みんなの議会

浦幌町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月11日

障がいを理由とする差別の解消

2018年9月11日、浦幌町議会の一般質問で、阿部優議員が「障がいを理由とする差別の解消」について質問し、町長 水澤、保健福祉課長 廣富、総務課長 獅子原、副町長 鈴木が答弁しました。

質問者
阿部優 議員
答弁者
町長 水澤、保健福祉課長 廣富、総務課長 獅子原、副町長 鈴木

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 阿部優

一般質問に先立ちまして、今月6日未明に発生しました震度7の胆振東部地震で大切な命を落とされた44名の方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災されました皆様にお見舞いを申し上げます。また、同時に発生いたしました全道規模の大停電におき避難所を開設していただきまして、またその際に特段のご配慮いただきました理事者、町職員の皆様にも感謝申し上げます。それでは、通告に従い、一般質問をさせていただきます。障がいを理由とする差別の解消ということでございます。さきの第2回定例会での傍聴、会議等での高齢者及び障がいのある方、特に下肢の障がいのある方の来庁を町職員の方が介助するところを見て、これは双方にとって気遣いが必要であると感じました。今後ますますの高齢化社会を迎えるに当たり、理事者は高齢者及び障がいのある方への合理的配慮として弱者に優しい施設運営に心がけるのは当然の責務であり、早急に対応するべき事件と考えます。そこで、伺います。障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法(平成25年法律第65号))の中で、国及び地方公共団体の責務として職員が適切に対応するために必要な要領を定めるよう努めるものとするとありますが、当町ではどのような取り組みをしているのか、またされようとしているのか伺います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

阿部議員のご質問にお答えします。障がいを理由とする差別の解消についてでありますが、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律、いわゆる障害者差別解消法は、障がいを理由とする差別の解消を推進し、全ての国民が障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に資することを目的として、平成28年4月より施行されたものであります。同法では、町などの地方公共団体は国の障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本方針に即し、行政機関の職員が障がいを理由とする差別の解消に関して適切に対応するために必要な要領を定めるよう努めるものとされています。本町では、障がいのある方に対して、正当な理由なく障がいを理由として差別することの禁止、障がいのある方から社会的障壁を取り除くために何らかの対応を必要としているとの意思が伝えられたときに負担が重過ぎない範囲で対応する合理的配慮の基本的な考え方、相談体制の整備、障がいの理解及び障がいのある方への応対について検討を進めており、まとまり次第、障がい者差別解消の推進に関する職員対応要領及び障がいのある方への職員配慮マニュアルを作成し、障がいのある方もない方もともに安心して暮らせるまちづくりを推進するため、浦幌町が事務または事業を実施するに当たり、町職員が適切に対応するための基本的事項について定めてまいります。以上、阿部議員への答弁といたします。

質問 阿部優

ただいまご答弁をいただきました。今後作成していくということでございますが、その作成の際に庁内だけなのか、それともそれに関係する団体の方の意見も聞くのか、それから有識者の意見も聞くのか、その辺について伺います。

答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)

ただいまのご質問に対しましてお答えしたいと思います。現在のところ、対応要領としまして浦幌町における障がいを理由とする差別の解消の推進に関する対応要領及び障がいのある方への職員配慮マニュアルにつきまして内部で協議して、素案ができている状況でございます。今後につきましては、この素案につきまして障がいのある方やその関係者の意見を反映するために必要な措置を講じまして、定める予定としておるところでございます。以上です。

質問 阿部優

外部の意見も外部に対する意見も逆に聞くということだと思います。それで、せっかくつくられた要領なのでございますが、その後のことなのですけれども、どのように対応していくのかということでございます。例えば庁舎内全員の方に伝達するのはもちろん当然だと思いますけれども、関係団体、また地域に対してどのような広報といいますか、それをやっていくのかも伺います。

答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)

ただいまの質問にお答えします。障がいを理由とする差別の解消の推進を図るために、職員に対しまして必要な研修、それから啓発を行います。また、障がいの特性を理解させるとともに、障がい者へ適切に対応するために必要なマニュアルの活用等につきまして意識の啓発を職員に対して図ってまいります。本法律に基づきますこのマニュアルにつきましては、地方公共団体の職員に対するマニュアルという位置づけをされてございますので、このマニュアルにつきましては全職員に対して、今後総務課と協議し、職員研修という位置づけで進めてまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 阿部優

その際ですが、1点だけ伺わせていただきます。さきの定例会の中で、同僚議員のほうから手話をどうするのだということがございました。さすがにそういうことも必要なのだなと私感じました。ところが、先日のテレビで、盲聾という方で目が見えず、耳が聞こえないという方の対応がありました。そのときに、その人たちがどういうコミュニケーションをとるのだろうと私考えておりました。そうすると、点字ばかりではなく、手話点字といいますか、そういう形の中でお互いのコミュニケーションを、今の言葉が適切かどうかわかりませんけれども、ありました。お互いに1対1で差し向かってコミュニケーションをとり、それから相手方とのコミュニケーション、何人もの方がシェアハウスの中で暮らしている中での取材、それから放映だったと思いますので、そういうときの対応のためには、そういう方が町内にいる、いないにかかわらず、もしあらわれたときにはすぐ対応できるような形の中で今後対応していただきたいと考えておりますが、その辺についてはいかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)

ただいまの質問なのですが、一般質問におきまして、確かにおっしゃるとおり手話等についての答弁をさせていただいているところでございます。手話が必要な方につきましては、その一般質問の中でお答えしているとおりでございますけれども、窓口等につきましては本マニュアルにおきまして、そういった手話の方をという体制で対応するのではなくて、筆談であったり、それからさまざまな手法でそういった方々に対する対応の仕方、これにつきましてもこのマニュアルのほうに記載しているところでございます。手話の方につきましては、窓口に突然来られた段階で委託等で手話の方々に来ていただくという体制をとるという答えをさせていただいているところですけれども、いずれにしても窓口で対応しなければならない方々につきましてできるような、そういった職員の研修を進めた中で、筆談のやり方、そういったところの注意点、これにつきまして研修を重ねて職員に周知してまいりたいと思っています。以上です。

質問 阿部優

親切な対応を心がけていただけるということで、よろしいのかなと考えますが、ただマニュアルのところ、例えば庁舎に入る直前、庁舎に来るところの状況の中でそういう対応をしていただけるかどうかということを迷われる当事者もおると思うのです。その中で、いきなり来て対応していただけますよということを例えば表に表示とか、そういうところに表示というのは今後考えていかれるとは思うのですけれども、一度確認させていただきます。

答弁 保健福祉課長 廣富(保健福祉課長は2023年3月まで)

ただいまの質問でございますけれども、庁舎の入り口等につきましての掲示につきましては、今後前向きに検討していきたいと思います。いずれにしましても、本マニュアルにつきましては障がいのある方、ない方、これにつきましては見た感じではっきりわかるものではございません。ですので、障がいのある方なのか、ない方なのかにつきましても、窓口に対して声がけだとか、そういった気遣い、配慮、そういったものをこのマニュアルのほうに載せているところでございます。それにつきまして職員研修等を重ねながら、そういった対応ができるよう体制を整えていきたいというふうに考えています。以上でございます。

質問 阿部優

ただいま一番先に答弁いただきましたソフト面のことの対応をさせていただきました。それで、私も通告書の中間のところであるのですけれども、高齢化社会を迎えるに当たり、理事者は高齢者、障がいのある方への合理的配慮として弱者に優しい施設運営ということでございますので、その辺について若干伺いたいと考えているのですけれども、よろしいでしょうか。高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律がございます。その中で、今回のオリンピック関連の2020の中でも改正案があります。それが今年の2月ぐらいに改正が出たのだと思います。その中で、例えば移動するに当たり簡単に移動していただけるようなバリアフリー、それからユニバーサルデザインの進め方だとも思うのですけれども、そういう中で直接言いますけれども、庁舎内にエレベーターが必要なのではないかと、エレベーターの設置についてはどうなのだろうということが提起されておりました。浦幌町もそれに値するのかなと私考えておりますので、その辺について、突然でありますので、どういうお答えいただけるかわかりませんけれども、ちょっと伺っておきたいなと思います。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

ただいまの件でございますが、エレベーターの設置につきましては、これまでも役場庁舎耐震・防災改修調査特別委員会の中ですとか、また平成26年8月の総務文教厚生常任委員会の所管事務調査の中でもそういったご意見がございました。その際には、エレベーター設置につきましては緊急防災・減災事業債、改修する際の起債の対象にならないということ、それとあとメンテナンス費用等も含めまして費用のほうが全て町単独予算で賄わなければならないということもありまして、財政的に非常に厳しいものがあるので、職員の対応として階段の上りおりのお手伝いをするとか、そういったことでソフト面の充実を図っていくことで対応するということで説明をさせていただいているところでございます。ただいまの法律の関係でございますが、多分バリアフリー法のことだと思うのですけれども、それにつきましては一応庁舎も特別特定建築物というものに該当しておりまして、その建築物につきましては、建築につきましては新築、増築、改築になりますが、それと用途変更、こういったことをしようとする場合には設置義務というものがありますけれども、それ以外につきましては、前回の改正の場合もそうですけれども、努力義務という形になっております。そういったことも含めて、今回先ほど町長のほうから答弁しているとおり、障がい者差別解消の推進に関する職員対応要領及び障がいのある方への職員配慮マニュアルを職員全員に理解していただいて、今まで同様同じ対応でソフト面の充実を図っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 阿部優

今ご答弁いただいたのですけれども、先ほどの耐震化の中で、長寿命化をするという中身のことを含めての耐震化だったのかなと考えております。その中で、これが正しいかどうかというのはわかりませんけれども、一応文書としてありますので、公共施設等の老朽化対策を初め、適正管理を推進するために公共施設適正管理推進事業費ということにプラス、長寿命化の対象を拡充するとともにユニバーサルデザイン化に要する経費を追加するなどの内容を充実し、地方財政計画に計上をということがあります。この中で、そういうことも含めた中でこれから考えていく必要があるのではないかと考えます。急速に高齢化が進む折なので、こういうことにつきましてはなるべく早くやっていただくということがよろしいのかなと私考えますが、その辺はいかがでしょうか。

答弁 総務課長 獅子原(総務課長は2026年3月まで)

ただいまの件でございますが、先ほど申し上げた部分で、その部分に関して多分違う起債が使えるとか、そういったものもあるかと思いますけれども、先ほど申し上げました改修のときの緊急防災・減災事業債などは交付税措置で7割のバックというか補填があるということでございますので、財政的な負担も少ないのですけれども、長寿命化に関して起債を借りる場合、充当率が低いですとか、交付税の措置率が低いとかということで、ないとは言わないですけれども、負担としてはどうしても大きなものが残ってしまうというものがありますので、ですから費用がかかる部分も考えまして、できれば今までどおり職員の対応によるソフト面の充実を図るということで対応したいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 阿部優

なかなかハード面でのことができにくい環境なのかなと思いますけれども、これは我々もそろそろ高齢化していきます。障がいを持つ方はいつ、何どき来るかわかりません。庁舎の中でもし起きたときに、その対応等、ケア等が少しでも緩和されるよう、4人の方の補助といいますか、あるか、一人でもできるかという状況に入ってくると思います。なかなか職員の方も大変だなと思いますけれども、瞬間的なことと考えれば今総務課長のおっしゃられたとおりなのですけれども、これが長年これからいくということになりますと、できればそういうハード的な面も、充実とまでいかなくても何とかしていただけるとよろしいのかなと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 副町長 鈴木(副町長は2019年3月まで)

ただいまのご質問について私のほうからもお答えをさせていただきたいと思います。役場庁舎に限ってはと申しますか、庁舎においては先ほどの説明にあったとおり、過去からの耐震対策、そういった中での議論も踏まえた中での現状にあるということでなってございます。このことは、先ほどの説明のとおりであります。現行そういった中で、障がいの対応としてもっと高度なものを目指すべきではないかといったような内容であろうかと思いますけれども、庁舎について申し上げますと、1階においては水道、また納税に係る、そして住民登録、戸籍に係る、そして出納に係るといったことのフロアになってございます。このことは、町民の皆様が直接生活にかかわる、そういった対応がなされるところというのを1階にそろえております。また、2階にあっては、一部農業にかかわる方々の対応ということの所管がございますけれども、また3階についてはご存じのとおりでございます。町民の皆様の利用からいたしましても、1階の中でほぼ生活にかかわる対応というのが対応できるのかなというふうに思ってございますし、またそれが2階において事務処理がどうしても必要な場合につきましては、現行2階の担当の職員が1階に赴いてそういった対応も行っているということでございますので、1階の利用の中である程度町民の皆さんには不便のないような形での対応をさせていただいております。また、今般の対策に係ります要領を定めた中で、なお一層の職員の意識の向上と対応に係るマニュアルの意思の統一というか、共有化を図りながら進めたいと考えてございますので、現状の町の財政的なこと等々を含めた中ではこのソフト的な対応として賄っていけるのではないかというようなことも考えてございます。ただ、おっしゃる向きの心配としては、そういっても職員が2階に上がる、3階に上がる際にお手伝いをするということが頻繁に起きる、または相当数が発生するということであれば、職員の負担がふえて大変だろうといったようなご心配の向きだというふうに思いますけれども、現状はそういう状況でございますので、今後の動向を見ながら、そういった部分ではソフトの部分を対策として重点置いて進めてまいりたいということで考えております。

質問 阿部優

いずれにしても、ハード的なことではなかなか納得いただけないということなのでございますけれども、今後におきましてできればなるべく、誰でもそうなのですけれども、人の手をかりないで例えば移動ができれば最高なのかなと思います。ただ、今おっしゃられるように、用事といいますか、そういうことに関しましては今言われたようなことで親切な対応をしていただければ済むのかなとは思いますけれども、いざというときの対応として、今回の大停電みたいになってしまうとそれがまだあだになることもあるから、余り言えないかなとは思いますけれども、ふだん一般的な事務等についての中身、それから議会等の傍聴とか、それからいろんな形の中で来ていただくためには、気楽に来ていただくということの一環としてやはりあったほうが私はよかろうと考えています。それとまた、財政的なことなのですけれども、だんだん浦幌町の財政は逼迫してまいります。本当に逼迫してから、今副町長が言われたようにさあ、やるぞといったときにどうするのだと。本当に逼迫して、例えば5割も6割も8割も助成が何か探せるのだったら、今のうちに探していただきたいと思います。財政的なことを見ますと、そういったことに持っていく手腕によっては5割ぐらいのものがあるのではないかと私見ておるのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 副町長 鈴木(副町長は2019年3月まで)

ただいまのご質問についてお答えを申し上げたいと思います。議員の議員活動の中、調査活動の中でどのようなことをお調べになったかわかりませんけれども、5割といった補助については現在のところこちらで把握しているものはないというふうに捉えております。それと、建設に当たっては建設事業という中で投資的経費に当たって一過性のものでありますけれども、ただ維持費というのは当然かかります。こういった固定経費的な扱いとなった中では、財政的には固定経費を捻出することについては一般財源の対応ということが必然になりますので、そういったことも考えながら、建ててそのままという形にはなりませんので、そういったことも含めながら財政事情を考えた中では、現行の中でソフト面を充実した中で進めたいと。そして、おっしゃった質問の中で、町民の皆様が気軽に庁舎に赴くといった環境をつくるのが当然でないかといったご質問だと思います。このことにつきましても、要領が現在作成中でございますので、それが定まった中では町民の皆様にもこういった要領を定めた中で職員の対応として行ってまいりますということを広く周知をして、気軽に庁舎のほうに赴いていただけるようなことも含めて進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 阿部優

どのようなと言われても、要綱がいろいろありまして、私の見たところとこれから見られるところはちょっと違うかなと思いますけれども、今言われたようにどの程度の建設費がかかって、どの程度の維持費がかかるということを私も、ざっとだったのですけれども、私の思いが全然当たらなくて、本当はかかるのはわかります。理事者のほうでどの程度の維持費がかかるのももしわかれば、これは無理だなとか、これは何年か後に計画的にできるなとかという、そういうのがもしあれば聞かせていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

阿部議員の言われるように、費用的な部分で積算したものがあるのであれば出せると思いますけれども、全くそういうものを積算したところはありませんので、今現在どのような金額がかかるかということについては概算であっても積算しておりませんので、出すことはできないだろうというふうに思います。ただ、先ほどから言われているように、財政的に健全なときに必要なものを整備したほうがいいのではないかというご指摘がありました。それは、必要な分であれば当然、本当に必要なものは財政に関係なく整備する必要があるだろうというふうに思いますけれども、私どもでは、先ほどから申し上げましたとおり、障がい者の方も健常者の方もともに生活できる、そういう助け合いする職場が必要だというふうに考えておりますので、そういうマニュアルをつくりながら、障がい者の皆さんが役場庁舎を利用できる、そういうものをつくってまいりたいと、そういうマニュアルをつくってまいりたいというふうに思っておりますので、今予算をかけてエレベーター的な施設をつくるということは考えておりませんし、またそういう必要が現状のところではないのではないかというふうに考えておりますので、そこはご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 阿部優

町長から決定的なこと言われたのかなと思ったのですが、案外決定的でなくて、私としては、来年の4月まででありますけれども、その間に私たちに何もなければいいなと考えています。足のことでございますので、エレベーターについては特に。それから、その際の介助する方の負担を考えますと、やはり私は必要なのだろうなと。特に今年の春の定例会、足に障がいを持った方の対応をしていただくのを見て、本当にこれは気遣いをいただいているのだなと考えました。その際から多少の予算のことは必要なのだろうなという考えの中で、もちろんつくったからには、余りそのことを言うと、ほかのことも僕考えていますので、経費がかかるのはわかります。でも、今ここで思い切っていただくのがいいのでないのかなと。定例会でなくて、26年の庁舎耐震の際にありました。議会からどうにかしてほしいということがあれば、別途違う形で協議とあったように記憶しておるのですけれども、あれから5年たっています。その後何かあったのかなということで先にお聞きしたのですけれども、何もなかったということなので、ちょっと寂しいなという感じはいたしました。これから弱者に優しいマニュアルをつくってくれるプロセスかな、つくってくれるのだろうと思うのですけれども、できればハード的な面もある程度、来たときにすっと使えるものをつくっておいていただければいいのかなという感じしますが、最後にします。

答弁 副町長 鈴木(副町長は2019年3月まで)

ただいまの阿部議員のご質問についてお答えをさせていただきたいと思います。議会のほうの分として私どもとしてご理解させていただいておりますことにつきましては、議会から今後の町の動向も注視しながら確認をするといったような結果ではなかったかなということで、これは議会側のほうから何かしら確認のほうが告げられてくるのだろうというふうなことで理解はしておりましたので、こちらからその都度議会の動向についてお伺いをするということについてはなっていないのかなというふうなことで理解をしてございました。そういう中で今般一般質問という形であったわけでありますけれども、また先ほどの質問と答弁の繰り返しになると思いますけれども、ソフト面を充実した中で、また先般の対応において、これも障がい者に寄り添った対応という中では職員が3階まで車椅子を持ち上げて移動させていただいたと。このことについては、障がい者の方、車椅子を利用されている方と職員とが本当に寄り添った中で、そしてその間中お言葉を交わしながら、お互いの町職員と、そして町民という間の中でいろんな会話もしながら移動させていただいたと、これは本当に町民と身近に接する機会がまたふえたなというか、そういうふうなことで職員も大いにそういった面では勉強になったのではないかなというふうに捉えておりますし、このことが町職員が町民とみずからの中で、存在として行政をつかさどっていくということが改めて具体的になった事例なのかなというふうに捉えておりますし、また今後そういった機会も職員にとっては大事な機会が得られるのではないかというようなことも捉えております。ただ、議員がおっしゃるとおり、その機会が余りにも人的に、数的に到底対応し切れないといったように利用度が上がれば、また考えは具体的になっていくのでしょうけれども、現在のところそういった中ではもっとソフト面を充実すれば対応についても可能かなと、また財政的なことを含めた中で、お金のかからない中で住民の皆様の満足の度合いも上げていくことができるのかなというようなことで捉えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 阿部優

前向きなお答えをいただいたのかなと思いますけれども、今オリンピックプラス2020という中で、パラリンピックのことも含めまして、これ一つのチャンスだなと私考えております。そのことも含めまして今後協議をいただきたいと考えております。一度でいいですから、1階から3階まで私及び町長を車椅子に乗せて一回上げていただけると私たちの言っていることがわかります。それから、障がいある方によっては持っていただくことがすごく不安になる人がいます。すごく緊張するのだと言う人がいます。割と出払っていればそうでもないのですけれども、たまに来てというのが例えば2階まで上がろう、3階まで上がろうとするときの感覚としては物すごく不安なものがあるのだそうです。そういうことも一度何かの形でご答弁いただいた方に体験していただくと、私の言っていることの意味がわかっていただけるのかなと思います。そのことも含めまして、今後弱者に優しい庁舎にしていただけるようにお願いしまして、一応質問は閉じますけれども、最後にもう一回、町長、何か一言お願いします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

私どもとしては、庁舎のあり方については町民の皆さんが本当に必要なことについては整備してまいりたいというふうに考えているところであります。先ほどから答弁しておりますとおり、費用対効果という面だけで言っているわけではなくて、今3階までエレベーターをつけることが町民にとって本当に必要なのかどうか、そしてまたそのほかにエレベーターでない方法というのはあるのかどうかということは先ほどお話をさせていただきました。障がい者、健常者がともに助け合える職場づくりというのは当然必要でありますし、当初阿部議員から言ったとおり、双方にとって気遣いが必要だと感じたというふうに最初に質問しておりますけれども、まさにそういう気遣いをお互いにするということが大切なのではないかなというふうに思います。そういう面では、ハード面だけでの充実ではなくて、ソフト的な充実をこれからも図ってまいりたいと思いますし、障がい者の皆さんが役場に来ることが苦痛でない、そういう社会をこれからもつくってまいりたいと思っています。そういう面でも、これから障がい者の皆さんに対応するマニュアルをしっかり職員が共有してまいりますし、お手伝いができる部分を人的パワーでカバーしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 阿部優

実際にやっていただける、検討していただくと、そういう立場が出てきたらということでよろしいかなと思いますけれども、その点を重ねて一応お聞かせいただいて、もしそういう立場になったときには副町長の言われたような形の中で検討していただけるということでよろしいですね。もしそういう方が出てきて、そういうことが顕著になってきたら、例えばハードの面も充実していただけるということをちょっとお聞きしたような気したのですけれども、違ったですか。検討していただけると私聞いたような気したのですけれども。

答弁 副町長 鈴木(副町長は2019年3月まで)

ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。先ほどのご質問に対してのお答えの中で、現状と、そして今後の動向はどうなるかわかりませんけれども、現状の職員数の中で対応が不可能な場合、こういった部分になった場合については、どういった形が望ましいかというのは考えていかざるを得ないといった意味合いでお答えをしたつもりでございますけれども、今後先ほど申し上げましたとおり対応マニュアルの作成、そしてそのマニュアルの意思徹底を図りながら充実を図ってまいりたいということを思ってございますので、今後の動向についてはどうなるかわかりませんけれども、障がい者の方、また移動がなかなか困難な方、そういった方々が数多く庁舎に訪れた場合の対応については人的なパワーの中で進めたいという原則を持ってございますので、その際にどのような状況になるかということについては見きわめていきたいということを思った次第の答弁ということでございますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 阿部優

あくまで人的パワーだったということですね。私別な検討もしていただけるのかなという感じしたのですけれども、あくまで人的パワー、ハード的なものは一切検討しないということですね。

答弁 副町長 鈴木(副町長は2019年3月まで)

遠い将来のことについてはなかなか読めないものですから、現状の中での判断といたしましては、マニュアルをつくった中で、人的パワーと申しますか、職員の対応ということで進めてまいりたいというようなことでお答えさせていただきました。ただ、そのことが利用する皆さんが数多く来られた中で職員の対応がなかなか困難になるといった場合がもしあれば、あった場合、そのときはどのような対応が望ましいかという部分については考える部分があるのかなという意味合いでお話をさせていただいたものでございまして、現時点で一切ないですとか、そういう部分は、将来のことについてでございますので、なかなか言い切れない部分がございますけれども、あくまで原則的には基本として職員の対応ということでのソフト面を重視してまいりたいということでお話をさせていただいたということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 阿部優

考える余地というか、そういうことでございますので、これ以上あれですけれども、私はやっぱりどこかで考えていきますというお答えが欲しかったと思いますが、できればそのような時点で職員がもう参ったと言う前に、でも浦幌町の職員の人たちは参ったって恐らく絶対言わないと思うのです。ただ、側から見ていて気の毒だなと思うのは出てくるのだと思います。そうなる前に、少しでも財政的に明るいうちにそういうことを検討していただくということが私は大切なのだろうと思います。そのお答えをいただいてやめたいと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

何度も同じことを繰り返しているようでありますけれども、私どもとしては3階までのエレベーターについて現状のところは必要性を感じていないということでありまして、障がい者の皆さんが不自由だから、不自由でないからということでお話をしているわけでありません。現状これまでの3階へ来る障がい者の皆さんに対しては職員での対応でできるのではないかというふうに思っていますし、現実にそうしていっているということであります。議員が今職員に対する思いやりというか、おもんぱかっていただいているのは大変ありがたいことでありますけれども、職員がそれに対して嫌だとか、そういうことで対応しているわけでは決してありませんので、お互いに、先ほどから言っているように健常者と障がい者がともに共有できる施設をしっかり守っていきたいという思いでやっているわけでありますから、職員にそこまでおもんばかっていただくことは必要ないのではないかというふうに思います。また、今後いろんな意味で障がい者の皆さんが3階へどんどん来るような機会がある、つまり議会の傍聴者がたくさん来ていただくということは大変ありがたいことでありますから、そういう時代が来ることをぜひ望んでいきたいなというふうには思っています。ただ、もう一つ、その場合にそれでは議会をどうするかと、移動議会という方法もありますから、ここは議会でも考えていただく必要があるだろうというふうに思います。施設の使い方はいろいろありますから、そういうことも含めて行政と議会でしっかり対応しながら障がい者の皆さんに対応してまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 阿部優

私にとっては45分、何か同じことの繰り返しだったなという感じはいたしますけれども、理事者の考えは私にはちょっとわからないのですけれども、できれば職員の方が少しでも対応しやすい形、参ったと言う前に私はしていただきたい。あくまでも公共施設でございますから、庁舎ということを申しましたけれども、これから公民館等のこともあるので、その辺のことについても公共施設という中身の中では必要なのだろうなと思います。そういうことも含めましてご検討いただければありがたいと思うのですが、最後にそれ1点、よろしくお願いします。

答弁 副町長 鈴木(副町長は2019年3月まで)

ただいまのご質問についてお答えをさせていただきます。職員に対しては、非常にご配慮と申しますか、ご心配をおかけしているのだなというのが改めてわかった次第でありますけれども、職員につきましては課長会議等を通じましてそういった声の集約というのはほかのこともいろいろやってございますし、またこのマニュアルをつくった中でのマニュアルの徹底、そして共有を図る中では課長会議を通じながら、その都度そういった状況についての意見も聞きながら進めるということは思ってございますので、決して職員が何も言わないという、そんな環境ではございませんので、声が上げられる環境を各課を通じながらつくってまいってございますし、また改めてそういったことも含めて充実を図ってまいりたいと思っておりますので、非常にご心配をおかけしておりますけれども、このことにつきましては職員についての対応についてはそういう形で進めたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 阿部優

時間がなくなってしまいました。ちょっと残念でありますけれども、その中身の中でぜひともこの後設置とかそういうことについてもご検討願いたいものだなと考えております。

出典:浦幌町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月11日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる