浦幌町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月11日
マイマイガ対策について
2010年6月11日、浦幌町議会の一般質問で、中尾光昭議員が「マイマイガ対策について」質問し、町長 水澤、町民課長 大山が答弁しました。
- 質問者
- 中尾光昭 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、町民課長 大山
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 中尾光昭
私も本定例会におきまして、マイマイガ対策について質問をいたします。今年もマイマイガの大量発生が心配されております。長期的に見れば、10 年位の間隔で大発生を繰り返し、通常 2 年から 3 年くらい継続をされるというふうに言われております。今年も卵のふ化が始まりました。積極的に駆除に取り組んでいる町内会もありますが、町ぐるみでの取り組みを町としても考える必要があるというふうに思います。浦幌町でも街灯をLED電球に変えたり、高圧洗浄機の貸し出しをしたりと対策を進めてはおりますが、今後さらに対策をする考えがあるのかお伺いをいたします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
中尾議員のご質問にお答えします。マイマイガ対策についてでありますが、平成 20 年から十勝管内で大量発生しているマイマイガについては、本町においても昨年大量発生し、今年も気温の上昇に伴い、5 月上旬から一斉にふ化し始め、町内のいたる所で確認されております。本町といたしましては、昨年の大量発生を受け、4 月に行政区回覧で町民の皆様にマイマイガの幼虫の駆除方法等についてお知らせしたところです。また、5 月には公共施設等の一斉駆除を実施し、その後においても、マイマイガが確認された施設等において駆除を実施して参りましたが、駆除をしても次から次と発生が確認されており、対応に苦慮しているところであります。町民の皆様には大変ご苦労をおかけしますが、引き続き駆除に対するご協力をお願いしたいと考えております。今後の対策につきましては、幼虫は大きくなる 6 月下旬から 7 月上旬ごろにウイルス等により死滅することがあると言われていることから、その状況も見ながら次の対策を講じて参りたいと考えております。今年度も大量に発生した場合には、マイマイガ撲滅週間を設定し、町民皆様のご協力をいただきながら、町内一斉の卵塊等の除去の実施や、これから試験を予定している捕虫機による駆除等を検討して参ります。以上、中尾議員の答弁といたします。
質問 中尾光昭
確かにですね、マイマイガの駆除においては、やってもやっても切りがないというのでしょうか、これはそのとおりだと思うのですよね。いくらやってもですね、確かに切りがないとは言え、やはりでもこのままにしておくわけにもいかないと。今、町長の答弁いただいた中にはですね、確かに 10 年間隔で大発生があってですね、大体通常ですと 2 年から 3 年でウイルス等により死滅をしていくという形ですね。これ今年 3 年目ですから、通常ですとですよ、ウイルスで死滅がされて大発生がされないということになれば一番いいのですが、これはあくまでも通常の場合でありまして、今年がこのウイルスによってもう発生されないという保証は何もないわけですよね。今、町長の答弁ですと、これはあくまでもウイルスの状況を見ながら対応するということなので、大発生をしたら考えますよということですよね。私も先ほど、今後さらに検討を進める考えはあるかということですが、要するにする考えはないと言っていることなのですよね。大発生するまではとりあえず今年もウイルスの状況を見て判断するということですから、まず発生するまでは今後は対応の仕方はもうこれ以上どうしようもないと、4月に回覧版で各行政区に駆除の仕方をお知らせし、あとは各施設の駆除をしましたが、これ以上町としてはどうしようもない、大発生の状況を見てから判断するということだというふうに答弁ではなっていますね。今の答弁聞きますと、そういう形になります。しかし、それでいいのかなということが私の質問なのであります。先ほども言いましたが、浦幌町内もですね、街灯をLEDに変える、また高圧洗浄機というような形で対策を進めておりますよね。最近、各新聞報道でもありますがね、近隣町村においてもこのLED電気に変えることによる、確かに市街地と言うのでしょうか、そういったところにはマイマイガの発生が 0 とは言いませんけれども、大部分はおさえられるのではないかなというような話もあります。しかし、そのマイマイガ、市街地にいなくなったマイマイガがどこにいってしまうのでしょうか。LEDによって死んでしまうわけじゃありませんから、じゃあどこか違うところに行ってしまうわけですよね。市街地は来なくてもよそに行ってしまったら同じことになりますので、私はやっぱりこういう部分がですね、死滅しればいいですよ、でも、死滅しなかった時のこともやはり大発生する前に対策をきちっと組んでおくということを私は必要だというふうに思うのですね。例えば、昨年も各施設であったようですが、例えば、野球場だとかスポーツセンターとか、そういったところで電気をつけてですね、そちらの方におびき寄せるというのでしょうか、そういったような対策も何回かとられたというふうには伺っておりますがね、やはりそういったことをしっかりとマニュアルづくりをきちっとしておくことが私は必要になると。やはり市街地のこなくなったやつを各施設に集めて、そこである程度の駆除をしてしまうと。そこをやっぱりきちっとした形でやって、それでもすべては解決しませんけれどもね、そういったことというのでしょうか、そういったことを先々に考えておく必要が私はあろうかなというふうに思います。やはりその辺のことを踏まえてですね、町民のご協力もいただきながら、やはり行政としてもそういった一歩前へ進んだ対応というものが不可欠であろうというふうに私はおもいますが、その点町長の考えもう一度お伺いいたします。
答弁 町民課長 大山(町民課長は2012年3月まで)
今のご指摘がありましたけれども、大量発生した場合の答弁ではないかと思いますが、今現在もですね、当然、マイマイガ発生に対してそれぞれ対応させていただいております。当然、大発生がなかったら何もしないとかじゃなくて、通常から今までどおりの中で対応をしていきたいというふうに考えてございます。その中でまた来年も発生するよと、非常に今年の 6 月下旬なり 7 月下旬に幼虫が多いということで発生するとなった場合には、また新たなという対策をとりたいということの中の答弁だったかというふうに思います。また、LEDとかご指摘ありましたけれども、うちにおきましてもですね、あくまでもマイマイガ対策ということではなく、環境に配慮していたという形でLEDを今年度何カ所か設置させていただいております。当然LEDを設置したからと言って、マイマイガが寄らなくなるということではございません。当然それに対して、今ありましたように、どこかへ飛んでいくと、またどこかで被害があるだろうということになります。当然ですから、LEDについては、うちとしてはですね、あくまで環境に配慮したという形で考えてございます。当然、今回LEDを設置した部分については、町内全部分ではございません。あくまで消費電力の少ない部分について設置をさせていただいてございます。またありましたように、先を読んだ形で検討していくべきじゃないかということでございますが、当然、私たち自身も日々いろいろ考えさせてもらっております。先ほどありましたように、昨年野球場に集めたりとかいろいろなことしました。ただ、なかなかその後の問題がございまして、今年についても今現在頭を悩ましているところでございます。どちらにしましても、何らかの対策をとりたいというふうに考えてございますし、大量発生を待ってということではないのでご理解を願いたいというふうに思います。以上でございます。
質問 中尾光昭
確かに大量発生を待っているわけではなくてですね、そういう形で何らかの対策はということなのですが、もう 6 月になりましてね、何らかの対策というのは、もうやはり今考えられてないと、これから考えていくのでは私は遅いのではないかなと。やはりそういったことを今年も大発生した場合には、こういう形をとるという形の中を、それを町民にきちっと周知をしてですね、その上で住民の方々にもですね、これ絶対住民の協力は不可欠ですから、やはり町としてはこういう対策をとりますと、その上でこういう協力もしてくださいというような形をきちっと明示をしておかないと、やはり私はですね、この町一体となっての駆除の仕方というのでしょうか、ならないと思うのですよね。本当に先ほど言っているように、ウイルスで死滅してくれればこんないいことはないのですけれども、やはりそれでも待っているわけにはいかないというふうに思うのですよね。先ほど言われたように、昨年やった野球場ですか、そういうところに集めた時に、確かにそうですよ、もうあと大変だったと思うのですよね。私も今年ですか、野球場とかですね、森林公園とか、お子さん方とかサッカー大会とか野球大会ありましたですよね。そういう時に父兄の方も行ったら、もう芝生の所にいたら、マイマイガの幼虫で足元も何も真黒になると、とってもあんな所に子どもを置いておけないよというような、確かにそんな声も私も聞いているのですよ。ですから、確かに野球場とかね、そういう所に集めるのがいいのかなという、私もそういう考えもあるのです。ましてや子どもが利用する所に集めるということが本当に正しい駆除の方法なのかなというのがね、ただ集めるということは、やはりそういう施設は駆除の仕方というのですか、全町やったら大変ですから、ある程度そういうふうに集約するような方法をとりながらですよ、野球場でなくてもいいのですよ、どこかそういうポイント、ポイントを設けてですね、そこに灯光機なりを設けて、そういう駆除の仕方をして、よく白い紙でやっている、足寄とかやっていますよね。そういうような要所、要所のポイントをとりながらやると、その上でもまだ卵がつくものに対しては、ペットボトルなどでやったりしていますよ。そういう形の駆除は住民の方にもお願いしたいというような形での町と住民が一体となった形というものを早急に体制づくりをとってですね、きちっと住民の方々に周知をして、その上でこの対策を打っていく、この体制を早期につくる、そのつくった上でウイルスで死滅しればこれに越したことはないということですよね。これ本当に 10 年間隔と言っていますけどね、確か 10 年前にはこんなことなかったのですよね。調べますと、50 年以上前くらいにこんなことがあったということです。だから浦幌もこの後ですよ、50 年後になっちゃうのか、通常みたいに 10 年後になっちゃうのか、これはわかりませんので、やはりそういった形という体制づくりというものが、やはりとっておく必要があると。先ほどの答弁にもですね、これから試験で捕虫機というのですか、捕る機械もということですから、たぶんそういったことも今検討されているということだと思うのですが、これをやはりもっと早くですね、こういった機械でこういうところに集めてこうやってとりますよと、それにとれない部分についてはどうしても住民の皆さん方の協力がいりますよという形で、やはりもうちょっと早めの形での体制をつくって、住民にしっかりと周知をするということで切りがないですけれども、それをやりながらやりながら徐々に終息へ抜けていくしか、これは一つのことで問題が解決するなんていうことはありませんのでね、やはりそういった形の中で、町がリーダーシップをとりながらですね、体制づくりをとりながら、町民と一体となってやっていく必要があろうかと、その上では、私は早急にもうふ化しますからね、成虫になってきますので、もう早急にこの体制をつくって、しっかりと町民の方々に周知をし、体制づくりを整えていく必要があろうかというふうに思いますが、最後に町長いかがでしょうか。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
不快害虫であるマイマイガにつきましては、浦幌町に本当に 3 年目を迎えることになります。今、議員言われたように、十勝で発生するのは 55 年ぶりだというふうに言われています。ただ北海道全体では、大体 10 年ごとに発生しているという状況でありまして、今年は間違いなく発生するだろうなということは想定しなければならないだろうなというふうに思っております。これに対する対策というのは、やはり何と言っても、幼虫の時に駆除をするということが最大の対策でありますし、またそれしかないというのが現実であります。ただ、私どもとしては、公共施設については、もう極力やっておりますし、機会あるごとに町民の皆さんにも広報含めて、また執務の時にもお願いをしておりますし、町内会いろいろな機会を通じて住民の皆さんに周辺については駆除をしていただきたいということをお願いしております。ただ、市街の中で駆除をしたとしても、マイマイガの多くは山の中にいるわけでありますから、マイマイガを全部駆除するということは、これは不可能なことであります。そういう意味では、発生するということはやはり想定をしなければならないというふうに思っています。ただ、発生した時に対応はできるのかということになると、これもなかなか難しいというのが今一番大きく発生したのが東北各県でありますけれども、その状況を聞いていましても、実際に発生してしまうと、その飛んでいるものを駆除するというのは、現実的には不可能だというお話でありました。そういう中で、ただ、その中でも少なくても不快害虫をより閉じ込める方法があるのかどうかということで、昨年は野球場のナイターを点灯し、また森林公園、そしてパークゴルフ場にも集めるような段取りをいたしました。ただ、その中で、そこに集めると逆に言えば、その周辺に集まってくるという逆効果もあったわけでありまして、これがいいのかどうかということについて、また今年は同じことができるのかということになると、大変疑問だろうなというふうに思っております。そういう意味では、捕虫機を今年は 1 台用意をさせていただきました。1 台と言いますのは、これが効果があるかどうかというのは、逆に言えば虫が発生してみないとわからない、これマイマイガだけじゃありませんので、そういう捕虫機を用意しましたけれども、これですべてを解決することはできませんけれども、何かの行事の時にこれを使用しながらその周辺だけでも駆除できないかということで用意をさせていただいております。そのような感じで、今、実施には大量発生をしてしまうと、市街に集まってくるマイマイガを全部駆除するということは無理だろうというふうに私どもは思っております。そういう意味では、町民の皆さんにある程度の覚悟はしていただかなければならないということと、発生した場合に卵を産んだ時のその対策、これがやはりどうしても肝心だというふうに私は思います。それしか方法がないというのが現実ではないかなというふうに思っておりますので、今年発生をした場合においては、ぜひ卵を産んだ時には殺虫剤でなかなか死滅しないということでありますから、本来であればこのふ化するこの時期にやるのが一番効果的だというふうに言われていますので、そういうことも含めて町民の皆さんにはお願いをしなければならないだろうというふうに思っております。大変町民の皆さんとしては、本当に不快害虫、見ただけでも本当に不快な思いをするということでありますけれども、これも現実でありますので、これを町の行政でなくするということは残念ながらできないという実態がありますので、その辺は理解をしていただきたいというふうに思っています。何とかマイマイガというのは、本当に 3 年ぐらいになると自分たちの中で昆虫病疫菌とかウイルスで死滅すると言われていますので、本当は市街のやつは全部整理して、そして森の中に集中している、そういうマイマイガ自体の昆虫疫菌等で死滅していただくのが一番ありがたいのですけれども、これは本当に 3 年で死滅するのか、5 年かかるという説もありますので、これについてはできるだけ私どもとしては市街に見える範囲で駆除しながら、できるだけ発生をおさえると言えるかどうかわかりませんけれども、少なくても市街についている、私どもの周辺にいるこれについては、駆除をしながら対応をしていくしかないのかなというふうに思っていますので、その点はご理解いただきたいなというふうに思っています。また、これからも町民の皆さんには機会あるごとにこういう状況だということと、今しか対応としては、一番最高の対応は、この幼虫、ふ化する前に駆除することなのですということを、今後とも引き続き周知をし、お願いをして参りたいというふうに思いますし、本当にどういうところを見ても、発生した場合の対応というのは、できていない、方法がないというのが残念ながら、このマイマイガだというふうに考えておりますので、できるだけ私どもとしては、そういう何かの行事の際には、何かの方法、補虫機が効果があるのであれば、この捕虫機を用意しながら対応していきたいというふうに考えておりますけれども、何と言っても発生させないということが最大の効果だというふうに思ってますので、今後とも町民の皆さんにはお願いして参りたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。