みんなの議会

浦幌町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月9日

「2項目めでありますが、留真温泉の管理運営を株式会社ユーエムに…」

2007年3月9日、浦幌町議会の一般質問で、島田辰彦議員が質問し、町長 八木が答弁しました。

質問者
島田辰彦 議員
答弁者
町長 八木

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 島田辰彦

2 項目めでありますが、留真温泉の管理運営を株式会社ユーエムに委託しているわけでありますが、営業がかんばしくなく、経費を切り詰めながらも赤字が生じ、町は赤字補填はしないとして、いわば 1,500 万円を貸し付けてきております。これも単年度処理されず、しかも営業を 18 年度より中止しているにも関わらず、19 年度も契約更新を予定していることは問題ではないでしょうか。この問題についての対応についても明確な答弁を求めるものであります。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

島田議員の 2 項目めのご質問にお答えします。第三セクター株式会社ユーエムへの貸付金についてでありますが、留真温泉の管理運営は、平成 17 年度までユーエムに委託していましたが、諸般の悪い状況が重なり、企業努力の成果が出ず、平成 14 年から平成 17 年までの累積債務が 1,300 万円となり、営業を休止せざるを得ない状況となりました。このような状況の中で、浦幌留真温泉貸借契約と貸付金についての覚書の中で、「貸付金は、平成 19 年 3 月 31 日までの 5 カ年を目途に、1,500 万円を限度に毎年貸付けを行うものとする。」という条項がありますが、温泉が一時、休館ということで、平成 18 年度は、ユーエムと事業運営貸付金貸借契約書を取り交わしたところであります。なお、平成 18 年度決算において、貸付金 1,500 万円の内、一部を返済いただき、残金については、留真温泉での累積債務 1,300 万円もあることから、年次計画をたて、分割返済に向けユーエムと協議中でありますのでご理解を願います。以上、島田議員の 2 項目めの答弁といたします。

質問 島田辰彦

ユーエムへの貸付の件につきましては、私が記憶しているのではですね、今、町長が触れられましたけれども、留真温泉運営に 1,500 万を貸し付けたと記憶しております。今、私も言いましたけれども、18 年度以降営業は止まっています。こうした場合、町長は、貸付だから単年度で返してもらうということを原則としつつもですね、引き続き、19 年度においてもですね、まだ温泉が使えることにもなっていないにもかかわらず、1,500万円を骨格予算の中に計上されています。これは非常におかしな話ではないかと、先ほどの商工事業協同組合に対するやむを得ずという位置づけをですね、認めずに、返すものは返してもらうというやり方、一方では、営業もしていない温泉に 1,500 万、これも毎年更新しているわけではなくて、書類だけの手続で済ませている、これは大きな問題だと思います。この点、明確に答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

お答えいたします。最初に、商工事業協同組合とユーエムへの貸付金、予算書への違いというものについて説明させていただきます。商工事業協同組合からは、事業を中止し、この以後事業をしない。しかもこの貸付金については、返済をしないという回答でございますので、返済について協議ができる、また年次計画で返済について協議ができるということであれば、予算書に載せて返済分を差引しながら協議していくべきものでありますが、この件については、返済しないということの回答でありますので、この予算書には載せていないわけであります。ユーエムについては、年次計画で返済しますということでありますので、今までの留真温泉の経営で作った 1,300 万円というものがあるわけですから、それらを踏まえながら、何年計画かでお返しいただくというふうに協議を進めているところでございます。覚書の中にも利益剰余金、欠損金については、ユーエムの方で処理をする。ただし、単年度で多額の剰余金が発生した場合は、優先的に貸付金の返還にあてるものとする、ということがあります。これが剰余金ではなく、逆に欠損金になってしまったということでございますから、これについては、計画的に返済をしていただくという形でユーエムと協議をしているところでございます。ご指摘のように、この決算について 1,500 万円が毎年度 3 月 31 日に返済をされるべきものが、返済されていなかったということについては、やはり遺憾に感じているところでございます。やはり 3 月 31 日に返済されて、4 月 1 日に貸付をしていくべきものであるというふうに考えております。この点については、ご指摘のとおりでありますけれども、ここの貸付金について、5 年間をめどに貸し付けする、5 年間の期限がこの 19 年 3 月 31日ですということもありますので、法的なものがどうなのかということもありますけれども、たしかに 1,500 万円が 3 月 31 日、年度末に返還されていなかったということは、遺憾に感じているところであります。

質問 島田辰彦

やはり町長の表現を聞いていますとね、覚書を交わしているとか、こういう性格のものだから欠損金として扱うような話をするのですが、予算書を見たって、欠損金にはなっていませんよね。1,500 万円は、ちゃんと 19 年度貸付金になっていますよね。営業もしていないのに、5 カ年の契約と言っても、営業をしていないという自体は、これは特別な事情として判断すべきだと思うのですよね。町長流に言うとね。だから、年次計画をもって、返済をしてもらうという言い方は、この場合は、適切ではないのではないかと、そのように思います。それで、最後ですけれども、貸付金の問題、よく貸付金等においては、隠れ借金があると、私は実は、4,400 万にしても、1,500 万にしても、これは町の借金だろうと。しかも、ユーエムに対しては、町が出資者です。出資者が貸し付けをして、返してもらうということはあるにしても、形を変えれば出資率を上げる形で 1,500 万の返還がやろうと思えばできますよね。だから、性格を変えて整理をするということは、絶対にあってはならないし、何よりも営業をしていない 19 年度からはですね、やはり貸し付けは一たん見送ると言いますか、本来元々がそういう契約内容ですから、それに立ち返るべきではないのかなというふうに思います。話は違うのですが、町長が留真温泉を急ぐ、降ってわいたようにして留真温泉を何とか再建したいということで急ぐのだが、これも逆に言うと、ユーエムへの 1,500 万円の未償還がですね、裏にあるから何としても留真温泉にしがみつくのかなという感じもするわけですが、その点について最後に伺って質問を終わります。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

1,500 万を留真温泉の運営ということで貸し付けしておりますけれども、この処理をする時の原案ですね、原案は、留真温泉の売買に絡むものの金額という中で、資産として買い取るもの、出資するもの、そして貸し付けするものということで、留真温泉の代金を賄ったということになっています。その時に 1,500 万円を留真温泉の営業という形で貸し付けたわけですけれども、内訳はこの売買に絡むものであるということであります。それを引きずってのこの留真温泉の貸付金となっているわけであります。そういうことから考えていくと、私は、適当か適当でないかと言われるとあれですけれども、私はユーエムが営業をしていく中で、赤字を作っているということを考えていくと、今後、延べ払いという形で、このお金を返済していただくということにしていきたいと考えております。ユーエム側もこのお金はお返しいたしますということを申し上げておりますから、返済計画をしっかり立てていきたいなと、このように考えているわけであります。また、貸付金は隠れ借金でないかと言われますけれども、貸しているお金が借金になるのかどうか、返ってこなければというものもありますけれども、ユーエムについてはお返しいたしますと。商工事業協同組合については、お互いに弁護士を立てて、第三者的機関で話し合っていきましょうということになっておりますから、今の時点でこれがそのような隠れ借金とかいう認識は持っていないところでございます。それから、留真温泉の建設についてお話がございましたけれども、私は、留真温泉を建ててユーエムに委託ということは一度も申し上げたことはございません。むしろその逆のことを説明しているかなというふうに考えております。この留真温泉建設をもって、この1,500 万円の返済に充てるのだよというようなことは毛頭考えておりませんので、どうかひとつその辺の認識をいただきたいと思いますし、また留真温泉については、決して急ぐものではございません。22 年までの計画ですけれども、19 年から 23 年まで延ばせる計画の中で、取り組みたいという考えでありますし、留真温泉については、町民の合意を得られなければ、途中でやめることもやぶさかではないということを再三私は申し上げているとおりでございます。

質問 島田辰彦

最後にですね、1 点だけ確認しておきたいのですが、19 年度の予算で 1,500万の貸し付けがされる予定となっております。案ですけれどもね。この理解なのですが、先ほども言いましたように、私は、営業を中止している限りにおいては、これは計上することが好ましくない、このように思うのですよね。その点だけ答弁願いたいと思います。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

先ほど、お話しましたように、1,500 万円の算出された根拠というものについては、留真温泉の売買に絡んで資産を 3,900 万円で購入いたします。出資金を 2,000 万円増資いたします。貸付金 1,500 万円を貸し付けいたしますということで、7,400 万円、ちょうど留真温泉をユーエムが購入した金額、プラス改修代ですね、その分をもってこれに充てたものでございます。そういう趣旨からすると、私は、この関係については、次年度以降についても、この 1,500 万円を計上しておりますけれども、3 月 31 日までに一部返済をいただいて、その返済をいただいた部分については、6 月補正をしながら、また 6 月に返済された部分を減額補正しながらという形で、年次計画をもって返済していくという方向で取り組んでいきたいと、このように考えております。

出典:浦幌町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月9日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる