浦幌町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月9日
新型コロナウイルス感染症への対応
2021年9月9日、浦幌町議会の一般質問で、河内富喜議員が「新型コロナウイルス感染症への対応」について質問し、町長 水澤、保健福祉課長 廣富が答弁しました。
- 質問者
- 河内富喜 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、保健福祉課長 廣富
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 河内富喜
通告書に基づき一般質問をいたします。1問目、新型コロナウイルス感染症への対応。国は、ワクチン接種の2回目接種について8月20日、国民全体では39.7%、高齢者については85.4%が完了していると公表した。現状はデルタ株の置き換わりや緊急事態宣言、蔓延防止措置の形骸化などにより全国的に感染拡大が続いており、多くの町民もワクチンの2回接種が完了すれば平穏な日常が戻ってくると期待していたと思われるが、どうも様子が違うと感じさせる状況にある。そこで、我が町の現状と今後の新型コロナウイルス感染症デルタ株などへの対応策について伺います。1点目、新型コロナウイルスのワクチン接種に消極的な人、特に若い年代の人に多いと聞くが、本町の現状はどうか。また、接種を希望しない方の対応策は考えているか。2点目、ブレークスルー、2回接種後感染の危険性が取り沙汰されているが、新型コロナワクチン接種後のマスク装着の必要性と3回接種についてどのように認識しているか。3点目、ウイルス量が従来株の1,200倍とされているため、デルタ株への置き換わりが現在の感染拡大につながっていると指摘されている。感染力が強いため従来型より厳しい予防対策が必要であるが、さらなる予防策の周知と対応策についてどのように考えているか。4点目、新型コロナウイルス感染症は、もはや災害レベルである。ほかの災害対策に対応するためにも行政のBCP、業務継続計画が必要であると考えるが、早急に検討する考えはないか。以上、4点について伺います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
河内議員の1項目めのご質問にお答えいたします。本町が実施している新型コロナウイルスワクチン接種事業につきましては、本定例会で行政報告をしたとおりでありますが、9月6日現在のワクチン接種対象年齢人口の第2回接種完了者率は70.3%で、8月30日から実施している12歳以上の第4弾の予約済者を含めた接種完了予定者率は85.3%になる見込みであります。1点目の本町のワクチン接種の現状と接種を希望しない方への対応策についてですが、対象年齢ごとの接種完了予定者率は65歳以上が94.3%、64歳以下40歳以上が84.7%、39歳以下12歳以上が67.1%となる見込みであり、対象年齢が下がるにつれて接種を希望する方が少なくなっているように思われます。若年層の方は感染しても軽症で済む場合が多いとされていますが、感染された方のうち嗅覚や味覚障がい、疲労感などの後遺症に苦しんでいる方が多いとされていることから、ご自分の健康と命を、そして身近な大切な人たちのためにぜひワクチン接種をしていただけるよう町ホームページなどを活用し周知してまいります。なお、未接種者に対する接種勧奨対策として、10月15日から第5弾となる集団接種を開始する準備を進めてまいります。2点目のワクチン接種後のマスク装着の必要性と3回目接種についてですが、ウイルスの変異は流行、拡大によって感染者が増えれば増えるほど繰り返します。その中で感染力が拡大したり、ワクチンによる免疫から逃れる性質を獲得した変異株が生じるとやがてそれに置き換わってしまい、コロナとの闘いはいつまでたっても終わりません。厄介な変異株の出現を食い止めるために最も有効な手段は、ワクチン接種による集団免疫の獲得と人と人との距離の確保、マスクの着用、手洗いなどの手指消毒をはじめとした基本的な感染予防対策を徹底し、流行の拡大を防ぐことが重要になります。町民の皆様におかれましてはワクチンを接種したとしても引き続き感染予防対策の徹底をお願いをいたします。なお、ワクチンの3回目接種の実施につきましては、厚生労働省が判断するものであります。3点目のさらなる予防策の周知と対応策についてですが、これまで同様町ホームページなどを活用し、3つの密、密閉、密集、密接などの回避や基本的な感染予防対策について町民の皆様に情報発信を続けてまいります。4点目の行政のBCP、業務継続計画の検討についてですが、本年度当初予算で業務継続計画策定に関わる予算を計上し、現在作業を進めているところであり、本年度中に策定が完了する見込みであります。以上、河内議員の1項目めの答弁といたします。
質問 河内富喜
それでは、何点か確認をさせていただきたいと思います。1点目についてです。全国的にこのような傾向にあるわけですが、浦幌においても同様の傾向があるというような見方でございますが、このことについてはあくまでも本人の同意ということが基本になると思うわけですが、例えばこのことについて勧奨というのですか、もう一度ワクチン打たれてはいかがですかというようなことでいろいろなワクチン効果、また社会に及ぼす影響とか、そういったことについて保健師さんあたりから説明をするとか、そういったことはしておりますか。
答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)
ただいまの1点目のご質問にお答えいたします。保健師に相談があった場合につきましてはワクチンの有効性、それから副反応につきましてはそれぞれ説明をさせて、対応させていただいているところでございます。以上です。
質問 河内富喜
こういう未接種の方、ワクチンで迷われている方、年代問わずいると思うのですが、相談件数というのは何件ぐらいあったわけですか。
答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)
相談件数につきましては、記録をこちらで取っておりませんので、何件あるかは今分かりません。
質問 河内富喜
件数は分からないということですが、政府広告もテレビで入っております。大切な人を守るためにワクチンを打とうではないかという、そういった広告もテレビでやっております。また、浦幌の場合は行政報告の中で副反応というようなものが顕著に現れたようなことはなかったという報告を受けておりますので、やはりこの勧奨ということでいえば、もう少しその辺のことを前向きに考えるべきではないかなと思っております。あくまでも本人の同意が前提でありますが、また今度第5弾として10月15日までこのようないろいろ迷っている方も含めた形で最終的に集団接種を考えているということでのお答えですが、多様な価値観があって、いろいろな考え方があるということでございますが、例えば未接種者にプレミアム的なものを一定期間については提供しますよとか、具体的なそういった対策も一つの方法かなと思って考えるわけですが、その辺については考え方についてはどうですか。
答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)
町長から答弁させていただきましたけれども、最終的に全対象者が85%ほど、これが接種する予定でございます。現在こちら85%の接種をする方々に対して残りの接種をしないかといった中身でノベルティーとか、そういった何か、景品という言葉は適切ではないかもしれませんが、そういったものを渡すという考え方は今現在ございません。
質問 河内富喜
このことについては、考えはないということでございます。次に、2点目のブレークスルーについて確認をさせていただきたいと思います。最近のマスコミ報道などでもこのブレークスルーについては取り扱われておりますので、皆さんもご承知のことだと思いますが、一番身近なことであれば、旭川の病院でこのことが起きております。このときの報道では10人感染されたが、そのうち職員、患者含め6人がワクチンを2回接種済みであったということで、実際にこのブレークスルーが身近でも起こっております。また、これは藤田医科大学病院で209人に対して抗体量の調査を行った結果、3か月後の抗体量が4分の1に減っているというような調査結果も出ております。また、インターパーク倉持呼吸器内科でも157人抗体量の調査をしたところ、2回接種後抗体量が7人が全くゼロであった。また、30人近くが3分の1の抗体しかなかったというようなことで、このブレークスルーについては、答弁でもお答えになられているように、非常に厄介な感染であるということを我々も身近に認識して、いろいろな予防策を取っていかなければならないのかなと思っておりますが、一般論でございますけれども、いろいろな事象に対して楽観的に見られる方、非常に用心深く、周到にそのことを捉えられる方、それぞれ性格がございますので、なかなか難しいわけでございますが、行政としてこの辺はしっかりと捉えたやはり予防策をしていかなければならないのかなということで、お答えの中では予防一般的な中でマスクの接種後の装着についてはその中に入るのではないかなというようなお答えで、一般論的なお答えをしているのですけれども、私は2回目接種後のマスク装着については、国によっては政治問題化するほどワクチン接種後のマスク装着というのはかなり大きなポイントであるなと思うのですが、これもう一度お聞きしますが、接種後のマスク装着については装着したほうがいいという認識でよろしいのですね。
答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)
議員おっしゃるとおり、ブレークスルーといったところで2回接種したとしても感染する可能性はこれは残ります。ワクチンは100%でありませんので、ですからそういった感染予防のためには、今現在どんどんウイルスは変異してまいりますので、これはマスク対策については国が申し上げているとおり、また北海道の現在の緊急事態宣言の対策要領にもありますけれども、この基本的な感染予防対策は引き続き町民の皆さんにぜひやっていただきたいと、そう考えています。以上です。
質問 河内富喜
3回接種については国が決めることでありますから、これは控えたいと思います。3点目の質問でございますが、これウイルス量が1,200倍であると。では、1,200倍というのはどういう具体的なイメージを持てばいいのかといってもなかなか我々の感覚では捉えることができないのですが、新しいさらなる予防措置ということでいえば、従来あるものをしっかりやるということに尽きると思うわけですが、今までもこのことについては予防対策の中で重要なものとして扱われていたわけですが、さらにこれは東北大学の准教授ら36人が共同声明ということで、このことについて発表されております。なぜかというと、今のデルタ株の広がりにより非常にこういった予防対策などに手詰まり感があるのではないかなということで、やはりもう一度この辺についてどうなのかということについて考える必要があるのではないかなということで、この共同の声明を出されたということでございます。それはなぜかというと、空気感染についてでございます。この空気感染については、今までも認識されてはいたが、やはりもうちょっとこのことについて認識を新たにして対策をしなければ、今1,200倍のウイルスの量ということで考えると、非常に従来の対策だけでは不十分であるというようなことを、この専門家の方々36人が賛同者としてこのことを提起しております。これを受けて、国もどうのこうのということには現在のところは残念ながらなっておりません。しかし、専門家の方々がこのことについて大変な危惧を抱いた中でこういった共同の声明をされるということは、それなりの認識と確信を持って提起されているのではないかなと私は理解をしております。この空気感染について十分なやはり対応策を今後行政の中、また様々な中でしていく必要があるのかなという考えを持っていますが、その辺について確認したいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)
ただいまのご質問ですが、議員おっしゃるとおり、国としては現在空気感染はこれについての通知というものは今までありません。あくまでもこのコロナウイルスにつきましては接触感染と、それから飛沫感染、これを十分対策を練って、人と人との距離を取る、それから以降につきましては省略しますけれども、町長から答弁したとおり、今までの感染予防対策を徹底していただいて、そしてこのデルタ株に置き換わったと思われますが、この感染しないようにそれぞれが引き続き感染予防対策をしていただくという考え方が今現在の考えでございます。以上です。
質問 河内富喜
なぜ私がこのことについてここで申し上げることになったかということは、今のところ国から指示がないからそのことについては対応しないとも聞こえるようなお答えですけれども、私は独自の考え方である程度こういったものについて対応していけるものはやはり対応していく。それはより、さらにこのことについて備えるという意味では別に国の考え方に背くものではないと思うので、私はその辺浦幌町としてもこれらの考え方をある程度柔軟に捉えた中で今後空気の感染について対応できるものはしていくという考え方に立っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)
空気感染については、先ほど申し上げたとおり、北海道の専門家会議、最終的に新型コロナウイルスの対策本部会議においてもその議論についてはないものだとして認識しております。現在緊急事態宣言が9月12日まで発令されていますが、この中で北海道が定めた感染予防対策として道民皆さんにそれぞれ、我々十勝は一般措置区域でありますけれども、北海道における緊急事態措置といった中での道民の皆さんに対する感染予防対策で示されている内容に基づき各自治体は判断し、これを地域の住民方に周知をした中でそれぞれ感染予防していただきたいという考え方が今のスタンスだと思ってございますので、先々この空気感染に対する対処方法といったところは今現在考え得るところがございませんので、そういった内容につきまして専門家からの意見等踏まえた中で必要な対策についてはこれは実施してまいるという考えでございます。以上です。
質問 河内富喜
そのことについては、国から指示がない限り対応する考えはないというように受け取らさせていただいております。