みんなの議会

浦幌町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月11日

森林の整備計画

2015年9月11日、浦幌町議会の一般質問で、澤口敏晴議員が「森林の整備計画」について質問し、町長 水澤、産業課長 岡崎が答弁しました。

質問者
澤口敏晴 議員
答弁者
町長 水澤、産業課長 岡崎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 澤口敏晴

それでは、通告に従いまして、一般質問をいたします。森林の整備計画についてご質問をいたします。森林は緑のダムとも言われ、特に天然林は人工林に比べ保水力にすぐれている。しかし、森林は住民の生活をも破壊しかねない自然災害をもたらすことも事実であり、人間の管理を必要としています。近年、森林伐採が活発に進められておりますが、その背景には浦幌町内の森林の多くが伐期を迎えている。また、この伐採木の利活用については、さらなる木材産業の活性化に期待をするところでもあります。そこで、次の2点について伺います。1点目、近年森林伐採が活発に進められているが、浦幌川は浦幌町の水源として、住民はもとより家畜においても生命の源であり、浦幌川を守るために伐採跡地への植栽をどのように実施していくのか。2点目、町有林についても毎年約30ヘクタールを伐採し、跡地には植栽を行い、森林資源の計画的な環境保護も図っているものと思われるが、特に最近ふえているこのような放置状態の伐採跡地について改善することが必要と考えるが、現在の伐採跡地を解消するために植栽に対し補助制度はあるが、さらなる充実すべく補助制度を導入する考えはないか、この2点を伺います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

澤口議員のご質問にお答えします。浦幌町の森林面積は5万4,116ヘクタールと本町の総面積の74%を占め、町有林を含む一般民有林は3万840ヘクタール、そのうちカラマツ及びトドマツを主体とした人工林は1万5,430ヘクタール、人工林率は50%で、その主体となるカラマツの約半数は林齢40年を超える森林となっており、このような林齢の構成であるため、現在伐期を迎えている森林では活発な伐採作業が行われており、木材の価格や流通も堅調に推移している状況となっております。1点目の伐採跡地への植栽の実施についてでありますが、浦幌川を水系としている本町において、水源を初めさまざまな恩恵を永続的に享受していくためには、特に森林の保全を重要視すべきものと考えているところであり、その中でも収穫期により伐採した後の植栽については、森林資源の循環利用や国土の保全など公益的な機能の発揮に欠かせないものと認識しております。伐採跡地への植栽に関しましては、町有林を含む町内の一般民有林では毎年160ヘクタール、約40万本の植栽が森林経営計画に基づき計画的に行われております。現在の森林構成では伐採面積が植栽面積を大きく上回る状況が続き、伐採跡地の増加が懸念されるところですが、今後も森林所有者に対して本町における森林経営計画の作成促進を図り、経営に基づいた的確な森林管理を推進したいと考えております。また、適切な森林管理を行い、持続可能な森林の利用と保護を図ることを目的として、十勝全域で森林認証制度の取得に向けた作業を進めており、的確な施業の実施に向けて関係機関と連携を図り、伐採跡地への植栽の取り組みを推進してまいりたいと考えております。2点目の伐採跡地への対応とさらなる補助制度の導入についてでありますが、現在本町においては植栽に対する補助制度として国の森林環境保全整備事業に加え、道費及び町費を合わせた未来につなぐ森づくり推進事業のほか、町単独事業として人工林保育事業、除間伐緊急対策事業を実施し、伐採跡地への植栽に係る負担軽減策を講じているところですが、最近植栽が行われない伐採跡地も散見されることから、町といたしましては森林所有者との対話やアンケート等により実態把握に努め、持続可能な森林の保全に向け対応してまいりたいと考えております。以上、澤口議員への答弁といたします。

質問 澤口敏晴

浦幌町内での伐採跡地の面積及び森林所有者の町内在住、不在の状況についてお伺いいたします。

答弁 産業課長 岡崎(産業課長は2019年6月まで)

ただいまご質問のありました浦幌町における伐採跡地についてでございますけれども、北海道が管理いたしております森林資源データからの数字になりますが、平成26年度末では計画的に植栽を実施する面積も含めまして約1,447ヘクタールが伐採跡地となっております。本町の森林面積の約5%を占めるという割合となっております。また、森林所有者に関しましてですが、町内在住者が152人、面積といたしまして796ヘクタール、また町外在住者が68人で面積は651ヘクタールということになっておりまして、伐採跡地の全体の比率で申しますと、町内在住者の面積が約55%、町外在住者の面積が約45%という状況になってございます。以上でございます。

質問 澤口敏晴

伐採跡地の解消に向けた現在の取り組み状況と今後の対応についてお伺いいたしたいと思います。

答弁 産業課長 岡崎(産業課長は2019年6月まで)

ただいまのご質問ありました伐採跡地解消の取り組みと今後の状況についてでございますけれども、本町森林整備計画の実行管理と推進を目的としまして、町内に森林を所有する指導林家、製材加工業者の皆さんや森林組合、十勝総合振興局などの関係メンバーで組織しております浦幌町森林整備実行管理推進チームという中で、年に数度ですけれども、造林未済地の解消をテーマに議論を重ねているところでございます。今後の対策におきましては、そういったことを生かしていきたいというふうに考えているところでございます。また、北海道におきましては、長期間植栽されていない人工林の伐採跡地の所有をしております森林所有者に対しまして、植栽への意向を把握するためのアンケート調査が実施されているところでございまして、その結果が示された後にそれらも参考にしながら今後の検討を進めてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。

質問 澤口敏晴

浦幌町においては、林業も重要な産業の一つでありますので、将来に向けて希望の持てるような産業として長期的な視野での対策の検討をしていただき、取り組んでいただきたいと思います。質問を終わります。

出典:浦幌町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月11日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる