みんなの議会

浦幌町議会 平成17年第1回定例会 2005年3月11日

定率減税の廃止について

2005年3月11日、浦幌町議会の一般質問で、島田辰彦議員が「定率減税の廃止について」質問し、町長 八木が答弁しました。

質問者
島田辰彦 議員
答弁者
町長 八木

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 島田辰彦

これも町長の政治姿勢、考え方だけこの場では伺っておきたいと思います。定率減税の廃止についてであります。今、国会では地方税法の改正で衆議院を通過して参議院での審議という、緊迫と言いますか、切羽詰った事態となっております。この定率減税は、ご存知のとおり 99 年度の税制改革で恒久減税として導入されたものであります。こ32れが廃止されてしまいますと、働き盛り世代を直撃し、国民全体で見ても 3 兆 3,000 億円もの大増税になると言われています。そもそも、定率減税は、90 年代の消費税増税などの国民負担増政策による景気の悪影響に対し、家計対策として実施されたものであります。昨年 11 月の月例経済報告が景気判断を 1 年ぶりに下方修正している状況、そしてまた北海道が出しておりますけれども、景気の経済の動向を見ましても、個人消費も前年を下回るなど依然として厳しい状況が続いていると言われています。こうした状況下で定率減税の廃止は、年収が落ち込んだ家計の足を更に引っ張ることになりかねません。こうした定率減税の廃止について、町長はどのように認識されているのか伺います。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

島田議員の 2 項目目のご質問にお答えいたします。定率減税は、平成 11 年度税制改正において、著しく停滞した経済動向の回復に資する観点から、個人所得税の抜本的な見直しまでの間の緊急避難的な特例措置として導入されました。昨年 11 月の政府税制調査会の答申では、構造改革の進展によって民間経済の体質強化が実現されつつあり、定率減税が導入された平成 11 年当時に比べ、景気は好転してきており、引き続き各般の改革が実を結んでいけば、民需主導の経済成長が持続していくものと期待されるため、定率減税を継続しておく必要は著しく減少したとされております。このため、景気対策のための特例措置として導入された定率減税を見直し、平成 18 年度までに廃止するに当たり、その際の経済への影響を考慮し、段階的措置を取り組むため、平成 17 年度税制改正においても縮減を図る必要があるとしております。しかしながら、地方を取り巻く環境は依然として厳しく、いまだ景気が回復したとは言えず、定率減税が廃止された場合、各家庭において負担は増加し、景気回復に影響を及ぼすものと認識しております。ただし、そのような状況下ではありますが、地方分権の推進と国の歳出抑制を目指した地方税財政の三位一体改革は、地方に打撃を与えており、先ほども申し上げましたように本町の財政状況はかつてない危機に瀕しており、今後自立の道を歩むに当たり、町民の皆様に負担をお願いせざるを得ない状況は避けられなく、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。以上、島田議員への 2 項目目の答弁とさせていただきます。

質問 島田辰彦

今回の地方税法改悪は、定率減税の縮小廃止、18 年、19 年ですか、2 年間ですか、減税を廃止すると。浦幌町で受ける影響と言いますか、おおよそ 4,000 万これだけが町民の負担増に跳ね返ってきます。しかも所得の 1,000 万以下ですが、この負担割合が極めて高く所得の少ない層においては、大変なものであります。そうした点でもですね、33これは町長が今言われたように地方の財政にも関わってくることですけれども、いかに国の構造改革がですね、国民からの収奪と犠牲の上で推し進めようとしている、こうしたことにきっぱりとですね、やはり異論を唱えると言いますか、批判をしですね、万が一この法が通ったにしてもですね、そうした立場を今後において貫く必要があるのではないかと、そうした基本的にそういう考えで執行にあたるべきと思いますが、その辺の決意について伺います。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

国の税制改正ということで、17 年、18 年の 2 年間で改正ということが今審議中でありますが、また審議されているという中で、これが改正され定率減税が廃止されますと、浦幌町に与える影響、また住民に与える影響は非常に大きなものがあると、このように認識しております。しかしながら、国の税制改正でありますが、これについては税制改正というものについては、地方税の改正という形で私共も取り組んでいかなければならないという内容であると、このように考えております。国家的な論議というものは、いろいろとあるでしょうけれども、私共地方に生きる者の現実としては、国の税制が変わればそれを取り入れていかなければならないというのが現実であると、このように考えているところでございます。私共も出来ることであれば、この定率減税というものを継続し今私共の浦幌町の財政が悪いということで、町民への負担をお願いするという時でございますから、出来ればこの定率減税というものが継続されるということを継続されて、町民の負担が抑えられるということを望むものでありますけれども、そういう想いとまた国家的な税制改正ということの中での取り組みというものがあるということをご理解いただきたいなと、このようにお答えして十分なお答えにはならないかもしれませんが、そのような形で答弁をさせていただきたいと思います。

質問 島田辰彦

悪法も法なりですから、これはやらないという訳にはいかない訳ですから、町長が言われるようにですね、執行にあたっては当然地方税法の改正に基づいて行うかと思います。一つ目の質問と同じなんですが、住民の暮らしを国の悪政から守るという基本的な立場にきちっと立つことがですね、やはり浦幌の町民の将来のですね、将来と言いますか、地方自治体としてのですね、やはり姿勢だと思います。こうした視点にしっかりと立ってですね、今後の行政運営に携わっていただきたい、その点を強く求めまして私の質問といたします。終わります。

出典:浦幌町議会 平成17年第1回定例会 2005年3月11日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる