浦幌町議会 平成20年第4回定例会 2008年12月7日
まちづくり交付金事業について
2008年12月7日、浦幌町議会の一般質問で、二瓶隆議員が「まちづくり交付金事業について」質問し、町長 水澤、副町長 門馬、産業課長 前田が答弁しました。
- 質問者
- 二瓶隆 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、副町長 門馬、産業課長 前田
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 二瓶隆
2 番、二瓶隆でございます。これより、まちづくり交付金事業について伺います。私は、これまで産業交流施設いわゆる道の駅について、4 回質問をして参りました。しかしながら、いずれも理解できる内容ではありませんでした。町民の多くは、関心を持ち、いろいろな意見もある中で、道の駅・留真温泉に期待と不安を持っております。9 月の一般質問の中で、内容等も含め計画どおり進められているのかという質問に対しまして、10 月をめどに運営母体の協議をしながら、詳細な中身を変更するということでありました。しかし、町民に対し理解を得られる説明がなされておりません。このことができないのは、内容等に不安定な状況にあるのか、計画どおり進められているのかをお伺いいたします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
二瓶議員の質問にお答えいたします。まちづくり交付金事業の道の駅・留真温泉の計画状況についてでありますが、産業交流施設(道の駅)につきましては、農林水産業、商工業の枠を超えて町民が交流し、浦幌町の地場産品をPRすることによる情報発信基地としての位置づけと町の活性化を目的とした、まちづくり交付金事業により整備することとしており、平成 19 年度には、計画区域調査測量、既存建造物解体を実施し、本年度は施設建築実施設計を行い、平成 21 年度に交流施設建設、駐車場・広場整備の計画スケジュールとなっております。先の 9 月町議会定例会において、オープンについては平成 21 年 9 月以降に予定していると説明させていただいておりますが、オープンまでには施設建築設計、本体工事発注、施設管理方法の検討及び道の駅登録等々を決定して行かなければなりません。現在の産業交流施設(道の駅)の進捗につきましては、施設建築実施設計を発注したところであり、設計の詳細については運営母体と協議して参ります。なお、施設の運営につきましては、10 月 2 日開催の第 8 回産業交流施設準備委員会におきまして、直売所出品希望者会議の検討結果である運営母体の規約・規程案や施設レイアウト等が承認され、これを受け運営母体設立に向け発起人会方式で話し合いが進められ、既に 15 名の参加希望者がおり、他に新たな参加者を募るため参加者募集を現在行っており、今月 17 日に設立総会を予定しているところであります。また、道の駅の登録事務は、平成 21 年 5 月に国土交通省に登録申請を行い 8 月に登録完了の運びとなり、9 月末には正式に道の駅としてオープンする予定であります。次に、留真温泉の整備につきましては、第 2 期まちづくり計画の基本設計後期計画において、建設計画を平成 22 年度に計画をしておりますが、平成 18 年 11 月に原油高騰、施設の老朽化により閉館後、庁舎内留真温泉再建プロジェクト会議、町民検討委員会等で再建について協議を重ね再建の道を探って参りました。その中で、平成 18 年度において、まちづくり交付金事業による整備が可能となり、計画スケジュールでは平成 19 年度に計画区域調査測量、既存建造物解体、平成 21 年度に施設の建築実施設計、平成 22 年度に交流・温浴施設建設、交流広場整備、連絡路整備、案内サイン整備となっております。なお、留真温泉の再整備に向け内容検討のため、本年度においては釧路産炭地域基金運用事業の助成金を活用し、うらほろ留真温泉再整備計画を策定中であります。留真温泉の進捗につきましては、先に申し上げましたスケジュールどおり進めておりますが、今後、詳細については、再整備計画に基づき町民の心身の健康維持増進と福祉向上、地域産業の活性化等を踏まえ、平成 22 年度建設に向け、町議会をはじめ町民の皆様にご理解をいただきながら進めて参りますのでよろしくお願いしたいと思います。以上、二瓶議員の答弁といたします。
質問 二瓶隆
ただいま、今までの計画の中で進められているということもあったわけでございますが、9 月の定例会におきましても、お話申し上げたように、この事業というのは、本町にとっても一大事業ではないだろうか、そういった中で、各課の方々と連携が極めてとられていない中で、これをもって町民の方々にどれだけ理解を得られるのか、そういったお話をさせていただいたわけでございますが、一つのプロジェクトというものをつくっているわけではない、全体のそれぞれの担当課がそれぞれの知恵を出し合いながら、道の駅を成功させようということで、連携しながら進んでいる、そういうお答えをいただいたわけでございます。しかしながら、今、ここにいる課長さん、みんな真剣に考えていますか。皆さん、それを知っているのか、町民の皆さんは、役場へ行って聞いたらおおよそのことぐらいはわかるだろう、しかしながら、担当だけで進んでいるような状況にしか見られません。これをもって、町長、よく言われる協働のまちづくり、担当課だけで進められているとするならば、協働のまちづくりなんて絶対あり得ない。少なくとも、各担当の課長さんだけでなく、やはり課長さんというのは、一般企業で言いますと経営者でなければならない、だとすれば、一つの部門だけでは進まないのです。お互いが知恵を出し合いながら、本当に町民のためにこのことがいいのか、真剣に考えている様子がまったく見受けられない。今後においても、このような進め方でいくのか、それとも先ほど町民の方々の意見も聞きながらということもございましたけれども、やはり当然でございますけれども、庁舎内、やはり一つになってこの目的を達成するために、お互いが努力をしなければならないと思うのです。若い方々だって結構いい面を持っています。この庁舎内の中であっても、ましてやそういう若い人の面も当然ですけれども、いずれにしても、連携がまったくとれていない中で、今後も進めていくのか、そしてまた、思いを新たにお互いの知恵をいただきながら進めようとしていくのか、そういった連携がないばかりに産業交流施設実施設計委託業務、このことにつきましても、450 万という予算を立てておきながら、283 万 5,000 円、この差をどのように考えているのか、もっと綿密に連携をとっているならば、このような大きな差は出ることはなかったようにも思うわけでございます。また、先般、新聞折り込みにチラシが入っておりました。道の駅トイレ清掃賃金収入ということの中身もございました。このような内容で出ているチラシも理事者としては、どのような理解をし、考えているのか。こういった中で、町民はやはり不安な思いをしているわけです。進め方にも問題あり、内容も本庁舎の中でさえ知らない人がいる、ましてや知らない町民の方がたくさんいるわけです。これで本当に大丈夫なのか、この道の駅が進むにつれ、もう一方では留真温泉の問題もございます。そうなると、また新たな担当課だけでいいのか、決してそうではないと。厳しい状況の中にある、そういった中で、留真温泉を進める、だとすれば、今ある健康湯の利用をどうしていくのか、たしかに必要ではございます。しかし、厳しい財政の中でどのように持っていくのか、そのようなことを考えると、やはり皆さんの知恵を出し合わなければならないわけです。9 月の定例会議で調査委託経費を計上し、コンサルがたたき台をつくって、その後来年3 月ころにたたき台ができた時点で年間の収支、町が支出する赤字補てん、運営を担う指定管理者のめどなど、たたき台の内容を町民や議会に速やかに公表されてはいかがなものか。やはり、町民が温泉問題にしてもある種の期待もありますが、しかしながら、やはり財政のことを思う時に、かなりの心配もあるわけです。今後の進め方も含めて、町長にお伺いをいたします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
二瓶議員の再質問にお答えをいたします。各課との連絡がとれていない、大変心外なお言葉をいただきました。私どもは、今、このまちづくり交付金事業について、プロジェクトチームを組んでやっているということではありません。それぞれの担当課がそれぞれ横の連絡をとりながら、行って事業を進めているということであります。当然、各庁内の役員の課長会議等については、その都度、計画に変更がある都度、それは説明していっているということでありまして、各課の連絡がとれていないということは、決してないというふうに思っています。ただ、担当課は決まっておりますので、担当課が当然その主体となって進めているという内容でありますので、ぜひご理解をいただきたいというふうに思います。今後の進め方につきましては、先ほど 1 回目の答弁でさせていただきましたとおり、今、運営母体が立ち上げていろいろやっておりますので、それができ上がり次第、17 日には運営母体の設立を立ち上げて進めていくという内容になっておりますので、ご理解をいただきたいと思いますし、あくまでも若干スケジュールで遅れた部分がありますけれども、それは開発公社との関係で遅れた部分がありますけれども、それ以外については、今、順次進めているということでご理解いただきたいと思います。
答弁 副町長 門馬(副町長は2015年3月まで)
庁内の関係については、町長の答弁のとおりでありまして、あと町民の方々にこの関係について、内容をできるだけ周知すべきだというお話でございます。当然、そのように考えておりまして、町民の方々に対する説明会は予定しておりまして、今、先ほどの留真温泉の計画については、来年の 2 月にでき上がると、また、道の駅の建物の実施設計についても大体来年の 2 月にでき上がるということですので、それを受けまして、その後、町民の説明会を開催していきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。
質問 二瓶隆
ただいま、町長より各課の連携はとれているということで答弁をいただいたわけでございますが、町民の方々より、いろいろ聞かせていただく中で大枠の中でも担当者以外ですね、その方なんかに聞く時に、やはり今どうなっているのかわからない状況にある旨の話をよく聞かされるわけであります。そのことを町長があまり覚えていないのかなと、また理事者にも耳に入らない部分もあるのかなと、そんなふうにも思うわけであります。そして、先ほど、チラシの件をお尋ねしたのですが、このことについても答弁もなく、今終わろうとしているわけですが、やはり、担当は当然でございますが、各課長さんの知恵をやはりもっと引き出してもらう、あるいは、この庁舎内の若手職員の中にもすばらしい意見を持っている方もいらっしゃいます。また、町民の意見を聞きながら進めていくという中で、いまだそれはされていない。今後、それはされていくように今、お話はされたわけですが、これは昨年の 9 月以来、ずっとそのような話はされてきている。やはり町民に詳細が決まり次第、内容が変わり次第、説明をいたします。しかし、今まで一度もない。この中で、どう理解をすればいいのか、理解しようにもしがたい部分があるのです。私の場合、気が弱いものですから、町長直接お伺いすることはなかなかできません。親しい方に聞こうとしても、なかなか理解のできるような答えをいただくこともできない。そういった中で、町民の方々にお前も議員だろ、知っているだろ、そういう問われ方しても内容がわからない。今後、このようなことで進めていくのであれば、この温泉問題についても、本当に再検討するぐらいの気持ちも必要なのかなと。理事者としては、成功させるための努力というのは、当然必要です。だからこそ、私も心配しているわけです。正直申し上げまして、私自身は、この件につきましても、もろ手を上げて賛成ということではございませんでした。もろもろの心配もございました。しかしながら、やろうということに決まったわけです。決まったからにはどう成功させるか、このことに真剣に取り組んでもらわなければいけない、だからあえて申し上げたのです。これだけいる課長さんの知恵を借りなさい、聞く耳を持ちなさい、知恵がないのか、やる気がないのか、聞く耳を持たないのか、そういった気持ちにまでなってしまいます。私は、話前後しますけれども、道の駅も進めようとしています。だとすれば、これからやる留真温泉、せっかくのお湯をあの道の駅で温泉のお湯の宣伝をできるような方法はないのかな、例えば足湯とか、あるいは、飲めるお湯、そういった方法も一つにあるだろうし、今、地球環境という中で、太陽光発電等も含めていろいろなことがなされております。今、設計段階の中でもうそれほど大きなことはできないにしろ、今後、長い目で見た上で、先駆けた計画と言いますか、当然、エコの問題もございましょう。やはり大きな枠の中で検討をし、お互いの知恵を結集し、努力をしていかなければならない、私は思うのですが、先ほど町長の答弁の中で、私が誤解しているのではないかというような形でございましたが、もう一度改めて町長として、各課長も含めてみんなでやろうよ、そして、その課長さんも含めて、これはもって町民に働きかけようというような、そのぐらいの気持ちを持って、今後進められないのかをきちっと答えていただければ、最後の質問とさせていただきます。
答弁 産業課長 前田(産業課長は2011年3月まで)
何点かご質問の中で、担当として答えられる範囲を答えたいというふうに思います。まずチラシの内容についての説明がないというご指摘がございましたので、その関係についてお話をさせていただきたいと思います。この産業交流施設、道の駅の建設につきましては、平成 18 年のネットワーク会議の開催からその後準備委員会、出品希望者会とそれぞれ運営方法、規約、運営予算等々を協議して参っております。その中で、非営利部分、いわゆるトイレ、情報発信コーナー、これの関係につきましては、町民説明会等議会等でもお話をしておりますが、町が負担をしていくということでお話をさせていただいております。ただ、運営方法については、指定管理者制度、または委託管理業務等の方法がありますけれども、これらについては、現在の段階では、検討をしている段階であります。しかし、いずれにいたしましても、経費については町が負担するということは明らかでありますので、これを受けまして、先の運営母体の発起人による会員募集のチラシについては、この発起人がずっと携わってきたさまざまな協議を重ねております。また、先進地視察等も行っております。そういう中で、道の駅の運営のあり方等も検討してきております。その結果、その運営母体を設立するにあたり、この協議をしてきた内容を踏まえて、運営母体がやるという時になった場合には、情報発信、特産品の販売、トイレの清掃等含め、運営母体が一体化して管理をした方がいいという、そういう運営母体の発起人会の結論と言いますか、そういうことで協議を進めてきた結果、そういう思いを込めてチラシの中で会員を募集しているということでございます。町といたしましても、その非営利部分の支出の件につきましては、実際には実費の支出ということでございまして、運営母体が運営にかかるその経費を補てんするという意味の経費ではございません。あくまでも実費にかかるトイレの清掃賃等にかかる経費でございますので、ご理解を願いたいと思います。管理方法につきましては、理事者の方で再度お話があるかなというふうに思います。それから、留真温泉の関係でございますが、先ほども最初の答弁で申し上げましたけれども、産炭地域の基金の運用益を利用しまして、現在調査をしております。お湯の利用の方法、エネルギーの方法、収支等の関係につきましては、その調査の内容の中で検討して参りたいというふうに考えております。現在、調査内容につきましては、現況の把握、整備、それから再整備計画内容の検討、それから施設規模等の検討、これの中につきましては、自然エネルギーを利用した燃油コストの検討とか入っております。また、運営に関する計画検討、民間活力の導入検討、それから住民アンケートの調査・分析等々が調査内容ということで考えております。先ほど、申し上げましたけれども、これら調査結果が出た段階で、町民説明をしたいというふうに思っておりますので、どうぞご理解を願いたいというふうに思います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
二瓶議員の中でお話がありました。各課長、管理職がそれぞれ詳細を把握していないのではないかというお話がありました。たしかに、大枠については、各管理職会議の中でスケジュール含めてお話をさせていただいております。ただ、詳細について、細かいものについては担当課が担当しておりますので、詳細については、一つ一つ、その日その日の会議の内容について、他の課に連絡しているという内容では決してありません。先ほど、申し上げましたとおり、プロジェクトチームを組んでやっているということではありませんので、あくまでも運営母体の組織、会議等については、担当課が把握しながら、各担当課の横の連絡で行っているという内容であります。ただ大枠については、先ほど言いましたように、スケジュールは、若干遅れている部分ありますけれども、スケジュール的には予定どおり進んでおりますので、大枠については、承知しているものと思っておりますけれども、二瓶議員が言われるように、わかっていないのではないかということがありました。その点については、私の不明のいたすところかなというふうに思っておりますので、今後、これについては、周知徹底をしながら行っていきたいというふうに思っています。ただ、今、それぞれの意見を聞くべきだということにつきましては、たしかにそのとおりだという部分もあると思いますけれども、今、予定どおり進んで、運営母体を立ち上げながら、それぞれ組織的に動いているということでありますので、その都度、どのような形で意見を聞いて、若手の意見も聞きながらやっていくのかということについては、それぞれ何かいい方法があれば、運営方法についてそれぞれの意見をいただくということが今後出てくるかもしれませんけれども、その際にはそれぞれの多くの意見をいただきながら進めて参りたいというふうに思っています。町民の皆さんからそれぞれ今の内容等について、問い合わせがありました場合には、担当課で対応をさせていただきたいというふうに思っているところであります。