういった避難所のいろいろなそういった対応について、地元の診療所というのですか、そういったものとの連携というようなことは何か考えられておりますか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

災害が起きなくて、避難所を開設することがなければ一番いいのですが、今のような状況の中で災害が起きて、避難所を開設するとなった場合には対応いろいろありますが、どの対応が正解という部分もなかなか難しいものかなというふうには考えております。そんな中で感染の疑いのある方ですとか、そういった方が避難されてきた場合には、当然場所としましては隔離等することになりますが、その上で保健所等も通じながら対応を、どのように対応取ったらいいかという、そういった助言もいただきながら、その上で例えば診療所のほうの協力をいただくと、そういったこともあるかもしれませんが、その辺についてはあくまでも保健所等から指導いただいた上で対応してまいりたいと考えております。

質問 河内富喜

今回のコロナの対応については、それだけでも大変困難を極めているわけでございまして、そこにまた災害がダブルで起こるということは、これは大変なことは誰が考えても分かることで、決して起こってはほしくないのですが、これだけは分からないというのが現実でございます。それで、先般、12月の9日の日でしょうか、日本医師会の会長さんが大変我々が身にしみるような発言をされて、聞いていたわけですが、それぞれが自分が感染しているかもしれないというような一応立場になって考えていただきたいというようなことと、一人一人の愚直な行動と所作が大切である。この一人一人の愚直な行動と所作という言葉が私は非常にやれそうでやれない、そういうところがあるのかなと思っております。愚直であるということは、一面恥ずかしいというような面もあるのかなということでございますが、医療機関が崩壊を迎えるぐらい今切迫している中で、もし災害があったときに避難所の運営をきっちりとやっていただくということで、当然職員の方々のご苦労もそこにあるわけですが、その辺含め、そういう最大限困難な状況になっても町民の命と安全を守っていくのだというような考え方について最後に町長からお考えをお聞きしたいなと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

今新型コロナ感染症については、本当に世界的にパンデミック、そして日本全国でも多くの感染者が発生し、また死亡者も増加している傾向にあるという中で、日本全国が緊張状態にあると感じているところであります。何とか早くワクチン等々の接種が始まり、終息宣言を出されることが望ましい、ぜひ期待をしたいと私ども行政としては考えているところであります。その中で、避難所の質問でありますので、避難所を運営するということについては、いろんな場面が想定をされます。浦幌町は海岸線を持っているわけでありますから、津波もそうですし、また大雨による洪水等々でも避難をせざるを得ないというような状況も時には生じてくる可能性があります。まさにこれは想定外という言葉は今使えないという状況でありますから、そういうときは当然避難所をしっかり運営していかなければならないということになるだろうと思います。町民の命と健康を守るということは、当然この避難所にあっても同じ状況でありますから、職員はそれぞれ自分の責務を果たしながら町民の命を守っていくということが必要だろうと思っています。今質問がそれぞれありましたけれども、感染症流行下の中でこういう避難所を運営することのないように願いたいと思いますが、どんな場合であっても町が持ち得る手段と、そして様々な機材、道具などを使いながらしっかり運営をしてまいりたいと思っていますし、町民の皆さんにもこの感染症に対してはぜひ自分たちがかからない、そして周りの人にも感染をさせないということで今後とも取り組んでいただきたいと思っているところであります。運営、避難所だけではなくて、町全体の取組としてぜひそういうことをあえて申し上げたいと思っているところであります。避難所の運営につきましては、先ほどから申し上げているとおりでありますが、今後ともさらに機材、器具等々を充実させながら運営してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

出典:浦幌町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月11日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる