浦幌町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月15日
空き家等の対策について
2012年6月15日、浦幌町議会の一般質問で、福原仁子議員が「空き家等の対策について」質問し、町長 水澤、まちづくり政策課長 大山、町民課長 小路谷が答弁しました。
- 質問者
- 福原仁子 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、まちづくり政策課長 大山、町民課長 小路谷
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 福原仁子
議長のお許しをいただきましたので、最後になりましたが、通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。空き地、空き家等の対策についてお伺いいたします。近年空き地、空き家が目立っておりますが、町内の現状はどのようになっているか、実態を伺います。また、町は、浦幌町住みよい生活環境づくり条例で住みよい生活環境づくりのための啓発、広報など必要な施策を行うと規定していますが、町民、事業者、占有者に対してどのような対策をとっているかお伺いいたします。次に、動物、特に猫が空き地にすみ、また別の町内ではみずから飼養しない動物に給餌をしています。給餌禁止については、条例にも生活環境を害していると認められているところに立ち入り、調査し、改善その他の必要な措置を指導、勧告することができるとうたわれていますが、町はどのような指導、勧告を行っているのかお伺いいたします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
福原議員のご質問にお答えします。空き地、空き家等の対策についてでありますが、平成17年に町及び町民、事業者等が一体となって住みよい生活環境づくりをするために浦幌町住みよい生活環境づくり条例を制定しており、空き地、空き家の環境美化や動物の適正な管理などにつきまして毎年広報等で町民の皆様に周知し、ご協力をお願いしているところであります。1点目の空き地、空き家の現状について、直近では平成18年度に調査を実施しておりますが、空き地、空き家の発生原因としましては所有者の死亡、町外への転出などにより利用しなくなった空き地、空き家が増加しているのが現状であります。具体的な対策についてでありますが、良好な管理状態にある空き家等については昨年8月に浦幌町空き家・空き地バンク制度を創設し、空き家等の売買、賃貸を希望する所有者の方から申し込みを受けた物件情報を町ホームページなどで公開し、定住、移住などで空き家等の利用を希望する方に情報提供を行い、有効活用を図っております。また、倒壊の危険性や防犯上の問題がある空き家については、所有者に対しまして改善に向けた指導を行っているところであり、空き地につきましても放置することにより病害虫が発生し、近隣住民の生活環境に悪影響を及ぼすおそれがありますので、環境整備に努めるよう周知しているところであります。2点目のみずから飼養しない動物への給餌についてでありますが、これにつきましても毎年広報等により町民の皆様に周知し、協力をお願いしているところでありますが、飼い主でない方が給餌することにつきましては、それが原因で近隣住民等に迷惑をかけている場合がありますので、そのような方に対し飼養の有無を確認し、飼う意思がない場合につきましては給餌をしないよう指導しているところであります。今後とも住みよい生活環境づくりを推進するために、空き地、空き家の環境美化に対する所有者への指導、啓発や動物の飼養管理の徹底に努めてまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。以上、福原議員の答弁といたします。
質問 福原仁子
ホームページ等で空き家・空き地バンク制度が公開されているようですが、問題になっているのはパソコンを見られない年配の方や持ち主が死亡、転出された方にも何らかの手だてが、対策が必要と思います。今後どのような対応をされていくか伺います。また、昨年の8月から情報提供を行っているということですが、効果はあったのかお伺いします。また、公開の写真ですが、雪景色の写真ではなく、緑が多い自然豊かな時期のほうがよいと思いますので、私の感想として述べさせていただいておきます。依然として市街地のあちらこちらに空き地があり、草が伸び放題で物騒なところがありますし、空き家には猫もすんでいて周辺の環境がよくなく、苦情が寄せられています。町は指導をしているようですが、何年も前から状態が変わりないというところもあり、改善されていないような箇所があります。早急に何らかの対応がとれないでしょうか。例年と同じような対応でだめであれば、景観を損なわないようにもっと別の方法での町として視点を変えて利活用等の措置を講じるとか、条例改正の方法も考える時期ではないかと思いますが、いかがでしょうか。また、防犯対策として空き家の施錠の確認と定期的な見回りもしていただいているとは思いますが、この点についてもお伺いをしておきます。町の中で長年にわたり人が住んでいないところは、動物や蛇の巣窟にもなっています。近所の住民が非常に怖い思いと迷惑をこうむっています。どのような対策を今後なされるのか、再度お伺いいたします。
答弁 まちづくり政策課長 大山(まちづくり政策課長は2013年3月まで)
1点目の空き家と空き地の登録バンクについて、私のほうから説明させていただきたいと思います。昨年の8月にこの要綱を設置いたしまして、昨年の8月からホームページ、9月号と今年の広報にも2回ほど載せてございます。その中で基本的に個人の土地でございますので、個人からの申し出でございますが、うちのほうからもせっかくの機会でございますので、行政区長さんとかいろいろお話をいただき、情報をいただいた部分についてうちのほうからも声をかけさせてもらったのもございます。今まで5件ほどホームページ上には記載されているかと思いますけれども、そのうち1件については賃貸契約が結ばれたという状況にございます。実際その5件についても所有者から申し込みがあったのは2件でございまして、町側からの働きかけが3件というような状況でございます。そのほかにも行政区長さんあたりから紹介をいただいた部分で、うちのほうから問い合わせ等をした部分の中でお断りされた部分も3件ほどあります。また、今現在3件ほどいろいろお話をさせていただいていると。あと、当然その中に外観の写真や建物には図面等もありますので、その辺の整備をしているものを含めて今3件ほどあるということであります。そういう写真の指摘につきましては、うちのほうも気づいていない部分がありまして、大変申しわけないと思いますけれども、その辺については今後早急に対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
答弁 町民課長 小路谷(町民課長は2014年3月まで)
ただいまのご質問でございますが、空き地、空き家につきましてはあくまで個人の所有物でありますが、危険な建物につきましては適切な処置を講じてもらえますよう所有者に対しましても今後も働きかけていきたいと思っております。また、施錠の関係等ございましたが、その関係につきましては防犯上の問題もありますので、同様に対応していきたいと思っております。また、空き地につきましては、やっぱり放置しておきますと雑草等が生えてきますので、環境の美化に努められるよう所有者に対しましても再度指導、啓発に努めていきたいと思っております。これからも町民の皆さんにご協力をいただきながら、住みよい環境づくりの推進に努めてまいりたいと考えております。以上で終わります。
質問 福原仁子
このことは、観光地も含めて全国的な問題となっております。国、道に対しても積極的に対策を講じるよう働きかけていただきたいと思いますので、町としての見解をどのようにお考えになっているかお伺いをいたします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
いろんな空き家にすみついている動物をどうするかという問題については、本当に各町村も頭を痛めているところでありまして、有効的ななかなか手段がないということであります。特に犬等については、狂犬病の関係から処分するということはできますけれども、猫についてはそういうこともできないという状態でありまして、浦幌町もつくりましたこの住みよい生活環境づくり条例につきましても指導、勧告ができるということになっておりますけれども、強制力はない、罰則はないという条例であります。これは、北海道においても北海道動物の愛護及び管理に関する条例、これがありますけれども、これについてもやはり同じような条例で強制力がないということになっているとおりであります。もちろん国においても同じことでありますけれども、なかなかそういうことについて町としてお願いするのは、やはり町民の皆さんにこういう環境の美化についてご協力をいただきたいということを事細かくお願いをしてくる、それしかないのではないのかなというふうに思っています。指導、勧告はできるということになっておりますけれども、それよりはやはり個人と個人との関係でお願いしていくというのがこれからも特に重要なことではないのかなというふうに思っているところであります。いかんせん本当に強制力がないことでありますから、個人個人のモラルに期待をするしかないということであります。そういう面では、いろんな町民の皆さんにそのモラルをぜひ守ってもらいたい、生活環境を重視してもらいたいということをこれからも呼びかけてまいりたいというふうに思っております。
質問 福原仁子
終わります。