浦幌町議会 平成21年第3回定例会 2009年9月14日
私も本定例会におきまして浦幌乳業の経営譲渡について
2009年9月14日、浦幌町議会の一般質問で、中尾光昭議員が「私も本定例会におきまして浦幌乳業の経営譲渡について」質問し、町長 水澤が答弁しました。
- 質問者
- 中尾光昭 議員
- 答弁者
- 町長 水澤
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 中尾光昭
私も本定例会におきまして浦幌乳業の経営譲渡について質問をさせていただきます。先般行政報告によりまして、浦幌乳業の経営譲渡の報告がございました。今後の設備整備に係る投資負担を考えたときに最善の結論であり、町内での事業継続、また雇用の継続の条件合意の報告もございました。しかし、余りにも急な話のため町民や、ましてや働いていらっしゃる従業員の方々が不安に思うのは当然なことだろうというふうに思います。今後森永乳業との話し合いを進めていく上で、町民や従業員の声をどの程度聞きながら進めていけるものなのか、また今後の町民に対する説明等はどのように考えているのか伺います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
中尾議員のご質問にお答えをいたします。浦幌乳業の経営譲渡についてでありますが、浦幌乳業は町並びに農協が出資する第三セクターとして昭和63年4月より今日まで経営陣並びに従業員のたゆまぬ努力により堅実経営を続けながら、処理量を当初の2万6,000トンから8万トンへと増加させ、優良企業としてパートの従業員含め約60人の雇用の場を確保し、地域に貢献しながら大きく成長してきました。しかしながら、製造能力の限界に加え、設備全般の老朽化により抜本的な設備の整備、更新が必要になっております。浦幌乳業の永続的発展について改築の道も選択してきましたが、資金調達の道もなく、第三セクター方式による経営の範囲を超えており、浦幌乳業の将来問題は常に課題となっておりました。森永乳業は、こうした浦幌乳業の置かれている現状や乳製品業界の大きなうねりの中で、北海道の生産基地として別海工場をチーズ、佐呂間工場をバター、浦幌工場をクリームなどの生産を行う3大拠点とする会社の経営方針の上に立ち、浦幌乳業を10万トン以上の処理できる能力増強を視野に入れた将来計画により、浦幌乳業の全株式の購入による経営の移譲についての考えを示してきたところであります。本町としては、現従業員の雇用の継続確保、浦幌町においての生産工場の改築ということの基本となる2点について条件提示し、森永乳業の確約を得ましたので、このことが本町にとって最善の方法と考え、経営を移譲することを受託する判断としたところであります。株式譲渡は、種々の手続の関係から平成22年4月1日といたしました。なお、従業員の皆様には浦幌乳業の役員会、株主総会で経営譲渡の決定を見た後、これまでの経過を説明し、ご意見をいただきました。従業員にとって急な話であり、不安を抱くのは当然であります。これまで説明できなかった経緯や施設の老朽化によりいつ操業ができなくなるのかといつも不安をお持ちになっていた従業員の方々にとって、その不安を解消し、将来の雇用を保障するための最良の判断であるとの理解を求めたところです。従業員の皆様からは、新たな展開により経営者がかわることでの不安や待遇面が今後どうなるかなど種々お話をお聞きしました。今後の森永乳業との話し合いにおいてこれら意見を踏まえ、従業員の不安を一掃すること等を要請していきたいと考えております。また、町民の皆様には今回の件について9月25日発行の「広報うらほろ」10月号でお知らせするとともに、今後もその詳細について逐次広報等により周知を図ってまいりたいと存じます。以上、中尾議員の答弁といたします。
質問 中尾光昭
私の質問の仕方が余りにも抽象的だったのかなと。答弁いただいた内容が先般の行政報告とほとんど同じのような形でしたので、私の質問が悪かったのかなと思いましておわびを申し上げたいと思います。これ3回という決まりがあるものですから、1回こういう形になってしまったこと申しわけなかったなというふうに思います。そこでですが、ただいまもやはり今回こういう状況、こういう決断に至ったということについては、これがよかったのか悪かったのかというようなことは、これはわからないと思うのです、今後の状況でなければ。今はわからない。ただ、どうであれ株主である町、また農協さん、また取締役、浦幌乳業さんの取締役の方々がそれをよしとして、この結論に至ったということでございますから、これはやはり尊重すべきことでありますし、特に取締役の皆様方がこういう決断をしたということであれば、これはやはり一番現場のことがわかっている方々がこういう決断をしたわけですから、これは町長言われるように最良の最善の決断であったのだろうというふうに私も考えているところであります。しかし、そこでですが、答弁の中にもございましたが、まずやはり今後進めていく上で一番配慮しなければならないのは従業員、今働いている方々への配慮であろうというふうに思います。森永乳業との間の中では雇用の継続ということでこの基本的な部分の合意をされたと、確約をいただいたということでありますから、この部分についてはもう当然よかったなというふうに思うのですが、働いている従業員の方々にとってはあくまでも雇用が確保されたとはいえ、収入面等々のいろんな条件等がどうなるのかということがやはり今後の上で一番問題になってくるのだろうというふうに思います。こういう第三セクターという形の中で運営をされていた浦幌乳業ですから、まさかこういう形になるというふうには従業員の方々も思っていなかったでしょうし、そういったことを踏まえて、また家を購入したり、ローンを組んだりとかというような形でおのおのが人生設計、生活設計を立てているというふうに思います。そういった部分においては、例えば給与面等においても今の現状が確保されるものなのか、もしくは下がるものなのか、ちょっと上がるというのは考えづらいのではないかなというふうに思えるのですが、例えば下がるとするならば何%ぐらい下がるものなのかというような細かい部分の説明がきちっとなされなければ、この従業員の方々の不安というものは取り除かれないのだろうというふうに思います。この点につきましては、今後も森永乳業さんとの話し合いをしながらということで、要望はしていくというような答弁でございますが、ただ要望というだけでは私はちょっと足りないのではないのかなと。やはりこういう決断をした以上、最低でも今と同じ水準、現状の部分については私はやはり町としましてもしっかりと要望し、確約をいただくような段取りが必要ではなかろうかなというふうに思いますが、この従業員の方々のそういった細かい部分についての不安を一掃する上で要望する以上に町としての考え方があるのかないのか、この点についてまず1点お伺いいたしたいと思います。続いて、2点目でございます。先ほどもパートの従業員さん含め約60人の雇用の場だというふうに答弁いただきました。私も聞きますと、パートさんというのでしょうか、派遣さんというのでしょうか、そちらのほうが人数的には多いというふうに聞いております。従業員の方々の雇用の確保は当然ですが、企業といたしましてはなかなかパートさんのほうまでということには当然ならないと思うのですが、町といたしましてはこのパートさんも当然浦幌の町民でありますから、そういった方々の仕事がなくなるということはこれはやはり大問題であるというふうにも思いますし、そういった方々の協力があってこその今の浦幌乳業だというふうに思いますので、この辺の派遣さんというのでしょうか、パートさん、この方々の対応、考え方についてももう一点伺っておきたいというふうに思います。続いて、3点目ですが、浦幌乳業さんのこれだけの規模になったわけですから、私も聞くところによりますと給与、また地元の購買というのでしょうか、そういったものを含めますと地元町内に対する貢献度というのは4億5,000万以上の多大な貢献があるというふうに伺っております。この辺についてやはり地元の商店街、商工会においても浦幌乳業さんが購買の部分、いろんな部分において貢献をされているところがあると思います。しかし、今後森永乳業さんになったとはいえ、今後の設備のいろんな部分の経費のことを考えたときに、当然企業とすれば少しでも安いものを購入する等は当たり前の話であります。そうなったときに地元のそういう経済に与える影響というものも多大なものがあるのではなかろうかというふうに思います。そういった地元の企業、商店、商工会に対するこの辺についての不安について、この辺についての町長の考え方も伺っておきたいというふうに思います。それと、4点目、この浦幌乳業は承知のとおり、言われているとおり町と農協の出資ということであります。この町の出資、出資金は当然町のお金ですから町民の財産であるというふうに認識をいたします。この町民の財産を私も先ほども言いましたように最善の方法であったとはいいましてもやはり余りにも突然、余りにも急な形の中でこの財産が処分と言ったらいいのでしょうか、売買益は入ってくるという形にはなるのでしょうけれども、こういう町の財産を処分するに当たって、なかなかこういう経営譲渡というのはデリケートな問題ですから、すべてがオープンにはできなかったという部分もわかりますが、それにしても余りにも急過ぎるのではないのかなというふうに思います。この辺について町長の今回のこの経営譲渡の進め方について、町の財産を売却したということに対しての町長の考え方についてお聞きをしたいと思います。最後、5点目であります。昭和63年より今日までこの浦幌乳業が経営をされてきたと。その中には当初は2万6,000トンの処理量であったものが8万トンまで、約3倍のこういうどんどん、どんどんと規模を拡大をして、事業をされてきたということであります。これは、町長言われるように今までの経営者、また従業員の方々の努力のたまものであろうというふうに私も思いますが、ただ私は今回のこの話を聞いたときに、今まで町は出資者でもありますが、町長、副町長は同時に取締役でもあります。経営者であります。今回のこの63年からもう二十何年経営してきた中で、どんどん、どんどん処理能力は上げていったという部分があります。しかし、根本的な設備の更新というものがこれが置き去りにされてきている。この根本的な設備の更新ができないから、資金が捻出できないから、今回こういう形になったという、やはりここに私はどうしてもギャップ、疑問を感じるのであります。取締役、会社経営者というものは、当然自分の会社が未来永劫続くように、継続できるようにしていくのは当たり前の話でありまして、その中でこの設備投資、こういう製造業ですから設備のことは一番に考えなければならないのは当然であります。その中で、浦幌町にとって今のこの8万トンにもなったこの浦幌乳業が第三セクターという枠はもう超えてしまったのだと、町で対応する範囲は超えたのだと、だからもう森永乳業にお願いしなければならないというこの部分について、急にふえたわけではないのです。では、その根本的な設備のこの部分をどういう議論をされてきたのか、その中でどうしてこういうことになったのか。新聞報道によりましても、取締役の人もこの問題については急に聞いたと、びっくりしたというような報道もございました。このことが私はどうしても疑問でならないのです。企業として一番肝心なことがその取締役の中でどのように話をされてきたのか。一番最初に話をしなければならないものをどういう形で今の現状に至ったのかということがどうしても疑問でならないのであります。その点につきまして株主であり、取締役であった町長、副町長、そこに経理に携わっていたお二人にこの点についてもしっかりとした説明を求めたいというふうに思います。以上、5点について答弁をいただきたいと思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
今中尾議員から5点についての再質問ということでありますけれども、最初に従業員の皆さんの雇用関係、就業規則、給与を現状のまま確保できるのかどうかということの質問がございました。私どもとしては、一番最初に考えなければならないのは当然現従業員の将来的な雇用の不安をなくすということが大前提でありまして、そのために今株主譲渡を行い、そして森永乳業さんに工場の改築をしていただく、資本参加をしていただくということでこのたびの株の譲渡を行ったというのがあります。その中で、就業規則につきましては、今後森永乳業さんと浦幌乳業さんの間で最終的には詰めていくことになるというふうに思っています。ただ、森永乳業さんは一部上場企業でありますから、その就業規則については森永乳業さんと浦幌乳業さんの就業規則が一致しているということはあり得ないと思います。その中身については、今後それを詰めていくということになっていくというふうに思います。私どもとしては、森永乳業さんや森永グループの給与がどういうふうになっているか詳細については存じておりません。ただ、考え方として、森永乳業さんとしてはできるだけ急激に変化がないようにしていきたいという考え方だけは今示されております。ただ、企業ですから、今後それは徐々に就業規則を含めて突き合わせをしていく中で上がったり、下がったりするものはあるだろうと思います。それは、年齢的な違いもありますし、中身の違いもありますから、その突き合わせは今後行われるだろうというふうに思っています。ここではただドラスチックにはしませんよという話は聞いておりますけれども、それは当然今後はその突き合わせをしていくのだろうというふうに思います。ただ、大きな企業ですから、それによって大きな不利益をこうむるというふうには私どもは考えていません。それは、あくまでも大企業としての中身で突き合わせをしていくというふうに思っていますので、それについてはそういう考え方を森永さんからいただいているということでご説明をさせていただきたいと思います。2点目の派遣従業員のことでありますけれども、森永さんは、新聞報道でもありましたけれども、必要な従業員については確保していきますというふうな発言はありました。一番問題なのは、今民主党の政権の中で製造業の派遣法、これを変えていくという話があります。これがどうなるかによってやっぱり変わってくるのだろうなというふうに思います。もともと今政権とりました民主党は、製造業の派遣法を改定するというお話ししておりますから、今のままで派遣社員の皆さんがそのまま継続して働けるのかどうかということは、今後のその派遣法にかかわってくる部分は大きくあるのだろうというふうに思っています。ただ、やはり今まで働いていただいた皆さんですから、できるだけ今携わっている人については継続して働けるように当然派遣の皆さんについてもお願いをこれからもしていきたいというふうに思っているところです。次に、町内購買の件であります。まさに今中尾議員町内購買について4億5,000万の影響があるというふうにおっしゃいました。それは、当然人件費も含めて、人件費が2億5,000万ありますので、それも含めて4億5,000万の町内購買が今あります。その中でやはり一番大きいのは燃料関係でありまして、これが約1億2,800万、1億3,000万ぐらいあるという状況にあります。これは、企業としてこれからやっていくということでありますから、当然今言われたように企業経営の中で考えていかなければならないだろうというふうに思われます、森永乳業の立場として。ただ、私どもとしては浦幌町に来る企業として、町内購買は町内購買でやはりやってくださいということは当然これは言うべきものでありますし、言わなければならないというふうに思っています。そういう意味では、ぜひ企業の方も含めて、今までの町内購買でしていただいた部分については森永さんに今後とも株譲渡の中に至るまでにも当然お願いをしてまいりたいというふうに考えているところであります。ただ、これは町内に工場があって初めての話でありまして、これがなくなれば当然そのもの自体がなくなるということでありますので、その辺も理解を求めながら森永さんにお話をしていきたいというふうに思っています。あと、経営譲渡の考え方ですけれども、これは最初から言っておりますとおりやはり工場がなくなれば従業員の皆さんの雇用がなくなるわけですから、これは従業員の皆さんが将来的にも安心して働ける、その場を確保することがどうなのだろうということが大前提でありまして、そのためにこそやはり森永さんの資本を借りて工場を改築しなければならないということが必要だというふうに考えて株式譲渡いたしました。残念ながら第三セクターとしての浦幌町と浦幌農業協同組合でこの工場を改築する約35億と言われている改築費用を捻出するということはとてもできる話ではありません。そういう意味で、株式譲渡の中で工場を新築し、改築し、そして継続的な経営をやっていただくということで株式譲渡を行ったという考え方であります。次に、経営の拡大する中で設備の更新をその中でできなかったのかということであります。まさに2万6,000トンから8万トン、約3倍の処理量になりました。その中で、特にやはり森永さんが63年に事業量を縮小し、そしてそれを預かりながら拡大をしていったということで、当時の経営者の皆さん、また従業員の皆さんの多大な貢献については本当に心から感謝を申し上げたいというふうに思いますし、今このような状態になって初めて森永さんがもう一度再進出するという考え方になったのだろうと。それだけやっぱり浦幌乳業の位置づけが大きくなったというふうに思います。そういう中では、アグリチャレンジャー事業を導入しながら液状に方向転換をしていったという際の判断も正しかったのだろうというふうに思っています。そういう意味では、残念ながらその経営体制の中で工場の新築費用、これをできなかったということはまことに残念でありますけれども、まさに今乳業メーカーの利益が大変低いという状況にあります。そして、消費活動については、浦幌乳業として営業を持っていないという状況の中でどうしても利益率が低い。そして、それを積み上げて30億以上のお金を捻出することができなかったというのがこれが経営の実態でありました。残念ながらそういう実態の中で今株式譲渡をこの緊急というか、緊急というよりは本来のもともとこの工場を改築するというのはどこかでしなければならないということでありましたので、それがなかなかできなかったというのが現実の経営の姿だったというふうに思っております。そういう意味で、町としても従業員の皆さんに申し上げたのですけれども、第三セクターとして改築すれば一番よかったのだけれども、それができない現実があるという中で、この株式譲渡を判断せざるを得なかったということについてご理解を求めました。ただ、従業員の皆さんにはやはり経営形態が変わると、同じ浦幌乳業は当然存在するのですけれども、経営形態が変わるという不安の中には確かに従業員の皆さん不安を持っているということも事実だろうというふうに思います。そういう意味では、今5点ほど中尾議員からお話がありました。これについても不安のないように森永乳業さんにしっかり経営をしていただくということをお話しさせていただきたいというふうに思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 中尾光昭
今までの長い経過の中で、浦幌町と森永乳業との信頼関係というものも構築をされてきているのだろうというふうに思いますので、町長が今答弁いただきましたように例えば従業員の方々の給与等について、これは急激な、激減的な変化をさせないというような答弁はいただいているのですが、逆に言うと私は今答弁いただいていて思ったのですが、急激な変化をさせないということは多分上がることはやはりないのですね。下がることが前提の中で、私は急激な変化がないというようなことになるのではないかなというふうに思うのであります。この部分についても、やはりこれはもうこういう形で結論を見ているわけですから、ただ、今言うこの部分、森永乳業さんに対してもその辺の部分今後煮詰めていく上で、私は従業員の方々の不安というのは先が見えないというのがやっぱり一番、どんなことでもそうなのですが、先が見えないというのが私は一番不安だと思うのです。ですから、例えばそういう部分については、きっとこれは今後の取締役の方々等の中でいろんな議論がされていくのだと思うのですが、例えば年内までにはこういった問題点はきちっとするからなと、きちっと提示するぞというような、そういった部分というのでしょうか、来年の4月1日の譲渡までにということではなく、少しでも早い形の中でしっかりとした打ち合わせ等をして、そういった部分の決め事をきちっとして、こういったことはどうなるのだろう、こういうことはどうなるのだろうというような、そういう従業員の方々の声というものを聞いて、ある程度時期を区切った中で早目にそういった回答をしてあげるということが従業員の方々の不安の一掃につながるというふうに思いますので、その辺はお願いしたいと思いますけれども、その辺の今後の携わり方について再々質問としてこれはさせていただきたいというふうに思っております。今働いている方々のこの方々への配慮というものがやはり何といっても一番最初にされるべきことであろうというふうに思います。また、2問目に質問しました派遣、パートさんの方々についても、今言われたように政権がかわりましたので、いろんな法律的な部分で変わっていくことも多々あろうかというふうに思います。しかし、法律が変わって、形はどうであれ、あくまでも町長が言われているように雇用を確保するということ、そして町からそういう雇用がなくなった方が出ていって人口減少につながらないようにするということ、これが何といっても一番肝心なことでありますから、どういう形であろうともこの派遣、パートさんの方々のこの方々の雇用の確保というものもこれはやはりそれこそ急激な形にならないように、来年の4月から半分でいいですよとか、こんなような急激なことにならないように、今後の部分については経営の中でしょうけれども、やはりこの辺も町としてはしっかりとした森永乳業さんとの話し合い、また対応、もしそれで切られるような方がいるのであれば、それに対してはしっかりとした対応をとるというような体制、姿勢が必要ではないかなというふうに思いますので、この辺についても再々質問をしておきます。それと、3番目に質問しました仕入れの部分につきましては、今町長言われましたように燃料等の部分、これはやっぱり1億何がし、大きい金額でありますから、この部分についても当然地元ということであれば、先ほど言ったように森永乳業さんとの信頼関係の中でそんな害なことはしないだろうと、地元というものは当然優先をした中で対応してくれるだろうということでありますが、ただ先ほどの給与からそうなのですが、これはすべてあくまでもこちらの要望、願望でありまして、それに対して何ら担保されるものはないのではないかなと思うのです。ですから、この辺の部分について例えば極力こういったものを地元で買ってもらえるような何かそういった覚書なりなんなりの中で一言入れていただくとかというような、そういう商店街、商工会の方々にも安心を与えれるような何か方策はないものなのかなと。また、当然企業ですから、今後の部分の上で例えば先ほど言った燃料にしても同じ地元から買っても値段は本部で買っているこの単価に合わせなさいよと。であれば当然地元では太刀打ちできないわけです。例えばそれを同じ単価にしたといったら、利益も何もないような状態でやっているということでは、やはりこの部分がなかなか差があるのです。当然なのです。森永でも扱い量が違うわけですから。だから、ここら辺の部分の配慮というのでしょうか、ただ地元から買っていればいいというものではなくて、こういった部分のきめの細かい配慮というものが今までせっかく浦幌乳業さんが地元密着型、地元の第三セクターとして密着型という形の中で努力されてきた部分というものが今回の町長のこの決断についてなくなってしまうというのであれば、せっかく今までこういう形で進んできたものがないがしろになってしまうのではないかなと思いますので、この辺についても町としてお願いするだけではなく、ある程度何か違った形の中で担保できないものなのかなというふうに思いますので、この点についてもお伺いをいたします。以上の3点が大体不安な部分であります。それで、先ほど4点目に質問した部分なのですが、私の質問の部分と町長の答弁ちょっとニュアンスが違っておりました。あくまでもこれは町長ですから、町の代表、町民から選ばれた町長でありますから、この町長の判断というものは当然尊重されるべきであると思います。ただ、その中においてこの浦幌乳業さんの出資金、このお金も町のお金が出ているということになったときに、要するに町の財産であります。これが新聞報道によりますと70万何がしの金額でということで、これは売買することによって大幅な売買益が出るということは私たちもわかりますが、その金額がどうのこうのということではなく、ただどういう形であれ町の財産を処分するときのこの方法というのでしょうか、だからこういう形をとるのであれば例えばもう一社とか、三セクでいったらユーエムさんとかございますが、ではもしそういうもの引き受けるところがいれば、株売りましたからという、こういうことで済んでいってしまうのかなと。私はこの部分なのです。この進め方の部分について、ただこういう形でしか進められなかったのだという、この部分の説明というものを私はぜひしていただきたいなというふうに思うのであります。私は、この部分が議会軽視とは申しませんが、財産を処分するに当たってあくまでもこういう形で処分しますよという報告しか議会になかったというこの手続の仕方というのでしょうか、私はこの部分がどうも、やむを得なかったという部分もある程度理解はできるのですが、どうもしっくりこない部分があるのであります。だから、これが通るのであればほかの部分についてもそういう形で処分がどんどんできていってしまうのかなというような不安がございます。ですから、この部分についての町長の今回のこういう決断に至ったプロセスというのでしょうか、経緯について私もうちょっと詳しくご報告をいただきたいというふうに思っております。それで、最後でございますが、町長が言われましたようにあくまでも今回のこれは今働いている方々の雇用の確保、工場の地元の確保ということが大前提で進められてきたということでございます。それは、企業、取締役にしてみれば当然これは何年かしたらどこかに売ってしまえばいいなんていうことではないわけですから、その企業が将来永劫存続していくために努力をしていくのは当然だというふうに思うのです。だから、そこの部分が私は疑問、腑に落ちないところがあるのです。将来ずっと今後とも経営をしていくために、この浦幌乳業が存続するためにはその設備更新というのは当然あってしかるべきだったわけなのです。だから、この部分が根本的なところに手がつけられないままに取り扱い数量だけは3倍にまでどんどん伸びていっていると。そういう中で、その取締役会の中でこの辺についてもきちっと経営の事業計画を立てながら事が進んでいっていると思うのです。それが取り扱い量はどんどん、どんどん、売り上げはどんどんふえていくのだけれども、いつかこの設備投資はしなかったらこの工場が成り立たないということがわかっていながら、取り扱い量だけはどんどんふやしていく。当然それに伴って従業員もふえていくでしょう。パートさんもふえていくでしょう。しかし、いつかはこれ経営できなくなるということがわかっていながら、そういう形でどんどん、どんどんと取り扱い量をふやし、売り上げをふやしていく、従業員もふやしていくという、ここの部分が私はどうも理解ができないのであります。この部分がちょっと町長と認識が違うのかもしれませんが、私は一企業とするならば当然そういう形をとるべきであろうし、先ほども言いましたように一企業が株主が株主にその更新費の35億ですか、を立てかえるから株式渡すという、私はこういう問題ではないと思っているのです。本来は企業がその商売の中でそういうものをきちっと捻出をして、設備投資をして、償却をしてとやっていくのが当然の話でありまして、最初から設備投資をするために補助金を当てにしたり、株主を当てにするという自体が私は違うのではないかなというふうに思うのであります。だから、この部分が私はどうもしっくりこない。先ほども言いましたように取締役会でどういう経営方針が立てられたのかわかりませんが、その中でその取締役の一人はこういう部分は全然知らなかったということであるならば、どういう形で事が進んでいたのかということがどうもしっくりこない、疑問である。多分これは私は町民の方々もみんな疑問に思うところだというふうに思います。3回という制限がございます。これが最後になると思いますので、この部分について明確なご答弁をお願いをしたいと思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
1点目の先が見えないというお話だったと思うのですけれども、1点目の質問です。先が見えないというお話 まず2点目の派遣従業員の皆さんの雇用をどうするかという問題です。これについては、先ほど申し上げさせていただきましたけれども、できるだけ派遣従業員の皆さんについても雇用の確保についてはお願いをしてまいりたいというふうに思っていますし、雇用の場がなくなるという、そういう不安も当然あるだろうというふうに思います。これについても森永乳業さんとして新たな工場を改築するときにどのような人たちが必要なのかということも精査されるだろうと思いますけれども、現派遣従業員の皆さんについても働く場の確保ということについてはお願いをしてまいりたい。ただ、これは派遣法の問題がありますから、どのようになるかというのは今私が民主党ではありませんので、申し上げるわけにいきませんけれども、その兼ね合いの中でどのようになるのかということについては今後の問題だろうと思います。3点目の地元の配慮、これについては覚書で担保できないかということですけれども、私はこれは難しいだろうと思います。あくまでも民間会社としての今度経営になるわけですから、これを覚書で担保しろといっても、それは覚書を締結するということはまず不可能だろうなというふうに思います。ただ、地元に工場立地するということですし、森永さんとしては地元で経営するということですから、できるだけの地元に対する配慮はお願いをしていきたいというふうに考えています。まさに単価の問題はあるだろうと思います。これは、どのような単価でやるのか、燃料がどのようになるのか、これについては民間会社同士ですから、民間会社同士の中でやっぱりお互いに詰めれるところは詰めていっていかなければならないのかなと。森永さんに高く買ってくれということはなかなか言えないわけですから、その辺については商業活動の中で町の購買について配慮してもらいたいということは強く申し上げていきたいというふうに思っています。あと、4点目の財産処分、これについて議会の説明がちょっと足りないのではないかというお話ありました。財産処分については、経営譲渡について議会にかけるという面はございません。あくまでも町として判断、株主として判断をどうするかという問題でありますので、議会の議決をいただくということのものはございません。ただ、歳入の部分については、株式のお金についてはこれは議会で承認をもらわないかないということであります。ただ、譲渡するということに関しては議会への議決事項ではないということのご理解をいただきたいと思いますし、この株式譲渡につきましては大変デリケートというお話をされましたけれども、まさにそういう問題でありまして、今乳製品業界の中でまさに明治、そして雪印と、名前出してはあれですけれども、そういう業界の中でホクレンが今生乳については一元集荷をしています。そして、配乳権もホクレンにあります。そういう中で、森永乳業がどういう動きするのかということは大変注目もされているわけです。そういう中で、事前に相談をしながらやっていくということが本当は一番いいのかもしれませんけれども、なかなかそれができなかったということと、やはり最後の最後までこれについては水面下で動かざるを得なかったということもぜひご理解をいただきたいというふうに思います。そういう意味では議会の皆さんに行政報告をさせていただいたということで、取締役会にもかけさせていただきましたけれども、その中で取締役会には株主としての考え方をお話しさせていただいて、そして取締役会のご了解をいただいたということでありました。大変取締役会でも突然ということで驚いた方もいらっしゃると思いますけれども、ぜひこういうことで株式譲渡をせざるを得なかったのだということを株主の立場からよくお話をさせていただいて、ご理解をいただいたということであります。あと、もう一つ、最後に取り扱い増加の中で、従業員もふえていく中で、この中で経営としてどうなのだと、取締役会の中で話されたのかということでありますけれども、私は取締役になったばかりでありますので、ずっと前の話はよく存じておりません。ただ、私が取締役になって2年たちますけれども、大変厳しい経営状況だろうと。確かに扱い高は68億ございますけれども、この中の利益率を考えたときにこれの改築に向けて積立金を積み立てていくという状況にはなかったのかなということは経理の面でよく私自体は理解ができる状況になっています。2万6,000トンの当時と今の8万トンの当時はどんどん、どんどん扱い量はふえてまいります。ただ、ふえたとしてもその中で利益がではどんどん上がっていくのかという状況には現在ないということでありまして、そういう意味では大変利益率が厳しいという中で本当に厳しい経営をしていただいたということについて感謝申し上げておりますし、残念ながらその中で改築費用を捻出することができないという経営状態だったということもぜひ、今後経営報告等が見られると思いますけれども、ご理解をいただきたいというふうに思っています。また、どうしても販売ルートを持たないという中で森永さんに全量購買していただいているという中で、やっぱり森永さんとの信頼関係の中で経営していったということでございまして、どうしても利益率が低いと。これは、大手メーカーはまさに同じなのですけれども、どうしても乳製品業界は利益率が低いということもありまして、特にこれだけの浦幌乳業の経営状態の中では残念ながら改築費用を積み立てて、そしてやっていくことはできなかったということが現実問題としてあったということであります。議員おっしゃられるとおり、当然それは補助金や何か当てにしないで自賄いでやるというのが基本だと、それが経営活動、それは確かにそのとおりだと思います。しかしながら、当初森永さんが昭和28年にここの工場で開始をしました。63年に一回撤退したという中で、その後20年、今まで進めてきたわけですけれども、その20年間の前半はやはりみんな苦労しながら、やっと森永の事業を引き受けながら進めてきたということでありまして、最近急激に扱い量がふえてきたという中身の中では、何回も申し上げますけれども、利益幅が少ない中で改築費用を積み上げることはできなかったというふうに思います。そういう意味では、本当に経営者の皆さん長年そのことについて大変苦労をされながら、なかなかできなかったというのが現状だと私はこの短い取締役会の中に参加させていただいて、その数字を見る中ではそういう状況になっているかなというふうに思っています。そういう意味では、ぜひ今までの経営努力されたということに感謝を申し上げますけれども、残念ながらそこまでいかなかったということもご理解をしていただきたいなというふうに思っています。(「1番目は」の声あり)
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
先が見えないというのは、従業員の皆さんが雇用不安に対して先が見えないということではなくて、森永さんとの関係で就業規則や何かをきちっと決めないとならないのかというご質問なのかなというふうに思いますけれども、これは今後従業員の皆さんの中からいろんな希望や何かも出てくるだろうと思います。これは、浦幌乳業の中の経営会議等が月に1回開催されるというふうに聞いておりますので、その中で出てくるのだろうというふうに思います。その中で、森永乳業と浦幌乳業との中で話し合いがされていくものも出てくるのかなというふうに思っています。そういう意味では、私ども株主ということではなくて、そういう経営者としての話し合いが今後されていくのかなというふうに私は思っていますけれども、それがどういう形で取り組みがされるのかということは、先ほど申し上げたとおり給与が年代別にやっぱり違うと思うのです。その突き合わせ等に今後は当たっていくことになるのかなというふうに思っています。そういうことでご理解をいただきたい。