みんなの議会

浦幌町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月11日

女性の不妊治療費の引き上げ

2015年9月11日、浦幌町議会の一般質問で、福原仁子議員が「女性の不妊治療費の引き上げ」について質問し、町長 水澤、保健福祉課長 熊谷、副町長 鈴木が答弁しました。

質問者
福原仁子 議員
答弁者
町長 水澤、保健福祉課長 熊谷、副町長 鈴木

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 福原仁子

それでは、2項目めの質問に入らせていただきます。女性の不妊治療費の引き上げについて伺います。特定不妊治療費は、健康保険が適用されず、1回当たりの治療費が30万円から50万円の費用がかかります。仕事を休んで受診する事前検査費用もかかりまして、この助成金の拡充が必要と思われます。そこで、次の2点についてお伺いいたします。過去の制度利用人数と結果は把握しているでしょうか。2点目、人口の増加に対する町の取り組みなどについてお伺いをしておきたいと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

福原議員の2項目めのご質問にお答えします。女性の不妊治療費の引き上げについてでありますが、既に第3期まちづくり計画の後期実施計画において助成金を拡充することで検討しているところであります。1点目の過去の制度利用人数と結果についてでありますが、平成16年から浦幌町特定不妊治療費助成事業を実施しておりますが、過去11年間で7人の方に助成をし、治療によってお子様を授かった方もおられますが、制度を利用された方が少ないため、出産された方の人数の報告は控えさせていただきます。2点目の人口増加に対する町の取り組みについてでありますが、本町では第3期まちづくり計画では定住対策推進のための重点プロジェクトとして子どもを産み育てる環境の整備充実、雇用機会の新規創出、居住環境の整備充実を推進してきました。現在は、第3期まちづくり計画の後期実施計画の策定中であり、あわせて昨年11月に制定されましたまち・ひと・しごと創生法に基づき、本町の人口の現状や動向、要因分析及び将来人口推計を行う浦幌町人口ビジョンと人口減少対策をより充実、強化するための浦幌町まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定作業を進めているところであります。福原議員からのご質問のありました女性の不妊治療費助成の拡充と男性への不妊治療費の助成につきましては、現在次期重点プロジェクトとして実施するため調査検討を行っているところであり、第3期まちづくり計画と浦幌町まち・ひと・しごと創生総合戦略との整合性を図りながら、人口減少を最小限に抑える施策として取り組んでまいります。以上、福原議員への答弁といたします。

質問 福原仁子

先日の浦幌町の2014年2月現在で1人当たりの女性が産む子どもの数をあらわす特殊出生率は1.69で、十勝管内ではトップ、全道でも10位の高い数字を出しましたが、特定不妊治療費の助成額は管内の最下位です。今お話を伺ったところでは、前向きに検討されているようですので、期待をしております。ちなみに、よその町村、十勝管内でございますが、多いところでは20万円、それから10万円、それから7万5,000円、ちなみに浦幌町は5万円という数字でございます。いろいろと町の予算もございますでしょうが、新聞報道で堂々と7件の助成を出しまして6人の子どもが授かったということで報道されている町村もあります。浦幌町は、何かこういうことを聞きますと、いつも個人情報が把握しづらいということで的確な数字があらわれてきていません。ぜひともこれは町で助成を出した以上は数字的なものも町民の皆さんにも報告をしていただいて、そして我々老人世帯でも孫やら子どもやらそういった方々にも伝えていく必要というか、そういったものが必要ではないかと思いますので、わからないと言わないで、必ずこういった質問のときにはしっかりとお答えをいただきたいというふうに思っております。その点についてお伺いしておきます。

答弁 保健福祉課長 熊谷(保健福祉課長は2018年3月まで)

ただいまの福原議員のご質問にお答えいたします。過去に11年間で7人の方に助成しまして、お子様を授かった方もいるというような形で答弁させていただきましたが、実際お子様が欲しくて治療されていて、どうしてもお子様を望むことができないという方も中にはおられると思います。その辺のところを配慮いたしまして、7名中何名の出産というような表現については今回は差し控えさせていただきましたので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 福原仁子

ちなみに、この間8月の21日で報道をされた町では、不妊治療費も助成額を上限15万にするという。それに一部治療は7万5,000円ということで、非常に金額的にも町で力を入れて少子化を解消しようという努力が我々が見ていても感じられます。それで、やはりこういったはっきりした町のお金を出したり道のお金を出したりして補助を上げているということで、個人情報云々ということでわかりますが、きちっと町段階では把握はされているかどうか、もう一回聞かせてください。

答弁 保健福祉課長 熊谷(保健福祉課長は2018年3月まで)

ただいまのご質問にお答えします。保健福祉課において、この特定不妊治療助成事業の申請交付を行っております。その中で実際にこの治療を受けて、この助成を受けて、そしてお子様が生まれたという状況については把握しているところでございます。

質問 福原仁子

現状の把握に時間と、それから金額はともかく、いろいろな意味で障害もあるかと思いますが、町段階ではっきりと把握するような努力を今後も続けていっていただきたいというふうに思っております。それと、厚生労働省では28年の4月1日から不妊治療への助成の対象範囲が変わりますと言っております。助成対象年齢は43歳未満、年間助成回数と助成期間は限度なしということで来年から公表されると思います。これについての不妊に悩む方への支援事業と重く受けとめて、町でもぜひともPRのほうをしていただいて、一人でも新しい命が生まれるような努力というか、町民に対してのPRをぜひとも続けていってほしいというふうに思っておりますが、この点についてはいかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 熊谷(保健福祉課長は2018年3月まで)

平成28年の4月から、今福原議員のご質問にもあったとおり、国の助成の対象年齢が43歳未満というような内容で制限されていきます。浦幌町につきましても、この辺のところの周知というのは、国も行いますし、また道も行いますし、町もその辺のところの周知は行ってまいりたいと思います。またあわせて、ただいま助成金の拡充、そして男性不妊治療の助成というような助成の内容につきましても現在実施に向けて検討中ですので、その辺も含めて28年度、どういうような形で実施するかというようなところについては現在検討調査中でございますが、助成という内容がまとまりましたら町民に周知をいたしまして、できるだけ不妊治療に悩む方がこの事業を使っていただくような周知をしてまいりたいと考えております。

質問 福原仁子

前向きに検討されるようでございますので、ある程度安心はしております。せっかく今年度婚活の事業も始まったということで、いろんなところから人が入り込んで、ホームページも多分見ていると思います。ホームページに浦幌町特定不妊治療費助成事業のご案内ということで書いてありますが、何か非常に事務的というか、ハートがないような感じがします。それで、この町に住んで家族を持って永住したいというようなホームページのあらわし方というのでしょうか、そういった気持ちのこもったものを、本当に文字だけでこうやって書かれておりますけれども、イラストや何かも使いながら、ぜひこの町に行って住みたいなというような感じでホームページもつくっていただきたいなと。この福祉関係ばかりではなく、ホームページの全てなのですけれども、ここで言っていいかどうかわかりませんが、その点についても今お願いをしておきたいというふうに思っております。来年の4月から適用範囲が拡充されるということで、一遍にこれは人口増につながるとは思いません。ですが、一生懸命町側でもいろんな施策を盛り込みながらやっているということで、非常に私も何らかの実りある事業になってほしいということで今回の質問をいたしました。本当の意味での人口増加というのは、自然減、自然増ということでいろいろと難しいことでございます。全国的に人口は減っていくということで、今までの経過を見ていましても人口が増加したというところは本当に少なくて、十勝管内でも1町村か2町村というような感じでございます。それで、国、それから道、それから町と、非常に大変な思いして人口増のためにいろんな考え方を表明しながら人を集めようと努力をなさっております。せっかく助成金を引き上げても効果がなければもったいないですので、ぜひとも現状も把握しながら効果の上がるような事業の展開をしていただきたいということを考えますので、どうぞこれからもよろしく、町の事業として大成するようにお願いいたします。

答弁 副町長 鈴木(副町長は2019年3月まで)

ただいまの福原議員のご質問について改めてお答えをさせていただきます。婚活のお話も出ましたので、私のほうから婚活のことも含めまして、またホームページのご指摘もございましたので、それらを含めてお答えさせていただきたいと思います。最初に婚活の関係なのでありますけれども、婚活に来ていただいた女性の方々に実際のところ、浦幌町における子どもを産み育てる環境、第3期まちづくり計画におきます重点プロジェクトにかかわって、こういう施策を行っていますということで、実は私のほうから皆さんお集まりいただいて、別な時間に説明をさせていただきました。そのときには、皆さんが非常に驚きの声を持って評価をされておりました。そういった中にありましては、浦幌町の子どもを産み育てる環境、子育て環境については、ほかの自治体には引けをとらないという状況にあるというふうにまた認識をしております。そういう中にありまして、今般不妊治療費につきましても第3期まちづくり計画における重点プロジェクトにおける対策事業として検討して取り組んでまいりますという先ほどの町長のご答弁のあったとおりでございますので、子育て環境についてはさらなる充実がされるというふうなことで思っているところでございます。また、ホームページの状況ですか、お知らせする内容として、かたい表現だということだというふうに思います。どうしても行政としては誤解のないように詳細にわたってお伝えをしようという使命がございます。そんな中にありまして、これも浦幌町に限らず、ほかの自治体においても同様に言われているご指摘の部分があろうかと思います。ただ、やはりわかりづらいというご指摘だと思いますので、このことについてはできる限りわかりやすく進めてまいりたいなと。各課においては努力しているところでございますので、さらなる努力を進めてまいりたいと思います。このことについては、議員からもいろんなアイデアもあろうかと思います。そういった中のご質問だと思いますので、ぜひともこのことについては今後は具体的にご助言もいただければと思っておりますので、この件についてはお願いをしながらご理解いただきたいと思います。以上です。

質問 福原仁子

終わります。

出典:浦幌町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月11日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる