みんなの議会

浦幌町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月9日

森林伐採跡地への取り組みと今後の対策

2016年9月9日、浦幌町議会の一般質問で、澤口敏晴議員が「森林伐採跡地への取り組みと今後の対策」について質問し、町長 水澤、産業課長 岡崎が答弁しました。

質問者
澤口敏晴 議員
答弁者
町長 水澤、産業課長 岡崎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 澤口敏晴

通告に従いまして、一般質問をいたします。昨年の9月に続きましての質問になろうかと思います。森林伐採跡地への取り組みと今後の対策ということで質問させていただきます。昨年の十勝林活連絡協議会、合同研修会でありますが、その資料によりますと浦幌町の森林整備状況における人工林は70%以上を占めており、主伐期を迎えていると報告されております。浦幌町の森林は、人工林の占める割合が約50%、樹齢40年以上の伐期を迎えた森林が半分以上を占めている状況であります。町内各地において伐採が行われてはいるが、伐採後の跡地について植栽が十分に行われていない状況であります。今後伐採をする森林がふえることにより、伐採後の跡地において植栽の状況が懸念されるところであります。そこで、次の2点についてお伺いをいたします。1点目、現時点での伐採跡地の面積はどのぐらいあるのか。町としての現状をどのぐらい把握しているのか。2点目、長期間にわたり植栽がされずに放置されたままの山林が多く見受けられるが、町としてはどのように対策を講じていくのか、この2点をお伺いいたします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

澤口議員のご質問にお答えします。浦幌町の森林においては、人工林の主体となるカラマツの約半数が伐期を迎えている中、澤口議員が述べられましたとおり、伐採後の未植栽地は増加傾向にあり、森林の有する多面的機能を維持していく上で大きな課題となっております。1点目の伐採跡地の面積について町が現状を把握しているかについてでありますが、北海道が管理している森林資源データから現時点での伐採跡地の面積は、町有林を含む一般民有林で約1,510ヘクタール、このうち森林経営計画を作成し、計画的に植栽が行われる予定面積は約818ヘクタール、森林経営計画が策定されておらず、植栽計画が未確定な森林は約692ヘクタールになると確認しております。2点目の長期間にわたり植栽が行われず放置されている森林への対策についてでありますが、先ほど申し上げました森林経営計画が策定されておらず、植栽の計画が未確定な山林約692ヘクタールのうち、伐採後5年未満の森林は約99ヘクタール、5年以上経過している森林は約593ヘクタールとなっており、特に長期間にわたり植栽が行われていない未植栽地を中心にこれらを解消する方策を探るため、現在町、十勝総合振興局林務課、森林室、指導林家及び林業事業体で構成する浦幌町森林整備計画実行管理推進チームを組織し、伐採跡地解消に向けた植栽方法の推進を地域課題として検討を重ねているところであり、本年においては伐採跡地の所有者に対し、伐採跡地に対する考え方や森林の維持に対する考え方などについてアンケート調査を実施しており、この結果をもとにさらに検討を進めていくことになっております。いずれにいたしましても、森林から水源を初めとするさまざまな恩恵を享受し、森林資源の循環利用や国土の保全など公益的な機能を発揮させていくためには伐採跡地への植栽を進め、森林を保全していくことが大変重要であると認識しているところであり、関係機関と連携し、伐採跡地の所有者に対し現行補助制度を活用した植栽を促すとともに、浦幌町森林整備計画実行管理推進チームの検討結果も踏まえながら、有効な対策を検討してまいりたいと考えているところであります。以上、澤口議員への答弁といたします。

質問 澤口敏晴

ただいまの答弁の中でアンケート調査を実施したとありましたが、どのような内容だったかをお伺いをいたしたいと思います。

答弁 産業課長 岡崎(産業課長は2019年6月まで)

それでは、ただいまのご質問につきましてお答えをさせていただきます。アンケートにつきましては、事前に推進チームの中で内容、対象者につきまして検討を数回にわたり行っております。伐採跡地の合計が10ヘクタール以上で、森林経営計画を樹立していない所有者、そういう方を対象といたしまして郵送でご協力を願っているところであります。その質問内容につきましては、所有されている森林の把握状況、伐採跡地に対する考え方、所有する森林の管理や維持についての考え方、また維持管理や売買についてどのような相談を希望されているのかなどについてお聞きをしているところでございます。以上でございます。

質問 澤口敏晴

アンケート調査については、十分把握しているということで、私どもも内容がわかりました。次の質問でありますが、町長にお聞きをしたいと思います。長期間放置されている伐採地を積極的に求めている管内の町村もあると聞いております。森林として復活させ、将来へとつなげる森づくりのために浦幌町としてはどのような考えがあるのかをお伺いいたしたいと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

未伐採地の町保有についての考え方だというふうに思いますけれども、確かに他町村では町所有として町で購入するというところも出てまいりました。それについて浦幌町としてはどうだろうということだろうと思います。現在町有地で持っております森林につきましては、先ほど申し上げましたけれども、町の計画全体としては十分な確保をされているという状況であります。ただ、未伐採地について購入をするということについて、これはまず町が購入するということは最終的な手段であろうというふうに考えているところであります。そういう面では、飛び地ということもありますし、今現在所有者が未確認な伐採地もあるということでありまして、これについてはもしやるとしてもどのようにやっていくのかということは大変今後検討しなければならない要素がたくさんあるというふうに考えているところであります。そういう面では、先ほど申し上げましたけれども、今アンケート調査を行っておりますので、アンケート調査にのっとり、ぜひ所有者に対し植栽を喚起していくということをまず先にやっていきたいなというふうに考えているところであります。そういう面では、今ご提案がありましたように町の所有にしていったらどうだという考え方については、今のところ持ち合わせていないというふうに思っているところであります。

質問 澤口敏晴

大変ありがとうございます。最後になりますが、このたびの台風により大きな被害を受けられました町民の皆様に心よりお見舞いを申し上げて、終わらせていただきます。

出典:浦幌町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月9日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる