厚岸町議会 平成19年第2回定例会 2007年6月20日
(1)定率減税の廃止による住民税の増税について/(2)アザラシの被害対策について
2007年6月20日、厚岸町議会の一般質問で、谷口弘議員が「定率減税の廃止による住民税の増税について」「アザラシの被害対策について」について質問し、町長 若狹、税財政課長 佐藤、産業振興課長 大崎が答弁しました。
- 質問者
- 谷口弘 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、税財政課長 佐藤、産業振興課長 大崎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 谷口
本定例会一般質問に当たりまして、通告しておりました5件について質問をいたします。まず初めに、この6月から定率減税の廃止による住民税の増税が始まり、納税通知書を受け取り、住民税をどうしてこんなに納めることになるのか。特に、その影響が大きいのが高齢者であり、所得が一気に下がった方、あるいは退職やリストラによる転職、正社員から臨時、パートに変わった人たちではないかと思われますが、次の4点についてお伺いいたします。1つは、納税通知書が発送されておりますが、住民からの問い合わせは現在、あるのかどうなのか。2つ目は、国民健康保険税や介護保険料への影響はどうなっていくのか。3つ目は、定率減税の廃止によるランクアップにより、保育料の値上げがあるのかどうなのか。4つ目は、今回の増税による住民負担の影響は大変大きいものがありますが、特に低所得者、若年層、年金生活者などに対する対応はどのようになっているのか、お伺いをいたします。次に、アザラシの被害対策についてお伺いいたします。このことにつきましては、さきの議会の予算委員会においても質疑が行われておりましたが、保護動物と漁業の共存について、その対策に本腰を入れて取り組む時期に来ているのではないかと思うものであります。1つとして、厚岸町の漁業被害の状況はどうなっているのか。漁獲物の被害、漁網等の被害の状況。2つ目は、現在、どのような対策が行われているのか。3つ目として、アザラシなど保護海獣と漁業の共存を図るため、生態調査の実施、被害を防止するための漁網、漁具や漁法の研究と開発を道や国の研究機関が行うよう強く求めていくべきと思いますが、どのような対策が進められているのかお伺いをして、私の1回目の質問といたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
10番、谷口議員のご質問にお答えをいたします。定率減税の廃止と住民税の増税について、納税通知書が発送されているが、住民からの問い合わせはあるのかとのご質問でありますが、平成19年度納税通知書につきましては、町道民税、固定資産税、都市計画税について、今月8日に各納税義務者あてに発送し、これとあわせて、納税者の方からの問い合わせなどが多数あることを想定し、問い合わせの混雑等に伴うトラブルの回避と正確な説明ができるよう、問い合わせなどにかかわる整理票を作成し、迅速に対応するべく、担当職員の連携などを含む体制を整えていたところでありますが、先週末現在の問い合わせは、総数で約40件、そのうち町道民税に関する件数は約20件となっているところで、多数の問い合わせがあると予想していたところでありますが、事前にテレビ、新聞等により税源移譲の報道等がされていたこと、さらには本年2月から3月にかけての確定申告時における事前説明、納税通知書への税源移譲にかかわる説明チラシの同封などもあり、現在のところ、おおむね例年並みの問い合わせ数であるととらえているところであります。次に、国民健康保険税や介護保険料への影響はどうなるのかについてでありますが、国民健康保険税につきましては、課税額による判定ではなく、所得による判定であることから、定率減税の廃止による影響は直接ないところであります。介護保険料につきましては、平成18年3月議会において一部改正を議決いただきました厚岸町介護保険条例の規定により、7月に付加させていただく予定であり、現在、最終的な計算作業の途上にあるため、確たる影響をお示しできる段階にありませんので、ご理解賜りたいと存じます。次に、定率減税廃止によるランクアップにより、保育料の値上げはあるのかについてでありますが、所得税、個人町民税の税額を判定の基準として決定する保育料につきましては、定率減税が廃止されたことに伴って、料金算定の階層区分に異動が生じないよう、厚岸町立保育所条例の一部を改正する条例を本年3月開催の第1回定例町議会においてご承認いただいておりますので、影響はございません。最後に、今回の増税による住民負担の影響は大きいが、特に低所得者、若年層、年金生活者などに対する対応はどのようになっているかについてでありますが、このたびの税源移譲に伴う所得税と住民税の税率改正による税源の移しかえ、定率減税の廃止等、直接関連する対応策はありませんが、町道民税では、65歳以上で合計所得が125万円以下の非課税措置が廃止となった年金生活者につきまして、均等割、所得割について、3分の1に減額される経過措置が今年度まで適用されるところであります。国民健康保険税では、低所得者につきましては、従来から2割から7割の範囲で均等割、平等割について減額の特例があるほか、年金生活者に対しては、税制改正における経過措置として、平成19年度は所得割額算出にかかわる基礎控除33万円に加えて、7万円の控除があるところであります。介護保険料にあっては、低所得者、年金生活者への配慮として、厚岸町単独の介護保険料減免取扱要綱に基づいて、低所得者への減免を実施しているところであり、引き続き制度の周知に努めてまいります。、 、 、 。なお 若年層では 税制上の特例等はございませんので ご理解賜りたいと存じます次に、アザラシの漁業被害についてであります。この問題は長年の懸案事項であり、過去からも幾度となく町議会で質問をいただき、町としても、情報の収集に努めながら、厚岸漁協協同組合とも連携し、関係機関と協議を重ねてきておりますが、なかなか進展が見られず、苦慮している状況にあります。、 、1点目のアザラシによる漁業被害の状況でありますが 平成18年度の漁獲物の被害は主にニシン、シシャモ、シラウオ、カレイなどで、数量で1,410キログラム、金額で274万円となっております。これは、前年の調査と比較して、数量、金額ともに減少しておりますが、未申告など数字にあらわれない被害も多く、被害そのものは増加の傾向にあると聞いております。また、漁具被害でありますが、そのほとんどは刺し網や小定置が破られるというもので、平成18年度は金額で64万円となっており、前の年と比較して、若干の増加となっております。2点目の対策についてでありますが、過去には漁業者みずからが花火やかかしなどでアザラシを網に近づけない、追い払うための対策を講じてきましたが、一時的な効果しか得られず、その対策に苦慮しているというのが現状であります。平成15年4月の鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の改正では、道内に生息する5種類のアザラシが新たに保護対象となりましたが、当町で主に漁業被害をもたらしているのは、回遊性のゴマフアザラシではなく、定着性が強く、希少種であるゼニガタアザラシで、漁業被害に対する有害駆除の許可は環境省が行うこととなっており、町といたしましても、これまで厚岸漁業協同組合と連携し、釧路支庁環境生活課とアザラシによる被害の軽減対策の早期実施について協議を重ねておりますが、対策の実施については極めて厳しい状況にあります。また、本年3月30日には、ゼニガタアザラシの研究者や被害を受けている漁業者23名が、環境省釧路自然環境事務所に対し、学術研究のためのゼニガタアザラシの捕獲申請書を提出し、あわせて厚岸漁業協同組合からは、その捕獲申請が許可されない場合に、関係者へ直接説明を求める要望書を提出しておりますが、現在、内容の審査を行っているとのことで、回答待ちの状況になっております。3点目のアザラシと漁業の共存のために、漁具や漁法を研究、開発を北海道や国の機関に強く求めてはとのご質問でありますが、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の趣旨には、鳥獣の適正な保護を推進すると同時に、あわせて農林水産業への被害軽減を図るとされており、平成15年度から3年間、環境省が実施した生息調査は、今後のアザラシ管理の方策を探ることが目的であり、今後も適正な頭数を把握するため、継続調査が必要と考えています。今年3月2日に開催された環境省とNPO法人北の海の動物センター主催の調査報告会では、漁業者からも環境省や北海道などに対し、被害対策について直接強く要望しているところであり、町といたしましても、保護管理計画の作成や、議員ご提案の漁具や漁法などの研究開発について、今後とも強く国や北海道に要望してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
質問 谷口
ただいま、先ほど町長からご答弁をいただいたんですが、住民税の増税の問題でありますけれども、今の町長の説明を聞いておりますと、ある意味、それほどの影響はないんではないのかというように聞こえるわけでありますけれども、今回提出していただきました資料を見ても、それぞれやはりその影響が出ているのではないのかなというふうに考えます。そこで、今回のこの資料については、収入が増減ないことを前提にしてつくられている資料でないのかなというふうに思うんですよね。それで、今回のこの住民税の増税の問題なんですが、町長が言われたように、結果的には税源移譲に伴うものだということがその根幹にあるわけですけれども、結果的に、所得税と住民税を今まであったのを3、 、兆4,000億円ですか これをそれぞれ増減させたことによって出てきたわけですけれども一番問題なのは、先ほども私、申し上げましたけれども、所得が変わった人に大きな影響が出るのではないのかなというふうに思うんですよね。それで、今、多くの方々が給料は上がらない、逆に下がっていくという状況にあります。かなり景気は回復したというようなことが盛んに言われておりますけれども、こちらにはそういう影響はほとんど波及していないのが現実で、逆に、多くの人たちが所得が大幅に減ってきているというような状況にあると思います。そういう中で、例えば正社員からフリーターだとか、あるいは臨時に変わるという場合に、その人たちがどういうふうになっていくのかといことがあると思うんですね。それで、町内でも話を聞いていると、昨年度までは正社員であったけれども、解雇さ、 。 、れて 一定の時期で臨時で採用をするというような人もいるようであります それから昨年退職して、一定の年齢になって退職をして、年金生活を始めた人。そうすると、この人たちも相当の差がありますよね。一定の年齢で、年金、厚生年金等を受け取ることができるような年齢に達して退職した、そういう人たちが、実際にやっぱり大きな増税になってしまうのではないのかなと思いますけれども、これらについて、もう少し詳しく説明をお聞きしたいというふうに思います。そこで、もう一つお尋ねしたいのですが、この税源移譲に伴う経過措置があるわけですけれども、税源移譲によって収入が大幅に変わるという人たちが増税になる。それを救済するための措置を国の方で決めているわけですけれども、これについてはどういう対応がされているのか。そして、それが実際にその対象者に対して、実際、周知されるような仕組みになっているのかどうなのか。減免についても同じ対応があると思うんですが、これらについて、もう少し説明をいただきたいというふうに思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。それから、次にアザラシの問題についてお伺いをいたします。今回、資料をいただきまして、今、町長の方から説明がございましたけれども、厚岸町の漁業被害、これについては、年間、ちょっと以前は相当あったように金額では出ているんですが、この金額がどうしてこんなに違うのか、その辺についてわからないんですけれども、過去4年間でも3,721万円と。この辺をベースにすると、4,500万円ぐらいまでいってしまうのかなというふうに考えるんですけれども、アザラシの問題は、非常に問題は簡単なものではないのではないのかなというふうに思うんですよね。ゼニガタアザラシは絶滅危惧種に指定されている、そういう動物であるというふうに思います。そして、これもランクが低い方ではないですよね。そういうことを考えると、どう共存。していくのかということがやはり非常に大きいのではないのかなというふうに思いますそれで、ゼニガタアザラシの生息地で有名なのは、襟裳と大黒島がやはり生息域としては大きなところになっているんではないかなというふうに思うんですよね。そういうときに、厚岸の取り組みと襟裳の方の取り組み、この違いもあるんではないのかなというふうに思います。それから、トドなんかの被害を受けている地域があります。この地域でも、非常に漁業被害が大きくて、その対策に苦慮している。そういうことを考えると、やはり海獣被害を受ける地域の漁業者あるいは関係団体、関係自治体、こういうところが連携した対応をとっていかないと、それぞれ別々な対応では、やはり困るのではないのかなというふうに思うんですよね。それらについて、実際どういうことが、もう行われているんであれば、どのようなことが行われているのか、それらについて説明をしていただきたいというふうに考えます。、 、 、 、それから 私 1回目の質問で申し上げましたけれども 漁業被害を食いとめながら漁業とこういう保護動物の共存を図っていくということをやっぱり厚岸町でもきちんと意識づけをしなければならないというふうに思うんですね。そうした場合に、やはり被害は食いとめなければならない。そのための対策は、やはり地域の漁業者や漁業組合や関係自治体だけでは到底できる問題ではないのではないかというふうに思うんです。そうすると、やはり保護を指定する国あるいはその行政をつかさどる北海道等が、やはり漁網だとか漁具だとか漁法の開発、研究をきちんと進めていってもらわなければ困るのではないか。きちんと位置づけをし、予算化をし、そしてそのための対策を講じていくということを国や道に強く働きかけをしていただく。そして、そのための対応をきちんととっていただくということをしていただかなければ、漁業者にとってはやり切れない問題ではないのかなというふうに思うんですね。今、非常に自然保護に対する問題というのは、一つ間違えれば、大変な状態に陥ってしまうということになると思います。そういうことを踏まえて、もう一度答弁をお願いいたします。
答弁 税財政課長 佐藤(税財政課長は2009年9月まで)
お答え申し上げます。税源移譲にかかわる税率の改正等に伴って、所得税と住民税の増減、いわゆる移しかえの件でございますが、正職員からフリーターになった場合、それからかつてお勤めの方が退職なされて年金所得になった場合、これらそれぞれ想定されるところでございます。、 、 、 。これらにつきましては 議員 先ほど申し上げられたとおり 経過措置がございますこの経過措置につきましては、今現在は、サラリーマンの方は既に1月から税率が半減になった部分で所得税は控除されてございまして、住民税につきましては、本年6月から10%一律で課税されておりまして、それをプラスマイナスしますとゼロというような国の報道でありますが、定率減税の方は別にしまして、そういうことになってございます。、 、 、ところが 仮に19年中に所得が急にゼロ円になって 所得税がかからなくなった場合この場合は、既に住民税は捕捉年が18年分に課税されますので、その段階でもう10%、いわゆる倍の税率で住民税が課税されております。そうすると、払い過ぎている状況が生じます。この払い過ぎる状況を回避するために、議員先ほど申し上げられた経過措置がありまして、そういう場合につきましては、その状況が例えば自営業の方は来年3月に確定します。その段階で所得税がゼロになった場合は、当然、その分は住民税に相当する5%ふえた分、その分からお返しするという状況が経過措置の内容でございます。お返しする状況なんですが、これは役場から自動的にお返しするのではなくて、対象者の方が20年7月1日から1カ月間、20年7月31日までの間に申告をしていただいて、お返しする形になるという制度でございます。これはどこからお返しするかということになりますと、本年1月1日現在、課税した厚岸町に申告をいただいて、厚岸町に納めていただいた5%分をお返しするという制度でございます。これにつきましては、当然のことでございまして、国税と住民税の課税の捕捉年度が違うことにより、こういう現象が生じることを回避するために、所得税法等の改正、それから住民税、厚岸町でいいますと、町税条例の改正をさきの改正でさせていただいたところでございます。それから、周知についてでございますが、来年の7月1日からの申告の時期ということでございますので、来年2月から3月までの間の確定申告でこれが判明します。そのときに当然周知をし、申告をしていただくということで考えておりますが、所得税がかからないから申告に来ないという方が想定されます。これにつきましても、そういうことが不利益が生じないように、周知をして、要するに払い過ぎのないように措置を講じてまいりたいというふうに考えております。これにつきましては、国からも当然そういう指導もございますし、管内市町村足並みをそろえてそういうチラシ等を、周知のためのそういうものをつくってやりましょうというお話になってございまして、とにかく不利益にならないように措置を講じてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。
答弁 産業振興課長 大崎(産業振興課長は2009年9月まで)
私の方からは、アザラシ被害の関係のご答弁をさせていただいます。まず、1点目の漁業被害についてであります。どうしてこの調査が毎年食い違っているのか、少なくなっているのか、そういうお尋ねであります。漁業者にとっては、必ずしも皆さんが報告しているわけではなくて、一部の漁業者の、 。本当に切実な訴えというのが形になって この被害報告になっているのかなと思います頭数的に 平成15年に274頭が頭数 固体数として確認をされてございます 平成16年に348、 、 。頭、それから平成17年に322頭ということで、一部のこの報告によりますと、この20年で3倍ほどにアザラシの数がふえているということであります。被害額が、漁業協同組合でまとめ始めて、被害額出ているわけですけれども、毎年減っているというような状況でありますが、頭数はふえていますので、この数字というのは、数字にあらわれないものが相当含まれているのかなというふうに思いますので、それで一つの目安として、ご参考までに、どのぐらいの本来被害があるのかなということで、私なりに調べたものがございますので、申し上げますけれども、実は前の課長さんが、大体、大人のアザラシ、成獣アザラシですね、1日にどぐらいの魚を食べるだろうということで、いろいろ調査をされた数字が残っていまして、この数字、1日4.5キロ食べるということで、これを平成17年の頭数322頭に当てはめますと、1日当たり1,449キロ、1.5トンほどの魚が食べられるのかなと。それを365日、1年に直しますと、約53トンになります。厚岸の湾内と湖内、主な魚に限定して、カキ、アサリは別としまして、。 、魚に限定した15年間の平均の水揚げ量が586トンであります パーセンテージにしますと9%に相当するトン数になります。これを水揚げ額に直しますと、586トンで2億2,794万9,000円でありますから、トン当たり、これで38万8,991円、魚種にシラウオとかそういった高い魚から安い魚まで入れまして、押しなべて38万8,000円です。これを52.8トンに換算をいたしますと、損害額が2,000万円を超えて、2,053万8,000円という損害額になります。これが365頭の頭数の場合には2,000万円ぐらい、それから平成15年の274頭に換算をいたしますと、1,700万円ほどの被害額、魚だけで、ちょっとラフな数字になりますけれども、一応の一つの目安として、そのぐらいの損害額になるのかなというふうに思います。2点目の襟裳の取り組みと厚岸の取り組みの違いについてのお尋ねでありましたけれども 襟裳の関係についてはよく承知はしてございませんが 厚岸の違いについては 10、 、 、年以上前から被害状況について追跡調査をされているというふうなことをお聞きしてございますけれども、議員お尋ねのとおり、厚岸町においても、それらの今後、襟裳の方の被害対策についての調査をしてまいりたいというふうに思います。それから、それぞれの何か対応しているのなら、それをちょっと説明していただきたいという内容のお尋ねであります。実は、1回目の答弁でも申し上げましたけれども、現在、東京農業大学の研究者を代表にして、今、環境省の方に実は駆除申請をしているということであります。この研究者は、全部で代表者を入れて23名で今、申請をしていますけれども、苫多の実行組合の漁業者全員と、それから白浜の漁業者の方、これは1名加わっていますけれども、あと数名の研究者、これらの方々が合同で申請者に名を連ねて、現在、環境省の方にゼニガタアザラシの方の捕獲申請をしているという内容です。漁業協同組合としましては、この申請がもし仮にだめになった場合については、環境省にそのだめになった原因について、漁業者にぜひとも説明をしてほしいという要望書も加えて、この申請とは別に環境省の方に提出しているというのが、この新しい動きとして出てまいります。、 、その内容ですけれども 30頭を一応捕獲の申請を出しているという内容ですけれども、 。その30頭のうち2頭について 学術研究ということで申請を上げているようでありますあと28頭については、標識、それらをつけて、タグをつけて、一度捕獲した後、そういった標識をつけて、それを放して追跡調査をするということで、これらの申請を現在、出しているという内容であります。それから、共存共栄の関係のお尋ねもございました。これについては、私どもは申請者と について、ご提案の漁具あるいは漁法の関係につきまして、これらについては、今後、漁業者、あるいはあと漁業協同組合、これらの意見も聞きながら、今後、検討をしてまいりたいというふうに考えてございますので、ご理解いただきたいと存じます。
質問 谷口
住民税の増税の問題については、やはり納められる人はどうっていうことないんですよね。問題は、その時々の変動によって、急に収入が減ったり、あるいはそれまでの生活ががらっと変わってしまう人たちに影響が一番出るわけですよね。一般的に生活している人たちにおいても、この資料を見ただけでも、年間、普通の給与所得者、夫婦の場合でも、子供いないと、500万円の収入があれば、3万1,800円の増税になるということですよね。子供が2人いる場合は、1万7,600円ということになります。そういう一般の人でも、これだけの影響があるのに、さらに先ほど言ったように、急にリストラ等に遭った場合、あるいは給与所得から年金生活に変わった場合、これらについては大幅な収入が減をするということで、住民税の大増税になってしまうと。人によっては、七、八倍になるという例もあるというふうに聞いておりますが、厚岸町ではまだそこまでいっている人はいないのかなというふうに思いますけれども、非常に重税感が漂っているという状況だと思います。その一方で、物価等が非常に今、上がっている最中ですよね。ガソリンなんか、もう非常に高くなってきているというのを見ていくと、当然これが波及をして、消費にも大きな影響が出てくるんではないのかなということを考えると、やはり町民一人一人の生活をきちんと守っていくというのが自治体の仕事でありますから、これについては、やはりきちんとした対応をとっていただきたいというふうに思います。それで、先ほど激減した人の救済措置について、経過措置があって、来年の確定申告の時期、あるいは収入が減ってしまった人は確定申告がないというようなことで、申告に来ない場合があるということが出てくるといようなことをお話しされておりますけれども、それでやはり来年の7月1日から31日の間に納税者本人が申告をしないとならない制度なんですね。ですから、これは何かこのごろこういうのを聞いて腹が立つのがいっぱいありますけれども、年金もついこの間までは自分で全部証拠書類を持って、そうしたら見てあげますよというようなことがありましたけれども、それとは違うとはいいながらも、納税者本人が申告をしなければならないという問題ですから、この周知徹底はやっぱりきちんとしていただかないと困ると思うんですよね。1回やったらいいという問題ではないと思うんです。それで、全国で住民税を納めなければならない人は5,500万人いるそうなんですよね。それで、そのうちの六、七%が救済措置が講ぜられるんではないのかなというふうに言われているんですよ。そうすると、やはり厚岸町でも相当な数がこの対象になると思い、 、 、ますので それらについては きちんと対応できるような措置を講じていただきたいと周知徹底を図っていただきたいと思いますが、もう一度ご答弁をお願いいたします。アザラシの問題ですけれども、今、課長から説明をいただきましたけれども、アザラシがいるのが悪いことのようになっていったんでは、やっぱり議論の仕方、ちょっとボタンがずれてくる可能性があると思うんですよね。今、課長、さんざんおっしゃっておりますのね、1頭が何トンだか食べますから、そうすると322頭いれば、2,000万円ぐらいの被害があるんでないかというようなお話ですけれども、そうしたら、ゴメはどうなんだということになると思うんですよね。そのほかにもいろいろな海鳥だとかいますから、そうすると、ゴメが食ったのが何ぼ、アザラ、 。シが食べたのが何ぼ そのほかにいろいろなエトピリカだとか何だとかっていますよねたまに場所によってはアオサギなんかもしけでとったりすると思うんですけれども、そうではなくて、やっぱりアザラシや海鳥が生息できるというのは、そこに資源があると。 、 、いう前提だと思うんですよね その中で お互いに人間と動物たちが生きていくためにきちんとそれらを上手に、魚の子孫も当然残していかなければならないし、そういうもののバランスをきちんととっていくということが大前提でなければならないと思うんですよ。それを全部どこかで崩してしまって、とる方だけが正しいみたいになっても困るし、残す方だっても、一方的にやってもまずいと思うんですよね。ですから、その共存共栄をきちんと図っていくということが大前提にあっていかないと、この問題はやっぱり根本的な解決はできないのではないのかなというふうに私は思うんですよ。ですから、先ほど襟裳の話をしましたけれども、何で襟裳で共存の取り組みがされているかというと、やはりそこに資源がある。その資源があることによって、アザラシもいるんだという立場なんですよね。ところが、アザラシもいなくなってしまった。海鳥もいなくなってしまった。さて、そこにはそうしたら何かが住めるのかということになっては困るんですよ。ですから、そういう海鳥も海獣も、あるいは漁業者がきちんと漁業が成り立っていくように、どうしたらいいのかということをやっぱり真剣に考えないとだめだと思うんですよ。ですから、そのための取り組みをやっぱり官民挙げて、これこそ官民挙げて取り組む問題である。国を巻き込んで取り組んでいかなければならない問題だと思うんですよ。ですから、やっぱり今、非常に腹の立つ問題もたくさんありますけれども、こういうときこそやはり強く働きかけをして、漁業被害をできるだけ少なくしながら、あるいは新しい漁網や漁具を開発する場合でも、今、報道なんかを聞いておりますと、新しい漁網をつくるというと、莫大な金がかかってしまうと。そうすると、それではとても漁業が成り立たない。そうであれば、やはりそれに見合った補助金を出すだとかね、だって保護動物を守らなければならないという国の方針があるわけでしょう。国は勝手にと言ったら変だけれども、そうやって決めておきながら、漁業被害には目をつぶるということにはならないと思うんですよ。ですから、そういう対策をきちんと講じていただくということがやっぱり大事だと思うんですね。それで、一定の捕獲をして、アザラシがどういう動きをするのか、あるいはどういう食物の取り方をしていくのか、そういう研究のために、大学の方で研究をしようということのようでありますけれども、これはやっぱりもっともっと広げて、道や国が本腰を入れてその対策をとっていくということにしていかないと、この問題は解決しないのではないのかな。そして、もし間違って一方的な捕獲等に動き出したときには、今度は自然保護団体等から非常な反発を食ってしまうということにならないような対策をしっかりとっていただかなければ私は困ると思うんです。そういうことに対して、厚岸町としてどう取り組んでいくのか、もう少し明確な答弁をしていただきたいというふうにお願いをいたします。
答弁 税財政課長 佐藤(税財政課長は2009年9月まで)
まず、定率減税の方からご答弁申し上げます。議員ご指摘のとおり、周知徹底することを当然やらなければなりませんし、できるだけ漏れのないような方法を考えてやりたいと思います。具体的には、10%の課税になった今年度通知書を送った方については、それなりの通知をするですとか、そういう方法をとって、絶対的に不利益にならないような方法を考えてまいりたいと思っておりますので、ご理解賜りたいと思います。
答弁 産業振興課長 大崎(産業振興課長は2009年9月まで)
ただいまのお尋ねであります。厚岸として、このアザラシ対策について、今後どう取り組んでいくかという内容であります。実は、平成15年から17年までの間につきまして、調査を実施しまして、アザラシが頭数がふえているにもかかわらず、国は現在、具体的な対応といいますか、そういった保護管理計画、そういったものがまだ示されていない状況にございます。それで、厚岸町といたしましても、生息調査といいますか、そういったことの必要性について、今後、要望してまいりますけれども、この生息調査の継続の必要性、これについては、今後とも国が責任を持って、研究者あるいは研究機関、そういったところが各種調査を継続をして、アザラシの保護管理をして、保護管理計画を立てていく。それで、適正な生息数をつかんでいくというようなことに結びついていくのではないかというふうに思います。議員ご指摘のとおり、非常にデリケートな問題も控えております。それで、これらについても、一方的にならないように、今現在のところは、漁業者が一方的なことで被害を受けているというような状況もありますけれども、これらについては慎重に対応してまいりたいというふうに思ってございます。それから、あと議員ご提案の漁具あるいは漁法、これらにつきましても、今後、漁業協同組合あるいは漁業者、そういった方々と協議をしながら、これらについて、町としてどのようなことができるのかも含めまして検討してまいりたいというふうに考えてございますので、ご理解いただきたいと思っています。